バ☆ン☆ド☆王-少女達の決闘王国-   作:ツナ缶マン

4 / 6
おはよーございます。
デュエルが良い感じ?に終わったので一旦閑話です。

イベントでデュエルをしているという事は――――――
つまりそう言う事さ
という事で次はアンケ結果からデュエルが開始されます(日付変わる頃にアンケ〆て書き始めます)



閑話1-傍観者達

リサ、花音、彩の3人のデュエルが終わった――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「かのちゃん先輩すごーい!!」

 

「やったー!!リサ姉が2連勝だ~!!こっちのお城に来るんだよね!!早く来ないかな~!!」

 

「それにしてもリサさんがあそこまでやるとは予想外でしたな~。どっちも正に一撃必殺って感じでしたね~」

 

「モカちゃんの言う通りだね~。さっきのリサちー、彩ちゃんを一瞬で爆発させてたもんね~。花音ちゃんにも運の良さで完敗で曲数減っちゃったけど、芸人としては満点だよ!!」

 

先ほどのデュエルは控室―――もとい、ディスクに表示されている目的地である城の一室でイベントに参加していないバンドメンバーが集められていた。

 

そこで彼女達は先ほどの光景を見て、勝ったことに喜んだり、負けた彩を面白がったり、様々な反応が繰り広げられる比較的に緩い空気が流れていたが、それにはとある仕掛けがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにしても控室にお菓子とジュースまで用意されてるなんて”いたせりつくせり”?ですね~」

 

「あこちゃん、それを言うなら”至れり尽くせり”だよ~。まぁ、椅子が背もたれの無い丸椅子なのは不満だけどね~」

 

「えっ?そうなのひなちん」

 

彼女達が集められている控室。

そこは背もたれがない椅子と言う若干の不満を除けば、お茶やお菓子が用意されて自由に飲食が出来るというサービスが整った環境と言うのがその空気を助長していた。

 

これならばライブでの曲数を気にしなければ、中継をただただ笑って見ていられた。

 

 

「えっ?はい……日菜ちゃん、スタッフさんが呼んでるわよ」

 

「えぇ~……千聖ちゃん。分かった~」

 

「宇田川さん、こっちに来てください」

 

「えっ?紗夜さん?分かりました~」

 

はずだったのだが、ここからこの室内でも一気に事態が動き始めていくことになってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日菜ちゃん、私達の椅子没収らしいわ」

 

「えっ!?没収って何!?」

 

「宇田川さん。新しい椅子に変えてほしいと……」

 

「わぁ!!凄い!!ゲーミングチェアだ!!足置くとこまで付いてる~!!」

 

「「「「えっ………」」」

 

Roseliaの椅子が丸椅子からゲーミングチェアへと変わったが、その一方でパスパレ側はいきなり椅子を没収されてしまった。

その光景を前に唖然としていたが、この状況に気が付いた人物がいた。

 

「立希さん。これは中継の勝ち負けによってここでの待遇が変わるシステム……でしょうか?」

 

「いや、間違いなく海鈴の言う通りだろ」

 

ゲームの勝ち負けで待遇が変わる。

確かに今の状況を見れば海鈴が口にした予想は間違いないし、Roseliaとパスパレの差を見ればその結果は火を見るよりも明らかであった。

 

しかし、その予想はある意味では外れていた事をスタッフから話を聞いた紗夜の口から告げられた。

 

 

「ここだけじゃなくて当日の待遇まで変わるって言われました。どうやら控室やケータリングまで差が出るようです」

 

「これは……それを向こうの人達には知らされてないって言うのがお約束ですかね~?」

 

「青葉さんの言う通り、中継の向こう側はこの事実を知らされていないようです」

 

「「「「えっ………」」」」

 

ゲームの勝敗がライブ当日の待遇まで変動し、この情報はイベントに直接参加しているメンバー達には何一つ告げられていない。

 

そんな悪魔染みた内容を告げられた事で室内の空気が一気に変わっていくが、唯一安全圏なのはリサが2連勝したRoseliaだけは安堵の表情を浮かべていたものの、それはこの場では僻みの対象になるだけでしかなかった。

 

「つまり、おねーちゃん達はもう2回勝ったから最低でも最初の状態に戻るだけってこと!?」

 

「日菜ちゃんの言う通りよ……。全敗だとその時点でここからつまみ出されて、そこまでの飲食代を請求するって言われたわ」

 

「あれ?ちさ先輩、何持ってるの?」

 

 

 

 

 

「………椅子の代わりの茣蓙よ。彩ちゃんが2連敗したから一気に2ランクダウンした結果らしいわ。

お菓子は全部禁止で、飲み物はお水だけになったわ」

 

「紗夜さん。あこ達は…?」

 

「ジュースが高級品になって、ポテ――――お菓子以外の軽食が追加されました」

 

ここにいた面々は”たかがゲーム”としか思っていなかったが、そのゲームの結果が自分達の待遇をここまで大きく左右するものになってしまった状況に困惑するも、多くの面々はRoseliaへの僻みと同時に、パスパレの様に堕ちたくはないと言う思いに支配されていく。

 

「花ちゃん……曲がない場合はそもそも控室が無くなるのは想像出来るけど…。2曲だけだと……どうなっちゃうのかな?」

 

「えっ……?控室がステージから遠い……とか?」

 

だが、ここまではイベントを見ている今の話。

今の待遇で2連敗で茣蓙までランクダウンしてしまってる現実を前に、当日はどんな目に合わされるのかと恐怖していたが―――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふっ……。今のパスパレの控室は物置部屋の片隅よ………」

 

「「「………」」」

 

「Roseliaは今井さんのお陰で楽屋が一部屋貸し切りになりました」

 

パスパレの当日が既に悲惨すぎる状況に陥ってしまっていた状況に周囲が完全に絶句してしまった。

ただでゲームに負けただけで酷く追い込まれ、勝った見返りとしての待遇の向上に一同はこのイベントに一同は恐怖を感じずにはいられなかった。

 

「大丈夫よ…!!次に勝てば!!茣蓙と物置小屋から解放だよ………!!」

 

「日菜ちゃん……!!そうよね!!もう1人が2回勝てば最初の待遇に戻るのよね!!」

 

しかし、追い込まれたパスパレだが、彩以外のもう1人が2連勝すれば最初の待遇に戻れる。

千聖と日菜はそれに期待するしか道が残されていなかったのだが――――

 

 

 

 

 

「でも、それをするとどこかの待遇が落ちますよね?」

 

「海鈴。本当の事だけど言葉選べ……!!」

 

「立希さん。ですが、事実は変わりませんが?」

 

「おねーちゃん!!Roseliaがこれから2回負ければ丸く収まるよ!!」

 

「日菜?八百長がバレたらイベントに参加できないから無理よ。それに曲が減るという事しか向こうは知らないし、仮に2連敗したとしてもみんなが同じ待遇になる保証はないわ」

 

「神頼み……いや、向こうにいるバンドメンバーが負けないことを祈ることしかできないですね~」

 

海鈴が言うように、パスパレが戻るにはどこかが割を食う羽目になってしまう。

そして、ここからRoseliaが2連敗しても紗夜が言うように皆が同じ待遇になる保証などもはや欠片も存在していない。

こうなればここにいる面々が出来ることは、モカの言ったように自分達のバンドが負けないように祈ることのみであった。

 

 




誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

参加メンバー
Poppin'Party:***、***
Afterglow:***、***
パスパレ:彩(2負)、***
Roselia:リサ(2勝)、***
ハロハピ:花音(1勝1負)、***
Morfonica:***、***
RAISE A SUILEN:***、***
MyGO!!!!!:***、***
Ave Mujica:***、***

Who’s the next player?(選んだ人が勝つとは限りませんのであしからず―――

  • Mygo!!!!!
  • Roselia
  • RAISE A SUILEN
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。