ソニックアドベンチャー〜dark Dragon Legacy〜 作:誰だ?
ACT1知らざる腕輪
「いいですか神竜。これより王城へと向かいます」
初めにやってきたのはフィレネ王国。
美しい花々があたり一面に咲きほこっているのは変わらないみたいだが・・・
「・・・空気が澱んでるな」
「確かに。こんな雰囲気じゃせっかく綺麗に咲いている花も台無しだぜ・・・」
やっぱ神竜の死はこの世界を大きく変えてしまったらしい。
「目的は、王城が所持する『熱き猛将の指輪』。敵よりも際に7つの腕輪を集め、世界を救わなければなりません」
「そう簡単に渡してくれるもんかなぁ・・・?」
「なかなか厳しいかもね・・・フィレネの民って、気象が荒いから」
「え?平和好きの連中じゃなかったのか?」
ファルコの言っているように確かにフィレネはそこまで戦いは好まないとこだったはず・・・それじゃおかしいな。
「神竜様のいた世界だとそうだったの?こっちではすごく好戦的だよ。王族は特にね」
味方だった頃は頼もしかったが、神竜が死んでからは元々邪竜嫌いであったためにリトスにまで来なくなったそう。
全く、せめて墓参りでもしに来たらいいじゃんか・・・・そこまで邪竜が嫌いなのか?
んでもって、今はイヴ女王が亡き人なのでアルフレッド王子が即位しているようだ。
・・・好戦的って言ってたけど、まさかあんなおっとり系の人がヤンキーみたいになったとかじゃねぇよな・・・?
「・・・!気をつけろ、誰か近づいてくる・・・!!」
すると、フォックスのバイザーの生体反応レーダーに何か引っかかったらしい。
「新手か!!でも一人だけらしいな。よし、ここで返り討ちに・・・」
「・・・ちょっと待ちなさい。一人こちらにやってくる?・・・武器は構えなくて結構です。どうやら来たようですね」
「誰だ?・・・ひょっとしたこの前言ってた偵察の・・・?」
「エル様、イル様っ!!」
「「「・・・・・・いっ!?」」」
3人揃って声を上げる。
あ、ああ、あいつは・・・・ま、まさか!?
「お待ちしていました。長旅お疲れ様です」
・・・セピアじゃねーーーか!?
この野郎がエルたちの仲間だと!?
・・・正直言って会いたくはなかったなぁ・・・・色々ひどい目にあったからな・・・
「来ましたか、『セレスティア』」
うん?名前が違う?
「あなたもご苦労様です。偵察任務、骨が折れたでしょう」
「私にかかかれば軽いものですわ、エル様」
・・・なんか違う。俺の知ってるやつと全然違う。
すっごく和やかでフレンドリーな感じがするわ・・・別世界ってここまで違うもんなのか?
「あら?こちらの方は・・・え、まさか・・・!?神竜・・・ソウヤ様・・・!?」
あ、この人も勘違い勃発してるわ。
「あのね、俺はだな・・・」
「ううっ、嬉しいです・・・っ!!神竜様ーっ!!生き返られたのですね!いいえ・・・もとより死んでなどいらっしゃらなかったのですね!そうです、考えればわかることですわ。あなた様がソンブルになど負けるはずが・・・」
セレスティアは手を握ってブンブン振ってくる。
・・・・まずい、どうしよ、言い返せん・・・・・
ちらっとみんなの方を見てみると・・・
(・・・・悪い蒼也)
(俺じゃどーにもならん)
(・・・)
目を背けないで!?余計に気まずいんだが!?
「セレスティア、聞いて!この方は・・・・」
あ、フォローをありがとうイル。助かったぜ。さっき無視してくれたエルとは大違いだなぁ・・・
「・・・・」ゴゴゴゴ・・・・
・・・なんか後ろから変な威圧を感じたのは気のせいということにしておこう・・・うん、そうしよ(逃避)。
まぁイルがなんとか説明してくれて助かったぜ。相手も納得してくれたことだし。
・・・で本題に戻るが、どうやらフィレネはブロディアへの侵攻を企てていて、それを発案したのはなんとセリーヌ王女らしい。まじか、あんな可愛い見た目でやろうとしていることヤベェじゃねーか。こっわ・・・
そして今はまだその発案を実行するか取り決め中らしい。
「・・・・おい、一つ気になったことがあるんだが・・・・なんで王城の方で兵士たちが活発に動き回ってんだ?」
するとファルコが口を開いた。
「何?どう言うことだ?」
「ここについてから異様に城の方の兵士たちが動き回ってやがる。まるで何か探しているみてぇだ。何か知らねぇか?」
「・・・思い出しましたわ!!つい先日『竜騎士の腕輪』が消えたのです!」
「・・・なんだそりゃ?」
竜騎士の腕輪??腕輪は1カ国に一つじゃなかったのか?
「・・・実はまだ言ってなかったんだけど、腕輪には紋章士が宿っているのとは違って、『レジェンドリング』と呼ばれるある兵器を形を腕輪状にして封印しているものがあるんだ。すごい力を持っているから、大昔にこの大陸に住んでいた人たちが場所を明らかにせずその腕輪に兵器を封印して隠していたらしいんだけど・・・・」
「どうやらフィレネの王族がそれを見つけてしまったようですね。このままその封印を解かれるとブロディア侵攻が早まる可能性が高まる危険性がある・・・この際どちらも奪いましょう」
なんだかすごいことになってきたな。この先大丈夫か?
「・・・・・カービィ!!さっさとそれをワシによこすゾイ!!」
「いーやーだ!!これあのお城から盗んできたんでしょ!?返さないとダメじゃん!!」
・・・あれ?この声は・・・・
声がした方を向くと、頭に何か輪っかを乗せて花畑を走り回っているピンクボールとハンマーを持ったペンギンが・・・・ってあいつらは!?
「『カービィ』・・・・と『デデデ』!?なんでお前らが!?」
「・・・あれ、蒼也じゃん!!久しぶり・・・って危ないっ!!」
「にがさんゾーーーイ!!!」
カービィが俺を飛び越えるとその後ろからデデデがハンマー片手に飛びかかってくる!?
・・・ヒョイッ←かがんで飛びかかりを避けた音
「なっ!?・・・・・デゥワァァァァァイ!?!?!?」
・・・ドンガラガッシャーーン!!!!
「・・・え〜っと・・・・神竜様ってこの二人を知ってるの?」
「ああ、こいつらはな・・・」
・・・何かめんどくせえことになりそうだ。
続く
前作読んでくれた人!
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