学園最強。 作:プートン
感想くれた方々ありがとうございます!
アラタ side
今リリスと2人で教室に向かって廊下を歩いている。
いつも寝坊してるから最近毎朝起こしに来てくれている。
朝から美少女の声で起きれるなんて何て幸せなんだ!
「ん〜。まさか俺に魔術のコピー能力があったとは......」
「まだ器をコピーできるだけにすぎません。どんなプロセスでできるかを調べないと!」
「ふ〜ん......。なぁんだ、そう簡単にはいかっ⁉︎」
教室の前に着いて扉を開けるとみんな机に突っ伏して寝ていた。
「なんでみんな寝てるんだ?」
俺は寝てるセリナのところまで行き肩をゆする。
「おい、セリナ!おきろ!」
だめだ......。全然起きる気配がないなぁ......。
もしかしてこれは.........
「リリスの授業の集団ボイコット?」
「ええ〜⁈そんなぁ〜......」
「ダメだぞ、リリス!職務怠慢なことやってるから!」
「そんなことしてません!」
いつものようにリリス弄りをしてると天井から忍者が降りてきて周りの生徒の様子を見る。
「いや、違うっスね。これは.........」
タクミ side
「『崩壊現象』だね」
そういう
俺は部屋で寝てたらリリスが部屋に突っ込んできて叩き起こされてから無理やりここまで連れてこられてた。
「強い魔力を持っているキミら以外の生徒達は皆眠ってしまった.......要はそういう事みたいだね。というわけでだ!」
「?」
リリスは意味が分かっていないようで不思議な顔で
を見ている。
そして、扉を勢いよく開けた後に
「早速、眠っているかわいこちゃん達にイタズラしにいこう!!」
はぁ.........。やっぱりか。
「ふっ.........。ついに俺も本気を出す時がきたよu」
バキッ!バキッ!
アラタ.........流石に擁護できんぞ.........
「なにも.........殴らなくてもいいと思うんだよ、リリスちゃん」
「クセになったらどうしてくれる!」
アラタと
「ふざけるのもいい加減にしてください!」
「バカバカしい。行きますよ、アキオ」
そんなやりとりを見ていたミラが
「とっととその『崩壊現象』を消滅させれば良いのでしょう?」
「そ、そうそう!ここはみんなで力を合わせてーー」
「いえ」
「え?」
「私達以外は必要ありませんから..........それでは」
そういうとミラとアキオは部屋を出て行く。
出て行く時にミラがアラタの事を睨んでいたが.........
「なんだ?惚れられたか?」
「旦那様ったらとっても自意識過剰ね」
「ふっ.........アリンももっと自分をみせていいんだぜ」
「?.........また裸を見せるの?」
何でそっちの思考にいくんだよ!
最近アリンがアラタに毒されてきている気がする.........
「それはダメです!」
「難しいのね.........」
「それより、学園長」
いつの間にか自分の椅子に座りなおしている
「ん?」
「あれは本当に『崩壊現象』なんですか?」
「ああ、学園の地下からすごい魔力が溢れていてね......」
「「地下⁈」」
俺とレヴィは同時に声を上げた。
「てことはやっぱりユイさんっスか?」
なぜだ?ユイは最近こんな事になるような事は.........。
まさか!俺がアラタと会わせたから魔王候補の影響を受けたのか⁈
くそっ!考えが甘かった!最近力のコントロールが上手くいっているから大丈夫と思ってたんだが.........
「......ユイってあのリリスの次にスタイルのいい.........」
「スタイルで覚えないで下さい!」
「ご明察。この『崩壊現象』は学園地下のダンジョンに住む彼女の魔力が大暴走して引き起こっている」
「ダンジョンなんかあるのかよ!」
「ここは、魔道学園だからね.........」
今俺達は地下のダンジョンに来ている。
「うっわー。なんつうかキモい空間だな......」
「普段はごく普通の巨大迷宮なのですが............」
「多分全部ユイの仕業......。あの子が目覚めようとしている」
「目覚め?寝てんのか?あいつ」
「ユイは世界の裏側、つまり夢の世界に住む魔道士だ。そしてそれがあいつの『テーマ』でもある。それのせいで封印されているが......」
「封印?」
「彼女は
「その魔力の強さ故に彼女はやがて世界すらも眠りにつかせてしまう」
「世界が寝るってどういう......」
「わかりやすくていえば世界の消滅っスよ」
「!!」
「俺のせいだ......」
「タクミ......」
みんな俺の事を見る。
「俺がユイにアラタを会わせたから魔王候補の影響を受けて暴走した可能性が高い。考えの甘さがユイにこんな事をさせてしまったんだ.........」
「てことはこの『崩壊現象』は俺のせい.........」
「それは違うぞ、アラタ。お前は何も悪くない。俺が勝手にお前をユイに会わせたせいだ。最近のあいつの力が安定してきてるから大丈夫だろうと思った俺の甘さのせいだ」
「タクミ..........。大丈夫、まだ取り返しはつきますよ」
「リリス......」
リリスが手を握ってきてくれる。
そうだ。過ぎちまったもんは仕方ねぇ。一刻も早くユイを助けてやらねぇと。
「さて、ミラさんとアキオさんに先を越されないようにさっさと行くっスよ」
「どうして?」
「
「!!」
「ユイを見つけ次第消し去るってことだ」
「わかった、急ごう!」
俺とレヴィは2人で列の前に出る。
「この先は危険だから全員メイガスモードになっとけ」
「おお!」
俺達はダンジョンの中に入って進んでいる。
「おや......迎えが来たようっスよ」
レヴィが何か来たことを知らせる。
前方の方で黒い何かがこちらに向かってきている。
あれは......魔物か。
「なんだありゃ?」
「魔物ね」
「『崩壊現象』や魔力の乱れた場に現れる異世界の存在です。彼らは魔力とその持ち主を食べにくる」
「てことは......こないだの銃が役に立ってことか!」
そういってアラタは魔道書を出して固まる。
ん?どうしたんだ?
「どうしたんですか?アラタ」
「どうすりゃいいんだっけ?」
ドサっ!
あ。リリスがこけた。
また古いリアクションを......
「おい、魔道書よ。こないだの銃にパッとなってくれよ」
「銃?.........ああ、どういった組成だったっけ?」
おいおい.........マジかよ。
「あいつはそういうやつよ」
俺が呆れているとメイが話しかけてきた。
「おいっ!あの時は簡単にやってくれたじゃねぇか!あれだよ、あれ!」
まだ時間かかりそうだな.........
「とりあえず近寄れないようにバリアはっておく?」
「よろしくっス♪」
「悪いな」
そういうとアリンは俺達の前にバリアをはってくれた。
魔物はそこから一歩も動けなくなった。
「アリン、また強くなったな」
「私は魔王の伴侶ですもの」
「ハハハ!そうだったな」
アリンと話しているとアラタの準備が出来たようだ。
「おっ!......きたきた.........」
魔道書はアラタの右手にこの前と同じように.........ん?
「そうそう!こr.........ん?こんなのだっけ?......まっ!いいか!いくぜっ!」
そういってアラタは銃?を魔物に向けて引き金をひく。
「.........ん?あれ⁈お、おい!何も起きてねぇぞ!動けっ!動けって!」
アラタは何度も引き金を引いてるが全く何も起こらない。どうしたんだ?ミスったのか?
「タクミ。
「みたいだな.........レヴィ。こっちこい」
とりあえず近くにいたレヴィを俺の近くに来させて
「どうしたんっスか?」
「俺達のメイガスモードが解けたら誰も戦えないだろ?」
俺がそういうとレヴィは分からないのか首をかしげる。
すると前から光線が飛んできた。
まぁ
「あ......」
レヴィは今ので分かったようだ。
簡単に言うとアラタの銃が暴発して『支配』の魔力が四散。『すっぽんぽん魔術』の発動ってわけだ。
今回の被害は.........
「あ」
「へ?」
リリスとアリン。
あいつら毎回だよな.........。
次は守ってやるか.........
「あ、あれ?」
「ちょ⁈何やってんですか、アラタ!」
「役立たず.........」
まぁ言われても仕方ねぇわな。
てかアリンのメイガスモードが解けたってことは.........
「まずい.........」
「バリアが......」
さっきまで足止めを食らっていた魔物共が一斉に進みだした。
「そうか。俺がリリスとアリンのメイガスモードを解除しちまったから......」
落ち込むアラタ。
「レヴィ」
「了解っス!」
名前を呼ぶとレヴィは意図をわかってくれて魔物とアラタ達の間に入る。
「アラタさん。危ないから伏せてて下さいっス!」
そういうとレヴィは凄いスピードで魔物を腰に差した剣を逆手で持って切り刻んでいく。
あっという間全て切り終わって刀を戻す。
「先を急ぐっすよ」
走りながらアラタが話す。
「忍者って何気にすげぇのな」
「レヴィの実力はトップクラスだ。戦闘能力に限ればおそらく5本の指に入ると思うぞ」
「トリニティセブンってそんなのばっかかよ」
「それでもタクミの方が強いわ」
「......え?」
「タクミはそのレヴィさんを軽くあしらう程です」
「別に軽くなんてないぞ。常にヒヤヒヤもんだ」
「この前2人が鍛錬してるところたまたま見たけどレヴィがボロボロだったのにタクミは無傷だったわ......」
「「.........」」
リリスとアラタの視線が痛い.........
「でも今回はちょっと違う」
ナイスだ、アリン!話を変えてくれてありがとう!
「確かに.........何かユイに特別な意識でもあるのかもな.........」
特別な意識.........ね。
あいつらは似た者同士だからな。
お互いに惹かれるもんがあるんだろ。
よし、さっさとユイを助けてやらないとな!
レヴィも今回はマジみたいだし。早く終わらしてユイとレヴィ連れて美味いもんでも食いに連れてってやろうかな?
地味にアリンとタクミの初絡み。