拝啓、幸福世界より   作:そらぬこ

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ようやく第3話です。ここまで読んでくださりありがとうございます。
前回のあらすじ、ペルソナ覚醒した女主人公はシャドウをぶっ飛ばして帰路に着いた。


砂粒をかき分けて
道の指標


空の青さに安堵した後、特に大事なく駅から電車に乗り家まで歩いて帰った。

相変わらず家に両親の姿はなく、物寂しさを感じるがペルソナを覚醒させた代償だろう……疲労と倦怠感の方が増さりベットでおやすみ三秒してしまった。

 

1晩ぐっすり眠ってから、7時半に目が覚め今日は学校だということを思い出した。

 

「やばいッ!!早く準備しないと、ちょっ朝食はいいやっ!!定期ヨシ!財布ヨシ!カバンヨシ!」

 

慌てて荷物をまとめ、駅へと走り出す。

いつもならこんなヘマはせず余裕を持って学校に行けるのにと思いながら、息をつく暇もなく全速力で走り……何とか無事に出席確認までには学校に着いた。

 

私立とは言っても、変則的な問題を出すことが多い秀尽ではキチンと授業を受けなければテストで答えられないと言う罠がある。

昨日の怒涛なまでの出来事が脳裏にこびりつきながらも、真っ当に授業を受けた。

 

【朝日は知識が少し上昇した♪】

 

放課後の鐘の音を聴きながら足は渋谷のセントラル街へ

今後のことをまとめる為にノートを買いに来たのだ。

相変わらずガヤガヤと騒がしい渋谷を横目にお目当ての品を手に取る。手に馴染むサイズ感と罫線が1センチ幅のもの、コレにしよう。

手に取ったノートを会計し、渋谷を去ろうとする……が耳に甲高い声が入ってくる。

 

「父を知りませんかー!!誰か、誰かぁ!!」

 

どうやら、私より1歳上のように見える女子高校生が声を上げ……父親を探しているらしい。

なぜだか、私(・)の(・)両(・)親(・)が(・)い(・)な(・)く(・)な(・)っ(・)た(・)こ(・)と(・)が(・)わ(・)か(・)っ(・)た(・)時(・)を思い出した。

……まさかとは思うが、幸福を謳う機械に連れてかれたとかなんて、ある訳ないと思いたい。

 

まぁ、万が一という可能性もあるので……ビッグバン・バーガーやドラッグストアAOHIGEに寄り、回復アイテムを買い揃える。

 

しかし、ドラッグストア思ったより品数が少ない。

店内をサラッと見ても医薬品の棚が狭い、ドラッグストアというよりかスーパーに近い気がする。*1

 

ペルソナ5本編で見かけたワケアリンなどはなく、絆創膏と気休めの目薬くらいしか無かった。

もしかしたら、幸せの一部として病気になる人や怪我人も減って医療系統が退化したのかもしれない。

 

できる限りの物資を買い揃え*2、立ち向かう準備は出来た。

だが、あの女子高校生に声をかけるべきか悩むところである。

 

声をあげる女子高校生に素通りする人々

昼過ぎの放課後には似つかわしい程の晴れ間だった。

*1:
某ドラッグストアよりも医薬品の棚が狭い

*2:
代わりに財布は軽くなった




後書き
3話目投稿するとは自分でも信じられない。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
3話目のコンセプトとしては準備段階+イベント伏線ですね。
次か次あたりで仲間を作れたらなぁと思っています。
この作品にはマスコット枠出すか迷うところ。
宮野朝日の正式なキャラ設定中々出せないのでどうしようかと考えています。次もあれば読んで貰えると嬉しいです。

詳細設定いる?

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