【悲報】魔女候補ワイ、牢屋敷の他の魔女候補全員にパフェコミュしたら全員ヤンデレ化させてしまう 作:トライアゲイン
A.ダメとは言いませんが中学生狙ってる時点でヤバいとは思ってください
佐伯ミリアは癖の強すぎる牢屋敷メンバーに比べれば、まだおとなしいほうだ。
人にされて嫌なことは絶対にしないし、勿論ワイが他の子と仲良くしてたら嫉妬するがほかの子やワイに危害を加えることはない。でもワイに強い執着を持っていることは変わりない。
その日、ワイは娯楽室でいつのかわからない古雑誌を開いて読んでいた。よくアンアンがいるのだが今日はいないようである。
書いてある人が誰なのかも全然知らないし何をやらかしたのかもわからない。
なんJ民に聞いてみようか、とスマホを取り出そうとしてふと顔を上げると、入り口付近にミリアが立っているのが見えた。
「あ、あははー、イッチちゃんここにいたんだ」
「おう、おったで」
「む、難しい雑誌読んでるんだね」
「それな」
ミリアはもう会話のネタがないのか、目線をそらしてしまった。ワイは再び古雑誌に目を落とす。しかしすきを窺ってミリアに視線を送った。
ミリアはワイともっと話したいみたいやがなんて話したらいいかわからない、そもそも嫌がられないかを気にしてどうしても踏み出すことができないみたいでもじもじしとった。
そこでワイはミリアのほうを向いて、ちょいちょいと手招きをした。
「佐伯さん佐伯さん、ちょっと隣に座ってくれへんか。そこでずっと立ってると疲れるやろ。お話しようや」
「え……う、うん!おじさんでよかったら話聞くよ」
ぱっと明るい顔をしたミリアはワイが座っているソファに腰かけた。ワイは雑誌をミリアに見えるように持ってくると
「なあなあ、この漢字なんて読むんや。ワイ学校で習ってへんから全然読めへん」
ワイは雑誌の文を指さした。今読んでいるのはコラムの部分。本当はわかる(掲示板に書かれていた読めない部分をコピペしてネットで検索して勉強してる)んやけど話題作りのためわざと知らないふりをした。
「えーっと、どこさしてるのかな?」
「ああすまんな。袖まくらんとわからんな。ちょっとまっとれ」
ワイは白衣の袖をまくって細っこい腕を出した。ミリアはそれを見て少し息をのんだ。
「きれいな手……」
「細いだけや。まだ成長期やで」
ワイは気付かないふりをしてわからないといった場所を指さした。ミリアは「あーここはね」といって漢字を読んでくれる。その後も「じゃあここは?」「ここは」といったやり取りが続く。まるで勉強を教えてくれるお姉ちゃんと教わってる妹みたいな感じやった。
「なるほどなるほど。このコラムの内容がようわかったわ。サンキューな」
「ふふーん。これでもイッチちゃんより年上なんだから、もっと頼っていいからね」
「ああ、そうさせてもらうわ」
にこやかなやり取りが続いたが、ミリアの心の声が一瞬だけ聞こえた。
「イッチちゃんが他の人と関わらないようにするにはどうしたらいいのかな……こんな風にいっぱい近づいたほうがいいのかな……」
もしかしたらワイ、きっかけを与えてしまったかもしれない。
Q.もしミリアの中身が弁護士のおじさんだったらどうするんですか?
A.もしもしポリスメン?(防犯ブザー装備)