憑依したらラクーンシティだった件について、助けて!死ぬ!黙れ!スペンサーのおじいさん!! 作:究極のラスボスウェスカー
ここまで来たら満腹まであるけどここでエタったりしたら究極のラスボスの飯にされる可能性が高いのでここからも気合い入れて頑張って所存、ただここからは映画版のルートから外れた独自展開になるのでちょっと出すのが遅くなるかも、いや遅くなる。
「よし!警察署近くを抜けてくルートにしよう!」
「……まぁリスクの高い動物園や何も分からん下水道を通るよりかはマシか…俺は異論無しだ」
「私も無いわ、少しでも武器が欲しいもの」
ま、良いんじゃないかブライアン?いい加減ショットガン以外の武器も欲しかった所だし、ここらで警察様から武器を借りてコ〇ンドーもびっくりな重武装にしちまおうぜ!
「武器を借りパクするのは既定路線何だな……」
「こんな非常時よ、四の五も言ってられないわ」ガチャン
「それに我々は天下のアンブレラ社だ、多少の罪なら最悪
「警察相手に賄賂仕掛けるとか最悪だな!?」
「心配するな、前所長のアイアンズにはうちの職員が良く賄賂を送ってた、今の所長が誰かは知らんが多少物を無断で借りても見逃してくれるだろう」
「心配事は無いだろうけど言ってる事は最悪だなおい!?」
「2人共話してる暇が有るなら早く移動しましょう、さっきの化け物に追いつかれるかも」ガチャガチャ…
「あーマキシーン?そのゴツイ銃は?」
「車に積んでおいた予備の銃よ、マガジンが3つと中に入ってる弾だけだから少し心許ないけど……」
ガチャン!
「無いよりかはマシね…囲まれる前に行きましょう」
「そうだな、とっとと行こう!化け物共が来る前に!」
ブライアン、後ろは任せとけ、馴染んできたのか知らないが視界が後ろにも回せるようになった、ア〇ロの真似事も夢じゃねぇぜ!!
「それはそれで怖いな…身体を乗っ取るとかしないよな?」
まぁ大丈夫じゃない?………多分
「おい!?」
「頼むぞマキシーン…あとブライアン」
-路地裏-
テク…テク…テク…
スッ「2人共、あそこにガンショップが有るわ」
「あれは……ケンド銃砲店?」
「電気は……一応着いてるな…」
「弾薬が置き去りされてるかも…中を漁ってみましょう」
「おいおい…店の物を盗む気か?」
「申し訳無いけどこの緊急時よ、持っていく分は後で店主に実費で支払うわ」
「それで店主が生きてるなら良いけどな…はぁ…」
ケンドかぁ………まさか2026年のこの時代にその名前を聞くことになるとは思わなかった。
「知ってるのかカガミノ?」
あぁ、まぁ俺の記憶じゃ店主は主人公の目の前で食い殺されて終わってるけどな*1
「oh……聞かなきゃ良かった…」
まぁそこからかなり時代が流れてんだ、もしかしたら普通に生きてるかもな?
「だといいんだけど……」
「とにかく中に入って見ましょう、ブライアン、後ろは任せたわ」
「分かった」カチャ
「じゃあ…入るわよ」
ギィィィィィ………
「っ!?何なのこの死体の数…!!」
くっっさ!?
「……随分とここに押し寄せてた見たいだな」
「酷い匂いだ……この様子だともう店主はもう既に…」
「……とにかく中に入って見ましょう…」
グチュ…グチュ…
「何だこの匂い!?」
「中に入ったら更に酷くなったな…」
「ブライアン……恐らく彼がこの店の…」
グチュァ…
「Oh……F〇CK……余り気分が良いものじゃないな…」
「恐らく最後まで抵抗したみたいだな…」
「それで最後には化け物になる前に自分の頭をショットガンでズドンか…」
「……彼、近くのスマートフォンに何かボイスメッセージを残してたみたいね」
「再生は?」
「できるわ、ロックは外しているみたい」
「聞いてみるか…」
「そうね、取り敢えず聞いて見ましょう」ポチッ
「俺はケンド銃砲店の店主ロバート・ケンドだ、願わくばこのメッセージがニホンに居る娘や最愛の妻であるサラに届く事を祈って、俺は最後の言葉をここに残す』
「ゴホッ……今ラクーンシティは地獄と化してる…』
「人同士で食い殺し合い、動物達も凶暴化して各地で襲いかかってる……』
「警察も対応に当たってたがついさっき知り合いの警官を俺が撃ち殺した……』
『朝挨拶して昨日酒を一緒に飲んでた友人が気がついたら人喰いの化け物になってた…そしてそれも全員撃ち殺した……』
「ははっ…もうこの街は終わりだ…多分…俺も直に人喰いの化け物になっちまうだろう……』
「この口は妻だけの物だ…だからこの唇が誰かの身体を襲う前に…自決しようと思う……』
ガコン…
「最愛の妻サラへ……70歳の誕生日祝いを祝えなくてすまない……』
「そうして俺のたった1人の…俺の大事な一人娘のエマへ………」
「どうもパパは結婚式に行けそうに無いみたいだ…本当だったら来週の晴れ姿を楽しみにしていたんだ……楽しみだったんだ……!!』
「クソッ!!何で今化け物騒ぎが起きちまうんだよ!!何でエマの結婚式を見に行く為にチケットを取った翌日にこんな事になるんだよ!?』
「何で何だよぉ…クソ…!!』
「………エマ……こんな録音越しでしか言えなくてごめんな……』
「結婚……おめでとう…』
ピコン!!
………………
「「「…………」」」
こいつは……遺言か………ブライアン……
「っ……」
「マキシーン、ポール…このスマートフォン、持っていこう……」
「えぇ、聞いてしまった以上、遺族の方に渡さなくては行けないわ……」
「そう…だな………」
ドサッ!
「本当に…本当に申し訳ない……我々がウイルスを漏洩させなければ……こんな事には……!!」
「ポールドクター……」「ポール……」
「…………行きましょうブライアン、ポールドクター、早くこの地獄を終わらせる為の治療薬を完成させましょう」
「すまない……すまない………!!」
「分かった……」
「これが終わったら…必ずこのスマートフォンを娘さんと奥さんの元へ届けよう…」
「えぇ…必ず……」
ロバート・ケンド
RE版と違い娘もすくすく育ち自立し、結婚式すると言う所まで来ていた、勿論父親として日本までのチケットを発券して参加する気満々だった、だがその直後バイオハザードに巻き込まれた。
可能な限り店に残ってる武器を市民に渡し襲いかかって来たゾンビ共相手に噛まれながらも最後まで抵抗し最後はスマートフォンに遺言を残し自害した、没年67歳。
ブライアン
また1つ背負う物が増えた。
ウイルスへの抗体も持たない一般人で有りながらもゾンビに立ち向かい、人を人のままで居させる為に子供を介錯し、ついには遺言を託された、それでも前に進み続けてる少し前まで銃も使った事すら無かった心優しき人。
幽霊(カガミノ)
クソ程重い遺言を受け取ったからか流石に茶化す余裕も無かった、アンブレラ絶対許さねぇ!!
ポール
天下の倫理観オワコン企業であるアンブレラ所属の科学者でも遺言は流石に堪えたのか死体に向かって謝罪を始めた、そんなに謝るなら最初から漏洩させなきゃ良いのに…
マキシーン
救えなかった命の末路を目の前で見せられてるので流石に罪悪感しかない、アンブレラ社所属の護衛なのに人が出来ている人格者側だからこそ尚更キツイ。