TSマルフォイの純血主義を矯正したら高飛車ツンデレ幼馴染(傲慢持ち)になった件 作:マルフォイは貧乳だろボケがふざけんな
真夜中の騒動から一夜明けた、グリフィンドール寮の談話室。
朝の光が差し込む窓辺のテーブルで、ハーマイオニー・グレンジャーは周囲に人がいないことを確認すると、ハリーとロナの二人に向かって声を潜めて切り出した。
「――いい? 二人とも。昨日の夜、あの部屋にいた巨大な三つ頭の犬だけど……あなたたちが目玉を回して怯えている間に、私はちゃんと見たわよ。あの犬、床にあった『落とし戸』の上に立っていたわ。間違いなく、あの下で何かとても重要なものを守っているのよ」
「落とし戸……? じゃあ、やっぱりハグリッドがグリンゴッツの金庫から持ち出したあの小さな包みが、あそこに隠されてるんじゃないか?」
「……ねえ、このこと、昨日の夜に助けてくれたレオンにも共有した方がいいんじゃないの?」
ロナが身を乗り出して提案すると、ハーマイオニーはピシャリと首を横に振った。その茶色い瞳には、まだ消えきらない理知的な警戒心が宿っている。
「いいえ、あの人にはまだ言わない方がいいわ。まだ完全には信用できないもの」
「えっ、なんでよ?」
「だって考えてみなさいよ。昨日の夜、あの人が私たちを麻痺呪文で助けてくれたのは事実だけれど……そもそも、マルフォイさんのことを頼むっていうあのくらいの話をするなら、別に真夜中のトロフィー室じゃなくたって構わなかったはずよ。放課後にでも、空き教室で示し合わせて会えば済んだ話じゃない。なのに、わざわざ校則違反になる真夜中に呼び出して、都合よくピーブズが現れて三階へ逃げ込むなんて……どこか引っ掛かるのよね」
秀才ならではの鋭い推察を並べるハーマイオニーに対し、ロナはあからさまに不満そうな顔をして唇を尖らせた。
「ちょっとハーマイオニー、命を助けてもらったってのに、恩人をそこまで疑うのはどうなのよ! そんな偉そうなことを言うけど、あんただってあの犬を前にした時は、怖くて縮こまってただけじゃない!」
「なっ……!? わ、私だって扉の鍵を開けたじゃない! あなたみたいに腰を抜かして抱きついていた人に言われたくないわ!」
「な、なによ、あれは不可抗力でしょーが!!」
顔を真っ赤にして言い争いを始める女子二人を見て、ハリーは慌てて二人の間に割って入った。
「ま、まあまあ二人とも、喧嘩はやめようよ。ハーマイオニーの言う通り少し不思議なところはあるけど……でも、レオンがあの場で僕たちを助けてくれなかったら、今ごろ本当に危なかった。それだけは間違いない事実だよ」
ハリーの真っ直ぐな言葉に、ロナは「ふんっ」と腕を組み、ハーマイオニーは悔しそうに唇を噛んで視線を落とすのだった。
☆☆☆
そして、さらにその翌朝のことである。
昨日は一日中、ロナと親しげに話していたことを巡ってドラ子のご機嫌取りに追われ、放課後には特製の紅茶とタルトを貢いでようやく許してもらうという、なかなかハードな一日だったな――と振り返りながら、俺ことレオン・フォーリーはドラ子と一緒に大広間へと向かっていた。
すると、大広間の扉の前で、またしても向こうから歩いてきたロナ・ウィーズリーと鉢合わせになった。
ロナは俺の姿を見つけると、周囲の目を気にするようにキョロキョロと見回してから、すれ違いざまに俺のローブの袖をクイッと引っ張った。
「ん? どうした、ロナ」
「……あのさ。一昨日の夜の、あのデカい犬だけどね」
ロナは背伸びをして俺の耳元に口を近づけると、小さな声でボソッと囁いた。
「ハーマイオニーが言うには、あの犬、床下の扉みたいなのを守ってたんだって。あんたにも関係あると思って、一応きょーゆーしとくわね。じゃあ!」
それだけを早口で告げると、ロナは風のようにグリフィンドールのテーブルへと走り去っていった。
……ん? なんでわざわざ俺にそれを言いに来たんだ?
原作通りなら、あの三人は自分たちだけで秘密を共有して調査を始めるはずなのだが、もしかしてあの一件で仲間カウントされてたりは……無いよな?
そんな嫌な予感を覚えながら――俺はピタリと動きを止め、恐る恐る自分の左隣へと視線を向ける。
そこには、昨日と寸分違わぬポーズでピシリと凍りつき、シルバーグレーの瞳から再びハイライトを消失させかけているドラ子の姿があった。
「……ねえ、レオン? 今度はいったい、あの赤毛と何のヒソヒソ話をしていたのかしら……?」
「あー、いや、そのだな、昨日の魔法薬学の宿題の答え合わせというか……」
こりゃあ今日も今日とて、放課後はうちのお姫様のご機嫌取りに奔走されることになるな、と俺は内心で苦笑いを噛み殺した。
そんなドタバタがありつつも、大広間で朝食が始まると、すぐに会場全体の空気を一変させるビッグイベントが起きた。
朝の郵便配達のフクロウたちが舞い込む中、六羽の大きなモリフクロウが、誰の目にも明らかな「空飛ぶ箒」の形をした細長い小包を運んできたのである。
いや、正確には一つではなかった。
六羽のフクロウがグリフィンドールのハリー・ポッターのもとへ小包を落としたのと同時に、別の立派なワシミミズクの一団がスリザリンのテーブルへと舞い降り、なんと俺の隣に座るドラ子の前にも、まったく同じ形をした細長い小包をストンと落としたのだ。
「えっ……? な、なにこれ、私宛て?」
目を丸くしたドラ子が包み紙に添えられた封筒を開けると、そこにはスリザリン寮監であるセブルス・スネイプ教授からの短いメモが入っていた。
包み紙を破ると中から現れたのは、 輝くマホガニー材の柄に金文字が刻まれた、現時点で世界最高峰の競技用箒――『ニンバス2000』だった。
「――っ! う、嘘、『ニンバス2000』よ! スネイプ先生が、私が一年生でシーカーに選ばれたお祝いとして、マルフォイ家と掛け合って特別に手配してくださったんですって!」
パァッ! と花が咲いたように破顔し、その場で箒を抱きしめんばかりに大層喜ぶドラ子。周囲のスリザリン生たちからも「すげえ!」「これでグリフィンドールのポッターとも互角以上の条件だぞ!」と歓声が上がる。
俺は教職員テーブルの端で、何食わぬ顔でコーヒーを啜っている黒づくめのスネイプ教授へと視線を向けた。
マクゴナガル教授がハリーに『ニンバス2000』を買い与えたのを察知してドラ子が道具の差で負けないよう、即座に同じ最新鋭機を用意してやるとは。
へぇ、あの教授もなかなか粋なことをするじゃないか、と俺は素直に感心した。
……まあ、そんな優しいスネイプ先生には申し訳ないんだけど、原作の展開を進めてハリーたちを成長させるために、しばらくの間は賢者の石を狙う悪者扱いのまま我慢してもらうことになるんだけどな。
心の中で謝っておこう、ごめんね先生……!
☆☆☆
それから少し時が経ち、十月も中旬に差し掛かったある日の放課後のことだ。
念願の『ニンバス2000』を手に入れたドラ子は、キャプテンのフリントに呼ばれてクィディッチ競技場でのチーム練習へと向かっていた。
相棒が留守で暇になった俺は、「さて、たまには一人で静かに勉強でもしてるか」と、城の四階にある図書室へと足を運んだ。
何万冊もの魔術書が天井までぎっしりと並ぶ静謐な空間。
俺は普段の授業の復習ではなく、習ってない範囲の魔術書を手に取る。
すると、その一番奥のテーブルに、見覚えのあるくしゃくしゃの茶髪の少女が一人で座っているのが目に入った。
分厚い呪文の本を机いっぱいに積み上げ、まるで親の仇でも睨みつけるかのような鬼気迫る表情でページをめくっている――ハーマイオニー・グレンジャーだ。
「おや、グレンジャーさんじゃないか。奇遇だな、こんな時間まで勉強かい?」
俺が気さくに声をかけると、ハーマイオニーはビクッと肩を揺らして顔を上げた。
そして俺の顔を確認すると、その瞳に微かな警戒の色を浮かべながら、ぎこちなく挨拶を返してきた。
「……ええ、ご機嫌よう、フォーリー。あなたこそ、クィディッチの見学には行かないの?」
「うちのドラ子から『練習中はまだ見ないで!』って釘を刺されててね。――ああ、隣、座ってもいいかな?」
俺が断りを入れて近くの席に腰を下ろし、抱えていた魔術書を机の上に置いた瞬間だった。
ハーマイオニーの視線が、俺の置いた本の背表紙――『実践・中級防衛魔術と呪詛返し』という4年生の指定教材のタイトルに吸い寄せられ、彼女の顔がハッと焦ったように強張ったのである。
……ん? なんだ、俺またなんかやっちゃったっけ?
急激に曇っていく彼女の表情を見て、俺は内心で遠い目をした。
魔法薬学の授業で回答を横取りしちゃった件といい、一昨日の夜の三頭犬を麻痺呪文で眠らせた件といい、どうやら俺が無自覚のうちに、この学年一の秀才少女のプライドをへし折るようなムーブをかましてしまっていたらしい。
……主人公陣営のメンタルケアも必須か。
よし、ここは一つ「どしたん、話聞こか?」の精神でいこう。
俺は読んでいた本をパタンと閉じると、頬杖をついて穏やかな目線でハーマイオニーの顔を覗き込んだ。
「……グレンジャーさん。なんだかすごく思いつめた顔をしてるけど、何か悩み事でもあるのか? 俺でよければ話を聞くよ」
ハーマイオニーは羽根ペンを握りしめたまま、しばらく唇を噛んで俯いていた。
プライドの高い彼女のことだ、「何でもないわ」と突っぱねるかとも思ったが――意外と素直に彼女は、ぽつり、ぽつりと絞り出すような声で語り始めた。
「……あなたは、本当にすごいわね、フォーリー」
「え?」
「私ね、マグルの家で育って、自分が魔女だって知った時はすごく嬉しくて……同時にすごく不安だったの。だから、ホグワーツに来る前に教科書を全部暗記するくらい勉強したわ。ここに来て、実際に魔法に触れて、授業で先生に褒められてからは、少しだけ自分に自信がついたのよ。いっぱい勉強して、知識を増やせば、一年生の中だったら誰にも負けないって」
そこまで言って、ハーマイオニーはギュッと自分のスカートを握りしめた。
「……でも、私はあなたに負けたわ。魔法薬学の知識だけじゃない。一昨日の夜、あの三つ頭の犬が襲いかかってきた時……私は『怖くて縮こまってただけじゃない』ってロナに言われて……正直、図星だったの。いくら本を丸暗記していても、いざ本物の危機を前にした時、私の頭は真っ白になって指一本動かせなかった。あの場で冷静に対処して動けたのは、あなただけだったわ。一年生では習いもしない『麻痺呪文』なんて高等なものまで完璧に使って……」
さらに彼女は、俺の机の上に置かれた四年生用の魔術書を悔しそうに見つめた。
「今もそうよ。私が一年生の応用問題で必死になっている時に、あなたはもう何年も先で習う本を読んでいる。……私、自分がすごくちっぽけで、無力に思えてしかたないの」
すっかり自信を喪失して肩を落とすハーマイオニーを見て、俺は内心で頭を抱えて絶叫した。
メンタル崩壊のガバ、完全に俺のせいじゃんか……。
ロナをお姫様抱っこしたまま三頭犬から逃げるために、つい手っ取り早く『ステューピファイ』なんて呪文をぶっ放してしまったのが、まさかこんな形で真面目な彼女の心を折っていたとは。
俺は脳内で高速で思考を巡らせた。
ここで「そんなことないよ、君はすごく優秀で頑張ってるよ」と、優しい言葉を並べて十一歳の女の子を慰め、懐柔することは容易い……とまでは言わずとも、前世の人生経験を使えば十分にできてしまうだろう。
だが、それでいいのか?
もしここで俺が甘い言葉で彼女に過度な自信を取り戻させてしまった結果、彼女が「自分の力を証明しなきゃ!」と焦って、ハロウィーンの夜に一人でトロールに挑んでしまったら? あるいは、自分一人で三頭犬の秘密を暴こうとして無謀な真似をしてしまったら?
――そもそも、俺は『ハリー・ポッター』という物語が好きだ。
最初は欠点だらけで、喧嘩ばかりして、それでも足りない部分を補い合いながら成長していく、不器用な彼ら三人が好きだ。
俺は、原作知識を使ってこの物語を自分の好きなように操りたいんじゃない。ただ、この世界の彼ら全員に、誰一人欠けることなく幸せになってほしいだけなのだ。
なら、今ここで俺がすべきことは、甘い慰めじゃない。一人の魔法使いとして、本心から彼女を叱咤激励することだ。
腹を決めた俺は、背筋を伸ばし、真っ直ぐで誠実な声でハーマイオニーに告げた。
「――上には上がいる。そのことを一年生の今のうちに知れただけでも、君にとってすごく大きな成長だと俺は思うよ」
ハーマイオニーがピクリと眉を動かし、少しだけむっとしたように顔を上げた。
「……自分が私より上だってことは、あっさり認めはするのね」
「事実だからね。ここで俺が『いやいや、君の方がすごいよ』なんて下手な慰めを言うのは、ここまで本気で努力してきた君に対して不粋だろ? それに……自分の今の実力と現状を正しく理解して、ちゃんと悔しがって落ち込める人間っていうのは、実はすごく貴重なんだ。大抵の人間は、自分がうまくいかないと環境や他人のせいにしたがるからな」
俺の言葉に、ハーマイオニーはハッと言葉に詰まり、再び黙りこくった。
そんな彼女の茶色い瞳を、俺は力強く見つめて続けた。
「いいかい、グレンジャーさん。君が今、自分の弱さや未熟さに打ちひしがれているなら――答えはシンプルだ。これからもっと強くなればいいんだよ」
「……っ!」
ハーマイオニーが息を呑み、弾かれたように頭を上げた。
「ホグワーツは、俺たちにそのための時間と成長の機会を与えてくれる場所だ。今の時点で俺の方が少し先を歩いていたからって、七年後もそのままだとは限らないだろ? 君が持つその素晴らしい探究心と、いつも通りの自己研鑽をこれからも怠らなければ、きっとその努力は報われるよ。俺が保証する」
言い切った俺の顔を、ハーマイオニーは瞬きもせずにじっと見つめていた。
夕暮れのオレンジ色の光が図書室の窓から差し込み、二人の間の空気を静かに照らし出す。
やがて彼女は、小さな声で――しかし、核心を突くような鋭さで俺に問いかけてきた。
「……ねえ、フォーリー。あなたは、どうしてそんなに強いの?」
それは単なる「どうやって呪文を練習したのか」という技術的な質問ではなく、「どうして十一歳でそんなに迷いなく前を向いていられるのか」という、魂の在り方を問う質問なのだと、俺は直感的に理解した。
だから俺も、嘘偽りのない、紛れもない自分の本心をそのまま口にした。
「……絶対に叶えたい、夢があるからかな。明確な目標があると、人はそれに向かってひたむきに努力できる」
「叶えたい夢……」
ハーマイオニーはその言葉を噛みしめるように呟き、数秒間じっと考え込んだ。
そして次の瞬間、彼女の瞳にいつもの勝気で理知的な輝きが力強く蘇り――なんと彼女は、スッと立ち上がって俺の鼻先をビシッと人差し指で指差したのである。
「――決めたわ。なら、私の当面の目標はあなたよ、レオン・フォーリー。 私は絶対に、あなたを超えてみせるわ!」
「おっ、そりゃ光栄だな。楽しみにしてるよ」
よしよし、これで立ち直ってくれたな! 俺をライバルと見定めるのは、彼女の成長の目標としてなかなか良いんじゃないか――と俺が満足げに頷いた、まさにその矢先だった。
「だから……私に魔法を教えて」
「…………へ?」
俺の口から、間の抜けた声が漏れた。
予想外の要求に思考がフリーズする俺を前に、ハーマイオニーはふんすと鼻息を荒くして胸を張った。
「あなたを最短で超えるためには、今あなたか持っている知識と技術を全部吸収するのが一番効率的でしょう? 何か文句があるの?」
「い、いや……あの、俺をライバルにするって言った直後に、そのライバル本人から魔法を教わってもいいのか……?」
「当然でしょう? 目標を達成するためなら、目の前にある『使える教材』は最大限に使うに限るわよ」
堂々と言い放つハーマイオニー。
なんだろう、その「使えるものは何でも使って上に立つ」という合理的かつ傲慢なまでのメンタルがうちのドラ子に若干似ている気がするぞ。本当にグリフィンドール生か君は。
「……はぁ。わかったよ」
俺は大きくため息を吐きながら頷いた。
まあ、主人公陣営を俺の手で直接鍛え上げて強化しておくのは、悪い話じゃないしな。
いずれしようと思っていたことだったし。
「ただし、グレンジャーさん。引き受けるからには、俺からも二つほど条件がある」
「条件?」
「うん。一つ目は、俺と君の二人きりじゃなくて、ハリーとロナ、それとうちのドラ子も交えた『合同勉強会』の形にしてもらうことだ。俺は君たちのことはもう友達だと思ってるけど、スリザリン生の俺がグリフィンドールの女子一人に――それも他寮にこっそり肩入れしていると見られるのは、お互いにとって外聞が悪いからね」
というか、もし俺がハーマイオニーと二人きりで密会して魔法を教えているなんてドラ子にバレてみろ。今度こそアイアンクローどころか、最新鋭のニンバス2000で頭をかち割られかねない。
「……ええ、わかったわ」
「よし。そして二つ目の条件だけど、実技の魔法を本格的に教えるのは、フリットウィック先生の呪文学の授業がある程度進んでからだ。どれだけ焦っても、魔法は基礎が一番大事だぞ、基礎が」
「……それもそうね。基礎をおろそかにして高等魔法に手を出すのは愚かだわ。納得したわよ」
ハーマイオニーはこくりと頷くと、自分が広げていた本をパタパタと手際よく片付け始めた。
そして鞄を肩にかけ、図書室を出ていく前にくるりと俺の方を振り返ると――先ほどまでの陰りが嘘のように晴れ渡った、一点の曇りもない眩しい笑顔を浮かべて言った。
「――ありがとう、レオン。なんだかあなたと話していたら、頭の中のモヤモヤが全部消えたわ。約束、忘れないでよね!」
そう言って、弾むような足取りで図書室を去っていくハーマイオニー。
残された俺は、静かになった机の上で一人頬を掻きながら、「……なんだか、妙なことになってきたなあ」と呟きつつも、どこか心地よい達成感を胸にスリザリン寮へと戻るのだった。
結局甘い言葉で懐柔してない……?
というわけでハリー陣営に強化フラグが立ちました。
次はハロウィンまで進むぞ〜〜