ラキアで栄光を掴むのは間違っているだろうか   作:想夢

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ラキア以外の人達

 「今度は船を地上で走らせるとは。」

 

 その女性は目の前の光景に呆れながらラキアの技術力にそう感想を漏らした。

 

 女性が言った通り陸を船が移動していた。

 しかも一艘だけでなく3艘で移動しておりまさに小規模とはいえ艦隊と言えるだろう。

 

 「これで5回目か。」

 

 女性はラキア軍を何度も追い払っていた。

 

 1回目は猛獣を連れた軍隊を。

 『神の恩恵(ファルナ)』のないただの猛獣と思っていたがレベル2でも手こずる強さだったのには驚いた、だがレベル4相当の個体を倒したら獣の本能で逃げていった。

 ちなみにその日の夕食は絶品と評価された。

 

 2回目は猛獣に加えて武具が全て魔法のような力を宿していた。

 猛獣の質も上がり防具を纏っていたが問題なかった。

 今回の夕食も絶品と評価されたので積極的に狩りに向かおうかと悩んだ。

 

 3回目は薬を使って強化をするという事をしてきた。

 多少は驚いた、それでも実力差は変わらなかったが。

 自身も飲んでみたがその性能は素晴らしくもし薬があの時にあれば自身に負担がかからず余裕で『海の覇王』を倒せていただろう。

 

 4回目は面白いおもちゃに乗っていた。

 地上の人達なら蹴散らせるだろう、だが自身にとってはでかいだけの的だった。

 

 「手短に終わらせるか。」

 

 そう言って彼女は

 

 「【福音(ゴスペル)】」

 

 そう呟いた。

 


 

 バキンという音を立ててアダマンタイトで出来た剣が折れた。

 

 「また失敗したか。アダマンタイトに彫刻なんぞ初めてだ。」

 

 そう言って鍛治師はまた新しく剣を用意して彫刻を始める。

 

 「力を込めすぎると折れるか彫刻が歪み、力を込めなさすぎるとそもそも傷がつかないとは我ながらなかなか難しい事をやっている。」

 

 そう言ってファミリアの後輩が持っていた資料を見る。

 その資料は魔剣の発展系の資料で後輩がやっているのを自身も試してみて癒しや防壁の魔剣は作る事に成功したが一部に関しては失敗をしていた。

 

 「これでは再現もいまだに出来ないではないかやはり資料通りに鉄でやるべきか?」

 

 彫刻に失敗した剣を見ながら鍛治師はそう呟いた。

 


 

 「そろそろ懲らしめた方が良いか。」

 

 国が滅ぼされたという情報を知りながらレオンは呟いた。

 

 今のラキアの軍勢は脅威的でまさに全てを征服するかの勢いで侵攻している

 

 今の学区はラキアの闘獣によって生徒の質を高める事に成功しているがラキアによって滅ぼされた国から来たか学区に来た後に滅ぼされた生徒が現れるようになってからレオンは少し後悔した。

 

 『最硬金属(オリハルコン)』の購入量が増えて来たからおそらく第6次オラリオ侵攻が近くにあると判断しその時にオラリオに味方しようとレオンは情報をよく集めていた。

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