・職員ソキ
一体どうなってるんだこの会社…
意味のわからない物なら他のところにもあったが、ここは段違いに多い。幻想体なんていう謎生物?もいるし、ずっと上からグチグチ言ってくる管理人もよく分からねえことばかりだし。一応衣食住完備だが、それも奇妙なぐらい綺麗な寮と食堂、スーツだ。翼なら普通かもしれんが、ここは仮にも分社だ。他に人がいる気配も無い。一体、何が何やら…
「いって…。前見てなかったわ。すまん。」
「ひぇっ!?い、いえいえ!ぶ、ぶつかってしまい、もうしわけ、ございます!?」
「あー、だから畏まんなって。俺が礼儀とか謙遜とか嫌いなのは言ったろ?」
「は、はわ!?え、えと、ごめんな、ご、あわわわわ!?」
「そんな苦手か敬語?まあ、そうだな。タメで話せよ。それぐらいが一番良い。あのチビと違って同期だしな。」
「へっ、あ。い、良いんです?自分で…。」
「何をそんな謙遜すんだって。フツーに話せよ。じゃ、よろしくなー。」
「ふええ…あっ、よ、よろしく!です!」
・職員カルナ
「お前、なんでまた変なアクセばっか貰って来てんだよ。」
「し、知りませんってぇ。なんか、ついつい優しくしてると勝手にもらってるんですよぉ!」
「だーかーらー!」
あの二人仲良さそー。いつの間にあんなに良くなったんだろ?
…まあ、楽しそうだし。連絡事項話すのは後でいっかー。
にしても、新入社員。あと何人くらい来るんだろう。面倒なやつが来ないことを祈るしか無いけど…。管理人、選考基準聞いたらシステムに全部任せてるって言ってたしなあ。心配だ…。
・職員ミレニア
う、うぅ。作業は疲れるばかりですけど、お友達?が、できました。あんまり気を使わずに人と話すのって、楽ですね。ああ…。
これから先、この日々を壊さないでいてくれるでしょうか。
はあ、疲れた。
この会社に来てから、もう四日も経ったんだな。うー、時間の流れは早い。お姉ちゃんの言ってた意味が初めて理解できた……。
はぁ。いつになったらまた会えるんだろうなぁ。一ヶ月に比べたら、こんなのまだまだだけど。うーん、やっぱり疲れたね。また変なブローチとか髪飾り貰ったし。なんかあいつらの感じがずっとしてて苦手なんだよな…。
うん、寝よう。明日は明日の風がふく、だっけ?そんな感じのことをよく言ってたから、覚えてるや。
「おやすみ。」
やっぱり、ついくせでいっちゃうな…………
「うううー…。おこされたー…。あといちにちー…。」
『…緊急だ。部屋の前に武器と服が置いてある。それを持って社員食堂に集合。』
………えっぶき?武器、と防具?って言った?
……えー、ほんとに置いてある。センスないな…。あのクイズ出すやつに色似てるな…。じゃなくて。
普通に武器だったら最初に配られた銃で良くない?ちょっとこれ怪しい気配感じるし…。
ん、まあ。持ってくだけ持ってってみるか。指示されたってことは、何か意味あるだろうし。
そうとなったらさっさといこー。
「お、一番乗りー。じゃなかった。って、は?」
な、なんか、まがまがしい人影がいくつか見えるんですが?な、なんかぐにょぐにょがうごめいてるし…。
うぐぐ精神が削られる音が…。
『…来たか。アイツらをそれで殴れ。その武器なら少しは効くはずだ。攻撃には気を付けろ。』
あ、相変わらず説明が皆無だ。えっどういうこと?
「ピピ…起動開始。敵性存在確認。………」
…音?ああ、自動防衛システムみたいなんがあるって書いてたかも。あの説明全放棄のパンフレットに。
「せんめつかいっ」「♪→→○<€$%×|」「○○☆☆○○」
じゅ、銃撃が、一瞬で跳ね返されて…?
『物理攻撃はアレには効かないぞ。その武器は精神に効力があるのでそれで殴れと言っている。』
ええ…。
あれ割と高性能みたいなこと書いてあったんだけどなぁ、無理では?
「☆→→€」「○*・+5×」
あっやべ。
「いっっったぁ!!
あーもー知らない!全放棄!殴って止めりゃいいんでしょ!やるもん!」
「×>○」「#*°|☆」
うるせー!ころーす!ぜんぶまとめてぶんなぐる!!
「はわわ…なんか先輩が暴走して怖い人たちを殲滅してますぅ…なんでぇ…?」
「指示…めんど…二度寝するわ…」
一・そ・頃、L・社では…
「綺麗な花…みに、行くの、皆で…」
「ど、どこいくのっ!?あっちょっ、危な」
『GOODBYE』
「あっ」
「ひゃ、ひゃひ…」
また、死んだ。この会社でも、都市でも当たり前だけど。
…ああ、嫌だなぁ。ほんと。
「また後輩の手止まってるぞ。ほら避けろ避けろ〜。」
「頑張って生き残ってね。僕も相棒弔ってもがんばってててるんだから。」
「はいぃ…。」
この会社もおかしいけど、うん。あそこに比べたら、まだマシ、なの、かもね。
すいません投稿遅れました〜!