拝啓、幸福世界より   作:そらぬこ

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ペルソナ5Rのバッドエンド軸に転生した主人公(女)が、ぺご主が果たせなかったおわりを迎えるまでの話。
内容が内容なのでオリキャラ過多+オリジナルペルソナ過多なのと【ネタバレ伏せ】先生への偏見ましましです。


デク人形は目覚める

あぁ、最悪だ

手遅れな世界で思い出してしまった。

頭痛が止まない、視界だってろくに働かない。

それでも私はここに立っていた。

 

こんな最悪な世界で立つと言うこと、その意味はもう知っていた。

––––––––––––––

少し前の話をしようか、記憶を思い出す前の私は普通の女子高校生で友達とお喋りしながらクレープを食べるくらいには明るい人間だったと自負している。

 

いつも通りの日々、いつも通りの放課後そんな日がいつまでも続くと考える程には普通だった。

そんな日々が呆気なく崩れたのは、両親が消えてどこにもいなくなったことだった。

 

友達と途中まで一緒に帰って、別れた後に玄関をくぐったら何時もならおかえりと声をかけてくれるお母さんはいなくて、いつも定時から2時間後くらいに帰ってくるお父さんは帰ってこなかった。

 

2人からの連絡はなくて、このまま二人が帰って来なかったらと言う恐怖がだんだん増してきて

 

 

幸せがわからなくなった。

 

そう思った瞬間になにかに拘束されて、どこかへ連れてかれそうになった。

こわい、怖い……なにこれどうなってるのと言う恐怖しか無かった。

機械らしき拘束から逃れようと足を振り回して、手だって引っ掻き回したけれど力及ばず、何処かへと運ばれた。

その場所は白くて、淀みなんかなくて……ただ只管に息苦しかった。

 

あちこちにあるポスターは心の痛みやら幸せについて語っていた。蛍光灯とは違う冷たい光、照りつけるでも無くただ施設を正しいと思わせるようなものだった。

 

引きずられ続けた先にあったものは、SFとかでよくあるヘッドギアとベット、悪趣味としか言いようがない洗脳道具に近そうなものだった。

これから私がどうなるか、なんて誰だってわかった。

この機械で私はねじ曲げられるんだろうって、気付いた時に散々叫んだし、罵倒した。それでもアームの動きは止まらなくて、ヘッドギアを装着された。

 

頭の中を掻き回されていく不快感、気持ちよさなど一切ない苦痛の中で……私(宮野朝日)は私(転生者)に変わったという訳だ。

––––––––––

ここまでが前置き、そして今

私はこの世界を思い出していた。

アイドルの一人にりせちーという名のアイドル(ペルソナ使い)、モンタという名の炭酸飲料(私が知っている炭酸飲料ではない)、ビックバンバーガーと言うジャンクフード(知らない店名)、もうこれだけで証拠は十分だった。

この世界(現実)は私(転生者)にとっては異様な世界(ペルソナシリーズの世界線)であることを。

 

幸せじゃないと感じた瞬間に連れてこられた施設も心当たりがあった、そうじゃなければと思った。

ここがバットエンド後の世界(丸喜の世界を受け入れた)なんて思いたくなかった。

 

あぁ痛む、頭もだし身体も連れてこられる途中に随分とぶつかっていたから。

冷や汗が止まらない、私はまだ頭を弄られ続けているから恐怖がとめどなく溢れる。

 

 

チリチリと焼かれていく脳細胞、このまま放っておいたら私は何も考えなくて済むんじゃないか?終わった世界だと知ってどうすることも出来ない現状に苦しみ続けるよりもここで楽になった方が、わたしは……

 

【本当にそれで良いのかい?】

 

ズキリと頭痛が強まる、良いことなんか分からないのに投げかけられた質問に対して考え始める。

ここで楽になって、私が何も知らないままでいること?

それは本当に最善なのだろうか?

 

【君は誰かの都合の良いお人形で良いのかい?】

再び酷くなる頭痛、この言葉が語りかえる度に増していく、それでも私は耳を傾け考える。

都合のいいお人形、それは何も知らないで幸せを甘受すること……私の頭をいじくり回して頭を狂わせて、考えすら鈍らせること。

そんなの、そんなこと人にするべきことじゃない。

誰かの都合のいいお人形、そんなのはタダの使い勝手のいい道具にすぎないっ!嫌だそんなのは嫌だ!!

 

私は、他人のおもちゃなんかじゃない!!

 

【じゃあ仮初の奇跡を晴らして、世を明けさせよう】

 

あぁ、そうだ……私はこんな理不尽許さない。酷い酷すぎる頭痛にベッド縛り付けられていた枷はとっくのとうに壊れていた。周りには他所外の行動に狼狽える機械たち、私の手にはひとつの中が握られていた。形状としてはリボルバーが近い、だが銃にしては木製で出来ており普通ならばどんなに精巧でもおもちゃの銃にしか思えないだろう。

 

……普通ならば

 

私は迷わずその銃を自分に向ける、丁度心臓に当たるように……何故だか不思議とこうするべきだど感じたからだ。

そして引き金に指をかける……

 

「ぺ、ル、ソ、ナァッ!!」

 

引き金を引いた直後、木製のリボルバーから弾丸が放たれ私を貫く……否ただ貫くだけではなかった。

貫いた後、私の血飛沫のように青い、蒼い炎が巻上がった。

その炎は私を包み込み、制服姿は緩やかな羽付き帽子を被り、お嬢様のような服装へ、一見すればスカートのように広がっているズボンに胸元には真っ赤なリボン……右腕にはマントのごとく結ばれた紅い布があり、布にはローリエの刺繍が施されていた。見る人が見ればそれは旗のようにも思えるだろう。

顔には木彫りらしき仮面があった、やけに鼻の辺りが長く円柱であった。

 

怪盗服と呼ぶにはラフな格好、そして私服と言うにはかしこまっている。

ああ、でも何処と無く今の自分にふさわしいと思える。

 

仮面に手を当て、砕く。私の奥底で燃えている精神が具現化する。

 

「目覚めよ!ピノキオッ!!」

 

私の反逆はここから始まるのだ。




初投稿ですね。小説投稿サイトでペルソナ5関連の小説を漁っているとかなり丸喜拓人に関して深堀するなぁとか色々思って、個人的にも思うところがあったのでバットエンド後の世界というテーマで書きました。
分かりにくかったら解説つけることにします。
小説書いてみて思うこと、やっぱり書けねぇという事ですね。世の中の人はどうやって書いてるんですかね?
尊敬しかないです。
ここまで長々と読んでいただきありがとうございます。
小説自体にはAI生成は入れておりませんが、設定をまとめる上でChatGPTを使用しているため少々ズルかもしれませんね。自力で収拾着くように設定をまとめられる人はやっぱり尊敬しかないです。続きは未定なのであと設定語ってく程度になります。ご了承ください。
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