ワールドトリガー世界にブルーアーカイブ周年人権キャラをぶち込んでみた 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
全文確認中ですが、以後美園ではなく聖園ミカ表記と致します。
実況するネタ探しとして、個人ランク戦をおじさんは潜っていたんだけど、ラウンジで休憩していると、ゲっで渋い顔をする女の子が。
「うへ~香取ちゃんだ〜」
「出た自称おじさん……」
「ゲって顔に出てるよ〜少しお喋りしようよ〜」
「あのね、ホシノ。同性かつ先輩かもしれないけど、いつも見つける度にニヤニヤして眼福眼福言っていたらゲって反応が妥当何じゃない!」
「うへ~それを言われたらそうかもしれないね〜あ、プリン食べる? 購買で複数個買ったんだけどお喋りしてくれるなら1個譲るよ〜」
「くっ……」
プリンの誘惑には抗えずに香取ちゃんとお喋りする機会を得た。
香取葉子……ワールドトリガーの三雲修が苦手な人物として挙げていたキャラクターで能力はあるけどよくもぎゃる人物として描かれていた。
ワートリ作者曰く理性より感情を優先するタイプ。
おじさん前世でワートリ読んでいた時に凄いこの子……というか遠征選抜試験の諏訪隊のメンバーが大好き何だよねー。
たぶんワートリ読者ならこの気持ちに共感してくれる人多いと思う。
ケイちゃんも共感してくれたし、オペレーター仲間のおサノ経由で諏訪さんに近づけないかってケイちゃんも縁を作ろうとしていたり……。
おじさんが紹介しても良いけど、ケイちゃんは、
「ホシノ経由で紹介するよりオペレーターで仲良くなってからの方が色々都合が良いので」
とのこと。
難しいお年頃ってやつなのかな〜。
ちなみに香取ちゃんはおじさんの1つ年下。
今中学3年生で派閥は城戸司令のネイバーぶっ殺す派閥。
なのでおじさんの部隊みたいにゆる〜い雰囲気の人達とはちょっと相性が悪いかもな〜。
「プリンのお礼に少し喋ってあげても良いけど、ホシノってなんでB級ランク戦に参加してないの?」
「おじさんの部隊が? それは連携や部隊戦術が確立できてないとか色々あるけど……先を見据えた時に、1シーズン捨ててでも次のシーズンの準備に充てた方が将来為になるって思ったから」
「将来のために?」
「例えば、今ランク戦で暴れ回っている風間隊のカメレオン。あれを初見で対応するのはほぼ不可能だよね~。だから今シーズンのB級ランク戦上位の部隊の戦術や動きを見ておきたいんだよね〜」
「そういうもの?」
「そういうものだよ〜。香取ちゃんはオペレーターの染井ちゃんと一緒に部隊作るんでしょ?」
「なんでそれを?」
「うちのオペレーターのケイちゃんが仲良くさせてもらっているからね〜」
「華が……」
香取ちゃんには幼馴染の染井華ちゃんという子がいて、彼女は第一次大規模侵攻時に両親を失っている。
染井ちゃんがボーダーに入るから香取ちゃんも一緒に入ったが、染井ちゃんはトリオン量が低くて戦闘員ができないのでオペレーターに回ったって経緯がある。
香取ちゃんは染井ちゃんの分まで活躍してボーダー1位を目指しているってわけ。
(おじさんからしても香取ちゃんは普通に強いんだよね〜)
おじさんがB級に昇格する前に香取ちゃんと対戦したことがあったけど、その時香取ちゃんはスコーピオンを使っていて、師匠も付けない独学でおじさんに2勝しているんだよね〜。
いや、おじさんもレイガストの扱い方を試行錯誤していたっていうのはあるけど、作中でもセンスはズバ抜けとか部隊で強すぎるエースて言われるだけある。
(香取ちゃんと関わって、ボーダーの未来がどうこう変わるってことはないだろうけど、気になる存在何だよね〜)
「ごちそうさま」
「またお話しようね〜」
「そろそろ私もB級に上がれるからホシノのポイント毟り取るから覚悟しておきなさい!」
「ええ〜、でも勝負は何時でも受け付けるからね〜」
香取ちゃんはランク戦ブースの方に消えていった。
「何々、小鳥遊ちゃん年下ナンパしてたの?」
「ちょ、ちょっと犬飼先輩」
「あ~犬飼君に辻ちゃんだー」
二宮隊の2人である。
犬飼君はよく学校でも会っているが、辻ちゃんはたまーに挨拶するくらい。
というのも辻ちゃんは異性が凄い苦手なタイプで、直ぐに赤面してしまって喋れなくなってしまうのであるが、何故かおじさんとは普通に話せるんだよね〜。
おじさんも一応女の子だよ?
「そりゃ年下の女の子をナンパするような女は異性って感じでは見れないって思ってるんじゃないの?」
「犬飼先輩、ちょっと……」
「実際辻ちゃんは小鳥遊ちゃんのことをどう思ってるのさ」
「えっと……可愛らしい先輩?」
「なんでおじさんの最後に疑問形が付いているのさ〜」
「あはは、やっぱり辻ちゃんと小鳥遊ちゃんを絡ませると面白い反応になるね!」
辻ちゃんって言ってるけど辻ちゃんは男だから悪しからず。
対面に犬飼君と辻ちゃんが座り、ドリンクバーで取ってきたジュースを私の前で飲み始める。
「可愛い辻ちゃんにプリンをプレゼントしよう」
「あ、ありがとうございます」
「おれには?」
「意地悪する犬飼君にはあーげない……って言うと思った? 安売りしてたから部隊で食べようと思ったけど、まだ余ってるか犬飼君にもあげるよ」
「さっすがー」
もっちゃもっちゃとプリンを食べ始める辻ちゃん。
一見クール系のイケメンなのに、甘い物や恐竜が好きと年相応の童心ボーイ。
本当、異性への免疫があれば年上の女性達から大人気だろうに……。
「小鳥遊ちゃんは今日は個人戦?」
「そ、さっきまでやってたんだ〜」
「ちなみにポイントは幾つですか?」
辻ちゃんが食い付いてきた。
辻ちゃんももう少しで弧月8000ポイントのマスターランクに到達するので気になるのだろう。
持ち歩いているタブレットを操作してポイントを見せる。
レイガスト5780ポイント
アステロイド(ショットガン)6990ポイント
メテオラ(ショットガン)6215ポイント
「あれあれ〜メインのレイガスト抜いてるじゃん」
「これだとメインは銃手ってことになるんですかね?」
辻ちゃんが質問してきた様に、ポイントが一番高いものがランク戦の対戦相手に表示されるし、周りからも呼ばれるので、おじさんのポジションは今攻撃手じゃなくて銃手ってことになる。
ヒナちゃんも銃手、ミカちゃんはメテオラで稼いでいるから射手……中衛3枚のめっちゃバランス悪い編成に他所からは見えるのである。
「あ、でもレイガストがあと220ポイントで6000ポイントに乗るなら、攻撃手のトリガーと射手か銃手のトリガーで両方6000ポイント以上だと万能手って呼ばれるようになるんでしたよね?」
「辻ちゃんそうだね〜」
おじさんも肯定する。
今おじさんの目標の1つが万能手になって、両方をマスターランクの8000ポイントに乗せること。
実は現状これができているのレイジさんと嵐山さんしか今は居ないのである。
万能手……オールラウンダーの中にも種類が色々あり、ガンナー……銃手や射手の方が重きを置いている場合は中距離万能手(ミドルレンジオールラウンダー)、攻撃手に重きを置いていると近距離万能手(クロスレンジオールラウンダー)って呼ばれたりする。
あと狙撃手も8000ポイント持っていて、近中遠距離のトリガー3つのトリガーでマスター行っている万能手は完璧万能手(パーフェクトオールラウンダー)って呼ばれ、現状レイジさんしかこれは居ない。
「小鳥遊ちゃんも目指してみれば? 完璧万能手」
「うへ~おじさん的には今の2つをより磨き上げるのに重点を置きたいんだよねー」
あとはまだ見せてないハンドガンの早撃ち……これを決めることができれば……。
「二宮隊は今4位だっけ? 上位キープおめでとう」
「ありがとうございます」
「いや~でも正直ここから上に行くの難しいね。おれが足引っ張る形になっちゃってるし」
「そんなことないですよ犬飼先輩のサポート助かってます」
「ありがとね辻ちゃん。でもおれがもっと圧をかけられれば二宮さんが楽になれると思うから……もっと頑張らないといけないよ」
「頑張れ〜おじさんも二宮隊応援しているからさ〜」
「そう言いながら次のシーズンで乗り込んでくるんでしょ?」
「それはそうだね〜おじさんの目標はA級部隊入りの実績引き下げて幹部になることだし」
「幹部……」
「負けないからね」
「うへ~こっちもだよ〜」
犬飼君とバチバチに牽制し合うおじさんだった。