学園最強。   作:プートン

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無理矢理軌道修正。
別に主人公とリリスは喧嘩したわけじゃないよ。
ちょっと食い違ってるだけだよ


第2の魔王候補です!2

リリス side

 

昨日タクミと買い物をして最後にキ、キキキスをしようとしたところでアラタ達に邪魔をされました。

あんなに勇気をだしたのに.........。

そんな事よりもっと重大なことが起きました.........。

昨日の事のせいでタクミの顔が見れません!!

だ、だってキスしようとしたんですよ⁈

そ、そんなの絶対私がタクミの事が好きってバレちゃいました!

うぅぅ!//恥ずかしいです//

 

今日1日タクミと全く喋れてません。

体育の時にチャンスがありましたが意識しすぎて無理でした.........。

絶対タクミもおかしいと思ってるはずです。

あ、明日こそは!

 

次の日の朝。

何者かが校内に侵入し窓ガラスを割ると言うことが起きました。ミラさん曰く『崩壊現象』の痕跡があると.........。

私も現場を見るためにその場に行った時にたまたまタクミとアラタが来ました。

よ、よし!今日は普通に!普通に.........普通?

え〜っと、私ってタクミといつもどんな感じでしたっけ?

ああ!いつも通りができなくなってしまいました!

こんなのタクミとお話なんてできません!

そうして今日も顔を逸らしてしまいました。

ああ。タクミも絶対怒ってます.........。

タクミは悪くないのに。

そう落ち込んでいるとタクミにいきなり名前を呼ばれました。

 

「リリス」

 

「ひゃ、ひゃい!」

 

1日ぶりにタクミの声を聞いたせいで変な返事をしてしまいました。またやってしまいました.........。

心の中で1人反省会を開いているとタクミから

 

「俺は今から独自で動く」

 

と言われました。

え?.........独自?な、なんで?

い、いつもみたいに一緒じゃいないんですか?

 

「じゃあそういう事だ.........頼んだぞ、ミラ」

 

な、何で私を頼ってくれないんですか?

なんでミラさんに.........。

.........いえ、今回はそれだけ大きな事だってことですよね......。

私の力じゃ足りないという事でしょうか......。

これは結構辛いですね.........。泣いてしまいそうです。

.........いや。今回はタクミが独自で動くんですから落ち込んでないでこっちはこっちでちゃんと調べないと!

その後ミラさんとアキオさんと一緒に図書館で調べ物をしているとアラタ、レヴィさん、アリンさん、ユイさんがきて手伝ってくれるそうです。

すると図書館全体に強制転移の魔術が発動してその場にいた全員転移しました。

その場所にいたのは.........

 

「ようこそ〜♪トリニティセブンのみんな!私の可愛い妹のセリナ!それにーーー魔王候補クン♪」

 

リ、リーゼさん⁈

そ、それにタクミまで!

 

「ど、どうして貴女がここに⁈」

 

「久しぶりね、リリスセンセ!」

 

「質問に答えてください!」

 

相変わらずマイペースな人です。

 

「そうねぇ〜.........。敢えて言うならタクミに会いに、かな?」

 

そう言ってリーゼさんがタクミに抱きついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タクミ side

 

「なっ⁈リ、リーゼ!いきなりやめろ!」

 

「あはっ!タクミ照れる〜!てかいきなりじゃなかったらいいんだねっ」

 

リーゼがリリスの言葉に乗って冗談で抱きついてきた。

ちょ!マジでやめて!胸!胸当たってるから!

 

「ちょっとリーゼさん?タクミ、嫌がってるじゃないですか」

 

リリスがメイガスモードになりながら言う。

あ、あれ?リリスなんか怒ってない?

 

「あら、そんな事ないわよ。センセ♪」

 

「いえ、困ってる顔してますから」

 

「何でそんなのわかるの?」

 

「幼馴染ですから」

 

「あら。たかが幼馴染で何でも分かったような顔しないで欲しいわね。私はリリスセンセが他の子に授業してる間ず〜〜っとタクミと一緒に居たんだから」

 

リリスの口角が引き攣る。

え、なんでそんな怒んの?知ってたよね?俺とリーゼ一緒にいたの知ってたよね!

 

「タクミ.........」

 

「な、なんでしょうか?」

 

「ずっと一緒って.........どういう意味ですか?」

 

待って!今持ってるの対物ライフル(アンチマテリアルライフル)だよね⁉︎

 

「そりゃあ『ずっと』よ!授業受けるのも移動するのも研究するのもご飯食べるのも.........もちろんお風呂入るのも寝るのもね♪」

 

ブチンっ!

 

ヤバい音聞こえた!

 

「ま、待て!お風呂は入ってないぞ!」

 

「.........じゃあ一緒に寝たのは?」

 

「い、いや。一緒に寝たと言うか気づいたら寝てたというか.........」

 

「どうなんです?」

 

もう怖いよぉ。なんでそんな怒ってんの?

みんな見てないで助けてくれよ〜。

アラタとレヴィとセリナは青い顔でガクガク震えてる。

ユイはそのアラタにくっ付いて震えてる。

アリンは一見無表情だが心なしか顔が青い。

ミラは半泣きになりながらアキオに抱きついてる。

アキオはそのミラを優しく撫でてる。

これ誰も使えなくね?

 

「タクミ?聞いてるのですか?」

 

「ひゃ、ひゃい!」

 

次は俺が変な返事しちまった!

 

「え、えっとですね?研究の手伝いしてもらってて気づいたらそのまま寝ちゃってたという感じでして.........」

 

「ふふーん!どう?私とタクミは『ずっと』一緒だったのよ!」

 

「リ、リーゼ!頼むから煽るな!」

 

ドヤ顔可愛いけど今はやめて!

俺の命に関わってくるから!

 

「本当に一緒に寝たんですね.........」

 

「ま、待て!べ、別に変な事は一切していない!気づいたら横で寝てたってだけだ!」

 

「えー!タクミ忘れたの⁈私の事好き放題したじゃない!」

 

「好き放題.........ねぇ」

 

や、ヤバい!この前よりドス黒いオーラ出てるから!

 

「リリスセンセはそういうの無いんじゃないの?だってセンセだもんね!」

 

「そ、そんなことありません!この間デ、デートしました!」

 

おーい。あれは買い物じゃないの?自分で買い物だって言ってたよね?

 

「くっ!中々やるわね.........。でも私はタクミに膝枕した事があるわ!」

 

何この俺の恥ずかしい体験暴露大会。

今って結構シリアスな展開じゃないの?

 

「うっ!では!ーーー」

 

「こっちだって!ーーー」

 

リリスとリーゼはお互いに俺とした事を言い合ってる。

待って!それ被害俺にしかきてないから!

アラタ、レヴィ、セリナ、アキオ!ニヤニヤしてんじゃねぇ!

ユイ!お前も参加しようとしないでいいから!

ミラ!恥ずかしいのは俺の方だから顔真っ赤にして固まらないで!

アリンはせめて反応してくれ!逆に辛いわ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「はぁはぁはぁ.........」」

 

10分ぐらいお互いに言い合ってネタが無くなったのか2人は肩で息をしている。

俺はというと.........

 

「タクミく〜ん?膝枕気持ちよかったかなぁ?」

 

「一緒に寝た感想はどうっスか〜?」

 

「ユイは一緒にお風呂入りたーい!」

 

アラタとレヴィはここぞとばかりにイジってくる。

ユイは2人だけズルい!と言って同じ事を要求している。

 

「セ、セリナ。助けてくれ.........」

 

「これはタクミさんが蒔いた種なんで」

 

「うっ!.........ミラ。アキオ」

 

「私はタクミさんの事尊敬してますから安心して下さい」

 

「大丈夫だって!広めたりしねぇから!」

 

「今だよ!今助けて欲しいんだよ!」

 

ああ!もう!なんで俺ツッコミしてんだ!

本来ならリリスだろ!

 

「ふぅ.........。ちょっと熱くなっちゃったわ」

 

「ええ。そうですね。本題に戻りましょう」

 

え?ここから本題に戻すの?

俺のライフはもう0寸前何だけど。

 

「それであの美脚なニーソの姉ちゃんは誰だ?セリナに似てるが.........」

 

「あの人は私の双子の姉です」

 

「じゃ、じゃあさっき話してた幽霊になって消えたのって.........」

 

「ふ〜ん。幽霊ね。そういう事になってたんだ」

 

「彼女は禁忌とされていた『永劫図書館』の接続実験強行した罪人で.........」

 

「元王立図書館検閲官次席(グリモワールセキュリティセカンド).........」

 

怠惰(アケディア)のトリニティセブン.........リーゼロッテ=シャルロックです」

 

「紹介ありがと!ミラ先輩、リリスセンセ、セリナ。そのお礼に.........みんなの魔力私が全部貰ってあげるわね!」

 

同時にリーゼの姿が消える。

 

「リリス!ミラ!」

 

俺が名前を呼ぶと同時にリーゼがリリスとミラの間に現れて手を肩に置く。そして紫色の数字の帯で囲み出す。

 

「まだこっちに挨拶が来てないっスよ」

 

その声と同時にレヴィがその帯を切り刻む。

流石レヴィだ。

 

「アキオに忍者じゃない!元気にしてた?」

 

「まぁな。そっちは随分と悪の魔道士っぽくなったじゃねぇか」

 

「なぜ貴女は我々のもとを去り禁忌を犯したのですか!」

 

「ああ。それならほら」

 

ミラが質問するとリーゼは黒のタブレット型の魔道書を出し起動させる。するとさっきリリス達を囲んだ帯がリーゼの周りに現れる。

 

「魔道士だもん、魔道の研究のためよ。それに王立図書館検閲官(グリモワールセキュリティ)になったのだって半分は『崩壊現象』をいっぱい経験できるからだしね!」

 

「なら、そのもう半分はなんですか?」

 

「そんなのタクミが王立図書館検閲官(グリモワールセキュリティ)になるって聞いたからに決まってるじゃない!それなのにタクミったら断るだなんて.........」

 

「リーゼ。動機が不純すぎるぞ.........」

 

「はぁ。だからやる気が無かったのですか.........」

 

「なんかすまんな、ミラ」

 

「いえ。タクミさんは悪くないですから.........」

 

「そんなことより.........」

 

そういうとリーゼがまた消えた。

 

「危ない!」

 

セリナがアラタを押してその場から離れるとそこに手を伸ばしたリーゼが現れた。

 

「お?バレちゃった?」

 

「私だって数秘術(ロゴス・アート)の使い手です!お姉ちゃんの出現ポイントくらい算出できるんですか!」

 

「あはー!嬉しいわ!流石私の愛しい妹ー!」

 

あのシスコンが.........。

その割にはセリナに厳しいんだよな。

 

「ちゃーんと研究して魔力を高めてるのね」

 

リーゼがセリナを見ながら獲物を見つけた獣のような目を向ける。

あいつ。魔力吸い取るつもりか.........。

 

「ひっ!」

 

「ちょいとオイタが過ぎるんじゃないかい?」

 

「今回は加勢するっスよ!」

 

「私も教え子の不良化は止めないといけません!」

 

「んー。タクミだけでも無理そうなのに他のみんなもかぁ。これじゃあ分が悪いわね」

 

「じゃあ今回は引いてくれるのか?」

 

するとリーゼはニタァと効果音がつきそうな笑顔を俺に向ける。

 

「そうね。2つの目的を達成できたら。かしら」

 

「2つ?.........俺達の魔力を吸い取る事じゃないのか?」

 

「それも1つ。もう1つは.........」

 

そういうとリーゼはリリスの後ろに転移してリリスを帯で囲もうとする。

ちっ!油断した!

 

「リリス!」

 

「きゃっ!」

 

俺はリリスを押して代わりに俺が帯に囲まれる。

リーゼの奴。俺が庇うの前提で術かけてやがった.........。

 

「それはタクミをある場所に転移させる事。そしてそこに居る人と話をして貰うわ」

 

「話?」

 

「タクミ!」

 

「無駄よ!後は転移させるだけ。壊すのが早いか転移させるのが早いか.........分かるわよね?」

 

悔しそうな顔をするリリス。

 

「気にすんな。俺が油断してたからこうなったんだ」

 

「け、けど.........」

 

「大丈夫だ。必ず帰ってくる、約束だ。.........リーゼ」

 

「なに?」

 

「お前にはやっぱり悪の魔道士は似合わねぇよ。俺達と一緒にバカやって一緒に笑ってた時のお前の方が俺は好きだ」

 

「.........ありがと。やっぱり優しいわね、タクミ」

 

俺は転移させられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました
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