ワールドトリガー世界にブルーアーカイブ周年人権キャラをぶち込んでみた   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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すみません、スラスターがオプショントリガーのことを作者がすっかり忘れていたのでちょっとこそに触れます。


ボーダー正規入隊

「ホシノちゃん」

 

「はい、何でしょうクローニンチーフ」

 

「あ、いやね、C級になったら今玉狛から貸しているトリガーだとスラスターが使えなくなるってことを伝えないといけないなって思って」

 

「あ、え?」

 

 クローニンチーフによると玉狛支部は旧時代含めて、トリガーを制限する必要が無かったから、トリガーに言われた武器のチップを入れていたらしい。

 

 おじさんもトリガーをいちいち持ち替えるのも億劫だから射手トリガーを組み込んだトリガーを貸してもらって1つの訓練でレイガストもショットガンやハンドガンを使い分けて訓練していたが、C級に正式入隊したら、1つのトリガーしか使えなくなる。

 

 それは前から言われていたが、レイガストのスラスターはオプショントリガーという武器の拡張パーツみたいなもので、弧月だとトリオンを消費して間合いを広げる旋空や弧月の一部を変形させる幻踊(げんよう)という物がある。

 

 おじさんはオプショントリガーのことをすっかり失念していて、トリガーにそのまま入っていたスラスターのオプショントリガーを使って練習してしまっていたらしい。

 

 クローニンチーフがC級に上がったばっかりはオプショントリガー使えないからねって忠告してくれたのである。

 

「……ということは、素のレイガストでヒナちゃんやミカちゃんの弾幕をかいくぐらないといけないってこと?」

 

「そうなる」

 

 おじさんのレイガストはトリオン量の関係で普通の人より強度は高いけど……それ以上のトリオンモンスターの2人の弾幕を耐えられるだけの強度は厳しい。

 

 しかもレイガストは攻撃手のトリガーの中で一番重いため、軽快に回避する……というのも難しい。

 

「2人に勝つためにはレイガストじゃもしかして……無理?」

 

「うーん……厳しいかもな……ケイはどう思う?」

 

 クローニンチーフの横でトリガーをいじっていたケイにクローニンチーフは質問する? 

 

「ホシノが2人に勝つならレイガストを捨てた方が早いでしょうが、ホシノはB級で活躍してA級に上がって幹部候補として見られるのが将来のロードマップとして見るんだったら……レイガストを一時的にでも捨てるのは悪手じゃないですかね?」

 

 トリオンで生成された銃を透かして、内部構造を確認する作業をケイは続けながら、

 

「短期的に勝つ方法だったらありますよ。ホシノは拳銃のトリガーの適性も高いので、クイックドロー……早撃ちの技術を伸ばせば良い」

 

「なるほど……クイックドローねー」

 

 ワールドトリガーだと弓場というキャラクターが早撃ちの名手として出てくる。

 

 それこそ拳銃のトリガーの弾数と射程距離を削って、弾速と威力に割り振り、6連リボルバーのトリガーを扱う。

 

 間合いに入れば早撃ちで確実に相手を倒すガンマンスタイルの男であるが、ケイはそれをやれば2人に勝てるんじゃないかって意見してきた。

 

 確かにそれだと1対1の戦闘訓練では勝てるかもしれないが、早撃ちの訓練をする分レイガストの習熟度は遅れる。

 

 今ムキになってタイマン性能を上げるよりは、正式入隊後に他の隊員を狩りまくって、ちゃっちゃとB級になってしまい、複数のトリガーを使えるようになればいいんじゃないかとケイは言ってくれた。

 

 B級になれば今までのようにオプショントリガーのスラスターも使えるし……。

 

 そうなればミカちゃんには勝ち越せるだろう。

 

「うん、急がば回れってかな~ありがとうねケイちゃん」

 

「うわぁ! 手元が狂うので抱きつかないでくださいよ!」

 

 というわけで、急がば回れ……スラスターは使わないレイガストの使い方をより練習するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 高校の入学式を終えて、おじさん達はそれぞれ教室に入っていくが、ものの見事におじさん達3人は全員バラバラのクラスに。

 

 机ででろーんって伸びながら教室の様子を確認すると、1人の男子が話しかけてきた。

 

「小鳥遊ほしの……陸上で有名人じゃなかったっけ?」

 

「ん〜あ、犬飼ってなさそうな人だ」

 

「確かに犬飼なのに犬は飼ってないけどさ〜もうちょっとおれの名前の呼び方あるんじゃないかな〜」

 

 犬飼澄晴(いぬかいすみはる)……主人公達のチームがB級ランク戦でラスボス的な立ち位置になるチームのNo.2になる男。

 

 玉狛支部にいる際にボーダーの人員についての名簿について軽く目を通していたけど、1月入隊で既にB級に上がった有望株って認識している。

 

(うへ~しょっぱなからコミュ力激強陽キャに当たったよ〜。彼が同じクラスか〜)

 

「犬飼ちゃんはボーダーに所属している人でしょ?」

 

「あれ? 何処かで会ったことある?」

 

「おじさんも正規入隊前だけど支部に所属していて、ボーダーの人員の名簿には目を通しているんだよ〜」

 

「おじさん? ……へぇ、見かけはダルそうにしているけど、既に動いているってわけ? おれの評価とかを聞いてもよい?」

 

「いや、正規入隊前だから戦闘データを見ているわけじゃないけど……B級に上がっているってことは知っているよ〜何処かの部隊に加入するなら上で待っていてよ。私達が直ぐに追いつくから」

 

「へぇ……めっちゃギラギラしてるじゃん。これはヤバいかな~。期待して待ってるよ。おれはおれでA級を目指すから……同じ年で同じ年クラスなのも縁だから仲良くしよう。小鳥遊ちゃん」

 

「うん、よろしく」

 

 おじさんは彼と握手をして、学校でもボーダーの知り合いを得るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 5月の第一週……ボーダー正規入隊の日。

 

 白い隊服に身を包み、ボーダー本部で入隊式が行われる。

 

「すげぇ美少女がいる」

 

「やべぇ……パネェ……」

 

「おい、声かけてこいよ」

 

「お前がいけよ」

 

 はい、案の定ミカちゃんがルックスで凄い目立っています。

 

 おじさんとヒナちゃんも美少女だとは思うけど、ミカちゃんのルックスはちょっと次元が違うかな〜。

 

 うへ~ミカちゃんの隊服可愛いよ〜眼福眼福。

 

「なんかスケベな波動を感じたじゃんね☆」

 

「あいて!」

 

 ミカちゃんに頭をチョップされてしまった。

 

「隣の女の子もレベルたけぇ」

 

「あれ、陸上で有名な小鳥遊ほしのと空崎ひなじゃね?」

 

 知ってる人はおじさんとヒナちゃんも知っているっぽい。

 

 ただヒナちゃん、今日は髪の調子が悪かったらしくてゲヘナ黒モップになってるよ〜。

 

 おじさんも寝癖でアホ毛がぴょこぴょこ跳ねてるけど……。

 

『ボーダー本部長の忍田だ。君達の入隊を歓迎する』

 

 はい、ボーダー幹部の忍田本部長。

 

 S級隊員を除いたノーマルトリガーと呼ばれる量産トリガー使いとしてはボーダー最強の男だね〜。

 

 派閥は三門市や玄界(地球)を守ろうの長でもある。

 

 その人が激励の言葉を言った後に、広報部隊である嵐山隊のメンバーがおじさん達に説明をしてくれる。

 

 ちなみに原作開始より前なので嵐山隊のメンバーは嵐山隊長はそのままだけど将来柿崎隊を立ち上げる柿崎国治隊員とか、一部メンバーが違ったり。

 

 広報担当部隊なのでメディアによく出ているため、おじさん達でもよく知っている。

 

 そんな彼らからC級隊員になったことで専用のトリガーボルダーが配分され、隊服のグローブに数字が表示される。

 

 そこには2000と表記されていた。

 

 ヒナちゃんとミカちゃんも2000で通常入隊の1000ポイントより多く個人ポイントが付与されていた。

 

(林藤支部長が手を回してくれたのかな〜ありがたや〜)

 

「ポイントを上げる方法は2つ。週2回行われる合同訓練で良い成績を残すか、個人ランク戦でポイントを対戦相手から奪うか……これが4000ポイントに到達したら晴れてB級へと昇格となる」

 

 逆にB級は一番ポイントの高いトリガーのポイントが1500ポイントを下回った場合C級に降格となってしまう。

 

 まぁまずそこまで落ちることはないらしいし、現段階で適用されて降格された隊員は居ないらしいけど。

 

「それじゃあ入隊して早々だけど、新隊員の皆には訓練に参加してもらうよ!」

 

 そう言われて場所を移すのだった。

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