前世の記憶と共にペルソナを覚醒させた女主人公、以上。
啖呵を切ったはいいが、正直今にも倒れそうな程の疲労を感じている。
ペルソナ、その存在を私が知っている限りではペルソナ5とペルソナ4の大まかなストーリとペルソナの解釈の違いくらいしかない。
できることは限られている、そう考えた瞬間に目の前の機械が変化していく。
ボコボコ、やらドロドロやらそんな擬音が付きそうな変動。
何らかの機械だと思っていたモノが崩れ溶けていく、どうやらアレらはシャドウだったらしい。
ピクシーにジャックランタン……ペルソナ5の初陣エネミー達だ。
……なるほど薄々気がついてはいたけれど、やはりここは
……しかし更に深堀したくともこれ以上相手は待ってくれ無さそうだ。
仕方がない、
ジャックランタンにはガキンと音はするものの、少しはダメージが入ったらしい。
だが油断はしてられない、
鉈を持っていた手をリボルバーに切り替え、すかさずピクシーに向けて打つ。
どうやら耐性はペルソナ5基準らしい*1、ならばと今度は仮面を割る。
「ピノキオッ!!」
ぶっちゃけ言えば自分のペルソナが何を使えるのかは分からない、だけどそうだったらこの状況には良いと考えているものがある。
ゴリッと増す倦怠感、それと共に打ち出したのは
「フブ!!」
どうやら追い風は私の方を向いているらしい。
まともにフブを食らったジャックランタンは倒れ、ピクシーもダウンしたままだ。
起き上がる前にピクシーには残りの銃弾を食らわせ、ジャックランタンに向けて鉈を振るう。
これでダメならば万事休すと言ったところだったが……黒ずんで消えていったところを見るに何とか倒せたらしい。
安心感からフゥっと一息つく、が瞬間立ち眩みが起こる。
このままでは遅からず倒れてしまう……早く脱出しなければ。
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崩れ落ちない様に1歩ずつ足を進めていく、正直泥のように眠りたかったが敵陣の真っ只中で眠れるわけがない。
疲労感と倦怠感に挟まれながら、思考を回す。
どうして私はあのタイミングで記憶を取り戻したんだろうか……確かに身体的ショックは酷かったが前世の記憶を取り戻すには余りにもタイミングが良すぎる。
本当に今の私は、
実は前世の記憶なんかじゃなく、憑依という形で記憶を植え付けられたのかもしれない。
これ以上考えても仕方ないのかもしれない。
転生という現象なのか確定できない以上、自分が自分であるという保証もない、考えたところで卵が先か鶏が先かになってしまう。
ひとり、頭の片隅でぐるぐると回しながら足を進める。
私が進んだ先には光なんかないのかもしれない、それでも
––––––
ようやく外の光が見えてきた、明るいはずの施設内は無機質に白くて息が詰まる。
扉をくぐりぬけ光の明暗差に目を痛める、が同時に空の青さに安堵する。
人を人と思わない施設から逃れられたんだとそう思えた
から。
引きずる足で帰路に向かう、たとえ其処に
後書きです。
続くとは正直考えてませんでした。
戦闘シーンが難し過ぎる、こんな感じだとなんかモッタリしている気しかしない。
やっぱり小説難しいという感想しかないですね。こんな文字数で出すこと自体が恥ずかしさしかない。
良かったら感想とか書いてくれると本当に嬉しいです、無茶もいいところだけど……。
読んでくださりありがとうございます。
ここから下は女主人公のペルソナのスキル構成などですね。
宮野朝日立ち絵
【挿絵表示】
アルカナ愚者、ピノキオ
レベル1
耐性 電撃、祝福
弱点 火炎
スキル
フブ/消費SP4/敵一体に氷結の小ダメージ、スラッシュ/消費HP6%/敵一体に物理の小ダメージ
【後々解禁】特性:魂の器
戦闘終了時にSPが2%回復する