【ブルアカ】先生〜、ちゃんとお仕事してください!   作:秘密のメンチカツ

3 / 3
フウカ

【アロナの日報】

 

先生、今日はゲヘナ学園に出張に行くそうです。

 

 

ゲヘナの職員室。

 

早く愛しのヒナに会いたい!という下心エンジンを全開にした先生は、驚異的な集中力で積み上がった書類仕事をパパッと秒速で片付けてしまいます。

 

アコ 「えっ、も、もう終わったのですか……!?」

 

先生(爽やかな天然スマイル)「ははは! さて、仕事も終わったし、せっかくだからゲヘナの食堂でご飯を食べて帰ろうかな!⭐︎」

 

 

給食部が腕を振るうゲヘナの巨大食堂へと足を運んだ先生。しかしそこは自由と混沌の学園・ゲヘナ。治安が世紀末!

 

巨大な肉を骨ごとワイルドにかぶりつき、テーブルに肉汁を撒き散らす生徒さんたち!

 

「辛さが足りねぇーッ!」テーブルの上で唐辛子爆弾を爆発させる生徒!

 

ラーメンのスープの飲み干し方を巡って銃撃戦を始める不良生徒!

 

ギャハハハハハ!!!ヒヒヒヒ!!

ガッシャーーーーン!!!

 

先生(トレイを持って引き気味)「う、う~ん……みんな豪快だなぁ……(食い方が汚すぎて全然落ち着かない……)」

 

さらに「あのシャーレの先生が一人で食堂にいるぞ!」と気づいた周囲のゲヘナ生たちの熱視線とガヤガヤとした注目の的になるのでした。

先生はまったく落ち着いて食事ができません!

 

困り果てて隅の席で縮こまっていた先生のもとへ、エプロン姿の愛清フウカさんがお玉を持って駆け寄ってきます!

 

フウカ「せ、先生!? なんでこんなガヤガヤした食堂にいるんですか!? うちの生徒なんて食事のマナーゼロなんだから、絶対落ち着かないでしょ!こっち来て!」

 

フウカさんの手によって、先生は給食部の「関係者専用・特別個室」へと避難させられました。

 

 

 

個室の静かな空間。

フウカさんが申し訳なさそうにお茶と特製定食を出してくれます。

 

フウカ 「もう……先生が来るなら事前に言ってくれればよかったのに。一般のメニューじゃなくて、私が先生のために作った『特製まかない定食』食べてください! 胃に優しくて、栄養満点です!……♡」

 

テーブルに並べられたのは……ふっくらツヤツヤの炊き立て白米。出汁が限界まで染み込んだ自家製角煮&プルプル温泉卵。

 

 

先生「こっ…………これは!!!!」(一口食べて目が輝く)

 

先生「〜〜〜〜〜ッ!!う、うまい!! 美味しすぎるよフウカたん……じゃなくてフウカちゃん! ゲヘナの騒がしさが吹き飛ぶくらい優しい味だ……っ!」

 

フウカ「い、今、フウカたんって言掛けませんでした///!?もうっ……! 美味しいなら良かったですけど……そんなに美味しそうに食べてくれたら、私……毎日先生のお弁当作りたくなっちゃうじゃないですか……」(照)

 

ですが、そんな憩いの時間も束の間。

フウカさんのお部屋で先生が極上まかないを食べているという情報が、風紀委員会と救急医学部に即座に伝達していました!

 

バァン!

 

アコ 「はぁ……はぁ……先生!! 私を置いて給食部でフウカさんと二人きりで何をしているのですか!? 私だって先生とお昼ご飯を食べたくて、わざわざお弁当を用意していたのに!!」

 

セナ 「先生。食堂の劣悪な衛生環境で食事をするのは危険です。私の膝の上で、直接栄養点滴を投与されることを推奨します」

 

ヒナ「……先生。仕事が終わったなら……私にも教えてくれればよかったのに。……それ一口ちょうだい」(あーん)

 

先生(アコに弁当を詰め込まれ、セナに点滴を打たれヒナにあーんしつつ、フウカの煮物をほお張りながら)「ぐ、ぐはっ……!可愛い生徒たちに囲まれて嬉しいけど……やっぱりゲヘナでの食事は命懸けだーーーーッ!?」もぐもぐ

 

 

ゲヘナに来た結果、結局すべての美女生徒に囲まれて胃袋とキャパシティが爆発してしまう天然先生なのでした!めでたし!?

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。