ワールドトリガー世界にブルーアーカイブ周年人権キャラをぶち込んでみた 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
上層部でワカモちゃんがボーダーに亡命者として扱うかどうかで結構紛糾したらしいけど林藤支部長と迅さんが頑張ってくれたこと、ワカモちゃんが提供した近界のトリガー、そして前世が日本人であったという記憶継承のサイドエフェクトを持っているって認めさせたことで、特例でワカモちゃんの亡命が認められた。
扱いは玉狛支部に身柄預かり、あと正規隊員になりボーダーの隊員として三門防衛任務に従事することや、通信教育を受ける費用とかもボーダーが持つことを認められ、順調にいけば大検取得後に三門大学へ入学するようにというのもワカモには求められた。
というのも、ワカモちゃんが将来ボーダー職員として働く際にトリオン工学を覚えていた方が給料が上がると聞いて、大学へ行きたいと言ったからである。
ボーダー側も大検を受けられる学力があるならと、これを認めた。
「日本人の記憶があるとはいえ、君は近界出身というのは変わらないからねぇ! ボーダーの管理下にあることは忘れないようにねぇ!」
根付さんが釘を刺すのを忘れない。
根付さんは広報を預かっている以上、ネイバーは敵であり、ボーダーが正義の味方という単純な構図の方がやりやすいし、近界に複数の国があると政府が知れば外交だ、なんだで介入してくる可能性が高い。
政治的な駆け引きもあるので、亡命を受け入れるのは慎重の立場。
とはいえ、営業部の幹部である唐沢さんが根回しをしてワカモの戸籍を速攻作ってくれた。
「狐坂ワカモ……これがこっちでの君の名前だ」
「ありがとうございます。唐沢様!」
「はは、どうってことないよ」
「はわわ……」
ワカモちゃん……唐沢さんに恋しちゃったっぽいんだよねー。
ブルアカのワカモちゃん先生に恋するように、唐沢さんに一目惚れしちゃって……。
まぁ人の恋路はおじさん邪魔しないからね〜。
ワカモちゃんが色々な手続きをしている間に、おじさん達はB級ランク戦が2試合行われた。
1試合目は佐伯隊、香取隊。
はい、佐伯隊は走り狙撃とかわけわからないことができる宇野君がいる。
それにミカちゃんの転送位置が悪くて、おじさんとヒナちゃんはすぐに合流できない位置だった。
厳しいって思ったけど、ミカちゃんはやられるんだったらと佐伯隊と香取隊の面々を持ち前のトリオン量によるシールド強化で体の一部が欠損しながらも、近づけて、そこをメテオラで自爆。
ミカちゃんは佐伯君、香取ちゃん、若村君を落とす大金星。
宇野君はおじさんがガードしながらヒナちゃんの制圧射撃で落としきり、香取隊の三浦君は里見君に落とされたけど、最後はおじさんが里見君をレイガストで一刀両断。
生存点込みで7点ゲット。
一気にB級上位に躍り出たんだけど、次の嵐山隊、影浦隊、加古隊との四つ巴戦は、流石上位のメンバー。
嵐山さんにヒナちゃんの作戦見破られるわ、影浦隊の北添君のレーダー頼りの適当メテオラで防御が広がったところを嵐山隊の二丁狙撃銃使える変態中の変態。
佐鳥賢のツイン狙撃で北添君のメテオラをシールドで防ぎつつ、レイガストで狙撃の1発目は防いだけど、2発目をヘッドショット喰らって、おじさんは特に何もできずにベイルアウト。
ヒナちゃんもまだ練度が低いのに影浦君と1対1の状態に、援護したいミカちゃんは加古さんと嵐山さんに捕まって動けずに、ミカちゃんが自爆メテオラで嵐山さんを持っていったけど、この試合は1点止まり。
再びB級中位に落ちてしまう。
そんなこんなで10月が終わるのだった。
「4ラウンドを終えた現在の得点は23点。1位の嵐山隊が今35点だから巻き返しできなくはない点数だけど……」
「正直上位の壁は感じたわね」
「うへ~前回はおじさん何もできずに落ちたから本当にごめんね〜」
おじさんも謝るが、言っちゃ悪いけど玉狛第二こと空崎隊の弱点というのが4ラウンド目でよくわかった。
いや、1ラウンド目でも露呈していたかもしれないけど、格下には滅法強いけど格上……特に各部隊のエースもしくは腕のよい狙撃手と相性が悪い点が挙げられる。
「ミカちゃんの自爆でなんとか点数をもぎ取っているけど、それ一辺倒だとこれ以上上に行くことは難しいよね」
「そうね……」
ヒナちゃんは解決策を幾つか出してくれた。
1つは個々の実力を更に上げてトリプルエースの体制を構築すること。
「後々ワカモも入ってくれるから、取れる手数も増えるだろうし、4人全員が原作のA級エース級の活躍ができるのが理想よね」
ワールドトリガーじゃなくても、ブルーアーカイブに出てくるキャラクターに戦闘能力が近づけば、おじさん達は十分にエースを張れるはずである。
これが王道で一番かもしれない。
ただ時間は掛かる。
「次は奇策を用いる」
三雲修の様に初見殺しの技をいっぱい用意して、相手に次々にぶつけることで対応を飽和させて潰す作戦。
おじさんだとレイガストをシールドにしてショットガンのところにハンドガンに組み替えたり、三雲修がやっていたスパイダー陣をヒナちゃんとミカちゃんの足止めの為に作る……とかだろうか?
いや、ショットガンを別の銃トリガーに変えるだけで選択肢は広がる。
なんならショットガンじゃなくて、レイガスト二刀流にして防御力全振りにしても良いし。
「じゃあ私が奇策の役目をやろうかな☆エスクード1枚刺すだけで、私の戦力が激変すると思うんだよね☆」
ミカちゃんがいきなりそんなことを言い出した。
特に反対することも無いし、ケイちゃんも交えて話し合った結果……将来的にはエース4人編成にするけど、今シーズン、来シーズンを勝ち抜くためには奇策を多用する戦術を取ることをヒナちゃんが決定する。
その成果はいきなり現れることになる。
5ラウンド目、B級中位で対戦相手は諏訪隊、生駒隊、弓場隊のほぼ原作中位勢。
今回の変更点はおじさんとミカちゃんのトリガー構成の一部変更。
おじさんが、
【メイン】
・拳銃(バイパー)
・シールド
・グラスホッパー
・バッグワーム
【サブ】
・アステロイド(ショットガン)
・メテオラ(ショットガン)
・シールド
・グラスホッパー
の銃ゴリゴリ編成。
射程的に拳銃じゃなくて突撃銃の方がいいかもしれないけど、練度不足。
今回はこれで行く。
ミカちゃんは、
【メイン】
・アステロイド(短機関銃)
・Free
・シールド
・バッグワーム
【サブ】
・メテオラ
・エスクード
・シールド
・Free
メテオラと短機関銃を入れ替えて、エスクードを入れたトリガー構成。
エスクードとは壁を生やすトリガーで、トリオンで物質化した壁を手や足の触れた場所からトリオン量によって距離を決めて生やすことができる。
通常のトリオン量の人だと手足の触れた場所から15メートル以内にしか生やせないけど、ミカちゃんのトリオン量なら50メートル先にも大量に生やすことができる。
強度は集中シールドくらいの強度で、壊そうと思えば壊せるけど、簡単に壊せるのは旋空弧月くらい。
あとは二宮さんの威力重視のアステロイドとか。
5ラウンド目はこれとヒナちゃんのレッドバレットが突き刺さった。
今回も合流が難しい転送位置になっちゃったけど、生駒君と王子君がおじさんと戦うことになった。
だけど、おじさんレイガストを外したことで機動力はボーダー最速クラスになっているし、まだ生駒君の旋空弧月の射程距離が伸びる前。
王子君はスコーピオンだからおじさんのショットガンやハンドガンで距離を取りながら戦えば、十分に引きつけることができる。
一方でヒナちゃんは諏訪さんと堤さん、それに今シーズンから加入した笹森君との射撃戦でレッドバレット射撃がぶっ刺さった。
個人戦では使っていたけど、ランク戦だと初お披露目だったので、諏訪さん達頭から抜けてたんだろうね。
シールドで防ごうとしたら、シールドすり抜けて、体が重りだらけになって動けない。
そこをヒナちゃんが射撃で削っていって3点先取。
それにおじさんは途中弓場さんや水上君にも捕まったけど、ミカちゃんのエリアまで引き込んで、ミカちゃんが地面からエスクード生やしまくって、個々を壁で箱詰め完了。
そこに分割したメテオラをぶっ放すことで、おじさんを追いかけていた4人は初見殺しを喰らってベイルアウト。
神田さんと蔵内君がスナイパーの隠岐君を倒したけど、ヒナちゃんの射線に飛び込んで蔵内君がベイルアウト。
神田さんは勝ち目がないとして自発的にベイルアウトして、10(生存点2点込み)対1対0対0で玉狛第二の圧勝。
再びB級上位に舞い戻るのだった。
感想、初見殺しが3つもあったら流石に対応できません。
MVPは4人相手にダメージ受けながらも逃げ切ったホシノ
作者からのお知らせ
投稿ペースを週1に落とします。
仕事でオリジナル作品の新作書かなければいけなくなったので、そっちに注力しなければならず申し訳ない。
今日中にそちらの1話もあげるので、オリジナルの方も呼んで評価やお気に入り入れてくれると幸いです!