奏はあの戦いの後に装者としての人生を終えた。適合係数を失った奏は残念がっていたが私としては奏には生きていて欲しい。翼を1番支えられるのは奏だと思うから。
「私には……きっと無理だよ。私は……嘘つきだから……」
本当に……私は嘘つきだ。
「アイ……」
そしてあの日から2年が経過した。
◆◆◆
「いっそっげ! いっそっげ! アイちゃんのCDの発売日!」
立花響が街を駆ける。彼女が求めるは
「うえぇ〜〜学校から地味に書店が遠いよぉ〜! でもあの本屋じゃないとアイちゃんのCDの特典が揃わないからいかないとぉ〜」
そんな彼女は大通りへと飛び出して……
「っと……ごめんなさい。出会い頭は事故の温床だから注意しないと……。貴女も気をつけるのよ?」
「す……すみません。急いでいたので……」
「春のこの日に急ぐ用……あぁ。そういうことね。安心しなさい……予約商品は逃げないわ」
「あれ? お姉さんは私が買いたい物を知ってるんてすか?」
「そりゃあ今日発売される物は有名だもん。君も気をつけて行きなさい」
「はい! すみませんでした!」
そうして私は響ちゃんを送り出す。はぁ〜……
「原作……やっぱブレイクしてるなぁ……」
響ちゃんの推しが私……って、彼女と翼の接点どうやって作ろう……
「あぁ〜……出たわぁノイズ。もしもしこちらアイです。司令部〜応答願いま〜す」
『アイ君!? 君は何処にいるんだ!?』
「1人で散歩してたら遠目にノイズがいます。翼は出てますか?」
『既に出撃済ですがノイズ発生地点とはまだ距離が……』
「じゃあそのまま来させてください。足止めはやっておくので」
『そのまま殲滅はしないのか?』
「私のフィジカルの弱さわかってます?」
『無理はするなよ?』
「了解です」
無理……か。
『フォニックゲイン反応感知! これは……』
『ガングニール……だとお!?』
あっ響ちゃんが覚醒してる。まずは拾いに行こう。
「え……何……私……えぇ!?」
響ちゃんがガングニールを覚醒させてた。でもまずは……
「はいそこの可愛い娘ちゃんそのまま伏せてね〜!
私はひとまず
「こういうのは好きじゃない……けどぉ!」
拳に纏わせた霊力で位相差障壁を調律して殴る。シンフォギアの機能だけど
「私は怯えているファンを泣かせたままにするアイドルじゃないっての!」
第2陣のノイズを殲滅すると戦場に刃が降り注ぐ。まったく……遅いよ……
「待たせたわねアイ……後は任せなさい」
「ん……あとは任せるよ翼」
「翼……さん? アイ……さん……?」
呆然とする響ちゃんを他所に物語の幕は開ける。ここから私は激動の生活が始まると確信し、怯私の心はえと高揚を内包していた。
気紛れな更新になりますがよろしくお願いします。
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