平塚「比企谷!ラーメンを食いに行くぞ!」
比企谷(??)「急にどうしたんですか?奢りなら行きますけど」
平塚「もちろん私の奢りだ。そして、食うのは現実のラーメンだ!」
比企谷(??)「現実??それと、さっきから俺の頭の上に『?』マーク付いてますけど何ですかこれ」
平塚「それはだな………こういうことだ!」
比企谷(20)「あっ、20になった。もしかして年齢ですか?」
平塚「その通り!私は君と酒を飲みながら餃子食べてラーメンを食いたいと常々思っててな、折角だから時を飛ばしてみた。キングクリムゾンだ。」
比企谷(20)「また古いネタを……。俺が20って事は3年後か。平塚先生はアラサー設定だったから、低く見積もっても当時は27。つまり、こういうことですか?」
平塚(30+α)「おい馬鹿やめろ!消せ!時が飛ぶのは君だけだ!」
比企谷(20)「都合が良過ぎる……」
平塚「社会とはそういうものだ。君だって同席相手は20代の方が良いだろう?」
比企谷「そんな事ないですよ。平塚先生だったら何歳でも誘われれば付いていきます。恩師ですから」
平塚「教師冥利に尽きるな、涙が出るよ」
比企谷「それで、これから全国津々浦々のラーメン紀行ってわけですか?」
平塚「いや、宮城県内のラーメン巡りだ」
比企谷「宮城???」
平塚「色々と都合があるんだよ。心配するな、私達はワープ出来る。だいたい多い時は週一、少なければ月一くらいで誘うからな。」
比企谷「孤独のグルメのパクリですね」
平塚「そういうことだ。行列待ちの時間でレビューがてら書き残しておこうと思ってな」
比企谷「ハーメルンの規約的にOKなんですか?」
平塚「知らん。ダメなら私達は跡形も無く消えるだけだ」
比企谷「潔い……」
平塚「所詮は暇つぶしだ、無理なら無理で構わんのだよ」
比企谷「それで、記念すべき一軒目はどこに行く予定なんですか?やっぱり宮城にしかない店とか?」
平塚「目星は付けてるぞ。仕事の帰り道に通るけど、中々入る機会が無かった山岡家に行こうと思ってる」
比企谷「バリバリの全国チェーンじゃないですか……」
平塚「ラーメンは詳しくないんだ。それにチェーンということは不味くないという事だろう。」
比企谷「そんな事はないと思いますけど。」
平塚「ある。私は味にうるさいんだ。普段は社食のラーメンか、たまにカップ麺を食べる程度だからな。せっかくなら美味いラーメンが食いたいんだ。」
比企谷「下調べとかするんですか?」
平塚「するわけないだろ。偶然に身を任せる」
比企谷「適当にもほどがある……」