ワールドトリガー世界にブルーアーカイブ周年人権キャラをぶち込んでみた 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
「給料日〜」
玉狛支部で林藤支部長がおじさん達に茶封筒を用意してくれた。
B級に上がってからの先月分と今月分の防衛任務の成果報酬。
まぁ原作だと烏丸がA級で固定給貰ってるのにボーダーとバイト掛け持ちしていたからそんなに貰えないと思うけど……。
「お疲れさん」
「ありがと~」
林藤支部長から手渡しで茶封筒を渡される。
「無駄遣いしないようにな」
「はーい!」
というわけでおじさん、ヒナちゃん、ミカちゃん、ケイちゃんはおじさんの部屋に集まって給料明細と中身をちゃんと確認する。
「では御開帳〜」
ぴらって中身を確認してみると手取り12万5000円。
あれ〜結構入ってるね〜。
おじさんの予想だと半分なんだけど……。
「ケイ内訳知ってたりしない?」
「あ、はい」
ヒナちゃんが早速ケイちゃんに質問すると、B級は防衛任務でトリオン兵を倒した数と防衛任務の時間的拘束で手当てがでる。
それこそ防衛任務は学校ある時間にシフトが入ることもあるから、それを踏まえて一部の時間はちょっと高くなっていたり。
「えっと……部隊換算でお給料が出ることになってますので、先月と今月の防衛任務でトリオン兵を倒した数が30体。大きさにもよりますが、小型なら300円、中型1000円、大型、特殊個体が1500円以上なので、それに当てはめると、だいたい5万ちょっと。それに今月はランク戦の影響で防衛任務のシフト数が多かったのでそれも合わせて計算すると……」
手取り12万5000円になるのも納得か。
トリオン兵が出てこなかったり、通常シフトだったら1ヶ月5万円以下って考えると色々納得いくかな〜。
「A級になれば固定給幾ら貰えるの?」
「今のA級隊員は10万円の固定給を貰っているようなので、烏丸さんが原作でバイト掛け持ちしていたのは……御兄弟が多くて貧乏って言われていたのが大きいかと」
原作の時期だとボーダーの正規隊員(B級以上)も140人以上になるので、たぶんシフトがだいぶ改善されるのだろう。
シフトが減ったからバイトをするようになったって感じかな〜。
おじさんは仕送りで実家から毎月3万円貰っているし、食と住は玉狛支部に住まわせてもらっているので無償だし……。
それに毎月3万から5万前後ボーダーからお給料が入るなら十分に生活することができる。
ヒナちゃんやミカちゃんはおじさんより仕送りの金額が少ないらしいけど、給料と合わせて5万前後毎月自由に使えるお金があれば不自由はしないだろう。
「1ついい?」
「ん?どうしたのヒナちゃん」
「部隊連携を学ぶためにゲーム機のスイッチとスプラトゥーンⅡを買いたいんだけど」
「ゲームで部隊運用って学べるの?」
「東さんと色々話し合ったけど、手軽さならスプラトゥーン、ボーダーの戦い方に近いのはエーペックスとかもかも」
ワールドトリガー世界……年代がいつか表現されてないけど、三雲修がガラケーでメールをしていたから、原作開始時期は2013年前後ってのが一般的だったけど、ちょっと未来の世界とも考察されていた。
で実際今何年かと言うと2018年。
まぁ暦はズレていたり細かい商品の発売時期が違ったり、ペンギン座とか独自の星座があったりとか、私達の前世の世界とは色々違うけど、似たゲームが発売されていたりはしていた。
スプラトゥーンも2じゃなくてローマ数字のⅡになっていたりとスイッチの綴りが一部違うとか細かい違いはある。
まぁ原作でもボンバーマンで遊んでる言及があったので、ゲームの流れはだいたい同じ感じ。
スマホの普及が若干遅れてるかな~くらい?
まぁそれは良いとして、ゲームで部隊戦術を学ぶことができるんだから、それを使わない手は無いよねって話である。
「確かにスプラトゥーンなら4人で遊べるしいいかも〜」
「私マリオカートやりたい☆」
「遊び過ぎてボーダーの仕事が疎かにならないように気をつけてくださいよ」
「わかってるって☆」
ケイちゃんに注意されるけど、息抜き感覚でゲームするのはいいだろう。
というわけで初給料はスイッチとソフトの購入に充てることにするのだった。
高校生らしいね〜。
世間では高校野球の予選が始まっている時期。
ボーダーでも続々と入隊から2ヶ月ちょっとでB級に上がる人が増えてきた。
原作B級中位、上位の部隊が結成されることもちらほら出てきて、メンバーが完全体ではなかったりするけど、王子隊、弓場隊、香取隊、荒船隊、那須隊がこの時期に結成。
あと玉狛支部所属の桐山諒治さんというエンジニアのおじさんがいるんだけど、その人がスカウトの旅から帰ってきた。
「タク坊、おじさんをあんまり酷使させないでくれよ」
「桐山さん何言ってるんですか。まだ現役じゃない」
「たく!」
渋めのおじさまで、旧ボーダーの面々だと最年長かも?
今年46歳。
林藤支部長や城戸司令が30代前半なので、干支1回り分年上。
そりゃ林藤支部長をタク坊って坊や扱いしますわ。
「君達が玉狛支部の新人だろ。ゆりから電話で聞いているよ」
「小鳥遊ほしのです」
「空崎ひな」
「聖園みかでーす☆」
「ははは、元気な若いのが増えれば活気が出るからな」
「ちょっと桐山!私も十分若いんだけど!」
「はいはい、(小南)桐絵もまだガキだもんな〜」
「ちょっと!」
小南先輩からかわれちゃって〜。
まぁ小南先輩中3だししゃーない。
小南先輩中高一貫のお嬢様学校通ってるんだよね〜これでも。
「ちなみにスカウトした子にどんな子が居たの?」
桐山さんは今回関西を中心に遠征してきて、道場で剣術の腕が凄かった子や将棋の奨励会からスカウトした子もいるのだとか。
(たぶん生駒さんと嘘つきブロッコリーこと水上君のことだろうな〜原作でも2人は関西からのスカウト組って言われていたし……)
となると、たぶんバイザー付けたイケメンの隠岐君もスカウトされてそうだし、南沢君を除いたスカウト組3人で9月入隊からの次のシーズンで部隊組んでくるかもな〜。
生駒隊(仮)も来季シーズン来るとして……、新結成の部隊は途中からランク戦に参加する場合もある。
というか那須隊以外は途中からシーズン参加で、上位と下位が綺麗に分かれちゃった。
まぁ入隊して間もない部隊と、A級経験者の隊長が率いていたり、嵐山隊みたいに経験値は高かったり、影浦隊みたいに戦闘能力が高かったり……まだ勝利の型ができてない部隊は中位に上がっては上位から落ちてきた部隊にボッコボコにされてまた下位に叩き落とされるってのが何度か繰り返されていて……。
(原作開始2年前だから練度不足はわかるけど、逆に2年であそこまでボーダーが強くなるってランク戦や個人戦のおかげはあるけど、ボーダーの成長力はヤバいね)
敵であるネイバー……近界民は戦闘訓練する時にトリオン体で練習して、トリオン体が壊れれば数時間練習ができない時間ができる。
それに比べてボーダーはトリオンを外部供給によるシミュレーションを基軸として訓練しているので、個人ランク戦とかは何度倒されても直ぐに訓練を再開することができる。
1日1回しか戦闘訓練できないネイバーと1日何十回と戦闘シミュレーションできるボーダー……そりゃ成長力が違うよね。
「空崎、小鳥遊、聖園ちょっと」
「「「はい」」☆」
林藤支部長から呼ばれて机の前に立つと、日程調整をして再来週から始まる実況解説の試験運用について聞かれた。
「ランク戦の昼の部はケイと聖園と空崎が、夜の部を小鳥遊と武富がやるって聞いているけど、小鳥遊は2人でやるのか?」
「いや~、この前個人戦で仲良くなった人が居るので、その人に解説一緒にやってくださいってお願いしてOKもらっているよ〜」
誰々ってミカちゃんが聞いてくるけど、秘密って言っておいた。
まぁ原作でも出ていた人だし、おじさんが実況する部隊の点数と対戦回数的に二宮隊と影浦隊は確定。
あと1部隊か2部隊か来週までわからないけど、ちゃんと解説できる人だから大丈夫だろう。
「楽しみにしておいてね〜」
読者の皆に問題
ホシノと武富と一緒に解説する人は誰でしょう!
ちなみに答え合わせは今日の19時以降に上がる次の話で〜