僕は愛を囁く   作:Mr.♟️

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雄英体育祭 中編(騎馬戦)

 

「第二種目は──騎馬戦よ!」

 

ミッドナイトの宣言とともに、大型モニターへ競技名が映し出された。

 

障害物競走の順位に応じて各選手にポイントが割り振られ、チームを組んだ際にはその合計が得点となる。

 

その得点を示すハチマキを奪い合い、15分後に多くのポイントを所持していた上位4チームが最終種目へ進出できる。

 

そして、第一種目で1位だった緑谷には、1000万ポイントが与えられた。

 

『そう!狙われるのはトップに立った者!これぞ雄英の洗礼よ!』

 

ミッドナイトが楽しそうに笑った。それに反して緑谷の顔からは、みるみる血の気が引いていく。

 

まあ、気持ちは分かる。

 

1000万なんて数字をつけられたら、誰だって狙うに決まっている。僕だって当然そのつもりだ。

 

ちなみに、騎馬戦に参加できるのは第一種目を勝ち抜いた42人だけ。

 

大半がA組とB組のヒーロー科生徒で、普通科の心操やサポート科の発目がヒーロー科以外の生徒になる。

 

誰と組むかはもう決めた。向こうがすんなり頷いてくれたら楽なんだけど。

 

「司!」

 

そんなことを考えていると、耳郎が近づいてきた。

 

「どうしたの?」

 

「ウチと組まない?」

 

誘ってくれるかもしれないとは思っていたけど、来るのが随分と早かったね。でも、ごめん。

 

「ごめん、耳郎。今回は組みたい相手がいるんだ」

 

「......え?」

 

耳郎が目を瞬かせる。

 

「もう決めてるの?」

 

「まだ誘ってもいないけどね」

 

「ふーん......」

 

少しだけ唇を尖らせた。

 

「誰?」

 

「轟」

 

「......ああ」

 

耳郎は轟の方を見て、納得したように頷いた。

 

「そっか。あの個性なら、確かに強いよね」

 

「うん」

 

「......別に、ウチが弱いから断ったわけじゃないんでしょ?」

 

「当たり前じゃないか。耳郎は十分強いよ。ただ、今回は轟と組んでみたいんだ」

 

「......そっか」

 

耳郎は少し黙ってから、小さく笑った。

 

「じゃあ、今回は敵同士だね」

 

「そうなるね」

 

「言っとくけど、手加減しないから」

 

「僕もしないよ」

 

「うん。それでいい」

 

耳郎が僕の肩を軽く叩く。

 

「頑張ってね、司」

 

「耳郎もね」

 

そう言うと、耳郎は別のチームを探しに行った。少し残念そうだったけど、最後にはちゃんと笑っていた。

 

恋人だからといって、いつも同じチームでいる必要はない。むしろ、たまには別々の場所で競い合うのも悪くないと思う。

 

もっとも、僕としては耳郎に勝ってほしい気持ちもあるから、少し複雑だけどね。

 

耳郎が離れていくと、今度は何人かの生徒から声をかけられた。

 

「東雲!俺たちと組まねえか!?」

 

「こっちもまだ決まってないんだけど!」

 

僕の入試首席という肩書きと障害物競走の結果は、それなりに魅力的らしい。

 

「誘ってくれてありがとう。でも、ごめんね。もう組みたい相手がいるんだ」

 

断ってから周囲を見渡して目的の相手を探す。

 

いた。

 

 

 

 

少し離れたところでは、轟も似たような状況になっていた。

 

障害物競走2位。それでいて、紛うことなき強個性持ち。轟と組みたい相手は多いだろう。

 

「悪い。まだ決めてねえ」

 

轟が誘いを断ったところで、僕は声をかけた。

 

「轟、僕と組まない?」

 

「......おまえと?」

 

「ああ。僕の能力と君の氷を組み合わせれば、かなり強いチームになると思うんだけど」

 

轟は少し考え、それから緑谷へ視線を向けた。

 

「俺は緑谷の1000万ポイントを狙う」

 

「僕もそのつもりだよ」

 

「......そうか」

 

轟がこちらへ向き直る。

 

「分かった。組もう」

 

「ありがとう。じゃあ、残り2人を考えようか」

 

「何か考えがあるのか?」

 

「候補はいるけど、轟の意見も聞きたいな」

 

僕たちは少し人の少ない場所へ移動した。

 

「まず、騎手は轟に任せたい」

 

「俺が上か」

 

「うん。氷を使うなら、周囲を見渡せる位置の方が便利でしょ。ハチマキを奪うのも君に任せたい」

 

「......分かった」

 

「そうなると、必要なのは機動力と防御かな」

 

「飯田はどうだ」

 

「飯田?」

 

「あいつのエンジンなら、移動は任せられる」

 

なるほど。

 

「いいね。僕も身体能力を強化できるから、飯田の速度についていけるから問題ないし」

 

「おまえは誰を考えてる?」

 

「塩崎さん」

 

「障害物競走で、おまえが抱えてゴールした奴か」

 

「そう。彼女のツルなら広範囲を守れるし、相手の動きを制限することもできる。僕たちの足りないところを補ってくれると思うんだ」

 

「......悪くないな」

 

「それに、個性そのものがかなり強力だしね」

 

轟が頷いた。

 

「なら、その2人にしよう」

 

「決まりだね」

 

まず、飯田へ声をかけた。

 

彼は事情を聞くなり、眼鏡を押し上げて大きく頷いた。

 

「なるほど!僕のエンジンによる機動力を評価してくれたのだな!」

 

「うん。轟を騎手にして、飯田には移動の主力として動いて欲しい」

 

「全力で務めよう!」

 

続いて塩崎を探すと、ちょうど彼女もチームを決めようとしているところだった。

 

「塩崎さん。良かったら、僕たちと組まない?」

 

「......私と、ですか?」

 

少し意外そうに目を瞬かせる。

 

「ええ。東雲さんと轟さん、それに飯田さんですか......」

 

「塩崎さんのツルがあれば、攻守ともにかなり安定すると思うんだ」

 

「......そうですか」

 

塩崎は僕たちを見回し、少しだけ考えた。

 

「私でお役に立てるのでしたら、喜んでお受けいたします」

 

「ありがとう。頼りにしてるよ」

 

「こちらこそ、よろしくお願いいたします」

 

塩崎が穏やかに微笑んだ。

 

前から思ってたんだけど、雄英高校って顔採用してない?してる気がしてならないんだけど。

 


 

競技開始までの時間を使い、僕たちは作戦を確認した。

 

騎手は轟。

 

飯田が騎馬の先頭で移動を担当し、僕と塩崎が左右から支える。

 

轟は氷で進路を制限し、塩崎がツルで牽制と防御を担当する。僕は騎馬の安定と、必要に応じた風の補助だ。

 

「東雲くん。君の瞬間移動を使えば、相手のハチマキを容易に奪えるのではないか?」

 

飯田がもっともな疑問を口に出した。

 

「そうだね。でも、今回は基本的に使わないつもりだよ」

 

「何故だ!?」

 

「僕ひとりなら問題ない。でも、4人まとめて移動するとなると話が違うんだ」

 

僕は3人の顔を見回した。

 

「突然景色が変わって距離感が狂ったら困るでしょ?即席チームで何度もテレポートしたら、連携が崩れると思う」

 

「......確かにな」

 

轟が頷いた。

 

「それに飯田がいるし、僕も身体能力なら自信がある。テレポートを使わなくても、十分戦えると思う」

 

「なるほど!確かに、慣れない瞬間移動は危険かもしれないな!」

 

「ただし、ピンチの時は緊急離脱で使うかもしれない。そのときは必ず僕に触れてね。僕が触れていない人までは一緒に移動できないから」

 

「わかりました」

 

塩崎が真剣に頷いた。その後、彼女は何かを考えるように自分のツルへ手を添えた。

 

「私からもひとつ提案があります」

 

「何かな?」

 

「飯田さんの速度に、私がついていけるか分かりません。ですから、皆さんの身体を私のツルで繋いでおきたいのです」

 

「繋ぐ?」

 

「ええ。東雲さんと飯田さんにツルを巻き付け、お二人の動きに合わせて私も走ります。そうすれば、速度の差で置いていかれる心配はありません」

 

なるほど。

 

僕と飯田の速度を利用して、塩崎自身も同じ速度で移動するわけか。

 

「それに加えて、轟さんの下半身と私たち騎馬の腰回りを固定します。上半身は動かせるようにしておけば、行動には支障ないはずです」

 

「......なるほど」

 

轟が興味深そうにツルを見る。

 

「確かに。それなら加速しても騎馬が崩れにくいな」

 

「実際に試してみようか」

 

塩崎がツルを伸ばした。

 

僕と飯田の腰回りにそれぞれツルが巻き付き、塩崎自身と繋がる。続いて、轟の腰から太腿へツルが回り、僕たち騎馬の身体を繋ぐように編み込まれていった。

 

腕も肩も問題なく動かせる。試しに身体をひねってみる。

 

「おお。思ったより動きやすいね」

 

「締め付けすぎないように調整してます」

 

「轟、どう?」

 

「......問題ない」

 

轟は腕を動かし、足元を確かめた。

 

「では飯田さん、少し走っていただけますか?」

 

「了解した!」

 

僕たちは実際に騎馬を組み、短い距離を走ってみた。

 

飯田が加速し、僕も足並みを合わせる。

 

塩崎の身体が一瞬だけ引かれたものの、ツルが張ることで速度が揃い、すぐに走り方が安定した。

 

轟もほとんど揺れていない。

 

「......これは良いな」

 

「うん。すごくいい」

 

僕は素直に感心した。

 

「塩崎さん、かなり助かるよ」

 

「お役に立てるなら何よりです」

 

塩崎は控えめに微笑んだ。

 

ただし、これだけで完璧というわけではない。

 

塩崎がツルを展開する際、騎馬を繋ぐ部分まで緩めてしまえば意味がない。反対に、必要以上に締め付ければ僕たちの動きを妨げる。

 

だから、騎馬の固定に使うツルと、攻防に使うツルは完全に分けてもらうことにした。

 

「この固定用のツルは、競技が終わるまで維持できそう?」

 

「はい。私が意識していれば問題ありません」

 

「なら、あとは実戦で試そう」

 

作戦は決まった。

 

次は狙いだ。

 

「最初から緑谷を追い回すより、まず通常のハチマキを何本か確保したい。1000万ポイントを奪うことだけに集中して、ほかのチームから得点を奪われたら本末転倒だからね」

 

「......ああ」

 

「それに、最初の数分で実際に動いてみれば、4人の連携も確認できる」

 

「賛成だ!まずは堅実に得点を獲得しよう!」

 


 

『さあ、各チーム準備はいいかァ!?』

 

プレゼント・マイクの声がスタジアムに響いた。

 

周囲を見れば、緑谷の騎馬には麗日、常闇、発目。

 

爆豪の騎馬には切島、瀬呂、芦戸がついている。

 

そして少し離れたところに、心操を騎手にしたチーム。

 

......あれ?

 

「八百万と上鳴、あそこにいるんだ」

 

心操の騎馬を支えているのは、八百万、上鳴、そしてB組の庄田。2人とも妙に静かだ。

 

特に八百万なら、積極的に作戦を提案しそうだけど。まあ、今は競技に集中しているのかもしれない。

 

 

 

 

『それでは、騎馬戦──スタート!!』

 

号令とともに、周囲の騎馬が一斉に動き出した。

 

「飯田、まず右へ!」

 

「了解!」

 

エンジンの唸りが響く。

 

飯田の加速に合わせて、僕も地面を蹴った。

 

白虎の力で強化した脚は、想定通りに急激な速度の変化にも問題なく対応できる。そして塩崎は、僕と飯田を繋いだツルを利用して、少しも遅れることなくついてきていた。

 

上に乗る轟も、腰から下を固定されているおかげで姿勢が安定している。

 

「......悪くないな」

 

轟が呟いた。

 

「でしょ?塩崎さんのおかげだね」

 

「まだ始まったばかりです。油断なさいませんよう」

 

「ははっ。分かってるよ」

 

最初に狙ったのは、比較的近くにいた騎馬だった。

 

轟が氷で進路を狭め、飯田が横へ回り込む。僕も速度を合わせ、塩崎がツルで相手の動きを妨害する。

 

轟がハチマキを掴むまで、さほど時間はかからなかった。

 

『早速奪取!轟・東雲チーム、最初のハチマキを獲得だァ!!』

 

「いいね。今の感じでいこう」

 

それからも僕たちは何組かの騎馬と交戦し、通常得点のハチマキを獲得していった。

 

もちろん、一方的に奪ってばかりいたわけじゃない。

 

高得点のチームだと分かれば、当然こちらを狙ってくる生徒も増える。前後から挟まれたり、複数の騎馬に同時に接近されたりもした。

 

けれど、塩崎のツルはそうした状況でこそ役立った。

 

背後から伸びてくる手を弾き、側面を守り、ときには相手の騎馬の進路を塞ぐ。

 

しかも、固定用のツルは一切緩めない。

 

僕と飯田が急旋回しても、塩崎自身が引き離されることはなく、轟の姿勢も崩れなかった。

 

一度、相手の騎馬が正面から強引に押し込んできたこともあった。そのときは僕がぶつかって衝撃を受け止めたりもした。

 

 

 

 

 

 

 

 

『強い!轟チーム、複数の騎馬を相手にしても崩れない!!』

 

なるほど。

 

実際に動いてみると、思っていた以上に相性が良い。

 

飯田の移動、轟の氷、塩崎のツル。

 

それぞれが別の役割を担っているから、無理に誰かひとりが全部をこなす必要がない。

 

僕も騎馬の維持に集中できる。テレポートを使わない判断は、正解だったみたいだね。

 

ふと周囲を見渡すと、爆豪が物間たちを追いかけていた。

 

『おおっとォ!爆豪チーム、B組を猛追!!物間も負けじと応戦だァ!!』

 

別の方向では、心操チームが騎馬を近づけていた。相手の騎手が何かを叫び、心操が言葉を返す。

 

その直後。

 

騎手がぴたりと動きを止めた。

 

「......今の、何だ?」

 

轟も気づいたらしい。

 

心操は動きを止めた騎馬から、あっさりハチマキを奪っていく。八百万も上鳴も、表情をほとんど変えずに彼を支えていた。

 

「詳しくは分からないけど、心操には気をつけた方がよさそうだね」

 

「......ああ」

 

今の動きが個性によるものなら、不用意に話すべきじゃない。まあ、少なくともこの競技の間関わることはないけど。

 

『残り時間、あと5分!!1000万ポイントを守る緑谷チーム、いまだ逃走中だァ!!』

 

「さて」

 

僕は前方へ目を向けた。

 

「そろそろ本命を狙おうか」

 

「......ああ」

 

轟の目が鋭くなる。飯田が脚を踏み直し、塩崎のツルが僕たちを囲むように揺れた。

 

──決めさせてもらうよ。

 


 

緑谷チームは、簡単に捕まる相手じゃなかった。

 

轟が氷を広げて進路を塞ぐ。

 

だけど、麗日の個性と発目のサポートアイテムを利用して、緑谷たちは巧みに逃げていく。

 

近づいたところで、常闇のダークシャドウが牽制してくる。

 

「逃がさねぇよ....」

 

「轟くん!僕だって負けられないんだ!」

 

緑谷はただ逃げ回っているわけじゃない。こっちの動きを観察し、どうにか時間を稼ごうとしているらしい。

 

「飯田、右から追える?」

 

「可能だ!だが、常闇くんの黒影が厄介だ!」

 

「塩崎さん、牽制をお願い」

 

「お任せください!」

 

ツルが弧を描いて伸びる。ダークシャドウがそれを弾くけど、弾いた瞬間には別の方向から新たなツルが迫っていた。

 

広範囲に伸びるツルと自在に動く黒影。相性は悪くないけど、崩すための決定打にはならない。

 

緑谷たちはその隙にさらに距離を取っていく。

 

「......時間がないな」

 

轟が呟いた。

 

大型モニターには、残り時間が表示されている。

 

「焦らないで。まだ切り札は残ってるでしょ?」

 

僕は飯田へ目を向けた。

 

「飯田、あの加速は使えそう?」

 

「......ああ!ただし、一度使用すればしばらくエンジンが止まる!」

 

「いつでも使えるようにして」

 

「承知した!」

 

「塩崎さん、固定用のツルは大丈夫?」

 

「はい。問題ありません」

 

塩崎は自分のツルを確認し、静かに頷いた。

 

「飯田さんがどれほど加速なさっても、私が離されることはありません。轟さんの身体も、しっかり支えております」

 

「頼もしいね」

 

僕は改めて緑谷の動きを確認した。

 

氷を避けるとき、彼らは右へ逃げることが多い。

 

左側にはダークシャドウを展開し、こちらを牽制する。

 

なら、その動きを利用すればいい。

 

「轟、次は左を大きく塞いで。塩崎さんは黒影を牽制。緑谷が右へ逃げたところで、飯田に加速してもらおう」

 

「......分かった」

 

「ですが、相手も警戒しているのでは?」

 

「もちろん。それでも、僕たちの方が速ければ問題ないよ」

 

『残り時間、あと1分!!』

 

実況が響いた。

 

スタジアム全体の熱気が、さらに高まっていく。

 

遠くでは爆豪と物間たちがハチマキを奪い合っているらしく、爆音が聞こえた。

 

心操のチームも、すでにかなりの得点を確保しているようだ。

 

それぞれが最後の勝負に出ている。

 

僕たちも、ここで決める。

 

「轟、今!」

 

地面を氷が覆った。

 

緑谷の騎馬は左へ逃げようとして、進路を変える。

 

予想どおり、右へ。

 

「飯田!」

 

「行くぞ!レシプロ──バースト!!」

 

轟音とともに、飯田のエンジンが爆発的な勢いで加速した。

 

視界の端で景色が流れる。僕も白虎の力で強化した脚を地面へ叩きつけ、速度を合わせる。

 

身体が後ろへ引っ張られるような強烈な加速だ。塩崎も、僕と飯田へ巻き付けたツルによって引き離されることなく、同じ速度で走っていた。

 

塩崎のツルが騎馬の下半身をひとつに繋ぎ、轟の身体をしっかり固定している。

 

だから、これほど急激に加速しても、誰ひとり姿勢を崩さない。

 

騎馬がまるでひとつの生き物になったようだ。

 

「轟!」

 

「ああ!」

 

轟の氷が緑谷たちの逃げ道を狭め、そのまま轟の手が伸びる。

 

「っ、轟くん!」

 

緑谷が身体を引いたけど、飯田の加速はそれより速い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

轟の指が1000万ポイントのハチマキを掴む。

 

そして──引き抜いた。

 

『取ったァァァ!!轟・東雲チーム、1000万ポイントを奪取ッ!!』

 

「飛ぶよ!」

 

事前に決めていた合図だ。轟が僕の肩を掴み、飯田が腕に触れる。塩崎も僕の腕に手を添えた。

 

 

 

 

 

テレポート。

 

次の瞬間、僕たちは緑谷たちから離れた場所へ移動していた。

 

「おおっ!?」

 

飯田が驚いた声を上げたけど、騎馬は崩れない。塩崎のツルが4人の身体を繋ぎ、姿勢を保ってくれているからだ。

 

「これが君のテレポートか!分かっていても驚くものだな!」

 

「僕としては、ここまで姿勢が安定してることに驚いたよ」

 

『消えたァァァ!?東雲司、ここで初めて瞬間移動を使ったァ!!』

 

緑谷たちがこちらへ向き直る。

 

だが、もう遅い。その距離からはここまで届かない。終了を告げるブザーが、スタジアムに響き渡った。

 

『そこまでェェェ!!』

 

「......終わったな」

 

轟が小さく息を吐いた。

 

「ああ。お疲れさま」

 

飯田も塩崎も、ほっとしたように肩の力を抜く。やっぱり、団体競技は疲れるなぁ。

 


 

『それじゃあ、騎馬戦の結果発表だァ!!』

 

大型モニターに、順位が映し出された。

 

1位、轟チーム。

 

僕たちの名前が表示され、思わず笑みがこぼれる。

 

「やったな!」

 

飯田が力強く拳を握った。

 

「みんなのおかげだよ。飯田の加速がなければ、最後の距離は詰められなかった」

 

「いや、東雲くんが速度を合わせてくれたからこそだ!」

 

「塩崎さんにも助けられたね。あのツルがなかったら、レシプロバーストで騎馬が崩れていたかもしれない」

 

「私こそ、皆さんと共に戦えたことを光栄に思います」

 

塩崎が穏やかに微笑んだ。

 

「それに、今回は最初から真剣に競技へ臨まれていましたね」

 

「前回はちょっと失敗したからね」

 

「......ふふっ。そうでしたか」

 

どうやら、障害物競走で10分待機したことは、まだ覚えられているらしい。轟は大きく喜ぶことこそなかったけど、表情はどこか柔らかかった気がする。

 

「最後の転移は悪くなかった」

 

「ありがとう。轟の氷も助かったよ」

 

「......ああ」

 

続いて2位、爆豪チーム。

 

3位、心操チーム。

 

そして──4位、緑谷チーム。

 

「......へえ?」

 

思わずモニターを見直した。

 

緑谷たちの1000万ポイントは、間違いなく僕たちが奪った。

 

それなのに、4位で残っている。

 

視線を向けると、緑谷の頭には先ほどまでなかったハチマキが巻かれていた。

 

「......なるほど。常闇か」

 

僕たちが1000万ポイントを奪った瞬間、ダークシャドウがハチマキを奪っていたらしい。

 

「どうした?」

 

「完全勝利とはいかなかったなって」

 

轟もハチマキに気づいたらしい。

 

「......そうか」

 

「でも、今回は僕たちの勝ちだね」

 

「ああ」

 

結果発表が終わったあと、思わぬ申し出があった。心操チームの庄田が、個人戦への出場を辞退するという。なんでも、自分の意志では戦っていなかったことが理由らしい。

 

なるほど。

 

あの不自然な動きは、やっぱり心操の個性だったのか。八百万と上鳴も、あのとき操られていたんだろうね。

 

「わたくし、不甲斐ないですわ......」

 

近くに戻ってきた八百万が、悔しそうに拳を握っていた。

 

「気づいたときには、競技がほとんど終わっていましたの」

 

「そうだったんだ。怪我がなくてよかったよ」

 

「ですが、次の競技には臨みますわ。機会を無駄にはしたくありません」

 

「うん。それでいいと思う」

 

「......司さんは、私が辞退しなくてもよろしいと思いますか?」

 

八百万が少し不安そうに尋ねた。

 

「もちろん。不正で勝ち上がったわけじゃないし、八百万が悪いことをしたわけでもない。それに、僕は八百万の戦うところを見たいよ」

 

「......司さん」

 

彼女の表情が少し和らいだ。

 

「ありがとうございます。必ず、全力を尽くしますわ」

 

上鳴は少し困った表情で頭を掻いていた。

 

「いやー、マジで途中から記憶がないんだよな。でも、せっかく勝ち上がったんだし、やるしかねえか」

 

心操は個性を使って勝っただけで、ルールを破ったわけじゃない。その結果にどう向き合うかは、それぞれ次第だろう。

 

空いた1枠は、5位だった拳藤たちのチームへ繰り上がりの権利が回ったけど、拳藤たちは辞退し、鉄哲を推薦した。

 

そうして、最終種目進出の16人が揃った。

 

いよいよ個人戦だ。

 


 

『さあ、待ちに待った最終種目!1対1の決勝トーナメントだァ!!』

 

プレゼント・マイクの声に、観客席が大きく沸く。

 

大型モニターに、対戦表が表示された。

 

Aブロック。

 

緑谷出久VS心操人使。

 

轟焦凍VS瀬呂範太。

 

塩崎茨VS上鳴電気。

 

飯田天哉VS発目明。

 

続いてBブロック。

 

東雲司VS爆豪勝己。

 

常闇踏陰VS八百万百。

 

切島鋭児郎VS鉄哲徹鐵。

 

麗日お茶子VS芦戸三奈。

 

 

 

 

僕の初戦は爆豪か。

 

爆豪は油断できる相手じゃない。初戦から当たる相手にしては、正直ついてない相手だ。

 

「ハッ!」

 

すぐ近くから、鼻で笑う声がした。

 

「ようやくテメェをぶっ潰せるわけか」

 

爆豪だ。

 

獰猛な笑みを浮かべながら、僕を睨んでいる。

 

「障害物競走でも騎馬戦でも好き勝手しやがって......今度は逃がさねえぞ」

 

「逃げたつもりはないけどね」

 

「うるせえ!今度こそテメェを叩き潰してやる!」

 

やる気満々のところ悪いけど、僕も負けてあげるつもりはない。

 

「──勝つのは僕だよ。君と僕の対戦は、第一種目、第二種目と同じ結果になる」

 

「......あァ?」

 

爆豪の口元から笑みが消えた。

 

「障害物競走では僕が3位で君が5位。騎馬戦でも僕たちが1位だった。今回も僕が君より上になる。それだけの話だよ」

 

「テメェ......喧嘩売ってんのか!!」

 

「君が先に勝負を挑んできたんでしょ?」

 

「上等だ!覚悟しとけよ!!」

 

爆豪の掌から小さな火花が散る。

 

「お、おい爆豪!まだ試合前だって!」

 

切島が慌てて間へ入った。

 

「お前も、あんまり煽るなよ!」

 

「勝つつもりだって言っただけなんだけどなぁ」

 

本当に。僕は爆豪の強さを認めているし、警戒もしている。

 

それでも、勝つのは僕だ。

 

「司」

 

隣へ来た耳郎が、少し険しい顔をしていた。

 

「爆豪が相手って......大丈夫?」

 

「強いからね。気をつけるよ」

 

「いや、そうじゃなくて。絶対最初から本気で来るじゃん」

 

「僕だって本気で戦うよ。安心してみてなよ、僕が勝つところを」

 

耳郎は僕をしばらく見上げて、それから小さく息を吐いた。

 

「......うん。信じてる。でも、怪我には気をつけて」

 

「ありがとう、耳郎」

 

「司さん」

 

八百万も歩み寄ってきた。

 

「わたくしも応援しております。ですが、どうかご無理だけはなさらないでください」

 

「八百万は常闇が相手だね」

 

「ええ。油断ならない方ですわ」

 

「お互い頑張ろうね」

 

八百万は一瞬だけ目を見開き、すぐに真剣な顔になった。

 

「わたくしは──もし司さんと戦うことになっても、手加減はいたしません」

 

「うん。それでいいよ」

 

恋人だからといって、勝ちを譲ってほしいなんて思わない。誰が相手だとしても、全力で勝ちにいくだけだ。

 

「うわ、俺の相手、塩崎かよ!」

 

上鳴の情けない声が飛んできた。

 

「さっきの騎馬戦、ツルがすげえ厄介そうだったんだけど!」

 

「電気を使えるなら、十分勝ち目はあると思うよ」

 

「おまえは実際に組んでたから余裕で言えるんだよ!」

 

まあ、塩崎の強さを間近で見たからこその感想なんだけど。

 

飯田は発目の名前を見て、背筋を伸ばしていた。

 

「サポート科だからといって油断はしない!正々堂々、全力で勝負する!」

 

瀬呂は対戦表と轟を交互に見ていた。

 

「いや待て、初戦で轟って......俺、運悪すぎない?」

 

轟はまるで聞こえていないかのように、緑谷のいる方を見ている。緑谷との勝負を意識しているらしい。

 

緑谷は心操の名前をじっと見つめ、何かを考え込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

僕も改めて、モニターの自分の名前を見上げた。

 

東雲司VS爆豪勝己。

 

「──絶対に、僕が勝つ」

 


 

昼休憩が終わり、午後のレクリエーションが始まろうとしていた。僕も軽く食事を済ませ、再び競技場へ向かった。

 

 

 

 

そこで、妙な光景を目にした。

 

「......何これ」

 

A組とB組の女子たちが、揃いも揃ってチア服を着ている。

 

しかも、クラスごとに配色まで違う。

 

A組はオレンジを基調にした衣装、B組は青を基調にした衣装だ。

 

随分と本格的だね。

 

ただ、耳郎や八百万の様子を見る限り、本人たちが進んで着たわけではなさそうだ。

 

「司!?」

 

僕に気づいた耳郎が、慌てて振り向いた。

 

「ち、違うからね!ウチが好きで着たわけじゃないから!」

 

「まだ何も言ってないよ」

 

「その顔!絶対何か言おうとしてたでしょ!」

 

「似合ってるって言おうとしたんだけど」

 

「......え?」

 

耳郎は少し黙り込み、それから自分の衣装へ目を落とした。

 

「ウチ、こういう可愛い格好、あんまり似合わないと思うんだけど......」

 

「そんなことないよ。耳郎によく似合ってる」

 

「......ほんと?」

 

「うん。可愛いよ」

 

「......そっか」

 

耳郎の頬が赤くなる。

 

「ありがと」

 

声は小さかったけど、僕にはちゃんと聞こえた。

 

いつもは少し強気で、僕の軽口にも遠慮なく突っ込んでくる耳郎だけど、こういうところは意外と自信がない。

 

まあ、そこも可愛いんだけどね。

 

「司さん......」

 

隣では八百万が、両手を身体の前で重ねていた。

 

「どうか、あまり見つめないでくださいまし......」

 

「八百万も綺麗だよ。本場顔負けだね」

 

八百万は頬を染めながら、視線を落とした。

 

「褒めていただけるのは嬉しいのですが、その......恥ずかしいですわ」

 

「それで、どうしてこんなことになったの?」

 

「峰田さんと上鳴さんが、先生方からの正式な依頼だと......」

 

「ああ」

 

短い説明で、だいたい察した。

 

「ヒーロー科の女子が応援に参加することになったと伺いまして、わたくしが衣装を創造したんですの」

 

「なるほど。あの2人に騙されたわけか」

 

「ええ......。皆さんまで巻き込んでしまって、お恥ずかしい限りですわ」

 

八百万は見るからに落ち込んでいる。

 

「八百万が悪いわけじゃないでしょ。嘘をついたのはあの2人なんだから」

 

まあ、僕からすれば目の保養になるから嬉しいけど。

 

「ですが、確かめもしないで......」

 

「次から気をつければいいよ。それに、体育祭はお祭りでもあるんだし、こうなったら楽しみなよ」

 

八百万は少しだけ僕を見つめ、それから恥ずかしそうに微笑んだ。

 

「......ありがとうございます、司さん」

 

「ねえねえ、東雲くん!」

 

宙に浮いて見えるチア服が、くるりと回った。迷うまでもなく葉隠だ。

 

「せっかくだから見て!こういう衣装、ちょっと着てみたかったんだ!」

 

「葉隠は楽しそうだね」

 

「うん!騙されたのはあれだけど、もう着ちゃったし!どう、似合ってる?」

 

「もちろん。すごく可愛いと思うよ」

 

「やったー!」

 

葉隠は誰に言われるでもなく、自分自身で騙されたことよりも、今の状況を楽しむ方向へ切り替えたらしい。

 

 

 

 

 

 

一方、B組の方に視線を向けると拳藤が苦笑していた。近づいてみると、話しかけてくれた。

 

「いやあ、参ったわ。私がみんなに伝えちゃったのよね」

 

「拳藤さんも騙されたんだ?」

 

「そう。たまたま話を聞いて、一緒に騙されちゃった」

 

拳藤が呆れたように笑う。

 

「まあ、慰めになるかは分からないけど、よく似合ってるよ」

 

「ははっ、ありがと!」

 

拳藤と話していると、塩崎が静かに近づいてきた。

 

「......東雲さん」

 

当然ながら笑顔ではない。むしろ、かなり真剣な表情だ。

 

「ひとつ、確認させていただいてもよろしいでしょうか」

 

「いいよ。あ、でも先に言っておくけど、僕は今回の件には完全に無関係だからね。峰田たちが何を考えてたかなんて知らなかったよ」

 

「......そうなのですね」

 

「うん。そのうえで言うけど、塩崎さんのチア服姿もとても綺麗だよ」

 

「お褒めいただいても、騙したという事実は変わりません」

 

きっぱりと言われてしまった。僕が騙した訳じゃないんだけど。

 

「もちろん。峰田と上鳴が悪いよ」

 

「人の善意や信頼を利用して欺くなど、決して許される行いではありません。あとでお二人には、きちんと反省していただく必要があります」

 

「そうだね。全面的に同意するよ」

 

まあ、行動には責任が伴うからね。

 

「でも、塩崎さんが似合ってるっていうのは本当だからね」

 

「......ありがとうございます」

 

塩崎は少しだけ目を伏せた。

 

「ただし、それと今回の件は別のお話です」

 

どうやら、この問題に関しては一歩も譲るつもりがないらしい。実に塩崎さんらしいね。

 

 

 

 

「......司」

 

聞き慣れた小さな声がした。

 

小大が、B組のチア服を着てこちらを見ている。

 

表情はいつもと変わらない。

 

でも、よく見ると頬が少しだけ赤かった。

 

「やあ、唯。唯も着てたんだね」

 

「......ん」

 

「似合ってるよ」

 

「......ありがと」

 

小大は少し視線を伏せ、それから僕を見上げた。

 

「......変じゃない?」

 

「全然。可愛いと思うよ」

 

「......そっか」

 

ほんのわずかに、口元が緩む。

 

「......司」

 

「うん?」

 

「......次、頑張って」

 

ああ、爆豪との試合か。

 

「ありがとう。もちろん勝つつもりだよ」

 

「......ん」

 

小大は小さく頷いた。

 

その表情は相変わらず控えめだけど、さっきよりも少し嬉しそうに見えた。

 


 

【雄英体育祭】1年騎馬戦&決勝トーナメント実況・感想スレ Part11

 

841:名無しのヒーロー好き

 

轟チーム強すぎだろ

 

842:名無しのヒーロー好き

 

轟の氷、飯田のエンジン、塩崎のツル、東雲の瞬間移動

 

どうやって勝てと

 

843:名無しのヒーロー好き

 

なお東雲、瞬間移動は最後の1回しか使ってない模様

 

844:名無しのヒーロー好き

 

それより東雲の身体能力おかしくない?

 

飯田の加速についていってたぞ

 

845:名無しのヒーロー好き

 

あれ東雲だけじゃなく塩崎もすごいぞ

 

ツルで騎馬全員を固定してた

 

846:名無しのヒーロー好き

 

最後の爆速移動でも誰も体勢崩してなかったのやばい

 

847:名無しのヒーロー好き

 

あのチーム、全員ちゃんと仕事してたわ

 

848:名無しのヒーロー好き

 

前回10分待ってた奴が、今回は真面目にやって1位なの草

 

849:名無しのヒーロー好き

 

今回は普通に格好よかったと思う

 

850:名無しのヒーロー好き

 

緑谷チームも最後まで粘ってたよな

 

1000万取られたのに4位通過はすごい

 

851:名無しのヒーロー好き

 

常闇が密かに通常のハチマキ奪ってたな

 

852:名無しのヒーロー好き

 

ところで午後のチア何あれw

 

853:名無しのヒーロー好き

 

急に話変わって草

 

854:名無しのヒーロー好き

 

A組だけじゃなくB組の女子まで全員いたんだが

 

855:名無しのヒーロー好き

 

しかもあの女子の集団に東雲いたよな?

 

856:名無しのヒーロー好き

 

いた

 

857:名無しのヒーロー好き

 

またお前かwwwww

 

858:名無しのヒーロー好き

 

選手宣誓で女の子からファンレター募集してた奴だろw

 

859:名無しのヒーロー好き

 

A組の女子と喋る→移動する→B組の女子とも喋る

 

なんだこいつ

 

860:名無しのヒーロー好き

 

女子とのコミュ力どうなってんだよ

 

861:名無しのヒーロー好き

 

しかも何人か照れてなかった?

 

862:名無しのヒーロー好き

 

選手宣誓の伏線回収早すぎwww

 

863:名無しのヒーロー好き

 

障害物競走で助けた塩崎とも喋ってたな

 

864:名無しのヒーロー好き

 

助ける→同じチームになる→チア服姿で談笑

 

何だこの恋愛漫画

 

865:名無しのヒーロー好き

 

勝手に恋愛漫画にするなw

 

866:名無しのヒーロー好き

 

戦闘能力よりコミュ力の方がチート説

 

867:名無しのヒーロー好き

 

個性:女の子と仲良くなる

 

868:名無しのヒーロー好き

 

じゃあ瞬間移動と風は何なんだよwww

 

869:名無しのヒーロー好き

 

もういいからトーナメントの話しろw

 

870:名無しのヒーロー好き

 

東雲の初戦、爆豪だよな

 

871:名無しのヒーロー好き

 

普通に爆豪が勝つと思う

 

872:名無しのヒーロー好き

 

俺も爆豪有利だな

 

爆破の火力と機動力は個人戦向きだろ

 

873:名無しのヒーロー好き

 

でも東雲って今まで全部爆豪より上だったぞ

 

874:名無しのヒーロー好き

 

それと1対1は別だろ

 

875:名無しのヒーロー好き

 

東雲って攻撃手段ほとんど見せてなくね?

 

876:名無しのヒーロー好き

 

瞬間移動と風があっても、爆豪をどう倒すんだって話

 

877:名無しのヒーロー好き

 

あの身体能力なら接近戦も強そうだけど

 

878:名無しのヒーロー好き

 

爆豪相手に近づくのは危険じゃね?

 

879:名無しのヒーロー好き

 

俺は爆豪7:東雲3くらいだと思う

 

880:名無しのヒーロー好き

 

俺もそのくらい

 

881:名無しのヒーロー好き

 

東雲が勝つ可能性もあるだろ

 

882:名無しのヒーロー好き

 

それは認める

 

でも現時点なら爆豪有利

 

883:名無しのヒーロー好き

 

対戦表出たとき爆豪めちゃくちゃ東雲睨んでたなw

 

884:名無しのヒーロー好き

 

東雲が何か言い返して、さらにキレてたの笑った

 

885:名無しのヒーロー好き

 

w

 

886:名無しのヒーロー好き

 

選手宣誓でファンレター募集して、最初は舐めプ、最後はチア女子に囲まれてた首席が初戦敗退したら伝説になるぞw

 

887:名無しのヒーロー好き

 

最後までその話引っ張るなwww

 

888:名無しのヒーロー好き

 

まあ、今のところ爆豪が勝つと思う

 

889:名無しのヒーロー好き

 

東雲司が爆豪にどこまで通用するか、見ものだな

 


 

チア服姿、耳郎&八百万&小大&塩崎&拳藤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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