学園最強。   作:プートン

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オリジナル魔道書です。


トリニティセブン登場!2

翌日。

今はリリスが魔道の歴史の授業をしている。正直つまらん。もう全て頭に入っているので授業は聞かなくてもいいのだがリリスがしつこく出ろ出ろ言ってくるから出ている。

だが、今日は出ていて正解だ。

なぜかと言うと.............

 

「じぃーーーー」

 

「................」

 

何故かアリンがアラタの事をガン見しているからだ。

他のクラスメイトは授業そっちのけでその光景を見ている。リリス。誰も聞いてないぞ........

遂にアラタが耐えられなくなったのだろう。

 

「なぁ、リリスよ。どういうことだ.......これ」

 

「え〜〜っと......どうなんでしょうね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

授業が終わり放課後。

俺はトイレに向かっていた。アラタ達と。

 

「すっげぇ見られてるな。2種類の視線から」

 

「分かってるなら助けてくれよ........」

 

「確かに昨日助けるとは言ったがこれは専門外だ」

 

アリンはまだアラタの後ろにいて見ている。昼休みの飯食ってる時もそうだった。俺たちはトイレについて入っていく........3人で。

 

「いやいやいや!!流石にここはダメだろ!」

 

「私は構わないわ」

 

「俺が構うわっ!!」

 

「難しいのね..........」

 

アリン、それは難しくないぞ........

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ俺は部屋戻ってからそっち行くわ」

 

「おう。待ってるぜ」

 

俺は一旦自分の部屋に戻る為アラタと別れる。その後アラタの部屋に行く予定だ。昨日から『こいつ』がうるさいからな。確認も兼ねてお邪魔する予定だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、何で俺の部屋にお前らがいるんだ?」

 

「取材です!」

 

「その野次馬っス」

 

「ゴホンっ!わ、私はこんな時間に女子が男子の部屋にいるというのが教師として見過ごせず.........」

 

俺はアラタと一緒にアラタの部屋に入った。

するとそこにはセリナ、レヴィ、リリスがいた。

まずどうやって入ったんだよ。鍵アラタが開けてたぞ

 

「自分、忍者っスから」

 

あ、はい。そうでしたね。君何でもありの忍者でしたね。

 

「リリスも俺と同じ歳じゃねぇか」

 

「立場は教師ですから!」

 

「でもよ、この前、夜に怖い話聞いたから寝れないっていって俺の部屋......」

 

「わーーー!!!タ、タクミ!何を言ってるんですか!」

 

「だから、夜中リリスが「わーーーーー!!!」き.........って何そんなに叫んでんだよ。お前が小さい頃から怖いの無理だなんて今更だろ?」

 

「そ、そういう問題じゃないんです!!教師としての立場が!」

 

「リリス先生も悪い子って事っスねぇ」

 

「リリス先生、可愛いです!」

 

「恐怖で震えて涙目なリリス...........アリだな!」

 

「アラターー!」

 

「まあまあみんな悪ノリだって」

 

「元はと言えばタクミが内緒にしてて下さいって言った事を皆さんの前で言うから...............」

 

「悪かったって。今度美味いもんでも奢ってやるから元気だせよ、な?」

 

「........この間出来た新しいケーキ屋さんの限定ケーキで許してあげます」

 

マジかよ.......あそこのケーキって確かに限定10個で朝4時までに並ばないと確実に買えないやつじゃねぇか......

 

「わ、わかったよ」

 

「はい!許してあげます♪」

 

何で機嫌とるだけでこんなに俺の出費でかいんだろうな。幼馴染恐るべし........

 

「まぁいいか......で?なんでアラタの部屋に?」

 

「取材です!魔王候補はみんなの注目の的ですから!」

 

「ふぅ......ここでもか.......。そうだな、好きな食べ物は唐揚げだ」

 

「ですってよ!リリス先生!」

 

「どうして私に振るんですか!セリナさん!」

 

(だってお姉ちゃん帰ってきた時リリス先生とタクミさんが付き合ってたらお姉ちゃん暴走しそうだもん!)

 

何かセリナの顔がみるみる青くなっていく。大丈夫か?

 

「忍者特性唐揚げ.......食べてみるっスか?惚れ薬入りっスけど」

 

「ぜひっ!」

 

「アラタ!」

 

「惚れ薬入りでいいんですか?」

 

「まぁ、滅多に食えるもんじゃねぇしな」

 

「では惚れ薬で野獣化したらまず誰をおs「これっ!」っつうぅぅぅ!!」

 

これ以上はリリスがヤバいと思いセリナを止める。

 

「タ、タクミさん!何するんですか!!」

 

「あれ以上聞いてどうすんだよ.......」

 

「それは、ここから魔王候補の趣味を........」

 

「はいはい、そういうのはまた今度な」

 

セリナの頭を撫でながら話を変える。

 

「そうだ、リリス。部屋に来たついでにアラタに魔道について話してやれよ」

 

「ああ、俺もそれ聞きたかったんだ」

 

「え?........あ、はい、それなら......」

 

「流石はタクミさん.....リリス先生の話の逸らし方がうまいです!」

 

「あんな風にタクミにあれよあれよと話を逸らされて最終的に夜のレッスンに..........」

 

「な、なりません!!」

 

「あ!今否定に一瞬の迷いがあったっスね?」

 

「お?これはスクープですか⁈」

 

「あ、貴女たちは!!.............はぁ」

 

リリス先生、お疲れ様です。

 

「なぁ、リリス。こいつはそもそも何なんだ?」

 

でたな........今日の目的.......。

リリスは真剣な表情になり、俺の予想していたものと同じ物を答える。

 

「.........『アスティルの写本』」

 

「『アスティルの写本』⁈」

 

「それって本当なんっスか?」

 

「ええ。あくまで学園長が言うにはですが............学園長はタクミに聞いてくれと言ってましたが.........」

 

4人が俺の方を見る。

リリスは元々知ってて俺が隠したがっているのも知ってる。だからこっちを申し訳なさそうに見ている。まぁ『こいつ』がここにある時点でいつかはバレることだったからな。てか学園長とそういう約束だし。

 

「確かにそいつは『アスティルの写本』だ。間違いない」

 

レヴィとセリナは驚いてる。

 

「伝説の魔道書として有名で異世界の知識が宿ると言われているまさしく伝説級の代物だ」

 

「そんな大層なものなのか........」

 

「ZZZ.........ん?なんか.....懐かしい気配がするな......」

 

「よお。魔道書よ。おはよう」

 

「ああ、おはよう。それより今近くに懐かしい気配がするんだがどいつだ?」

 

「何がだ?」

 

「今いるやつの中に『プルトナスの造書』を持ってる奴がいるだろう?」

 

「「なっ⁈」」

 

レヴィとセリナがさらに驚愕の顔を浮かべる。

 

「『プルトナスの造書』って本当なんですか⁈」

 

「ああ、マジもマジ。大マジだぜ」

 

「な、なぁ。そのプルなんとかって何なんだ?」

 

アラタが置いてけぼりくらってるな。説明してやるか.........

 

「『プルトナスの造書』って言うのはお前の今持ってる『アスティルの写本』と同じぐらい伝説級の魔道書だ。こいつは自分でオリジナルの術式を作る事が出来るんだ」

 

「ま、待ってください!何故タクミさんが『プルトナスの造書』についてそこまで詳しいのですか?『プルトナスの造書』についての文献はほとんど残っていないのに!」

 

「そら、その魔道書の所持者が俺だからだろう?」

 

「「「...............」」」

 

リリス以外の3人が全員固まる。

まぁそらそうだろな。いきなり「伝説の魔道書持ってます!」なんて言ったらそうゆう反応なるよな。

 

「おい、にいちゃん」

 

「おう。なんだ『アスティルの写本』」

 

「あいつは起きてるのか?」

 

「ああ、起きてるぞ。今も喋らせろってうるせぇんだよ。悪いが相手してやってくれねぇか?」

 

「いいぜ。俺も久し振りに旧知のやつと話したいぜ!」

 

「だってよ、出てきていいぜ『メイ』」

 

俺がそう言うと首から鎖で閉じられた小さい本が現れた。色は真っ黒で鎖がクロスになっているところにはルビーより赤い宝石がはまっている。

 

「ああ〜!久し振りの外だわ!ほんと何日ぶりかしらねぇ。あ、これは皆さま失礼いたしました。私『プルトナスの造書』のメイと申します。今のタクミをマスターとしてます。以後お見知り置きを」

 

メイは自己紹介をする。てゆうか...........

 

「なんだよ今『の』って!俺は昔からお前のマスターじゃないのかよ!」

 

「あら?何を言ってるの、タクミ。ついこないだまで泣き虫だったくせに...........」

 

「いつの話してんだ、このクソ魔道書!!12年も前の事この間のように話してんじゃねぇぞ!」

 

「私にとって12年など昨日も同然。そこの赤毛の子もこの前までタクミと一緒におh.....」

 

「わーーー!!!メイさん!どれだけ昔の話してるんですか!今は一緒にお風呂なんて入ってません!」

 

「お、おい、リリス。自爆してるぞ.......」

 

「............え?」

 

リリスは自分の言ったことを思い出して顔を真っ赤にする。

あ、これ俺に来るやつだわ。

俺は覚悟を決めて全身に力を入れる。

リリスはプルプル震えてから

 

「タクミのバカーーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「久し振りだな。『プルトナスの造書』」

 

「ええそうね、『アスティルの写本』。マスターの見苦しいところを見せてしまったわね」

 

「なぁに。マスターの見苦しさならうちの方が勝ってるさ」

 

「俺の関係ないところで俺の事貶すのやめてくれないかな?魔道書よ」

 

とりあえず『アスティルの写本』とメイはベットの上に置いて話をさせる。

 

「いつつ............」

 

「大丈夫っスか?」

 

「めちゃくちゃ痛そうです.........」

 

「見事なビンタの跡だな。満点だぞ」

 

「アラタは黙ってて下さい!...........そ、そのすみませんタクミ。タクミは悪くないのに.......」

 

申し訳なさそうに泣きそうな顔になりながら謝ってくるリリス。

 

「気にすんなよ。いつもの事だし、そんなに痛くねぇよ」

 

「うっ.......いつもの事.....」

 

あれ?フォローしたつもりだったがミスったか?

 

「リリス先生........」

 

「流石にそれは..........」

 

「照れ隠しにしてもやりすぎっスね..............」

 

「ぐっ.........」

 

リリスはみんなに言われてダメージを受けてる。

まぁこれも慣れれば親しい仲だから出来ることであって別に俺の事を嫌ってやってる訳ではない..............はずだ。多分。

 

「まぁほんと気にすんな。幼馴染料金って事で許すよ」

 

俺はリリスの頭を優しく撫でる。

リリスは顔を赤くしながらも気持ち良さそうだ。

 

「なぁ、『プルトナスの造書』」

 

「何かしら?『アスティルの写本』」

 

「あの雰囲気は昔からなのか?」

 

「そうねぇ........私の記憶が正しければ10年以上前からあういう感じかしらね」

 

「あれは本当に幼馴染なのか?」

 

「さぁ?本人達がそうって言ってるんだからそうなんじゃないかしら?」

 

「忍者よ、ここは俺の部屋、だよな?」

 

「そうっスよ。ここは間違いなくアラタさんの部屋っス」

 

「そうか。すまんな、変なこと聞いて」

 

「いやいや。自分も丁度同じ事考えてたっスよ」

 

「あわわわ、お、お姉ちゃん早く帰ってこないと取り返しがつかない事に........」

 

なんかみんな言ってる気がするが全く聞こえない。そろそろリリスも帰って来させないと目がトロンってなって俺の理性がヤバい。

 

「おい、リリス。そろそろアラタに書庫(アーカイブ)について教えてやれ」

 

そう言って俺はリリスの頭から手を離す。

リリスは「別にもう少しくらい........」とブツブツ何か言っている。その後気を取り直してアラタに説明しだす。

 

「ゴホンっ!まず、魔道士には『テーマ』という研究概念が必要な訳ですがこれは七つの大罪を書庫(アーカイブ)としているんです」

 

「七つの大罪?」

 

アラタが質問するといきなり部屋が何かに包まれる感覚になる。

 

「「「「ーー⁈」」」」

 

この感覚........結界か....

この感じはアリン........それとあの学園長(クソメガネ)か。これは多分アラタの力を試すものだろう。なら、俺は傍観だな。

貸し一つだぜ。学園長サン♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学園長 side

 

やっぱりタクミくんにはバレちゃったか。

何かしら要求されるのは覚悟しておこう。まぁ彼も『プルトナスの造書』出したし、おあいこかな?

 

さぁ、君を楽しませる程の実力があるか楽しみじゃないか。ねぇ、『魔王候補』春日アラタくん。

 

 

 

 

 




リリスとのイチャつき多いです
次回はユイまで出したいと思います
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