「模擬戦を担当する事になった。お前は近接戦闘が苦手らしいな?」
「お前じゃなくて高町なのはです!」
無視して高町のデバイスにメニューを送る
「俺はフェイトにお前と戦う時、距離を開けると撃ち落とされると伝えてある。そのためフェイトは必ず接近戦で仕留めてくる。お前の得意な砲撃を封じてな」
無駄と分かったのか黙って聞いている。俺はそのまま続けて口を開く
「お前のこれまでの戦いのデータは見させて貰ったが苦手部分を克服するのが先だ。運動、苦手だろ?」
「ッ、でも魔法では必要ないじゃないですか」
「いや、必要になる。正しく呼吸出来てなければ魔力運用に支障をきたすし、咄嗟の判断力低下にも繋がる。常に最悪の想定をしつつ、最善の行動をするのがベストだ」
気に食わないのか、納得がいかないのか変な顔をしている高町
そこへ、クロノが口を挟む
「確かに運動は必要だな。空戦魔導師だろうと、魔法の使えない空間を移動する必要もある。その時動けなければ意味はない」
「魔法の使えない空間?」
「AMF...アンチマギリックフィールドという魔法を使えなくするものがあるんだがその座学はまた今度に回す。咄嗟の判断...例えば」
1歩前に足を出して高町に近づき、ボルグを首筋に当てる
「このような行動にも対処できなけりゃ、フェイトの速さに対処できないぞ」
そう言って当てていたボルグを離して距離を置く
「まずは体力がどれくらいあるか測るから走ってくれ。ボルグ、計測頼む」
この世界の体力測定のルールに則って測る...が
俺は顔が引き攣り、クロノは真顔だが...ユーノは苦笑いだ。
既に息遣いが荒くなって呼吸を整えている高町
「20ちょいね。平均より少ししたって所か」
そういうと高町が抗議してきた
「女の子なんだよ!?手加減ぐらいしてくれても」
「フェイトは調子のいい日だと16秒は出してるぞ。確か同い年なはずだよな?」
ぐっと唸る高町。これを鍛え直すのは直ぐには無理か
「フェイトには高町が苦手とする戦い方を教えた。なら高町にはそれに対抗する術を叩き込む。なぁに、投げられるだけだ。ちゃんと受け身さえ取れれば痛くないから安心しな」
「投げる!?受け身!?」
そう言って2時間弱、魔導師とは思えないくらい近接戦闘の基礎を教え込んだ。もちろんデバイスを攻撃に使った戦い方もな
去り際に聞かれる
「フェイトちゃんに...訳を話して来てもらう事は出来ないの?」
「フェイトがどっちに着いてるか分からない以上、そんな賭けには出られない。管理局としてもそんな賭けはしないと思うぞ。組織ってそういうもんだ」
そう言ってボルグをクロノに手渡して自分の部屋に戻るのであった
次回、フェイトちゃんVSなのは!
これは視点を二人の分書かないといけないかな...
そろそろストーリーの山場ですな
サブタイトルを付けるか
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つける
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つけない