ブルーアーカイブ二次創作短編集(健全版)   作:ダルメシアン0426

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注意!

・先生が変態で鬼畜です
・マリーが最後らへんキャラ崩壊してます
・作者は亀甲縛りに詳しい訳じゃ無いし興味も無いです


マリーと秘密の緊縛プレイ(仮)

「私も縛ってくれマリー!」

 

 会うなり頭を下げて開口一番にそうお願いしてくる先生。

 

「え!? せ、先生!?」

 

 ど、どういうことでしょうか!?

 あ、頭が混乱して状況が読み込めません!

 

「え? いやだってヒナタを縛ったって聞いたから」

 

 きょとんとした顔した先生。

 た、確かにシスターヒナタを縛りましたが、あれは!

 

「せ、先生……? あの、それはですね……」

 

 経緯を説明します。

 ですが、納得した様子は見られず……不満気な顔している先生。

 

「……ふーん。でもさ……縛るの上手なんでしょ?」

 

 拗ねたように口を尖らせる先生。

 

「だから、私を縛ってマリー!」

 

「えっ……えぇええええ!?」

「そ、そんな! 先生を縛るだなんて!」

 

「そこをなんとか! 頼むよ、マリー! こんなこと、君にしか頼めないんだ!」

 

 流れるように土下座をして叫ぶ先生。

 ぁぅぅ……ど、どうすれば!?

 どうすれば良いか分からずあわあわ戸惑う私に。

 

「だめ……かな?」

 

 そう顔を上げて濡れた子犬のような瞳で私を見上げる先生。

 うぅ……そんな瞳で見ないでください!?

 それに……わ、私にしか頼めないだなんて言われても!?

 

「わ、わかりましたから!」

 

 つい、そう言ってしまいました。

 だって先生にあんなに頼まれたら誰だってそうするはずです!

 言い訳。

 そう、言い訳です。ただただ、先生に頼られるのが嬉しかったのです。

 だから私は──。

 

「こんな所をシスターフッドの皆さんに見られたらなんて言われるかわからないので立ってこちらへ!」

 

 手を差し伸べて先生の手を掴みそのまま人気の居ない懺悔室へと。

 先生は私が手を掴んだ時から期待に満ちた顔で微笑んでいました。

 

 扉を閉じて、二人きりの空間に。

 先生と二人きり。

 な、なんだか……は、恥ずかしくなってきましたね……!

 バクバク、と音を立てる心臓。

 軽く乱れる呼吸。

 赤くなる頬。

 こ、これは……い、いけませんね……!

 すぅ~……はぁ〜……。

 深呼吸をして気持ちを落ち着けます。

 

「あの……先生?」

 

「ん?なにかな?」

 

「……どうして縛って欲しいのですか?」

 

 ずっと疑問に思っていたことを問いかけます。

「えーと……それはね……」

 

 言い淀みながらもぽつぽつと事情を話してくれました。

 

 ─曰く、縛る人の気持ちを知りたかった。

 ─曰く、縛られるのって気持ち良いよね。

 ─曰く、シスターに縛られるのってなんか背徳的だよね。

 ──────────。

 

 せ、先生!?

 縛られて気持ち良くなるだなんて変ですよ!?

 そ、それに縛る人の気持ちを知りたいだなんて言われても!?

 

「ああ、でも……マリーの困惑する顔が見たかった」

「困ったような顔をしてるマリーも可愛いから」

 

 先生はさらっと何でもないようにそんなことを言います。

 

 あ……うぅ……。

 可愛いだなんて……!

 も、もう先生ったら……!

 また顔が熱くなってきてしまいました。

 

 ご、ごほん……。

 一度、咳払いをして気持ちを落ち着けます。

 

「そ、そんなに縛って欲しいのですか……?」

 

「もちろん!」

 

 堂々たる笑みで深く頷く先生。

 期待に眼を輝かせて。

 

「ぅっ……わ、わかりました。」

 

 その瞳に弱い私は──。

 結局、先生のお願いを断りきれずに縛ることを了承してしまいました。

 あぁ……主よ、お赦しを…………。

 心の中で懺悔をしました。

 

「じゃあ、マリー。お願いね?」

 

 その言葉とともに縄を渡されました。

 

「……あの、先生? どう縛れば良いのでしょうか?」

 

「ヒナタと同j──いや、き……う……りも捨てがたいな……」

 

 途中から俯いて声が小さくなってしまい聴き取れませんでした。

 なので、最初の方に聴こえたヒナタさんと同じ縛り方で良いのか聞きました。

 

「えぇと、ヒナタさんと同じで良いのでしょうか?」

 

そうすると先生は顔をバッと上げてこう言ったのです。

 

「亀甲縛りで!」

 

 はい?

 亀甲縛り? とは一体どんな縛り方何でしょうか……わかりませんね……。頭に疑問符が浮かんでは増えて浮かんでは増えて──。

 先生はそんな私を見て何かを察したようでした。

 徐ろに懐から本──いえ、辞書? を取り出しました。そしてその辞書を私に手渡しました。そこに大きく書かれたタイトルは──『縛り方大全』、そう書かれていました。

 

「!? えっ、あの、そのっ! こ、これはっ!?」

 

「ふっ……紳士淑女御用達の本さ」

 

 キリッとした顔で先生はそう言いました。

 本能が『違う』と言っている気がしますが……先生の仰る事ですし……。きっと、そう、なんですよね……?

 

「そ、そうなんですね……」

 

 そうだよ。と自信満々な先生。

 

「ほら、見てマリー。この本の80ページ目から縛り方が載ってるでしょ? だから、お願いね?」

 

 そこにはこう書かれていました。

 

 概要:首から股間に掛けた縄にいくつかの結び目を作り、体の側面から回した縄をお腹側の一つの輪っかに2回通して”六角形”を形成するようにする縛り方。

 やり方:まずは縄を半分に折って二重にします。八の字結びをしていくつか結び目を作ります。結び目と結び目の間に出来る輪が完成時に亀甲模様になります。よく分からなければ、別に玉結びでも問題ありません。縄の端を下から回して、先端の輪に通します。先端の輪を首にかけます。2本の縄をそれぞれ左右から表面に回します。表に回した縄を輪に通し、引き締めて輪を広げます。縄を裏面に回して交差させ、再び表面に回します。縄を再び輪に通します。これで六角形の模様が出来ます。きれいな六角形にならなかったときは縄を通す位置やテンションを調節して整えて下さい。後はこの繰り返しです。

 

 解説図付きだから分かりやすいでしょ? と笑う先生の声が聞こえたような気がしますが……これを私が先生に……?

 

 えぇええええ!?

 う、嘘ですよね!? こ、こんな不埒なっ……!?

 縋るように先生を仰ぎ見ました。

 ──ああ、なんて期待に満ちた目なんでしょうか。そんな目をされたら嫌とは言えないですね……。い、いえ、ちゃんとするつもりでしたが……お、思っていた以上になんというか、その……うぅ……。

 

「で、では、その……失礼します!」

 

「うん、お願いねマリー」

 

 期待に満ちた目をしているけれど自然体な先生。

 意を決して縄を手に取り先生に近付き、そしてゆっくりと縄を先生へ──。

 

 あれからどれくらい時間が経ったのでしょうか。数分? いえ、数十分? それとも、数時間? 時間の感覚が有耶無耶になるほどでした。

 しゅるっ……ぎゅっ……ぐっ……。縄と服が擦れ、食い込むような音。

 『はぁ……ふぅ、はぁ……んっ……』というどこか官能的なお互いの息遣い。もしかして、この状況に私も興奮、しているのでしょうか?

 意識したらなんだか変な感覚が……。い、いえっ! 先生を縛って興奮するだなんて!? ですが……先生の恍惚としたお顔を見てるとやっぱりなんだか変な感じがしますね。

 (私、変になってしまったんでしょうか……)

 

「ん……こう、でしょうか……」

 

 変な感覚を覚えながらなんとか最後までやり遂げました!

 その瞬間──。

 

「んほぉお! これこれぇ! この感覚ぅ! さいっこう!」

 

 恍惚としたお顔で雄叫びを上げる先生。

 や、やっぱり変な感覚がしますね……。

 

「ありがとうね! マリー! やっぱりマリーは縛るの上手だね、頼んで正解だったよ!」

 

 それじゃあね! そう手を上げて颯爽と去って行っていく先生。

 

「えっ!? あ、せ、先生!? ま、待って下さ──!」

 

 私が声を上げた時には既に遅く先生の姿は遠くの方へと──そして数瞬の後に見えなくなってしまいました。

 

「……先生」

 

 ど、どうしましょう!? 先生が! 先生が亀甲縛りのままどこかへ行ってしまいました!?

 ふぅ……お、落ち着くのです、マリー。

 そ、そうだ、モモトークで連絡を──! 既読が付きません!?

 い、祈りましょう……先生ならきっと大丈夫です……よね……?




2023年2月14日

公式4コマの概念から生まれたマリーのSSです。



2026/10/12追記:確か、R18で書こうとしていたはずなんだけどどうしてこうなった⋯⋯。しかも世間一般がバレンタインデーだと言うのに何を書いて投稿してたんだこいつ⋯⋯。でも読み返してくすっときちゃったのである意味傑作だな。
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