バ☆ン☆ド☆王-少女達の決闘王国-   作:ツナ缶マン

6 / 6
おはよーございます!!
アンケート協力ありがとうございました!!
アンケ並んじゃったので口上がある人達はアニメマンガ準拠。
無いのはそれっぽいのをオリジナルで使わせます……

展開的に切りにくくなってしまってちょっち長くなってしまいましたが…最新話になります


追憶2-荒れ狂う鳥類の宴

「私の番……カードを1枚引いて……」

 

高松燈 LP:4000  手札:1枚

 

<高松燈のフィールド>

裏側表示モンスター

 

vs

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:4000  手札:2枚

裏側表示モンスター(RR-ミミクリー・レイニアス ☆4 DEF:1900)

裏側表示モンスター(RR-ブルーム・ヴァルチャー ☆4 DEF:1900)

裏側表示モンスター(RR-トリビュート・レイニアス ☆4 DEF:400)

 

伏せ1枚

 

互いの1ターン目が終わり、燈の2ターン目。

彼女は静かにカードを引いてから手札を見つめ始めると、そのまま時間が流れていく。

 

「………」

 

「燈?」

 

「ぁ…………ごめんね……」

 

「手札を見てどうしようか考えてたのでしょう?こういうゲームですから考えるのは仕方ありませんが、一言伝えてからにしていただけると助かりますわ」

 

相手の妨害への対処を考えるために長考する行為だが、それ自体は対戦ゲームでは比較的に発生する場面が多い。

しかし、対戦相手が人間である以上は長考するにしても一言伝えるのは最低限するべきだと祥子は彼女に対して怒らずに諭すようにその事を伝えたのだが―――――――

 

 

 

 

 

「えっと……その……カードの絵を見てて……」

 

「……燈、自分一人だけでするゲームでは無いのですから、それはいけませんわよ」

 

「ごめんね……」

 

「いえ、燈ならやりかねないと思ってましたので、私以外だと怒られるので気を付けてください」

 

「うん……」

 

「では、手番を進めてください」

 

だが、あろうことか燈は手札のカードのイラストを見ていただけだと告白すると、流石の祥子も呆れながらも注意する。

しかし、燈と言う人間の性格を知っている祥子はそのこと自体には怒る様子はなく、そのまま自身のターンを進める様に促すと、燈は言われた通りにターンを進行していく。

 

「私は……裏側にしてたカードを表にするね」

 

「えぇ……どうぞ」

 

彼女が最初にしたのは前のターンにセットして残っていた最後のカードであるモンスターを反転召喚。

そのモンスターの正体は―――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「表になったのは《ペンギン・ソルジャー》……」

 

「ペンギン……可愛らしいカードですわね」

 

「そうかな……?」

 

「はい。とてもあなたらしい―――いえ、おしゃべりをして進行を遅らせるのはダメですわね。

続けてください」

 

「うん……。それじゃ、表になった時に《ペンギン・ソルジャー》の効果で祥ちゃんのモンスターを2体を選んで……そうするとその2枚を手札に戻すね」

 

燈の場に伏せられていたのはペンギン。

その姿を見た祥子は燈らしいと思いはしたものの、無駄話で進行を遅らせるのは悪いと思って燈にターンの進行を促したが、その時の効果を聞いて彼女は耳を疑った。

 

「手札に……?守備力が低い1枚を残したつもりでしょうがいいんですの?《ブルーム・ヴァルチャー》を手札に戻すとまた効果を使えるようになりますわよ?」

 

祥子から出たのは純粋な疑問。

それもそのはず、燈が選んだカードの1枚―――《ブルーム・ヴァルチャー》は手札から特殊召喚する効果を持っており、手札に戻れば再び効果で手札から出てきてしまう。

これだと祥子からしたら燈が単純に敵に塩を送るようにしか見えなかったのだが、燈はそれだけではなかった。

 

「ぁ……《ペンギン・ソルジャー》の効果が発動した時、墓地にある《否定ペンギン》の効果が発動されて、墓地から場に特殊召喚で出て来る……」

 

「先ほど手札から捨てたカードですわね……。つまり私の妨害をしつつ場を整えるのが狙いでしたのね。

良いですわ。私はこのまま何も使いませんわ」

 

「なら……墓地から《否定ペンギン》を特殊召喚」

 

「では、私は《ペンギン・ソルジャー》の効果で燈が選んだ2体が手札に戻りますわ」

 

燈の場には墓地から新たなモンスターが現れると、裏側表示になっていた2枚がそのまま祥子の手札の方へと飛んでいく。

ただのソリッドビジョンであるもののそう言う演出だと判断した祥子は飛んできたカードを掴もうと手を伸ばしたのだが――――

 

 

 

 

 

 

ブブッー!!

 

「なんですの?このバツ印は!?それにカードが弾かれて…!?」

 

「祥ちゃん。《否定ペンギン》が場にあると、《ペンギン》の効果で場から手札に戻るカードは全てゲームから除外されちゃうから……」

 

「なっ!?」

 

突如としてカードのエフェクトと祥子の手の間にバツ印が浮かび上がると、飛んできたカードエフェクトがそのまま祥子から大きく逸れながらあらぬ方向へと飛んでいく。

その演出を見た燈はモンスターの効果を説明すると祥子は驚きながらも燈が何故あの2枚を選んだのかすぐに理解した。

 

「燈はこの効果で2枚をゲームから除外するために選んだという訳ですか」

 

「うん……ごめんね」

 

「こういうゲームですから謝る必要はありませんわ。続けてください」

 

 

高松燈 LP:4000  手札:2枚

 

<高松燈のフィールド>

ペンギン・ソルジャー☆2 ATK:750

否定ペンギン ☆3 ATK:1600

 

vs

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:4000  手札:2枚

裏側表示モンスター(RR-トリビュート・レイニアス ☆4 DEF:400)

  

伏せ1枚

 

 

手札に戻ってまた展開が出来ると踏んでいた祥子だったが、予想外の動きに驚いたもののまだ負けた訳ではない。とすぐに気持ちを切り替えていく。

そして祥子に促されて燈はまた動き出していく。

 

「私は手札のモンスターを裏側表示で置くね……」

 

「また……?いえ、さっきみたいに効果で手札に戻して除外する効果があるのでしょうか……?」

 

「ううん……。私は裏側でモンスターがセットされたから手札の《ペンギン勇士》の効果を使ってこのカードを手札から特殊召喚するね」

 

「何もありませんわ」

 

「なら、私は《ペンギン勇士》を特殊召喚。そしたら《ペンギン勇士》はレベルを2つまで下げられるから、レベル5から4に変えるね」

 

「レベルを変えた……?それも3ではなく4に……?」

 

祥子はカードの知識がないが、燈のレベルを変更した理由が気になった。

彼女の使っている《RR》はエクシーズ召喚を使う為モンスターのレベルを同じである必要がある。

そして、燈の場のモンスターのレベルは2と3であるのにも拘らず、レベルの操作で3ではなく4へと変えたことでエクシーズ召喚をすることは出来なくなった。

しかし、無意味にレベルを変える意味はないはずだが、祥子はゲームのルール自体は把握していたため答えへと繋がった。

 

 

「……レベルがバラバラという事はシンクロ召喚?そのためにはチューナーと言うモンスターが必要ですが、燈の場のどのカードが?」

 

「……?《ペンギン勇士》がそうだよ?」

 

 

高松燈 LP:4000  手札:0枚

 

<高松燈のフィールド>

ペンギン・ソルジャー☆2 ATK:750

否定ペンギン ☆3 ATK:1600

裏側表示モンスター

ペンギン勇士 ☆5→4 ATK:1800(チューナー)

 

vs

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:4000  手札:2枚

裏側表示モンスター(RR-トリビュート・レイニアス ☆4 DEF:400)

  

伏せ1枚

 

 

燈の狙いは《ペンギン勇士》を使ったシンクロ召喚。

ルールだけは覚えていた祥子は何とか答えを導くと、燈の場の状況を確認してからすぐさま彼女も思考を巡らせて自身のこの後の状況を整理するとすぐに彼女は動き出していた。

 

「シンクロ召喚……私の場の状況を考えるとさせると不味いですわね。私は《ペンギン勇士》が場に出たタイミングでリバースカード―――《ゴッドバードアタック》を発動しますわ!!

 

このカードは発動する時に自分のフィールドの鳥獣族モンスターをリリースが必要になりますが、はフィールド上のカード2枚を対象にして破壊する効果をもっていますわ」

 

「そんな……!!でも、祥ちゃんの所には……」

 

「残念ですが、リリースするモンスターは裏側でも問題ありません。

私は裏側表示の《トリビュート・レイニアス》をリリースして、《ペンギン勇士》と……燈、すみませんが少しだけ考えさせてください」

 

祥子は先ほど燈に指摘した事を思い出して対象を選ぶために頭を回し始める。

 

「………(燈の場のカードは《ペンギン勇士》を除いて3枚。

《否定ペンギン》は自身の効果でフィールドに戻ってしまいますから選ぶ意味は余り無いとなると《ペンギン・ソルジャー》か何か分からない裏側表示のカードのどちらか……裏側が破壊をトリガーに展開するカードだと自身の首を絞めることになるならば……)

 

《ペンギン・ソルジャー》を対象にして《ペンギン勇士》共に破壊させていただきますわ!!」

 

「うっ……!!なら…《否定ペンギン》で祥ちゃんを攻撃する……!!」

 

「くっ……!!ですが、この程度は必要経費ですわ……」

 

「………ターンエンド」

 

 

高松燈 LP:4000  手札:0枚

 

<高松燈のフィールド>

否定ペンギン ☆3 ATK:1600

裏側表示モンスター

 

vs

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:4000→2400  手札:2枚

 

 

「私のターン。カードを引きますわ」

 

燈の2ターン目が終わり、ターンが祥子へと移っていく。

 

ライフポイントの上では燈が1歩リードし、祥子の盤面には何も残っていない。

傍から見れば一件すれば祥子の圧倒的な不利にも見えるかもしれないが、今の祥子にはドローを含めて3枚の手札があり、燈の場に碌な妨害が見えない状況では1600のライフ差など殆ど気にするような状況ではなかった。

 

「燈、行きますわよ。私は手札から2枚《ブルーム・ヴァルチャー》を通常召喚!!」

 

「2枚目……」

 

「まだですわ。

私は今召喚した《ブルーム・ヴァルチャー》を対象に手札から《RR-コール》を発動。

この効果でデッキから最後の《ブルーム・ヴァルチャー》を特殊召喚いたしますわ!!」

 

「3枚目…っ!?」

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:2400  手札:1枚

 

<オブリビオニス/豊川祥子のフィールド>

RR-ブルーム・ヴァルチャー ☆4 ATK:300

RR-ブルーム・ヴァルチャー ☆4 DEF:1900

 

「これで私の場には同じモンスター…いえ、同じレベルのモンスターが2体揃いましたわ!!

私はフィールドの2体の《ブルーム・ヴァルチャー》でオーバーレイ!!」

 

「えっ……?おーばーれい……?」

 

燈は聞きなれない単語に首を傾げるが、やっと自分の思い通りの動きが出来る祥子は傍から見てもハッキリと分かるほどにはハイテンションになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『2対の翼よ!!今こそ幻影となりて、闇を切り裂くと先駆けとなれ!!』エクシーズ召喚!!舞台の幕を上げますわ!!ランク4!!《レイダーズ・ナイト》!!」

 

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:2400  手札:1枚

 

<オブリビオニス/豊川祥子のフィールド>

レイダーズ・ナイト ★4 DEF:0 (ORU:2)

 

 

「……祥ちゃん。エクシーズ召喚って……?それにそのセリフは…?」

 

「同じレベルのモンスターを2体使って行う召喚です!!セリフは戦いを盛り上げるために必要なことですわ!!」

 

本来なら必要のない召喚セリフを口張るという恥ずかしい事を始める祥子に思わず燈はツッコミを入れてしまったが、Ave Mujica の世界観を作って劇の台本まで作っている祥子にとってこの程度は全く羞恥を感じることは全くない。

 

「まだまだ続けてまいりますわ!!私は《レイダーズ・ナイト》の効果を発動!!

このカードはX(エクシーズ)素材を1つ取り除くことで、《レイダーズ・ナイト》のランクより1つ上のランク5の《RR》をこのモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いで特殊召喚しますわ!!」

 

「効果で…別のカードに……?」

 

「そうですわ!!

『勇壮なる猛禽よ、華麗なる翼で力を掴み、更なる高みへ飛翔せよ!!』

ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞い上がれ!!勇気の翼!!ランク5!!《RR-ブレイブ・ストリクス》!!』

 

「私は《ブレイブ・ストリクス》の効果を使う為のコストにこのカードのX素材を1つ取り除くことで2つの効果の内1つを選んで使用できます。

私は素材となっている《ブルーム・ヴァルチャー》をコストに”デッキから《RR》魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする”効果を選んで《RR-レディネス》をセットしますわ!!」

 

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:2400  手札:1枚

 

<オブリビオニス/豊川祥子のフィールド>

RR-ブレイブ・ストリクス ★5 DEF:2500(ORU:1)

 

伏せ:1枚(RR-レディネス)

 

 

「鳥だ……かっこいい……!!でも何だろ……?」

 

「ストリクスはラテン語でフクロウと言う意味ですわ。ですが、燈?ここまで私が動いているのに焦りませんのね?」

 

「祥ちゃん。その……カッコいいなって……」

 

「あなたらしいですわね」

 

祥子は前のターンで妨害を受けて消耗していたが、それ以上に燈の方が消耗しきっていてピンチのはずなのにもかかわらず、目の前のモンスターの姿を見て純粋に目を輝かせている姿に祥子は彼女らしいを思っていたが、今の動きで祥子の方もほとんど余力がない。

 

が、祥子はここで止まらなかった。

 

「ここで終わりません!!私は《ブレイブ・ストリクス》に対して、手札の魔法カード《RUM(ランクアップマジック)-スキップ・フォース》を発動!!」

 

「ランクアップマジック……?」

 

「えぇ!!先ほど使った《レイダーズ・ナイト》同じ効果と言えば分かりますわね?」

 

「……別のに変わる……?」

 

「そうですわ!!このRUMの効果で《ブレイブ・ストリクス》よりも2つ上のランクの《RR》モンスターを召喚しますわ!!」

 

 

「『雄大なるハヤブサよ!!峻烈な翼を従えて、戦場の空へ飛び立て!!』

ランクアップエクシーズチェンジ!!参りますわ!!ランク7!!《RRーアーセナル・ファルコン》!!

 

そして、X素材となった《ブレイブ・ストリクス》の効果で《アーセナル・ファルコン》は”自身のランク×100アップする”効果を得ますわ!!」

 

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:2400  手札:0枚

 

<オブリビオニス/豊川祥子のフィールド>

RR-アーセナル・ファルコン ★7 ATK:2500→3200(ORU:2)

 

伏せ:1枚(RR-レディネス)

 

「凄い……おっきい……」

 

「燈、少し時間をください。この後の事を考えますわ」

 

祥子が怒涛の展開を見せていたがここで彼女の手札が尽きた。

その大きさに燈が驚いていたものの、祥子はこの後の展開について考え始めていた。

 

「(今の《アーセナル・ファルコン》なら2回攻撃をして燈の場にいる2体を倒してから場を整えることも出来ますし、《アーセナル・ファルコン》の効果でデッキから特所召喚を起点にすれば、このターンで決着が付けられる可能性はある……。

 

そうなると大型のモンスターを1体出すのではなく、攻撃できるモンスターを複数並べる必要がありますが……)」

 

祥子は手札が尽きてはいたが、《アーセナル・ファルコン》の効果を使えばこの盤面から更に展開をして状況次第ではこのターンで決着を付けることすら出来る。

勝てる可能性があるのならそこに飛び込むべきなのだが――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(でも、問題なのは燈の場にある裏側のモンスターですわね。

焦る様子が全くない……のは燈の性格上あり得ますが……

 

モンスターを展開してから裏のモンスターを攻撃して、それが先ほどの《ペンギン・ソルジャー》だったら……決めきれない………。

ですが、墓地からの展開で多少の立て直しは出来る……)」

 

彼女を動きを躊躇わせるのは燈に1枚残されている裏側のモンスターの存在。

祥子は展開すれば攻めきれる可能性があるものが、先ほどまでの妨害の事が彼女に展開を躊躇わせていた。

 

 

ここで動いて勝負を決める賭けに出るか、このまま動かずに現状維持の安定をとるか。

そうして考え抜いた祥子が出した結論は――――

 

 

 

 

 

 

 

「このままバトルフェイズに入りますわ!!私は《アーセナル・ファルコン》で裏側表示のモンスターを攻撃しますわ!!」

 

現状維持の安定だった。

そして、裏側のモンスターを攻撃したことで燈の場に伏せていたモンスターが姿を現した。

 

 

「祥ちゃんが攻撃したのは《子型ペンギン》……」

 

「ペンギン……という事は……表になったから効果が…!!」

 

「……?この子は表になっただけだと効果は無いよ」

 

「そうですか……なら、その可愛らしいペンギンにはご退場願いますわ!!」

 

 

RR-アーセナル・ファルコン ★7 ATK:3200

vs

子型ペンギン ☆1 DEF:200

 

 

 

高松燈 LP:4000  手札:0枚

 

<高松燈のフィールド>

否定ペンギン ☆3 ATK:1600

 

vs

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:2400  手札:0枚

 

<オブリビオニス/豊川祥子のフィールド>

RR-アーセナル・ファルコン ★7 ATK:2500→3200(ORU:2)

 

伏せ:1枚(RR-レディネス)

 

 

最後の裏側のカードが表になったが何も起こらない事に祥子は思わず安堵してしまったのだが、それが出来たのはほんの一瞬でしかなかった。

 

「でも、《子型ペンギン》は表になってから破壊された時に墓地の《ペンギン》を表側攻撃表示か裏側守備表示で特殊召喚するから……

私はその効果で《ペンギン・ソルジャー》を裏側で特殊召喚する」

 

「なっ…!?」

 

ペンギンを攻撃した時点では罠がなかったが、攻撃をしてしまったことで新たなペンギンが増える。

しかも、それは祥子からすれば一番相手にしたくないペンギンだったことに苦虫を噛み潰したような表情を浮かべてしまうが、こうなってしまってはどうしようもなかった。

 

 

 

「ならライフだけでも削らせてもらいます!!

《RR》モンスターをX素材として持っている《アーセナル・ファルコン》はそのだけ攻撃することが出来、今の素材は2つ!!よって2回の攻撃が可能!!

 

私はそのまま《否定ペンギン》を攻撃しますわ!!」

 

「うぐっ…!!」

 

 

高松燈 LP:4000 → 2400 手札:0枚

 

<高松燈のフィールド>

裏側表示モンスター(ペンギン・ソルジャー ☆2 DEF:500)

 

vs

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:2400  手札:0枚

 

<オブリビオニス/豊川祥子のフィールド>

RR-アーセナル・ファルコン ★7 ATK:2500→3200(ORU:2)

 

伏せ:1枚(RR-レディネス)

 

 

このタイミングで燈と祥子のライフ並んだ。

しかし、ライフは並んでいてもフィールドの状況は祥子の方が

 

「私はメインフェイズ2に入って、《アーセナル・ファルコン》の効果を発動しますわ!!

このカードの素材を1つ―――《レイダーズ・ナイト》を取り除いて、デッキから鳥獣族・レベル4モンスター体を特殊召喚します。

これによってデッキから《RR-ストラングル・レイニアス》を特殊召喚!!

更に、このカードは闇属性Xモンスターを素材としているXモンスターがフィールド上に存在する場合、墓地から《RR》モンスターを効果を無効にして呼びますわ!!

この効果で墓地から《トリビュート・レイニアス》を特殊召喚!!」

 

「っ!?……いっぱい出てきた……!?」

 

 

高松燈 LP: 2400 手札:0枚

 

<高松燈のフィールド>

裏側表示モンスター(ペンギン・ソルジャー ☆2 DEF:500)

 

vs

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:2400  手札:0枚

 

<オブリビオニス/豊川祥子のフィールド>

RR-アーセナル・ファルコン ★7 ATK:2500→3200(ORU:2)

RR- ☆4 ATK:1600

RR-トリビュート・レイニアス ☆4 DEF:400

 

 

伏せ:1枚(RR-レディネス)

 

 

 

「まだですわ!!

私は《ストラングル・レイニアス》と《トリビュート・レイニアス》の2体でオーバーレイ!!

 

 

『冥府の猛禽よ、闇の眼力で真実をあばき、鋭き鉤爪で栄光をもぎ取れ!!』エクシーズ召喚!!飛来せよ!!ランク4!!《RR-フォース・ストリクス》」

 

 

「またエクシーズ召喚……」

 

「この《フォース・ストリクス》の効果は2つ。

1つはこのカード以外の鳥獣族の数×500攻撃力と守備力を上げる効果。

そしてもう1つはX素材を1つ取り除いてデッキから《RR》モンスターを手札に加える効果。

 

私はX素材である《トリビュート・レイニアス》を取り除いて、デッキから RR-ファジー・レイニアス》を手札に加えてターンエンドですわ!!」

 

 

高松燈 LP:2400 手札:0枚

 

<高松燈のフィールド>

裏側表示モンスター(ペンギン・ソルジャー ☆2 DEF:500)

 

vs

 

オブリビオニス/豊川祥子 LP:2400  手札:1枚(ファジー・レイニアス)

 

<オブリビオニス/豊川祥子のフィールド>

RR-アーセナル・ファルコン ★7 ATK:2500→3200(ORU:2)

RR-フォース・ストリクス★4 DEF:2000→2500

 

伏せ:1枚(RR-レディネス)

 

こうして再び互いのターンが終わり、ライフは横並び。

しかし、戦いの流れは横並びではなく、確実に片方へと傾き始めていくのだった。

 




誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。