第5話:鳴きと聴牌
十一月十日。渋谷事変から数日後。
東京は、羂索が放った一千万もの呪霊の跋扈によって、都市機能の大部分が麻痺していた。そこから遠く離れた、栃木県某所の廃立体駐車場。
夜の帳が下りる頃、その最上階には、轟音とともに飛び交う怒号と、異様な呪力の熱気が満ちていた。
高専の管轄外で行われている、呪術師同士の非公認賭け試合――『ファイトクラブ』である。
その喧騒から外れた薄暗いモニター室。不釣り合いな高級ソファーの半分に寝転がる男が、スマートフォンで競馬のオッズを眺めながら、モニター内で戦い合う二人を見ていた。
ヨレヨレの緑のジャージに、ひどい寝癖。目の下には、相変わらず深刻なクマ。雀ヶ原雀は、気怠そうにため息をついた。
「あー……ダル。なんで俺、渋谷で死にかけたのに、翌週から栃木でこんなブラック労働させられてんの。マジで労働基準法仕事しろよ……」
渋谷の地下で、羂索を相手に術式最大の罰符ペナルティを支払った雀ヶ原。その代償として呪力の八割を虎杖へ譲渡し、自身は呪力の大部分を失った。さらに領域展開による負担も重なり、戦闘後には意識を失っていた。
ただし、罰符による呪力譲渡は、あくまでその局が終了するまでの一時的なもの。局が終わった今、虎杖の手元にあの呪力は残っていない。
もっとも、雀自身の呪力も、まだ完全には回復しきっていなかった。そんな雀を回収し、ここまで連れてきた男が、すぐ横からドスの利いた声を響かせる。
「あぁ?何が労働だ、雀。お前をあの死地からわざわざ回収して、飯を食わせて、呪力の乱数調整――つまり休養までさせてやったのは誰だと思ってんだよ。あぁん?」
鋭いフェードカットの金髪に、大柄な体躯。毛皮のコートを羽織り、指先でパチパチとライターの火を弄ぶ男。
都立呪術高専三年、現在は停学処分中。
秤金次だった。そしてその横には、口元に星を模したピアスをしたギャル風のファッションの女性星綺羅羅。
「いや、金ちゃんさぁ……助けてくれたのは感謝してんだけど」
雀はスマートフォンから目を離さず、気だるげに続ける。
「俺、まだ呪力タンクが三割くらいしか回復してないわけ。それなのに、お前の賭け試合のサクラで領域展開のスタンバイさせるとか、完全にパワハラだからね」
「ガタガタぬかすな。お前の『
「俺の領域を前座扱いすんな。あと、ベタオリ防壁は見世物じゃねぇんだよ。こっちはまだ本調子じゃねぇんだから、せめて時給を出せ、時給」
「飯代で相殺だ」
「ブラック企業の典型的な手口じゃねぇか……」
雀はソファーに沈み込んだ。
「金ちゃん楽しそうだね、雀ちゃんと話してる時は」
「あぁ?今からのは“熱”が無いだろ?勝ちが見えてんだからな。野良の術師がパッと出でパンダに勝てる奴は少ねぇ」
モニターの中では、巨体のパンダと虎杖悠仁が、激しく拳を交わしていた。
「そうでもなさそうよ?金ちゃん」
パンダが巨体を生かして腕を振り下ろす。虎杖はそれを紙一重でかわし、足を滑らせながら懐へ潜り込んだ。一見すれば、パンダが力任せに虎杖を追い詰め、虎杖が必死に食らいついているように見える。
だが、雀はすぐに八百長である事へ気づいた。
パンダの攻撃は、当たりそうで当たらない。虎杖の拳も、決定打になる直前でわずかに軌道を逸らしている。八百長試合だ。雀は興味なさげに画面を眺めていたが、ふと、その動きに目を留めた。
「……お?」
モニターの中で、試合の流れが変わる。
パンダが大振りの拳を放ち、虎杖がその懐へ潜り込んだ。拳が腹部へめり込む寸前、パンダがわずかに身体を引く。それでも、観客から見れば十分な一撃だった。巨体が大きくよろめき、虎杖が追撃の構えを取る。
雀はスマートフォンを少し下げた。
「へぇ。あのパチンコ大王、殴り方は雑だけど、身体の使い方は悪くねぇな」
「パチンコ大王?」
秤が画面を見やる。
「虎杖悠仁って奴だ。さっきから見てるが、妙に頑丈でな。こっちが想定してたより、ずっと面白ぇ」
「虎杖……ねぇ」
雀は名前を聞いても、特に反応を示さなかった。ただ、口元だけがほんの少し緩んでいる。モニターの中で、虎杖はパンダの攻撃を受け流しながら、隙を見て拳を叩き込んでいた。
パンダは大きく吹き飛ばされたように見せかけ、床を転がる。観客席から歓声が上がった。その動きには、荒削りながらも確かな強さがある。
「……パチンコ大王、相変わらず無茶苦茶やってんなぁ」
秤が眉をひそめる。
「なんでパチンコ大王なんだ?」
「いや、なんか地元で呼ばれてたらしい。そんなことより、思ったよりやれるんだな」
雀はあくびを噛み殺した。秤は再びモニターへ視線を戻す。
「まあ、気に入った。あいつ、試合が終わったらこっちに呼べ綺羅羅、話してみてぇ」
「はいはーい。悠ちゃんね?連れてくるねー」
「金ちゃんのお眼鏡にかなったんなら、本人も光栄だろうよ」
「お前、興味ねぇなら黙ってろ」
「俺的にはどうでもいいよ。競馬の方が大事なんで」
そう言って雀はスマートフォンへ視線を戻した。モニターの中では、虎杖が最後の一撃を叩き込み、パンダが派手に倒れ込んでいた。
試合を終わらせるための、予定どおりの決着だった。
*
「失礼しまーす」
軽い声とともに、虎杖悠仁がモニター室へ入ってきた。
「おう。よく来たな」
秤がソファーから立ち上がる。虎杖は室内を見回し、秤の姿を確認した。
その直後だった。
ソファーの端に寝転がる、くたびれた緑色のジャージ。ぼさぼさの髪に、深い目の下のクマ。見覚えのある姿を目にした瞬間、虎杖の動きが止まった。
「…………えっ?」
「お。パチンコ大王! 久しぶり」
雀ヶ原雀は、スマートフォンから目を離さずに片手を振った。
「元気そうで何より。こっちは渋谷で死にかけたうえに、回復してるそばから労働させられてるけど」
「いや、なんで先輩がここに……!?」
虎杖は思わず声を上げかけ、途中で口を閉じた。渋谷で何があったのか。雀ヶ原がどうしてここにいるのか。
聞きたいことはいくらでもある。
だが、今の自分は秤に接触するため、一般人の格闘家を装ってここに来ている。高専の人間だと悟られるわけにはいかなかった。
「なんだよ。人の顔見てそんなに驚いて。幽霊でも見たか?」
「い、いや……そういうわけじゃ……」
「ならいいじゃん。俺のことは気にせず、用事済ませな」
雀はひらひらと手を振り、再びスマートフォンへ視線を戻した。虎杖も、それ以上は何も言わなかった。二人の間に、短い沈黙が流れる。
秤はそのやり取りを、黙って眺めていた。
「……へぇ」
ほんのわずかに、目を細める。虎杖は雀の姿を見て、明らかに驚いていた。一方の雀は、まるで知り合いに偶然会った程度の反応だ。呼び方こそ妙だが、二人が特別親しい間柄だと断定できるほどではない。
少なくとも、今の短いやり取りだけなら。
「ま、いいか。座れよ、虎杖」
「はい」
虎杖は勧められた椅子に腰を下ろした。秤は向かい側に座り、足を組む。
「それで、さっきの試合。悪くなかったぜ。身体能力もあるし、殴り合いのセンスもある。あれなら客も盛り上がる」
「ありがとうございます」
「で、だ。虎杖」
秤は指を一本立てた。
「『1日1時間あることをすれば100万』って言われてどうする?」
「?何をするか次第だろ」
「情報商材を買わなきゃいけねぇ。20万でな?」
「それだったら無理だ」
虎杖は苦そうな顔をし、秤はニヤつきながら続ける。
「これの動きなら詐欺だ、お前が嫌がるのは当然だ。金持ちを装い成り方を教え、教えた分の金をいただく。普通に考えてアホじゃなきゃ引っかからん」
秤の語気が強くなっていく。
「なぜ騙されるかわかるか?それは“熱”だと思っている」
「熱?」
「ああ、騙し騙される両方が“金が欲しい”っていう“熱”だよ。こういう熱が判断を狂わせる。俺はその“熱”を愛してる」
秤はより虎杖の目を見つめながらさらに語る。
「一番簡単だが一番熱い“熱”が何かわかるか?虎杖」
そう言われて咄嗟にソファーで寝っ転がってる雀を見る。
「賭け事(ギャンブル)?」
「さすがパチンコ大王、分かってるねぇ?」
ヘラヘラと雀がチャチャを入れる。その声は少し楽しそうだった。
「雀、お前いいの見つけたなぁ?その通りだ虎杖。俺は“熱”を愛している、“熱”は“賭け”で“賭け”は“人生”。そして、俺はこの“
秤の“熱”に場が支配されていく。
「呪霊が公になり上層部が機能してない今、俺たちがデカくなるチャンスだと思わないか?呪術規定を変え、賭け試合を公の存在にする。そのために優秀な駒が必要ってわけだ虎杖。俺の“熱”について来ないか?」
「分った胴元ーー」
『ペコペン ペンペコ ぺぺペン』
不意にローテーブルの上に置かれた秤の電話が鳴る。
「なんか飲みもんいるか?虎杖」
不在着信になったスマホを一度確認し、グラスを取り出す。
「酒以外で適当に」
「俺の分は?」
「オメェにはねぇよ雀。虎杖、酒弱いのか?残念だ」
「いや、未成年」
「気にしねぇーだろお前。知ってるか?五条悟も下戸なんだ」
「五条って誰だ?」
知ってる名前を虎杖は顔に出さず、知らないと答えた。
「術師で五条悟を知らない奴はいねぇ、お前高専か?」
*
同じ頃、モニター室の外。
立体駐車場の薄暗い通路を、伏黒恵とパンダが慎重に進んでいたが、星綺羅羅と出くわしてしまった。
(パンダちゃんと悠ちゃんといたトゲ頭、パンダちゃん伝いで入ったなら高専側?悠ちゃんもって事だよね?金ちゃんが危ない)
綺羅羅は尻ポケに入っているスマホに手をかける。その瞬間伏黒の式神『玉犬 渾』が飛んでくる。
しかし、綺羅羅のガードした手に触れた瞬間渾が伏黒にまで弾き飛ばされた。
それを見るなり綺羅羅はモニター室へ駆けていく。
「待て綺羅羅!俺たちは秤に頼みたいことがあるんだ!」
「信じらん無いよパンダちゃん!」
伏黒がモニター室と綺羅羅の間に渾を出し、硬直状態になる。
「綺羅羅さん!俺たちは高専じゃ無い。東京で呪術テロがあったんです!秤さんの協力が必要なんです!」
「綺羅羅たちと上が揉めたのは知ってる!だけど五条が封印されちまったんだよ」
「いやいや、流石に嘘でしょ」
綺羅羅は全く信じない。
(綺羅羅さんが秤さんに1番近い、この人をとにかく説得する)
伏黒は脱兎を大量に呼び出し、制圧に打って出る。
*
モニター室。虎杖の喉が、小さく鳴る。
重い空気の中雀はソファに沈み込み、スマートフォンの画面を眺めていた。こちらの話に興味があるのかないのか、相変わらず判別しづらい顔をしている。
「……高専か、って聞いてんだよ」
秤が繰り返した。
軽い口調だった。けれど、その目は笑っていない。虎杖は一瞬だけ言葉に詰まり、それから、ゆっくりと息を吐いた。
「……そうです。東京都立呪術高等専門学校の一年です」
「へえ。さっきは知らねえふりしてたのに、今度はあっさり認めるんだな」
「すみません。事情があって、最初は言えませんでした」
「事情ねぇ」
秤はグラスを一つ手に取り、指先で回した。
「で? その高専の一年坊主が、わざわざこんな場所まで何しに来た?」
「秤さんに協力してほしいんです」
「何に?」
「五条悟が封印されました」
「ははっ、そんな大事件を信じると思うか?」
秤が笑った。嘲笑というより、あまりにも頓珍漢な答えを聞いたような笑いだった。
「ずいぶんデケェ話だな。もうちょっと具体的に言えよ」
「……これから、もっと多くの人が呪いに襲われます」
虎杖は秤を見据えた。
「東京では、もう呪霊が街中に出てる。今までみたいに、呪術師が裏で処理すれば済む状況じゃない。これから先、呪術界そのものがどうなるかも分からない」
「それで俺に何をしろって?」
「一緒に戦ってほしいんです。呪霊を祓うために。助けられる人を助けるために」
「なぁ虎杖、初対面のはずだよな俺ら。なんでおれなんだ?」
秤の声が、わずかに低くなった。
「先輩たちがあんたを強いと言ったから」
「いいかよく聞け?術師同士で何かを頼むってのは“命を懸けてくれ”ってことが前提だ!その“熱”をお前は見せなきゃなんねェ!それを踏まえて人に頼まれたから来るってのはなんなんだぁ?夜蛾のおっさんは何してやがんだよ!!」
「俺は部品だ」
虎杖が据わった目で見る。
「呪いを祓い続ける部品、ただ回り続ける歯車」
「クソほどつまんねぇな。もういい、これで終わりだ帰れ歯車」
まるで死んだ魚をみるように、落として壊れたおもちゃを見るように、冷たく放たれた拒絶。
(大王、それは役満放銃だって)
ソファーを座り直し、横目のまま二人を見守る雀。
「俺は部品だ。部品には部品にしかできないことがある。呪いを祓い続ける役割に秤先輩が必要だから、アンタが首を縦に振るまで付き纏う」
虎杖が一歩前に出て叩きつける。
「先輩、アンタの役割はなんですか?ただの“熱”を見るだけか?」
(なんだコイツ……部品が言う“熱”じゃねェだろ)
「金ちゃん、ここまで後輩の“熱”受けといてハイソウデスカでケツ割るなんて無いよね?」
(この野郎さっきまで黙ってたくせにヨォ……だが“熱”に嘘はいけねぇ)
「俺は、秤さんみたいに上手く話せないし、頭もよくない。どうすれば一番効率よく勝てるかなんて、雀先輩みたいには考えられない」
「おい、そこで俺を引き合いに出すなよ……」
ソファーから、気の抜けた声が飛んできた。雀は画面から目を離さず、ぼそりと付け足す。
「俺は今、回収率を計算してんだ。弁論の邪魔すんなよ」
「すみません、先輩」
「謝る相手が違うだろ……」
秤が鼻で笑った。ほんの少しだけ、室内の空気が緩む。
「取引だ、綺羅羅とお前のツレも呼ぶぞ。雀、頭貸せ」
*
モニター室の扉が開く。
秤、虎杖、雀の三人が廊下へ出た瞬間、目に飛び込んできたのは、綺羅羅を背後から取り押さえる伏黒だった。
「……はぁ。人間同士の話し合いって、なんでこう面倒くせぇんだろうねぇ?一旦ストップ、話ついたから纏めるぞ」
「お前も人間だろ」
秤が言う。
「だから面倒くせぇんだよ」
雀は大きくあくびをした。
「とりあえず五条悟が封印されたのは確定だとして?俺が金ちゃんのパチ屋東京新装開店ツアーついでに回収された後の話を聞かせろ」
「そんな雑い感じで回収されたんですか」
「俺が人呼んでる間にそんなことが」
「あとなんかあったで言えば、学長も死んだ。まぁ大丈夫だそこは」
えらくあっけらかんと言うパンダに悲しそうな顔をする虎杖と頭を抱えてヤックルの尻に矢が刺さった時以来の悲しさだと言う訳のわからないことを言う秤。
「とりあえず死滅回遊平定には協力する。だが取引なことを忘れるな?それが終わり次第こっちの方を手伝ってもらう」
「そこは心配しなくていいですよ、俺禪院家当主なんで」
「伏黒くんだったね!仲良くしようね♡」
「デレ顔の金ちゃんキモ過ぎ」
「っざっけんな雀!!」
リンゴンリンゴンリンゴンリンゴン
不意に不気味な警告音がドクロに羽を模した奇妙な式神から鳴る。
【
【《
「俺はコガネ!泳者と死滅回遊をつなぐ窓口!」
「噂の両面宿儺のせいですでに虎杖が卓に座ってるってことね。ならまずは情報だな。泳者情報を教えてくれ、100点を超えているやつがいい。ルール追加が必要になる」
雀の言葉に虎杖が合わせコガネの体が伸び、情報が映し出される。
「この鹿紫雲ってやつがルール変更したな、それと日車ってやつだな。コイツらを使えば津美紀を抜けさせるルールを人を殺さず足せる。総則8の、得点会得後19日間ポイント変動がない場合泳者から術式を剥奪するって言うのを、ポイントを移動させるルールを作れば回避できる」
「津美紀ってのが誰か知らないけど、要は抜けるルールを足したいんだろ?伏黒。なら、点棒消費の生贄召喚ってところだろうな」
「そう言うことです雀ヶ原先輩。それに獄門疆を解除できる“天使”も探す」
拳を握り、伏黒は全体を見渡す。
「この、鹿紫雲一と日車を狩りましょう」
「その天使って姿はわかってんのか?」
「天元様曰く、見たまんまだそうですよ秤先輩。東京第2結界に居るそうです」
「なら俺とパンダが第2だな。伏黒くんと虎杖と雀が第1で、雀!お前が司令塔だ。そんで綺羅羅が連絡役だな。強そうな鹿紫雲には俺がつく、パンダは鼻が利くから天使探しだ」
「金ちゃん、俺が連絡役でいいじゃんか、綺羅ちゃんの方が逃げ足早いんだから中行く方が良いって」
圧倒的不服を全面に出しながら通るわけがない反論をする雀。
「ふざけたこと抜かすんじゃねェ、そっちで最終のラス牌自摸るやついねェでどうすんだよ!それに綺羅羅の方が状況把握に動かす方が良い、乙骨と連絡が取れないなら尚更な」
「まぁそうなんだけどさぁ、働きたくねー。虎杖伏黒、俺が動かんようにたのむな?」
いつも通りやる気のない頼れる先輩に呆れながら、夜の帳が上がり、十一月十二日を迎える。
おで、当初思ってたんと違う流れになっていく気がするんだ。
後、「」の中のセリフでの!?のあと、一マス空白欲しいかどうか教えて?
原作基準で行きますか?
-
はい。原作基準でオリ敵、オリ展開無し。
-
いいえ。原作基準ではなくオリ敵オリ展開で