本筋と全く関係が無いかもしれない物語です。
メモロビ的な感じです。
「ホシノ……いちご...なんだよ!!」
「……は?」
私とホシノが3年になってまだ間もない時期に、私はいちごの素晴らしさについて熱弁していた。
「だから...ね、いちごなんだ...よ?」
「いやだから...あぁ、まぁはい、いちごですね」
「そうそう……いちごなの……だから水族館...いこっ!」
「いやだからなんで!?」
そう、いちご=水族館、これはマストであるのだ。
水族館はいちごだし、いちごは水族館、これほど甘美なものはないだろう。
「とりあえず……いかない?」
「いやだから、理由を……!」
「ダメ……?」
「…………行きましょうか」
やったー!と内心盆踊りをかますしかねぇというやつだ。
いやはや、まさか水族館といちごのコラボレーションが此度来るなんて思わなかった……!!
「あの...」
「うん?」
「いちごと水族館の関連性がわからなさすぎるんですけど」
「……え?」
「いやだからえ?はこちらです」
「...そっ...かぁ」
「そうです」
「いちご……」
「水族館なんですよね?」
「うん」
「水族館は……」
「いちご」
「ですよね。」
「そうだよ。」
上を向きながら腰に手を当て、微動だにしないホシノは一泊を置くホシノは何かを考えついた後にまた話し始めた。
「……なにかのイベントとかある感じです?」
「そうだよ?」
「そうなんかい!?」
そう...!此度ここから比較的近くにある水族館が、いちご尽くしのメニューを一つ出すと言う貼り紙をアビドスに来る途中に発見してしまったのだっ!
ホシノはお魚さん大好きだし私はいちご好き、これほど僥倖なイベントがあってもいいのだろうかっ!
柄にもなく大興奮である。
「あぁ、まぁ、うん……ふぅ」
眉間に手を当て何かを思い詰めているホシノ、何かあったのだろうか?
「何か...あった?」
「……ベータ」
「うん?」
「殴っていいですか?」
「なんで!?」
いつからそんなに暴力魔になってしまわれたのホシノさんや!?
私悪いこと何もしてないのに...もしや今までの怠惰がホシノのストレスを蓄積して……
「こういう時だけ察し悪いですよねぇ……まぁいいですよ。さっさと行きましょベータ」
「ホシノ...お、怒ってる?」
「呆れてるだけです」
「そ、そっ...かぁ」
ホシノが目も合わせてくれなくなってしまったどうしよう。
ご、ご機嫌取りなど不馴れだし、したとしても逆に逆撫でしてしまうんじゃないだろうか。
な、ならばっ!
「わっ...!なんです?ベータ」
「えぇと...手...繋ぎたかったなぁ...なんて」
「ご機嫌取りってやつですね...?」
「違う...よ...?」
「まぁ、騙されてあげますよ」
よ、よかった、少しだけだけど機嫌が良くなってくれた。
最近の私なんかホシノの尻に敷かれ始めたような気がしてならないのだが、気の所為だろうか。
おや、もしかしてだが、私興奮しすぎてイベントある事言ってない状態でいちごいちご言ってた?
「……ごめんね、ホシノ」
「い、いいですよ、そんなに深刻な表情しながら謝んなくて……」
「ほんと?」
「本当ですってば、ほら行くんでしょ?」
「っ!うん!」
「どんだけいちご好きなんですか...全く」
ホシノと一緒に水族館にいちごパーティ、ふふ、今からでも楽しみすぎると言うやつだった。
◆
初めて見るレベルでテンションが上がりきったベータに水族館に誘われたはいいのだが、普段のベータと違いすぎてこちら側がすっごくキョドってしまう。
「ホシノと……いちご...ふふ」
はぁ、全くこちらの気も知らないベータはと言うといつもより口角が上がりながらスキップしていると来た。
そんなにも、イチゴが楽しみだったのだろうか、それとも私と来れて嬉しいとか?
まぁ冗談だが。
「嬉しい...よ」
「そ、そうなんです?」
「うんっ!」
「そう...ですかぁ」
今日のベータは、なんというか……気持ちの蓋が壊れているというか、妙に素直だ。
昔からいちご好きなのは痛いほどに分かってはいたが、ここまでではなかったように思えるのだが……
「着いた……よっ!」
「久しぶりに来ましたね」
「え?来たこと...ある...の?」
「あ、いえ、中には入ったことはありませんよ、この前に少しだけ通りかかっただけです」
以前にパトロールついでに来た所だ。
いつか行ってみたいなぁとも思っていたが、結局行けずじまいだったので、とてもちょうど良かった。
「よかった……」
「え、なんでです?」
「お互い...初めて同士で、来たかったから...ね」
「ふぅん...」
「そっちの方が...デート?ぽいし」
「……!?」
デート……デート!?
「あれ?……違っ...た?」
「あ、えぇま、まぁ、そ、そうなるんです...かね!?」
「うん、親友と一緒に来れて...嬉しい」
あ、違うこいつ、デートの意味をあんまり分かってないんだ。
ただ友達と一緒にあそぶ事をデートと評してるだけ、期待して損...いやっ、分かっていたことだ、そう言うのにベータはとても疎いという事実は。
「あ、でも、お付き合いしてる人……達が使う言葉...かな?まぁでも、いいよね」
「……はぁ、もうなんかバカバカしくなってきたのでいきましょうか」
いちいち反応するのも疲れるというものだ。
という事で私達は水族館のチケットを購入し、早速水族館に入ることにした。
「入りましょうか」
「うん」
水族館のゲートをくぐるとヒンヤリとした空気が肌に直接当たり、外の熱を洗い流してくれるようだ。
「少し...寒い...ね?」
「それもまた水族館の楽しみ方かもですね」
「言えてる...ね。……!!早速っ!あった...よっ!!」
「あぁ、あれが噂の...」
ベータが私の腕をブンブンも振り回しながら指さした先にあったのはいちごクジラと書かれたデザートの宣伝用の立て看板がかなり目立つように置かれていた。
というか、そのパフェの紹介イラストに書かれているキャラクターがとんでもなく奇怪なので嫌でも目に映る。
クジラの口の中に、もの凄く大きなイチゴを咥えながら何とも言えない表情でこちらを見つめてくるそのキャラクターに何故だか腹が立つ。
「くじら...可愛い……」
「あれが!?」
「可愛くない...の?」
「...可愛いです」
「だよ...ねっ!!」
ハイテンションなベータはきっと興奮しすぎて錯乱しているのだろう、きっと、そうに違いない。
「なら目的達成といきましょうかベータ」
「……ほよ?」
「どうしました?」
「騒がしい...ね」
耳を良く澄ますと、厄介事が起きそうな騒音が聞こえる。
「見過ごせそうに...ない、ね」
「えぇ、行きましょうか」
こういう手の厄介事はどうやっても見過ごす事が出来そうにない。
私達は、いや私は別に性分とか言うそんな殊勝な性格を持ち合わせてはいない。
ただただ気に食わない、ただそれだけなのだ。
そして私達は騒音の根源に向かい視認する。
「はぁ……ただのチンピラ……」
そこに居たのはいつもと変わらぬチンピラ達で、ヒャッハー系の奴らだった。
「この水族館のいちごは全部あたしたちのものだぁぁ!!」
「はいっ!!全てのいちごを姉御にっ!!」
典型的すぎるのではなかろうか。
「いちごを……!?わ、私の……いちごを奪う……!?」
「お、落ち着いてくださいベータ、さっさと終わらせて食べましょ」
「うん...!」
いつになく殺気ビンビンなベータを宥める。
全く命知らずな奴らだ、イチゴ関連の荒事をベータの前で繰り広げるということは、殆ど死を意味している。
ベータのいちご好きは留まることを知らないのだ。
という事で、何かを企て、それを実行しているチンピラ共に声をかける。
「ねぇ」
「あん?」
「そこで...何してるのかな〜?おじさん達におしえてくれない?」
「っは、ヒーロー気取りかよ。今どきヒーローなんざ流行らねぇぜ?」
「姉御……身に染みます...!」
どうやら、そのチンピラ共は引く気は無いらしく、逆にこちら側を挑発してきた。
まぁ、どっちみちやる事は変わらない。
なので、私達は戦闘の構えを取る────
「聞き捨て……ならないね」
すると何故だがベータが反論する。
「ヒーローはロマン……だよ?ヒーローはいつまで経っても...かっこいい……違う?」
「え?そこ?いちごとかじゃないんだ……」
こういう手の荒事は淡々とこなすのがベータだが、どうやら今回は違うらしい。
「へっ、分かってんじゃねぇか」
「姉御……!?流行らないとか云々どこ行ったんです!?」
え?なんで相手もノって来てんの?子分らしき子も私同様困惑してるけど……
「なら語らおう……ね」
「俺らの拳でな……」
「は?」
「あの……姉御!?拳でって……えぇ!?」
何仲良くなってんの?
さっきまでの殺気はどこに行ったんですベータ……!?
「さぁ……行くよ!ホシノ……!」
「え?……まぁうん、もう何でもいいですよ」
なんだが私だけ蚊帳の外感が否めないが、やる事は……変わらないはずだ。
改めて気を引き締めて、私が先頭に────
「行くよ……っ!」
「べ、ベータ!?」
私が駆け出す前にベータが全力ダッシュで姉御と呼ばれる不良に突進する。
いつものセオリーを完全に無視……というかなんでいつも使っている拳銃すらも持たずに拳一つで特攻してるんです!?
それでなんで相手もアサルトライフル持ってるのに拳で向かい打とうとしてるの!?
「私の思い……!受け取って...ねっ!!」
「ぐぶっ!?い、いい……パンチ...だっ、だがぁ!?」
「っっっ!?ふふ、中々……やる...ね」
まるで熱血ヤンキー漫画さながらの戦闘シーンを目の前で繰り広げられているのだが、私と子分の子が入り込めそうにない程に二人だけの世界が展開されている。
ベータってこんなキャラだったっけなぁ。
「あの……」
するとその子分の子が話しかけに来る。
「うん?」
「うちの姉御がすみません……」
「あ、いえいえ、こちらのベータも……」
なんかすごく礼儀正しい子だった。
きっとこの子もうちのベータと同じく、姉御と呼んでる人に苦労させられてるんだろうなぁと思うと、なんだか妙に親近感が湧いてくる。
「……その親近感感じますね」
「ふふ、同じこと思ってた」
どうやら相手も同じ気持ちだったようだ。
「そちらさんも色々悩まされてるみたいだね〜」
「はは、苦労が絶えないですよ本当に」
「ならさっさと離れちゃいば?」
これは冗談。
だって私はもう相手の返答は分かっている。
「離れるわけないですよ、そんなところを込みでついていってるんですから……そっちもですよね?」
「ありゃ、やっぱり分かっちゃうか〜」
「そりゃあ分かりますよ」
その後も、私達はベータ達の殴り合いを鑑賞しながら愚痴を言い合った。
もちろんその全ての愚痴に悪意は無いし、半ば自慢話みたいなものだったが、この子との会話は妙に心地よかった。
きっと、似たような人を身近に持っているからだろう。
「それでベータがね〜?」
「あ、ホシノさん終わったみたいですよ」
「ありゃ、案外かかったねぇ」
目の前で殴り合いを繰り広げていた2人は地面に横たわり和かな笑顔を浮かべていた。
全く、こんなに痣を作って、後で治療してあげないとですねぇ…というかなんで途中から交互に殴りあってたんだろうこの人……はぁ、私が居ないとダメなんだから。
「ホシ...ノ...引き分け...だった...よ」
「はいはい分かってますよベータ、ほら、肩貸してあげるますからさっさと水族館回りましょ?」
「ホシノ……おんぶ...」
「ここでですか!?……はぁしょうがないですねぇ」
そしてベータを慣れた手つきで背負う。
こうしていると、最初の頃に脱水症状気味のベータを背負ってアビドスに行った時の事を思い出せるからベータを背負う事は結構好きだったりする。
「ほら、姉御」
「お、おう……あたし...も」
「はいはい、行きますよ〜」
「ぐおぉ……」
先程仲良くなった子分ちゃんが姉御と呼ばれる子に肩を貸しながらノシノシと手慣れた感じで水族館を後にしようとする。
「あ、ホシノさん、今回はありがとうございました」
「……なんでこの子チンピラとかやってるんだろう...」
「なんか言いました?」
「ううん、なんでもない。それじゃあね」
「はいっ!」
「……白い...のぉ、まだ勝負は……っ!」
「姉御……?」
「はいすみません大人しくします……!」
案外尻に敷かれているみたいだ。
オドオドとしている姉御ちゃん、きっといつもこういう感じなのだろう、子分ちゃん末恐ろしきである。
「ホシノ……いちご...食べよ」
「えぇ、売り切れる前に行きましょうか」
そして私達もその場を後にし、先程の売店の前に再び訪れるのであった。
「うへ…な、長いですね」
「...いちごぉ」
訪れたのはいいのだが、その売店は長蛇の列を形成しており、買えるのにあと何十分かかるのやらと言ったところだ。
殴り合いをしている前はそんなに並んでいなかったはずだが、時刻が12時を回ったのもあり、それなりの長さだ。
「...ホシノ、見て」
「はい?……わぁ……!!」
「クジラ...凄い...ね」
人集りに辟易しているとベータに肩を叩かれ、ベータが指を指す方向を見てみると、それはもう大きなクジラが水槽の中を泳いでいた。
やっぱり私はこういうのを見るのが好きだ。
「ホシノ、ありがとう...ね」
「別にいいですよ私も水族館行きたかったですしね。」
「ううん、水族館に行けたこと...だけじゃない...よ」
「んえ?」
「私、ホシノが居てくれて……本当に良かったって...心から思ってる」
きゅ、急に何を言っているだ。
それは私のセリフだ。
「シロコも、ノノミも、セリカも、アヤネも、全員居てくれて……良かったって思う...けどね、ホシノはまた別...なんだ」
「えっと……」
「みんな大切なのは……本当だよ?でも後輩達は守るべき存在……そう思っちゃってる。でも...ホシノは違うの」
「……」
「上手く...言えないど、その……」
「もういいですよ...!もうっ!あぁ……もうっ!」
無性に恥ずかしくなってベータの事をぺちぺちとはたく。
「わっ、ごめん……!?ぺちぺちしないでっ!?」
「こっちの...セリフなんですよ。」
「なら……一緒、、だね?」
「……はい」
私はベータが居てくれなかったら、きっと今よりもずっと心が擦り切れていたに違いない。
恐らく口調も、性格も、何もかもが見ていられないぐらいのモノに変わってしまっていただろうが、ベータが居てくれたから、まだ私は私でいられる。
皆の前ではおじさんと言っているが、ベータの前だけは私でいられるのだ。
だから、感謝してるのはこっちなんだよ?
ベータのお陰で私はまだ幸せでいられるの。
「ふふ、ありがとう...ね」
「ふんっ...知りません。」
「ほら、いちごクジラ……買おっか」
そんな事を考えていたら、先程までの長蛇の列が既に霧散していて、私たちの番となっていた。
ベータの事を考えたりするだけで、時間の流れが早い気がするのはきっと気のせいでは無い。
「イチゴクジラ……ください」
「はいっ、かしこまりました……おや、ちょうど後2つだけでしたね。お客さん運がいいですねっ」
「ラッキー...ですっ!」
なんと、残り二つだけだったらしい。
危ない危ない、こんだけ並んだのに食べられなかったら、ベータがしばらくの間落ち込んでしまう。
「……え?」
ふと、後ろから幼い声が聞こえる。
振り返ってみると、まだ小学校低学年程度の子が涙をこらえている姿が映る。
「……店員さん、私の...要らないので、この子に」
「ベータ?」
「お客さん……はい、分かりました。」
まぁ、ベータならこうするとは思ってはいたが、最近なんだかお人好しが過ぎるのではと思ってしまう。
ベータが譲らなかったら私が譲っていたのでお互い様と言うやつなのだろうが。
そして暫く待っていたら、店員さんがいちごクジラを二つ手に持ち、私に一つ、ベータに一つ手渡してくれた。
「はい、どうぞ……」
そしてすかさず、後ろにいた子にベータが同じ高さになるようにしゃがみ込み、いつもの笑顔を浮かべながら、その子にいちごクジラを手渡した。
「い、いい...の?」
「うん…お姉ちゃんお腹いっぱい...だから」
「...あ、ありがとうっ!」
「ふふ...いい子」
わしゃわしゃとその子の頭を撫でてあげるベータ。
それに対してその子は然程嫌がる様子は無く、寧ろ惚けたようにベータの手を享受する姿が目に映る。
もしやこの子初恋……いやないない...ないはずだ。
「ほら、ベータ行きますよ」
「う、うん?ひ、引っ張らなくても...いい...よ?」
「ほーらっ!」
「わ、わかったって……」
はぁ、なんで私、まだ小学生の子に嫉妬なんかしてるんだ。
自身の独占欲が最近歯止めが効かなくなっているなとは思ってはいたが、まさかこんな子にまで……
「安心...して、私が一緒に居たいのは...ホシノだけ」
「...っ!?そ、そんなんじゃないですよっ!」
「えぇ〜?」
ニヤニヤしやがって...!?
「それよりもっ!はいこれ、半分こしましょ」
私は誤魔化すようにいちごクジラをベータに差し出す。
全部あげても良かったのだが、きっとそれだとベータは受け取ってはくれないので、妥協というやつだ。
「半分こ...できるの?この形状……」
「なら半分かじってください」
「はぁい……あむ」
「どうです?」
もぐもぐと噛む度に口角が上がっているのを見る限り、聞くまでもないのだが一応だ。
「んっ!!」
「っはは、そんなに美味しいですか?」
「ん〜」
いつまで経っても飲み込もうとしないでもぐもぐと噛み続けるベータ。
余程その味が気に入ったんだろうなぁと嫌でもわかってしまう。
「……美味しいっ!」
「良かったですねベータ」
「うんっ!ホシノも食べて……!」
「はいはい」
全く、ベータと居ると心が妙に穏やかになる。
いつも世話を焼いてもらいながら、世話を焼いている、そんな関係性がすごく心地がいい。
最も、いつも振り回されているのは私の方だと言うことは変わらぬ事実ではあるが、そんなところすらも私の心を癒す材料になっている。
やはり私もベータは特別だ。
後輩達も変わらず愛しているし、大切なのは変わりはないが、ベータはその中でも特別な存在、たった一人の同級生であり、たった一人の親友でもある彼女が特別になるのは必然ではないだろうか。
そして、そんな彼女も私のことを特別だと思ってくれている。
なんて嬉しいんだろう、なんて幸せなのだろう、今は恥ずかしくて感謝を口に出してしっかりと伝えられないが、いつか伝える日が来ると……いいなぁ────
ちなみにいちごクジラは絶品だった。