魔法科高校の剣聖    作:非日常

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閑話ですが、内容としては本編に強く絡ませるつもりです。


閑話 帰り道

入学2日目にして校門前での波乱も収まり、俊道は達也達と共に駅まで歩いていた。第一校生が使用する駅はずばり「第一高校前」であり、駅から校門まで一本道のため、駅で一緒の電車に乗って帰ることは、電車の形態が変わったため無くなったが、この道で友達と話しながら帰ることは、頻繁に起きていた。そんな俊道達の道中での話し合いはこうだ。

「....じゃあ、深雪さんのCADを調整しているのは達也さんなんですか?」

「えぇ。お兄様にお任せするのが、1番安心ですから。」

ほのかの質問に対して我が事のように得意げに、深雪は語る。すると達也は、

「少しアレンジしているだけなんだけどね。深雪の処理能力は高いから、CADのメンテナンスにそんな手間は掛からない。」「でもそれってデバイスのOSを理解するための知識がいるよね?やっぱりすごいじゃん。」と達也の後ろから、軽い口調で言う俊道。

「CADの基礎システムにアクセスするスキルもないといけないしなぁ。」「あたしのホウキも見てほしいわね。」「あっならついでに私のも」とレオ、エリカ、俊道は言う。

「けどトシさんはCAD無くても強いでしょ?」と雫が言う。「あぁ〜確かにさっきの奴のCADも素手ではたき落としてたしな。あれどうなってんだ?」レオも疑問に思う。さらにエリカは、「さすが、『剣聖』ね。体捌きが人外染みてるわ。」と少しだけ意地悪に言う。

「えっ!トシってあの『剣聖』なのか。」「「『剣聖』?」」と、レオは驚き、美月とほのかは疑問形になる。「あれ?ほのか知らないの?トシさんはあの佐渡侵攻を生き抜いて一騎当千の活躍をした『剣聖』なんだよ。」雫は少し興奮しながら説明する。

すると俊道は、「あれは、私に偶々剣の才能があっただけだ。私が白髪の髪になれるようになったのもあの日からだしね。」とジンの存在を隠すために、嘘を吐く。

実際に剣の才能の自体はあるため、この嘘は必ずまかり通るはずだった。しかし、達也の目は誤魔化せない。

(トシの瞬きの回数が一気に増えた。さっきまではこんな様子は一切無かったが、『剣聖』と言う単語が出てから瞬きの回数が増え始めている。どうやら何か裏がありそうだ。)しかし、達也はまだ何も言わない。

 

ジンは達也の様子を視て考えていた。

(どうやら、俊道のクセがバレたみたいだ。まぁこれもいい機会だ。俊道の危機管理能力はズレてるから、それを正すには絶好の機会だし、最悪僕がどうにかすれば良い。)

これは事実であり、この精神世界でジンは既に前世の力を否、それ以上の力を手に入れていた。佐渡侵攻の時とは違い本当の意味で、真の力を使えるようになっている。そんなジンは仮に、達也が全ての力を使ったとしても、勝つことはできず、一方的に斬り伏せられるだろう。

そんな両者の駆け引きが始まっている最中、エリカは突然言う。「トシ君、あんた今度ウチの道場に来なさいよ。」「エリカどうしたの?大事な挨拶でもするつもり?」と雫が対抗心を燃やして言う。「な、な訳ないでしょう!『剣聖』って聞いてたら、戦いたくなるのは、同じ剣士として当たり前でしょう。」エリカは雫の圧に押されて、焦った様子で言う。一方全てを知っているほのかと全てをなんとなく察した美月は、

(雫ってば、トシさんもそうだけど、早く告白しないから強力なライバル発生ね。私も頑張るから雫も一緒に頑張ろうね!)

(なるほど。雫さんはトシさんの事が好きなんですね。しかも、トシさんも雫さんの事が好きそうです。エリカちゃんはまだ分からないけど、少なくとも好意は、ある程度持っていそうです。)とそれぞれ考えており、どうやらその眼はプシオンだけでなく、人の恋路すら視る事ができるみたいだ。ほのかはうん、基本的に原作通りの結果にする予定だから、とりあえずドンマイキラッとまぁこんな話は置いといて、俊道達は駅に着き、それぞれ解散した。




俊道は最終的にエリカの家の道場に行くことになりましたが、その話はまた別で書かせていただきます。基本的に原作通りに進んでいくので、ほのかのように残念な結果になる場合でも、そのままにします。救済なんてありません()
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