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ウサギも、いりすに慣れたようで、私ほどではないにしても好意的な反応を示してくれるようになった。
私ほどではないにしても。
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いりすが、ポッケからウサギのグッズを出してくれた。
学校に持ってくるなんて、悪い奴め。
確かにそのグッズは魅力的で、いりすの心に近づいた気がした。
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ウサギが好きな人に悪い人はいないと力説してる。
私が悪い人だと知ったら、どう思うだろうか?
人をいじめたせいで、居場所がなくなって転校した私の事を。
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クラスメイトが、ウサギについて気になるらしい。
このままウサギに興味を持ってくれたら、当番を交代できるのではないかと思った。
いりすに見られてる気がする。
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ウサギ小屋に連れていった。
いりすはいなかった。
当番の仕事をみせてやった。
ウサギを見たとき、一瞬汚物を見る目をしたのを忘れない。
また来る、らしい。
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なんでこんなおおぜいで?
こわい。
はきけがする。
あのみられてるかんかくがわすれられない
わたしはただとうばんのしごとをしてるだけなのに
なんで?
なんで?
なんで?
なんで?
なんで?
くすりをのまないと
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きっともう来ないと思っても、当番にいく足が動かない。
きっといりすが世話をしてくれるはずだろう
きっと大丈夫だ
きっと
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いりすに手を掴まれてどこかに連れてかれてる。
怒ってるのだろうか。
こわい。
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ウサギが、怯えてた。
あんな大人数に来られたらそりゃあこうなるだろう。
ウサギのことを考えず、どうやったらこれから離れられるかを考えていた。
私は最低だった。
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幸い、ウサギは私の事を嫌いになっていなかったらしい。
それに安堵した、自分が嫌い。
死ねばいい。
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いりすはいなかったと思ったが、後ろの窓から見てたらしい。
私の異常性に気付かれてしまった、と思った。
でもいりすも一緒らしい。
人が怖くて、大人数がいると喋れなくなって、吐き気がするらしい。
私はもっと気持ち悪い理由なんだよ。って言えなかった。
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いりすと一緒に、ウサギの世話をした。
この時間が、好きだ。
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夏が終わり、秋が来た。
寒くなってきた。
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