今回でパスパレvsRoselia終了です!!
さーてとどっちが勝つんだろ……()
そんな前振りは置いておいて決着篇どうぞ…!!
若宮イヴ LP:4000 手札:2枚
<若宮イヴのフィールド>
極神皇トール ☆10 ATK3500
極神皇ロキ ☆10 ATK3300
極神聖帝オーディン ☆10 ATK4000
vs
白金燐子 LP:3200 手札:1枚
<白金燐子のフィールド>
ブラック・ローズ・ドラゴン ☆7 ATK2400
伏せ3枚
「倒れても蘇る……これが私の《極神》です!!」
「………」
苦労して倒したはずの3体の《極神》達。
しかし、燐子がターンを終えると同時に再びイヴの場へと舞い戻る光景には燐子も絶句してしまった。
「でも、まだ負けてない……」
「……では、このターンで勝負をつけて見せます…!!私のターン!!ドロー!!」
だが、先ほどまでとは違って燐子は目の前の3体を見ても怯むような姿は見せず、まだ勝負が決まっていないと息を巻き、そんな燐子を見たイヴも全力で倒そうとデッキからカードをドローした。
「…………(《メギンギョルズ》ですか……。
そうなるとこのターンに使えるのは《オーディン》でドローした《最後の進軍》だけ……。
墓地から特殊召喚が出来る状況ではないですが、《極神》の復活するためのカードは揃ってますから、ここはリンコさんの防御を掻い潜って攻撃力で真向勝負です…!!)
私はメインフェイズにフィールドの《極神聖帝オーディン》の効果を発動します!!
この効果でこのカードはターン終了時まで魔法・罠カードの効果を受けなくなります!!
『インフルエンス・オブ・ルーン 』…!!」
しかし、イヴがドローしてきたカードはフィールドの直接干渉できるカードではなく、墓地からも展開をすることも出来ず、防御するにしても1枚だけでは心もとない。
その一方で、攻撃力の数値だけでならば今のフィールドは最高の状況であると確信しているイヴはそのまま真っ向勝負を仕掛けていくべく、最低限の対策だけを施してからバトルへと入っていく。
「そしてこのままバトルフェイズです!!
私は《極神聖帝オーディン》でリンコさんの《ブラック・ローズ・ドラゴン》を攻撃します!!
これでリンコさんの《ブラックローズ》を破壊したら私の勝ちです!!」
「私は伏せていた《漆黒の薔薇の開華》を発動します。
このカードはお互いのフィールドと墓地のフィールド魔法の枚数まで自分か相手のフィールドに《ローズトークン》を守備表示で特殊召喚します。
若宮さんの墓地のフィールド魔法が無ければ私の負けですが何枚ありますか?」
イヴは燐子の《ブラック・ローズ・ドラゴン》を攻撃した。
この攻撃がこのまま通れば燐子の場にモンスターがいなくなり、後続が続けばイヴの勝利だが、燐子はここで自身が前のターンにサーチした罠を発動したが、効果の処理に必要なカードが燐子の墓地には存在しない。
こうなるとイヴが最初のターンに使用した《隣の芝刈り》の効果で墓地に送られた20枚の中にあるかどうかと言う不安定極まりないギャンブルカードになっていたが――――――
「……私の墓地には《神縛りの塚》と《極星の輝き》の2枚があります」
「これならトークン2体を私の場に―――」
「ですが、トークンは出させません!!
私は《極神皇ロキ》の効果を発動!!
このカードはバトルフェイズに発動された魔法・罠カードを無効に出来ます!!
リンコさんが発動した《漆黒の薔薇の開華》を無効にして破壊します!!」
「…………」
燐子の賭けは当たっていた。
これならばトークンも壁にして攻撃を受けて次のターンには繋げること自体は出来るはずだったが、その目論見が一瞬で崩れ去り、燐子のフィールド上のモンスターの数は変わらないままだが、フィールドのモンスターに耐性を与えて壁にしようとしていたが、それもイヴに阻まれるも、燐子はまだ諦めていなかった。
「なら…その効果にチェーンして、私は《ブラック・ローズ・ドラゴン》を対象に速攻魔法《禁じられた聖冠》を発動します!!
このカードはターン終了時まで対象にしたモンスターに6つの呪いと恩恵の効果を与えます……
今回はあまり関係ないですが、対象のモンスターは効果が無効化され、攻撃出来なくなり、
リリース出来なくなり、融合・シンクロ・エクシーズ・リンク召喚の素材に出来なくなります。
ですが、後の2つの効果で私の《ブラック・ローズ・ドラゴン》は自身以外のカード効果を受けなくなり、戦闘と効果では破壊されなくなります……!!」
「……特に効果の発動はありませんが、無駄です…!!戦闘で破壊されなくても戦闘ダメージが入ります!!
そして、トールの効果ダメージを受けているリンコさんの残りのライフではこれからの攻撃に耐えられません!!」
イヴの言うようにいくら《ブラック・ローズ・ドラゴン》を壁にしても、今の燐子のライフは全ての戦闘ダメージを受けきれない。
「参ります!!《オーディン》の攻撃!!『ヘヴンズ・ジャッジメント』!!」
「うっ……!!」
白金燐子 LP:3200 → 1600
「続いて、ロキで攻撃!!『ヴァニティバレット』…!!」
「きゃ…!!」
白金燐子 LP:1600 → 700
「《極神皇トール》で《ブラック・ローズ・ドラゴン》を攻撃!!これで終わりです!!『サンダーパイル』―――!!」
破壊されることはないが《ブラック・ローズ・ドラゴン》は攻撃を受け、そのダメージが燐子のライフを削られていき、最後の攻撃で燐子のライフが尽きる。
「私はこのダメージ計算時に最後の伏せカードを発動!!
《禁じられた聖衣》…!!
《トール》を対象にして効果では破壊されず、お互いはそのモンスターを効果の対象にできなくする代わりに、攻撃力を600ダウンさせます!!」
「……(手札の《最後の進軍》はダメージ計算の時には使えない……!!)そのカードの発動に私は何もありません…!!」
「くぅ……っ!!」
白金燐子 LP:700 → 200
「仕留めきれなかった……!!
でも、リンコさんを追い詰めたことには変わりありません!!私はカードを3枚全てセットしてターンエンドです!!」
ライフをほとんど失ったものの、合計1万を越える攻撃力を誇る《極神》達の猛攻を燐子はかろうじて防ぎ切った。
この展開はイヴも予想しておらず、燐子を倒せなかったことに苦虫を噛み潰したかのような表情を浮かべたが、彼女が言うように燐子が追い詰められているのも事実。
「伏せた1枚はさっき手札に加えた効果を無効にするカード……」
《極神》ステータスの数値も苦しいがそれ以上に苦しいのは《ロキ》の効果で墓地から手札に加えられた効果無効が可能な《スヴァリン》の存在。
「そうです……!!私の場には《スヴァリン》の効果無効が控えています!!」
「次の攻撃は防げない……。
アレを何とかしてこのターンで勝たないと……こっちが負けちゃう……」
燐子には次のイヴの攻撃を耐える手段がない。
そうなると確実に見えている《スヴァリン》の妨害と燐子には見えていない2枚のカードを突破してこのターンで勝負を決めなければ負ける。
「私のターン………カードが重い……。負けそうだから……?」
燐子はデッキのカードをドローしようとするも、ドローする指が重くなるような錯覚を感じてしまった。
負けるというプレッシャーを感じたことが原因で、燐子もそれを理解していたが――――――
「みんなの為に負けられない……。ゲームで負けたくない……!!ドロー…!!」
ジャンルは違うもののゲーム好きな燐子の勝利への執着めいた覚悟がそのプレッシャーを振り払って最後のカードをドローした。
「………私はリバースカードを1枚セット。
そして、前のターンに墓地に送った《ガーデン・ローズ・メイデン》の効果を発動します。
墓地からこのカードを除外することをコストにして、墓地の《ローズ・ドラゴン》モンスターを1体特殊召喚します。
私は《レッドローズ・ドラゴン》を特殊召喚…!!」
白金燐子 LP:200 手札:1枚
<白金燐子のフィールド>
ブラック・ローズ・ドラゴン ☆7 ATK2400
レッドローズ・ドラゴン ☆3 ATK1000(チューナー)
伏せ1
「そして、私はレベル7の《ブラック・ローズ・ドラゴン》にレベル3の《レッドローズ・ドラゴン》をチューニング!!」
「燐子さんもレベル10……!?」
「『熱き漆黒の咆哮が世界の全てを包み尽くす。枯れることなき紅蓮の花よ!!頂点で咲き誇れ!!』
シンクロ召喚!!これが私の覚悟です……!!
現れよ!!《ブラッドローズ・ドラゴン》……!!」
白金燐子 LP:200 手札:1枚
<白金燐子のフィールド>
ブラッド・ローズ・ドラゴン ☆10 ATK3200
伏せ1
「レベル10…ですが、《ロキ》の攻撃力に届いていません…!!」
燐子の場には《極神》と同じレベル10のシンクロモンスターが現れたが、イヴの言うように攻撃力は《極神》に僅かに届いていない。
しかし、僅かな攻撃力の差などこのカードの前では無意味でしかなかった。
「シンクロ召喚に成功時に私は《ブラッドローズ・ドラゴン》の効果を発動!!
《ブラッド・ローズ・ドラゴン》はシンクロ召喚時にお互いの墓地のカードを全て除外し、《ブラック・ローズ・ドラゴン》を素材としてシンクロ召喚していた場合、このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊出来ます!!」
「っ!!させません!!《極星宝スヴァリン》を発動!!《ブラッド・ローズ・ドラゴン》の効果を無効にします!!」
「……そのカードに対して私はカードの発動はありません」
燐子の《ブラッド・ローズ・ドラゴン》フィールドと墓地を全て一掃する効果を持ち、その効果の前では攻撃力の差など差したる問題にはなり得ないが、その効果に対してイヴはすぐに効果を無効にする。
これで燐子の場には《極神》の攻撃力を上回る手段が無くなった。
「そして、私はこのターンにドローしてきたカード――――――
《シンクロキャンセル》を発動!!
《ブラッド・ローズ・ドラゴン》をEXデッキに戻して、墓地から素材にした《ブラック・ローズ・ドラゴン》と《レッドローズ・ドラゴン》を特殊召喚…!!」
白金燐子 LP:200 手札:0枚
<白金燐子のフィールド>
ブラック・ローズ・ドラゴン ☆7 ATK2400
レッドローズ・ドラゴン ☆3 ATK1000(チューナー)
伏せ1
「これはさっきと同じ……!!」
「私はもう一度レベル7の《ブラック・ローズ・ドラゴン》にレベル3の《レッドローズ・ドラゴン》をチューニング!!
『熱き漆黒の咆哮が世界の全てを包み尽くす。枯れることなき紅蓮の花よ――――――!!
――――頂点で狂い咲け!!』
シンクロ召喚!!《ブラッドローズ・ドラゴン》!!」
白金燐子 LP:200 手札:0枚
<白金燐子のフィールド>
ブラッド・ローズ・ドラゴン ☆10 ATK3200
伏せ1
妨害を受けたが、それすら燐子は乗り越えた。
「私はシンクロ召喚に成功時に私は《ブラッドローズ・ドラゴン》の効果を発動!!
お互いの墓地のカードを全て除外してからこのカード以外のフィールド上のカードを全て破壊します……!!」
「………(墓地の防御カードは攻撃宣言時にしか使えるのしか残ってない………!!)
何もありません……!!」
「《ブラッド・ローズ・ドラゴン》全てを無に帰せ……『ブラッド・ローズ・レクイエム』!!」
白金燐子 LP:200 手札:0枚
<白金燐子のフィールド>
ブラッド・ローズ・ドラゴン ☆10 ATK3200
vs
若宮イヴ LP:4000 手札:0枚
「流石リンコさんです……!!ですが、さっきカードを伏せたのはミスです!!一緒に破壊されてしましました。
これでリンコさんの場は1枚だけに―――」
《スヴァリン》による妨害を使ったイヴにこれ以上の妨害が残っておらず、自身の場と墓地が全て消え去り、残ったのは燐子の《ブラッド・ローズ・ドラゴン》のみ。
完全に形勢が逆転したが、今のイヴからすれば燐子はカードを破壊するのに自分の手札を巻き込むというミスを犯していた様に見えていた。
だが、これは燐子の戦略だった。
「いえ、間違っていません。
私が伏せていたカードは《
このカードは発動すれば手札か墓地の《ローズ・ドラゴン》を守備表示で特殊召喚出来ますが、私の狙いはこのカードのもう1つの効果です…!!
《薫り貴き薔薇の芽吹き》はセットされた状態で破壊された場合、自分の墓地か除外されている《ブラック・ローズ・ドラゴン》かその名前が記されたモンスターを特殊召喚出来ます!!」
「破壊されたことで効果が……これが狙いで……!?」
「そうです…!!その効果で除外された《ブラック・ローズ・ドラゴン》を特殊召喚します!!」
白金燐子 LP:200 手札:0枚
<白金燐子のフィールド>
ブラッド・ローズ・ドラゴン ☆10 ATK3200
ブラック・ローズ・ドラゴン ☆7 ATK2400
「………ここまでですね」
「バトルフェイズ…!!
《ブラック・ローズ・ドラゴン》でダイレクトアタック!!『ブラック・ローズ・フレア』!!」
「くっ……」
若宮イヴ LP:4000 → 1600
「これでゲームクリアです……!!
《ブラッド・ローズ・ドラゴン》でダイレクトアタック!!
『ブラッド・ローズ・バーニング』…!!」
「お見事……!!ぐっ……」
若宮イヴ LP:1600 → -1600
WIN:白金燐子
プロのキーボーディスト同士の対決。
北欧の巨神達を従えてその威光を振るったイヴを、薔薇の龍に全てを賭けて覚悟を見せた燐子が文字通りに全てを薙ぎ払い勝利を掴んだのだった。
「若宮さん……」
「リンコさん!!対戦、ありがとうございました…!!」
2人が勝負を終えたが、これでパスパレはRoseliaに2連敗して合計3敗。
燐子はリサと自分でパスパレを追い詰めてしまったと罪悪感を憶えそうになってしまうも、完全に後がなくなってしまった状況にもかかわらずイヴはそんな事を気にしていないかのように爽やかに燐子に礼を述べていた。
「えっ……いえ……こちらこそありがとうございました……」
「リンコさん?勝ったのに浮かない顔をして…どうしたんですか?」
「その……パスパレからRoseliaが2曲も奪ってしまった形になってしまったので…その……」
「そうですね。パスパレはRoseliaに2回も負けてしまいました」
流石にこれには燐子も戸惑ったのか、反応が遅れてしまったものの何とか返事を返したものの、表情にその戸惑いが出てしまっていたのか表情について指摘されてしまう。
その指摘に対して燐子は申し訳なさそうな表情で自身の思っていた事を口にすると、イヴはすんなりと彼女の言った言葉に同意を示すと、燐子は居心地の悪そうな表情を浮かべてしまっていた。
「悔しい気持ちもありますが、これも勝負をした結果です」
「ですが……」
「勝負事は時の運も絡みますから、リンコさんが気に病む必要はありません。
それにこれは正々堂々の勝負です。だったら勝敗を受け入れて次に進むしかありません!!」
「そうですね……」
「これでパスパレは背水の陣です!!むしろ負けられない気持ちがみなぎってきました!!」
負けた方のイヴが勝った燐子に勝負事の心得を説き、次のまだ見ぬ勝負に熱を上げる奇妙な状況になっていたものの、その言葉を聞いた燐子はどこか吹っ切れたような表情へと変わっていた。
「えっ………?」
しかし、燐子が目の前に広がっていた光景に思わず声を漏らしてしまった。
「さっき若宮さんが出してたカード…ですよね……?カード置いてないのに何で出て……それになんで小っちゃくなって……?」
燐子の目の前では先ほど対峙していた3体の《極神》がイヴの顔を同程度の大きさで浮かび上がっていた。
それもおかしいが、それ以上におかしいのがイヴはディスクにその3枚を一切セットしていないにも関わらず出てきていること。
それに戸惑っていた燐子だったが、それ以上の衝撃が彼女を待っていた。
「えっ……?……喧嘩してる……?」
彼女の目の前では3体の小さな《極神》がいきなり殴り合いの喧嘩を始めていた。
これには燐子は思考が止まりかけるが、ここで予想の斜め上の方向に展開が流れていく。
「負けたのは私のせいですから…。《禁じられた聖衣》を着せられた《トール》さんは悪くないですから~3人共やめてください~!!」
「なにこれ……」
イヴは3体が喧嘩してるのを止めようとしたが、ただの立体映像なので触ることが出来ず、言葉で止めるように伝えると、あろうことか3体はすぐに喧嘩を止めてイヴの言葉に激しく頷いて答えていた。
「リンコさん。
私は慣れないことで疲れたので、少し休んでからここを出立しようと思います」
「えっ……そうですね……私はずっとここにいましたけど、少し休んでからここを離れて相手を探してみます」
そして、目の前の珍妙な光景から一転。
イヴから少し休んでからここを離れることを伝えられると、いきなりの話の展開について行けなかったのか、イヴと同じように燐子も休んでから移動すると口にしていた。
「私の来た道は地面が踏み固められてて歩きやすかったですよ。
それと水の流れる音が聞こえたので近くに川があると思います!!私はそれを見つけて川を登っていくつもりです」
「そうなんですね……。私はここを中心に周辺を散策しようと思ってます。
さっきの若宮さんの出したカードが凄いおっきかったから誰かがそれを見てきてるかもしれないので……」
何とも言えない空気になっていた燐子。
やはり慣れないことと先ほどの珍妙な光景で疲れを感じてしまったかのじょは、動き出す前に先ほどまでいた場所にイヴと2人で移動して少しの休息をとるのだった。
誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。
そろそろ深夜42時アニメと言われたように
ヤバ目の描写突っ込んでいきたいですね……(ニッコリ
使用デッキ纏め
白金燐子ー【ローズ・ドラゴン】
Roseliaのイメージは青薔薇だからね
そうなればこれを使わない理由はないですね…!!
リサ?あの人は中の人補正だから…
若宮イヴー【極神】
北欧から来たサムライ()
サムライだと安直過ぎると思ったので、北欧要素全振りの変化球になりました。
でも、何で1ターン3極神とかやってるとか愛され過ぎでは……
謎に実体化した3極神さん達からのコメント
―――「やっぱり
イベント前半戦終了。あなたの思うベストバウトは?
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