今日は学校です。腰が痛いです。硬いソファーが悪いのですよ。このやろー。
「おはよー」
週末につけれてて自分の部屋に戻って寝ようとしてたんだけど。うん、それは僕が悪かったんだよね。だから、あぁいうノリも仕方ないんだよね。だって初日にソファーで寝ることはいってたんだし。
「おやすみなさい」
ん?キョーコさんはどうやら寝るらしいのです。ちなみにコードネームだって。びっくりだよね。こんだけしかいない弱小チームに目をつける人なんていないのに。だとしたら、先生の吉本かのんって名前もコードネームなのかな?
「朝ごはんだけは食べて寝たら?」
夜中ずっと作業をしてるのは知ってるので一応声はかけておきます。後で何も言われないように。
「太るからいい」
だそうです。
「なので今日の朝食も一人で食べます。はい」
「私の分は?」
「だって先生はいつも何も食べないじゃないですか。」
「よくわかってるじゃねぇーか。5点!」
「なんですか、その得点。」
「いらない質問だ。3点減点」
もうやだ、答えてくれない。
「そうだ、先生。「かのんだ。家の中ではかのんと呼べ。それかお母様」えっ?」
なんなの?
「ほら!」
「何が?」
「恥ずかしがらずにお母様ってほら!」
「言わせたいだけじゃ?」
「5点減点!」
ギャラの後付けなんていらない。もうやだぁ。
そんなやり取りもそこそこにして二人で学校に向かった。後ろからみたら完全に親子に見えるのだからこの二人は実は結構仲良かったりする。
そんな二人の目の前を一匹の黒猫が通り過ぎた。
「なんか、不幸なことがあるんですかね……」
「そんなことねぇよ、黒猫が目の前を通り過ぎたから悪いことが起きるってのは、ト○とジェリーからできた迷信だ。」
「ならいいのですが。なんだか嫌な予感がします。」
学校に着きました。
「あぁ、篤か。先生が子供を学校に連れてきたんかと思った」
失礼な!先生の年齢は20代前半らしいので子供がいるとしたらそれはもう小学生かと言わなければならないのです。ん?
「誰だ?私の年齢の話をしたやつは」
先生が怖いです。なんだかオーラが出てます。黒いオーラが。
「さぁー!言え!」
この辺一帯の生徒の指がこちらを向きます。これが四面楚歌。あぁ、僕の人生はここで終わりなのか。ありがとうおとうさんおかあさん。まだあったことないんだけど……。
「今なんて?」
何もいってませんよ?
「さっき何て言った?おかあさんっていった?」
「ん?」
「ちょっとこっちこい。」
えっ?
さっき上履き履き替えたばかりなのにまた外ですか?
「そのままでいい」
そのまま訳のわからないまま、なぜだか感謝の言葉を述べられた。
感謝の言葉だけなら嬉しいのです。
けど、この場合はどうしたらどうしたらいいのですか?さっきまで怒ってた人に体育館裏で壁に追いやられてペコリと頭を下げられる。これはされた方からしたらどんだけカオスだかわかりますか?わかってほしいです。しかも怒ってた理由は勘違いみたいな周りの押し付けですよ?もうどうしたら……
「詮索したぁ。10点減点」
どうしよう、こう減点ばかりだと悲しくなりますよね……
(だからいったろ、面倒だって)そんな声が聞こえた気がする。
先生、僕はこれからどんな反応をしていけばいいのですか?
「そう言えばそろそろ朝礼の時間じゃないか、さっさと戻るぞ」
朝礼はこれといって特別なことはなかった。校長の話が長いやら、立ちっぱは辛いとか、暑いだとかはあったけどそれ以外はなかった。
そろそろ夏休みってこともあって浮かれてる人が多いんだと。めんどいからそういうことは言わなくていいのになぁ。
もう、帰りたいや……