学園最強。   作:プートン

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投稿遅れてスミマセン!

ちょっと海外に行ってました。


よろしければどうぞ!


第2の魔王候補です!4

福音探究会(イシュ・カリオテ)に来ませんか?」

 

聖が俺に手を差し出しながら言う。

 

「こちらに来れば貴方が守りたいものを守れます」

 

「俺が.........守りたいもの」

 

俺が守りたいのは俺の大切な人達だ。

レヴィ、ミラ、アキオ、ユイ、アリン、セリナ、リーゼ、アラタは大切な友達だ。

リリスは俺の大切な幼馴染。

そいつらを守るため.........

 

「やだね」

 

「!!.........何故です?」

 

聖は驚いた顔をした後冷静な顔をして聞いてくる。

だが雰囲気は不機嫌ですって感じだな。

 

「俺が側にいないとダメな奴がいるんだよ」

 

俺は真剣な表情で聖に言う

 

「そいつはさ同じ歳なのに先生なんかしてるから周りの奴には厳しく接してるんだ。それに基本的に何でもできるやつだから我慢しちまうんだよ。だから俺が側にいてそいつを支えてやらねぇといけないんだよ。冗談言ったり美味しいもん食わしてやったりあいつが対応できない事を代わりにしてやったり偶に一緒に買い物いったり.........。そうしないといつかあいつが壊れちまう。そうならない為に俺が側にいるてやるんだ。それに約束したしな」

 

「約束.........ですか?」

 

「ああ。俺はあいつより先には死なない。それに一生守ってやるって。そしてあいつは俺の事を守るって」

 

メイはニヤニヤしながらこっちを見てる。

帰ったら殴る。

 

「だから俺がそっちに行っちまったらあいつが俺の事守れないだろ?」

 

俺は笑いながら聖に言った。

 

「それにまだやり残してきたこともあるしな」

 

「やり残してきたことですか?」

 

俺は拳を握り胸の前に持って行きニタァと効果音がつきそうな顔で笑いながら

 

「家出娘を連れ戻してその妹と一緒に説教してやらないとな!」

 

聖は一瞬ポカンとした後にクスクス笑い始めた。

 

「ふふっ。タクミさんはちょっとアラタさんに似てるかもしれません」

 

「よせよ。あんなエロくないぞ、俺は」

 

「まぁあの人はラッキースケベの達人ですから.........」

 

そう言って苦笑いする聖。

アラタのやつ.........何したんだよ。

 

「あとアラタとも約束したしな。聖を取り戻す手伝いをするって」

 

「!!.........そうですか。じゃあアラタさんと一緒に私を連れ戻すの待ってますね」

 

「おう、待ってろよ!俺がアラタ側に着いた時点でお前は連れ戻されるのは決定したんだからな」

 

俺はニシシと笑う。

それにつられて聖も笑う。

その後に真剣な顔に戻る。

 

「.........では、アラタさんが魔王として覚醒してしまったらどうするのですか?」

 

「そんなの決まってる。.........アラタを倒して俺が魔王になる!」

 

「「は?」」

 

「だってよ、俺は魔道士だぜ?そら魔王ってのになりたいだろ。俺が魔王になったらこんなふざけた世界ぶっ壊して俺の好きなように世界を作る!そっちの方が面白そうだろ?」

 

「ぷっ!ほんと馬鹿ね。面白そうってだけで魔王になるだなんて.........」

 

「なんだよ。結果的に繰り返す世界も壊してるんだしその後に俺がどうしようが勝手だろ?それに今の俺だったらアラタより確実に強いしな!」

 

「そ、そんなの魔王化してしまったら.........」

 

「ならその時までに魔王より強くなってればいいんだろ?」

 

「無駄よ。この子は面白い事と強くなる事に関しては誰よりも貪欲なんだから」

 

メイはため息をつきながら聖に言う。

聖は驚愕の顔を浮かべた後に苦笑い。

なんだよ、そのワガママ言ってる子を見る目は!

 

「ま!そういう訳だから心配いらねぇぞ。俺がアラタに負けるとかありえんからな」

 

「.........わかりました。ですが私達はまだ諦めませんよ。貴方がこちら側に来てくれる事を.............」

 

「お前はアラタのところに戻らないのか?今一緒に帰ってもいいだろ?」

 

俺がそういうと聖は微笑みながら

 

「まだタクミさんが覚醒してない状態なので私はまだこちら側にいます。もしアラタさんの方が先に魔王化してしまったら誰も止められないので」

 

「そっか.........。悪いな俺のせいで」

 

「いえ。私が決めた事なんで気にしないでください」

 

そういうと聖は俺とメイに転移の魔術をかける。

やっぱり今のアラタは聖には勝てないな。

 

「最後に1つだけ。貴方の中の力が覚醒する方法は詳しくは分かってませんが『魔王』が関わってることは確かです」

 

「要するにアラタの近くにいれば俺は覚醒するかもってことか.........。さんきゅ!助かったぜ!」

 

「いえ。アラタさんがお世話になってるお礼みたいなものです。では学園に転移させます。今はリーゼさんが学園に攻めている頃だろうと思います」

 

マジかよ!!

 

「急いでくれ!!」

 

そういうと俺とメイは転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリス side

 

今私はアリンさんとユイさんと一緒に保健室にいます。

あの後アラタの魔力がリーゼさんに奪われてしまいました。今はリーゼさんがアラタの魔力を制御するために一旦引いた状態です。

 

「セリナさん.........」

 

ベッドではユイさんの『重唱術(アーク・シンフォニー)』で魔力が安定したセリナさんが寝ています。

セリナさんはリーゼさんに魔力を吸われてしまったのです。

 

「それにしても検閲官2人が旦那様を鍛えるなんて.........」

 

「そうだよね〜」

 

今アラタはミラさんとアキオさんと一緒に『真言術(マントラ・エンチャント)』をコピーするために特訓中です。

 

「それにしてもタクミお兄ちゃん大丈夫かなぁ?」

 

「タクミ.........」

 

タクミはリーゼさんに転移されてからまだ帰ってきません。

大丈夫でしょうか......

 

「リーゼさんが戻ってくる前にタクミが帰ってきてアラタも特訓を終えればいいんですけど.........」

 

「多分そんなに呑気にしてられる時間はないっスけどね」

 

「レヴィさん!腕の方は大丈夫なんですか?」

 

レヴィさんはリーゼさんに左腕を攻撃され使えない状態です。

 

「正直まだ全然動かないっスね」

 

やはりそうですか.........。

私達もあまり魔力が残ってない状態。

今来られたら対応できないですね.........。

 

「それで呑気にしてられないというのは?」

 

「魔道士って自分の道徳や法とは程遠いものを『テーマ』にするじゃないっスか」

 

「リーゼの『テーマ』はスタグナ、『停滞』。つまり......」

 

「彼女の性格からしてジッとしていない」

 

そういうと同時に保健室の窓ガラスが全て割れました。

 

「早速来たっスよ!」

 

まだアラタも特訓中ですし私達も万全とは程遠い状況。

頼りになるのは学園長しかいません。しかし、学園中に魔物の気配もする。それを他の生徒を守りながら今のリーゼさんの相手をするのは手が回るんでしょうか?

 

「タクミ..........」

 

もう!こんな時にタクミがいないなんてタイミング悪すぎです!

早く戻ってきてくださいよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学園長 side

 

生徒達がいきなり現れた魔物に慌てて逃げている。

この魔物は捕まると魔力を吸い取るタイプみたいだね。

 

「検閲官2人はアラタ君にかかりっきり。他のトリニティセブンもあまり魔力が無い状態。それにタクミ君も行方不明........これはあれだね!再び学園のピーンチ!うーー!興奮するねー!!」

 

「では、私も学園内の防備に」

 

「うん、頼んだよ」

 

他の教員達は生徒達の安全の確保と学園の防備をしてもらっている。

さて僕は.......

 

「タクミ君が帰ってくるまで悪の魔道士ちゃんの相手でもしておこうかな?」

 

「あら?それって私の事?私的には学園チョセンセが相手してくれても嬉しいんだけど♪」

 

廊下の向こうから魔物を従えながらリーゼちゃんがこちらに向かってくる。

 

「いやね、タクミ君に頼まれてるんだよ。『リーゼが学園に戻ってきた時は全て俺に任せてくれ』ってね」

 

「あはは!やっぱりタクミは最高ね!そういうところホントに好き」

 

「それを僕に言われても困るよ」

 

「本人に言ってもいつも流されるからねー」

 

若干リーゼちゃんの顔が暗くなる。

 

「まぁ彼はそういう人さ。さて、お喋りはこの程度にしてそろそろ始めようか」

 

「そうね。その魔力を学園とこの世界の卒業の証として貰っちゃう事にするわね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリス side

 

今私、レヴィさん、アリンさん、ユイさんはメイガスモードで保健室で待機している状態です。

まだ眠っているセリナさんを置いていけませんし今の状態の私達がリーゼさんと戦っても勝てません。

 

「あ」

 

「どうかしましたか?アリンさん」

 

「おっきな魔力の人がやられちゃったみたい」

 

「うん」

 

「学園長でしょうか?まぁあの人の事でしょうからどうせわざと.....」

 

「そしてもう一つ別の強い魔力がこっちに....」

 

ドォォォォォォン......

 

「たーのもーーー♪」

 

アリンさんが言い終わるのと同時に保健室のドアが爆発してリーゼさんが入ってきました。

 

シュルル

 

「ん?わ、わわわ⁈」

 

入ってきた瞬間リーゼさんはロープに捕まって逆さ吊り状態になりました。

 

「忍法吊り下がり天井っス」

 

「すごーい!」

 

「罠⁈いつの間に?」

 

「あっははー....ベタな罠に引っかかっちゃったわねぇ」

 

「なるほど。リーゼさんの術は直接的な攻撃や罠に弱いからなんですね」

 

「おっと、流石リリスセンセ。分析力はピカ一ね」

 

「ピカ一は古いんじゃ....」

 

「え!うっそ!ほんと⁈」

 

そんな話をしているとリーゼさんを捕まえてるロープを切り着地。そのままセリナさんの方へ歩いて行きます。

 

「セリナ....ホントはこの子も私達悪の魔道士サイドに連れて行きたいんだけど.....」

 

「私‘‘達”?」

 

「おっと!これ以上はタクミから聞いてね」

 

「はぁ....」

 

タクミは何か知ってるんでしょうか?

 

「でも、この子には無理そうでしょ?だからタクミに面倒を見てもらうように頼んだのよ」

 

リーゼさんはそう言いながらセリナさんの頬を優しく撫でています。

なんだかんだでお姉ちゃんなんですね。

するとセリナさんが目を覚ましました。

 

「ん.....お姉ちゃん?」

 

「おはよう、セリナ。ご機嫌いかが?」

 

「お姉ちゃんのせいで....最悪だよ...」

 

「でも私は謝らないわよ?」

 

「知ってる、そういうお姉ちゃんだもの。だから勝負してほしいの」

 

「....勝負?」

 

「もし、タクミさんが今のお姉ちゃんに勝ったら悪の魔道士なんかやめて帰ってきて。そして元の私達に....」

 

そういうとセリナさんはまた気を失いました。

 

「バカね。そんな約束今の私には、もう......」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いーや、守ってもらうぞ。その約束!」

 

「「「「「っ!!!!」」」」」

 

リーゼさんの言葉と同時に保健室の天井に黒い渦のようなものが現れて中から声が聞こえてきました。

そして渦からでてきたのは.......

 

「よう、待たせたな」

 

「「「タクミ(タクミお兄ちゃん)!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タクミ side

 

「あら?お話は終わった?」

 

「ああ。おかげさまでな」

 

俺はすでに『傲慢(スペルビア)』のメイガスモードになってる。隣には人型のメイも一緒だ。

 

「リーゼ。お前を連れもどs「タクミ!」ん?.....ぶへっ!!」

 

俺のセリフに被って声のする方に顔を向けようとすると背中に強烈な衝撃。そのまま前の倒れ床に顔面ダイブを成功させた俺。その上に抱きつくような態勢のリリス。

えぇ〜.....。ちょっとリリスさん?貴女空気読んでくださいよ。今俺めちゃくちゃ変な声でたじゃん。せっかくこれから俺のカッコいい戦闘シーンなのに出鼻くじかないでくださいよ。ほら、みんなポカンとしてるよ。あ、レヴィとメイの笑いを我慢してる声が聞こえる。

 

「タクミ!怪我してませんか⁈とても心配しました!私のせいでごめんなさい!もう足は引っ張らないのでいなくならないでください!」

 

「お、落ち着けリリス。俺は怪我はしてない。むしろお前のせいで顔面が痛い。それにあれは俺を捉える事前提だったからお前は悪くない。あと足引っ張るとかそんなことないから。あと居なくならないから。なのでとりあえず上から降りてくださいお願いします」

 

重くはないのだがリリスの立派なモノの感触が抱きついてるせいで強調されてこの状況なのに変な気持ちになってくる。俺を社会的に殺さないで。

 

「リリス先生ずるーい!ユイもタクミお兄ちゃんにギューってしたいもん!」

 

「ユイ落ち着きなさい。今の状況考えて?今は俺に抱きつく時じゃないだろ?これ終わったら後で好きなだけ遊んでやるから」

 

「ホント⁉︎やったー!タクミお兄ちゃん大好き!」

 

「あなたたちいい加減にしなさい.......」

 

メイがこめかみを抑えながら首をヤレヤレとふる。

いや、俺悪くないよね?むしろ一番の被害者だよね?

 

「リリスセンセ.....いつまでタクミに抱きついてるのよ......」

 

ちょっとリーゼ?何でそんなに怒ってるの?

背中から黒い翼出てるから!前のより大きくなってるから!

 

「今のリーゼさんはアラタさんの魔力を取り込んでいるっス。なので前より魔力が強くなってるっスよ」

 

「さんきゅ、レヴィ。あとさり気なく俺の心読まないで」

 

「タクミもいつまで寝転がってるのよ。早く起きなさい」

 

「つってもメイさんよ。先ずはリリスを退けるのが先だろ?」

 

「まぁ....そんなんだけどね......」

 

「...?どうしたんだよ?」

 

そう言うとメイが俺の背中の上の見ながら困った顔をする。

ん?リリスがどうかしたのか?

 

「あ〜〜....久しぶりのタクミの感触です。タクミの匂いです。やっぱり落ち着きます。これは商品化したら確実に売れますね。いえ、やはり独り占めしたいのでそれはダメですね。はぁ〜。いい匂いぃ.......」

 

「リリーーース⁉︎⁉︎帰ってこい!今はトリップしてる場合じゃないだろ!!」

 

何してんのこの子は!何言ってるかは聞こえないけどものすごいブツブツ言ってる。あとなんか怖い。

 

「..........はっ!私は今何を....?」

 

「やっとか。ほれ、早く降りてくれ」

 

「え?..........わっ!///す、すすすスミマセン!///」

 

リリスはバッと勢いよく離れ顔を真っ赤にしながら謝ってる。

 

「ふぅ。これでやっとまともに戦えるわね」

 

「俺、この空気から戦闘するの嫌なんだけど......」

 

「貴方のせいなんだから我慢しなさい」

 

メイさん超理不尽。

 

「..........タクミ」

 

ビクゥゥゥっ!!!っていう効果音が聞こえるくらい今の俺は反応したと思う。

だって今の声今までで一番低い声なんだもん。

 

「な、なんでしょうか.....リーゼさん」

 

「........し..........つ...........い」

 

「え?」

 

今のリーゼは俯いてて顔が見えない。それにボソボソ喋ってるから聞き取りにくい。

 

「....たし.......つき............い」

 

「ごめん、よく聞こえん」

 

そう言うとバッと顔を上げ、

 

「私も抱きつきたい!!」

 

と言って俺に抱きついてきた。

 

「えぇ〜.......」

 

「ウフフ♪」

 

リーゼは満面の笑みで俺の胸あたりに頬ずりしてる。

 

 

 

 

 

 

 

これ....何時になったら戦闘始まるの?

 

 

 

 





sideの切り替え多くて読みにくくてごめんなさい。

あと次とその次ぐらいで決着をつけようとおもってます。
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