前回のあらすじ
不穏の始まり
私は学校にて、机に突っ伏して寝ていた。
遊海「Zzz…Zzz…」
寝ている私に近づく影が複数…
「あ、遊海…また寝てる。」
美緒「ほれほれ~望殿~王子様が眠り姫を起こす時でござるよ。」
望「ちょ、美緒そういうのじゃないから…」
紫「いやでも望、お前結構分かりやすいぞ。」
望「え、えぇ!?」
美緒と紫にからかわれているのは西希 望。
私と美緒の幼馴染だ。
遊海「んにゃ…あれ…みんな…?」
望「あ、起きた。」
美緒「遊海たん、あのまま寝てたら拙者の闇に呑まれていたでござるよ。」
遊海「んえぇ…?」
紫「美緒、寝起きにそんなこと言われても遊海困惑するだろ。」
美緒「フッ、一般人には理解が追い付かないでござるか。」
紫「オッケー表出ろ。」
紫が美緒を追いかけまわしていると、ある噂話が聞こえてくる。
「ねぇ聞いた?ナンバーズカードを持ってた2年生の先輩、デュエルに負けて病院送りにされたらしいよ。」
「えぇ…デュエルなのに病院送りにされるの?」
「なんでもダメージを受けるとデュエリストの方も傷を負ってしまうデュエルだとか…」
「何それ怖い…」
ずいぶんと物騒な噂が出回っているようだ。
だがそうまでしてナンバーズカードが欲しい人は何者なのだろうか…
望「すごい…物騒な話だね。」
遊海「うん。望も気を付けなよ?ナンバーズカード持ってるんだし。」
望「わ、分かったよ。」
そして昼休み、私は購買にお菓子を買いに行くと学園内の注目デュエリストのデュエル映像がモニターに映し出されている。
遊海「なんていうか…この学園の上位層って学生か怪しい人が多いんだよね…人生何周もしてそうな人ばかり…」
私がぼんやりとしていると私のカードの精霊、スナッチ―が強く反応する。
遊海「『スナッチ―』…どうかしたの?」
スナッチ―に手を引かれるまま向かうと、そこでは望と金髪の少女がデュエルしていた。
遊海「望!…ともう1人のは誰だろう?」
私は身を隠して2人のデュエルを見ることにした。
「先攻は私が貰います。私は手札からカードを3枚セットしてターンを終了します。」
LP:8000
手札2枚
フィールド:伏せ3
墓地0枚
望「僕のターン、ドロー。僕はデッキから『ドドドドワーフGG』を墓地に送って手札から『ドドドドウォリアー』を特殊召喚するよ。さらに墓地の『ドドドドワーフ』を特殊召喚。僕はレベル4になっている『ドドドドウォリアー』と『ドドドドワーフ』でオーバーレイ・ネットワークを構築!その剣に希望を乗せて天を翔けよ!混沌を光に変える使者『No.39希望皇ホープ』!!」
遊海「出た…望のナンバーズカード…!」
「出てきましたね…ナンバーズ…!」
望「3枚の伏せカードが怖いけど…何もしないことには変わらないよね。永続魔法『ガガガ・ホープ・タクティクス』を発動してからバトルフェイズ、『ホープ』で直接攻撃!ホープ剣スラッシュ!」
「その攻撃宣言時に速攻魔法発動!『報復の隠し歯』!効果で私の他の伏せカード2枚を破壊して攻撃を無効にします!」
望「やっぱり伏せカードがあったのか…」
「さらに破壊されたカードの中にモンスターカードがあったのでその守備力以下の攻撃力を持つモンスターを全て破壊できましたがそちらは特に意味がありません。意味があるのは破壊されたカード、『アーティファクトーモラルタ』と『アーティファクトーカドケウス』です。」
望「『アーティファクト』…!?」
「この2枚は魔法&罠カードゾーンにセットすることができ、破壊されたときに特殊召喚することができます。『カドケウス』の効果で相手ターン中に『アーティファクト』が特殊召喚されると1ドロー。合計2枚ドローします。さらに『モラルタ』の効果で『ホープ』を破壊します。」
望「『ガガガ・ホープ・タクティクス』の効果で『ホープ』は効果では破壊されず、効果の対象にならないよ。」
「ッ!?そうでしたか…」
望「僕はこれでターンエンド。」
望
LP:8000
手札4枚
フィールド:ホープ、ガガガ・ホープ・タクティクス
墓地0枚
「では私のターン、ドロー。私は手札の『K9-66a号ヨクル』と『K9-00号ルプス』を見せて『ヨクル』の効果発動。『ヨクル』と『ルプス』を特殊召喚します。」
望「『K9』!?」
「はい。私のデッキは『アーティファクト』と『K9』です。別々で使うこともありますが、必要とあらば混ぜ合わせることもします。私はまず『カドケウス』と『モラルタ』でオーバーレイ・ネットワークを構築!不滅なる破壊剣よ、今こそ目覚め、目の前の敵を両断せよ。エクシーズ召喚『アーティファクトーデュランダル』。」
遊海「あれが…あの娘のエクシーズ…」
「さらに重ねて『ヨクル』と『ルプス』でオーバーレイ・ネットワークを構築!本能を開放し、敵を喰らえ。『K9-00号“Hound”』!」
望「2体目のエクシーズモンスター…ッ!」
「カードを1枚セットしてバトルフェイズ、『“Hound”』で『ホープ』に攻撃。ヘルブレイク!」
望「『ホープ』の効果発動!エクシーズ素材を1つ取り除いてその攻撃を無効にする!」
「相手の効果が発動した時『デュランダル』と『“Hound”』の効果。『“Hound”』の効果で攻撃力を500アップさせます。続いて『デュランダル』の効果。エクシーズ素材を1つ取り除いて『ホープ』の効果を「相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」となります。」
望「ッ…なら、その伏せカードを選ぶよ。」
「破壊されたカードは『やぶ蛇』。効果でEXデッキから『カオス・アンヘルー混沌の双翼ー』を特殊召喚します。『カオス・アンヘル』の効果で『ガガガ・ホープ・タクティクス』を除外します。そして、攻撃力3000となった『“Hound”』との戦闘に負けて破壊されます。」
望「クゥゥ…!」LP8000→7500
「さらに『デュランダル』で直接攻撃。撃滅斬!」
望「グゥゥ…!」LP7500→4100
「そして『カオス・アンヘル』で直接攻撃。アンヘルテイカー!」
望「ウワァァァ!」LP4100→3600
「私はこれでターンエンドです。」
LP:8000
手札2枚
フィールド:デュランダル、“Hound”、カオス・アンヘル
墓地3枚
望「僕のターン、ドロー…」
私は絶対絶望的状況に望の身を案じる。
遊海「望…」
望「僕はまず『ZSー昇華賢者』を特殊召喚。『ズバババナイト』を召喚。その効果でデッキから『ズバババンチョーGC』を手札に加えてレベルが同じになる。そのまま『ズバババンチョー』を特殊召喚。さらに『オノマトカゲ』を特殊召喚するよ。」
「一気に展開していきますね…」
望「まずは『ズバババナイト』と『ズバババンチョー』でオーバーレイ・ネットワークを構築!再びエクシーズ召喚。『希望皇ホープ』!」
「またホープですか…」
望「さらに手札の『ZW-天馬双翼剣』を『ホープ』に装備させる。続いて『昇華賢者』と『オノマトカゲ』でオーバーレイ・ネットワークを構築!二重の希望を剣に乗せて光と共に光来せよ。『№39希望皇ホープ・ダブル』!」
遊海「『ホープ・ダブル』ってことはもしかして…!」
望「まずは『ホープ・ダブル』の効果発動!エクシーズ素材を1つ取り除いてデッキから『ダブル・アップ・チャンス』を手札に加えて『ホープ・ダブル』以外の『希望皇ホープ』モンスターをエクシーズ召喚扱いで『ホープ・ダブル』に重ねて召喚する!希望を乗せた大翼で空を超え、宇宙を翔けろ!希望の超皇!『№99希望皇ホープ・ドラグナー』
!このターン、『ホープ・ドラグナー』の攻撃力は倍になる。」
「…来ますか。」
望「うん、行くよ。バトルフェイズ!攻撃力が6000になった『ホープ・ドラグナー』で『デュランダル』を攻撃する時『希望皇ホープ』の効果発動。エクシーズ素材を1つ取り除いてその攻撃を無効にする。そして攻撃が無効になった時、『ダブル・アップ・チャンス』発動!『ホープ・ドラグナー』の攻撃力を倍にしてもう一度攻撃できるようにする!」
「つまりその攻撃力は…12000ッ!?」
望「『ホープ・ドラグナー』で『デュランダル』を攻撃!ドラグナー剣スラッシュ!」
「キャアァァァァァァ!!」LP8000→0
こうしてデュエルは望の大逆転勝利で終わった。