はぁ、挨拶する気分じゃない…
結局あの後カルメンはエノクを実験に参加させることにした
そして………死んだ
それで、リサは泣き叫び…カルメンに罵倒、カルメンは病み部屋に閉じ籠った
わかっていた、こうなることが
覚悟してるつもりだった
けど、本当に何もしないことが正解だったの?
私は知ってた、変えれたんじゃないの?
例え師匠が来てもどうにか出来たんじゃないの?
エノクの意思を尊重を無視しても止めるべきだったんじゃないの?
原作を壊してでも助けた方がよかったんじゃないの?
私は、何のために…ここに来たんだろう…?
そんな考えが頭の中を駆け巡る
『願う………願え…
叶う……叶えよう………
さぁ…………さぁ……
願い…は………?』
うるさい!
はぁ……はぁ……EGOに唆されるほど…まだ…堕ちてはない…
リサに会いに行こう…あの子が一番辛いから支えないと…他のメンバーではあまり役にたたない
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リサとエノクの部屋まで行き扉の前で名前を呼ぶ
「……リサ…」
返事はない
「開けるよ」
「来ないで!!!」
次に返ってきたのは拒絶…けど私はそれを無視して部屋に入る
部屋には目を赤く腫らしてベッドの上で泣くリサがいた
「何……しに来たの…?いまさら…何もして……くれなかったのに…」
リサが私を睨みながら顔を上げる
私は無言でリサを抱き抱え頭を撫でる
突然のことに私を睨むのを止め困惑した表情で固まった
そして…私の胸の中でまた泣き始めた
そのうち…リサは泣き疲れたのか私の胸の中で寝たしまった
起こさない様にゆっくりとベッドに体を移し毛布をかける
「ごめんね…リサ」
聞こえてないだろうリサに言葉をかけ部屋を出る
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部屋を出た後アインを探して研究所を歩く
その時ちょうどバッタリ出会った
ベンジャミンもおらずアイン1人だけだった
「……」
「……」
互いに無言だから私から声をかけた
「ねぇ……アイン、ちょっといい?」
「…あぁ」
言葉は少なかったそれでも言いたいことはわかった様だった
流石に廊下で話すのもなんだから場所を移動する
移動する最中も話すことはなく無言だった
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談話室の様な部屋に着いた
互いに向き合ってソファに座る
「急にごめんね…」
「構わない」
「それで………エノクのことなんだけど……」
「……」
「私は……どうすれば…良かったんだろう…エノクが研究に興味が有るのも最初から知ってた…」
「……」
「エノクがみんなに話した後も何も言えなかった……エノク意思を尊重したかった……」
「……」
「けど……それじゃ…リサは……リサの意思はどうすればいいの?……私は……私は……」
「……」
「……」
「……」
「ごめん、ありがとう聞いてもらって……」
「……」
「アイン……私はリサを支えるわ……だから、貴方はカルメンを支えて上げて」
それだけ言って私は部屋を出る
扉を閉める瞬間小さく
「あぁ……」
そう、聞こえた気がした
主人公の曇らせとリサの慰め!その後アインへの打ち明け
これを書きたかっただけです
ちなみに、滲みで隠されてるところは簡単には言えば願いを叶えてやるって言ってるんですけど、ここで主人公が耐えきれずにエノクを返してって言ったらエノクの形をして少しだけ喋れる肉人形が作られます
勿論これはエノクではなく人形でしかありません
いくら願いを叶える幻想体とは言え万能ではありません