禍姫   作:紲結、

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完全に思いつきなので投稿頻度も何もかも未定


序章
プロローグ


「ふんふんふーん」

 

とことこと廊下を歩く、向かう先にあるのは今日から所属するチームの部屋だ、俺としてはそこにいるメンバーとの顔合わせが楽しみで仕方ない・・・そこまで仲良くなることは出来ないが

 

この世界は前世で遊んだゲーム禍姫、ある日突然、禍災と呼ばれる災害が起き世界に禍獣と呼ばれる化物が溢れ人類の生存圏の大半が奪われた、それと同時に心に深い傷を負った少女達が不思議な能力に目覚め生存圏を取り戻すという有り触れた設定のゲーム

ゲーム本編はその禍災から数十年後の世界で起きた第6禍災に巻き込まれた少年が主人公となり学校で禍姫と困難を乗り越え絆を深めていくという物語だ

その世界のヒロインの1人に何故か転生していた、因みに前世は男だったのだが主人公では無くヒロインに転生するとは

 

コンコン

ノックしてそのまま入る、返事とか知らないし、待たない

「失礼しま〜す、今日から第4部隊に配属された雲津過 蒼空です」

 

部屋を見渡すと2人の少女と1人の少年がいた

赤色の髪のショートヘアの少女と青色の髪のポニーテールの少女、そして黒髪黒目の少年の3人だ

 

「おおー!貴女が噂のお姫様ですか、歴代禍姫の中でも唯一の浄化能力持ちの、おっと自己紹介が先ですよね

私は氷堂 零、能力は凍結です仲良くしましょー」

 

青色の少女が少しテンション高めに挨拶をして来た

それに続き赤色の少女が興味なさげに言葉を発する

 

「浄化ね、確か禍獣から発生している霧を晴らす事が出来るんだっけ?戦闘の役には立たなそうね

ああ私は火室 夏向、能力は爆破」

 

「零ちゃんと夏向ちゃん・・・憶えましたよろしくお願いします!それと貴方がこの部隊のアンカーさんであってますか?」

 

最後の1人である少年に目を向ける、見た目は登場していなかったが間違いないだろう違ったらどうしよう

 

「あってるよ、僕がこの第4部隊のアンカーだよ

名前は神無木 翔だよ、これからよろしくね」

 

「翔さんですかこちらこそよろしくお願いします!

とは言っても私は戦力にはならないですけどね、あはは」

 

「そんな事はないよ、君の能力を使用しての霧の浄化、非常に重要な事だよ

人類の生存圏を取り戻す他の誰にも出来ない役割だ」

 

原作通りの台詞で凄く感慨深い、それにしても原作通りに進めるためとはいえ、俺じゃなく私を使わないといけないとか少し複雑だけど禍姫のストーリーを見られるなら良いかも

 

「これからどうするの〜、蒼空ちゃんが入ったからパーティーでもする?そうしよう!」

 

「何を言ってるの、そんなお金無いでしょ」

 

「ちぇー、それじゃこのまま待機?」

 

「3人とも折角だから訓練にでも行く?僕としてはいきなり実戦より模擬訓練で連携の確認をした方がいいと思うけど」

 

「う〜、まぁいっかそれじゃゴーゴー!」

 

「それじゃ行きましょうか」

 

「付いていきますね〜」

 

▲

 

「と言うわけで付きました第二訓練場、ここの訓練場は禍獣のデータを元に造られた疑似禍獣と戦うことが出来ます、勿論実戦形式の訓練とはいえ命の危機はありません、多少の怪我はしますけどね」

 

「誰に向けての解説よ・・・」

 

何か夏向ちゃんに呆れられた目を向けられたが、チュートリアル的な説明は俺・・・では無く私の役割なのだこれは譲れない、現実では既に第4部隊の3人は戦闘経験があるがプレイヤーは初めてなので説明する必要がある

現実だからプレイヤー何ていない何てマジレスは不要

訓練場に設置されている機械を操作すると少しして目の前に黒色の霧のような物で出来た狼が数匹現れた

 

チュートリアルの説明を開始する、第4部隊はもう何度も実戦を経験してるので不要かも知れないが役割をこなす

「さてと、翔さんはもう知ってると思いますがアンカーとしての能力を改めて説明しましょうか

まずアンカーは私達禍姫にとって大事な存在です、私達禍姫はスキルを使用する事で禍深度が上昇しやがて禍憑と呼ばれる怪物に変貌してしまいます。

ですがアンカーと繋がる事で禍深度の上昇を抑え少しずつ下げる事が出来ます、これをコネクトリンクと呼びます、禍深度はコネクトリンクをしていればアンカー側からどの程度侵食されているかは確認できるみたいですね、どんな感じにわかるかは私には分かりかねますが⋯取り敢えず、ここまでは大丈夫ですよね」

 

「勿論だよ、だから僕達は君達みたいに戦えなくても前線に必ずでて、そして必ず皆を禍憑にさせずに無事に生きて帰す事が求められてる」

 

「少し重く考えすぎな気が‥‥まあいいでしょう、続いてはアンカーとして最も大事な能力エンゲージリンクに付いて説明しましょう」

 

「エンゲージ?」

 

おや?エンゲージリンクについて知らないとは少し予想外だ、まあ知らなくても無理は無いかもしれない

この世界においては都市伝説じみた能力だし、ゲームだとどんなに重要でも分からなくても仕方ない

 

「それじゃあエンゲージリンクに付いてざっと説明しますが、私達禍姫とアンカーの心、魂を繋ぐ特殊な力場の事です

ただこれはお互いの絆が重要でアンカーからの接続を禍姫は一方的に拒否したりも出来ます、そして重要な事ですがエンゲージリンクはアンカーが禍姫の心や記憶を知る事が出来ちゃうんですよね

だからこそ拒否されない為に絆が重要になるんです」

 

「記憶を見られるわけだから普通は嫌だろうね」

 

「でしょうね〜、特に私達は傷を抱えているからこそ禍姫ですから」

 

そうエンゲージリンクは相手の記憶を知る為に使うことが多い、禍姫は心に傷を負っている、だからこそ普通なら拒否される

だが心の傷を乗り越えるためにアンカーと禍姫はエンゲージリンクをする、簡単に言えば絆レベルを最大まで上げた状態での絆エピソード的な物

現実だとどうなるかはいまいち分からないがまあいいか

 

「さてと、スキルに関しては実際にやってみたほうが早いですよね」

 

「やっと始めるのね、待ちくたびれたわ」

 

「私もやるよー!相手は狼型なら私に任せてよ」

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