Re.ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い   作:ガチャガチャクツワムシ

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VSドルゴラモン

ショウたちの毅然とした態度を受け、ハルトたちはあの恐ろしい異形の存在――デジモンと思われる者たちから離れ、無事にゼロラボへとたどり着くことができた。道中、ハルトはブライア先生たちへショウの事情や別世界の存在について説明を行っていた。

「別の世界って……特撮や映画の中の話じゃないの……?」

戸惑いを隠せないゼイユに対し、ブライアは目を爛々と輝かせながら身を乗り出した。

「実際にアローラ地方では、ウルトラビーストと呼ばれる別の世界に生息するポケモンが現れるという事件が起こったからね。異世界の存在自体は知っていたが……まさか、この目で直接確認できる日が来ようとは!!」

「……先生、なんでそんな嬉しそうなの……?」

知的好奇心を強烈に刺激されて興奮を隠せないブライアの様子に、スグリは引き気味に呟くのだった。

ショウサイド

一方、ヒョウガがリアライズさせたデジモンは、重厚な銀色の甲殻と巨大な翼を持つ破壊の真竜――ドルゴラモンであった。

「ドルゴラモン、さっさと片付けるぞ」

『おう!!』

応じたドルゴラモンは、即座にデスモン黒とディージャンモンの2体へ向かって猛然と突撃を開始した!

異形の究極体2体は迎撃すべく、それぞれ必殺技である【デスアロー】と【凶旋壊】を放つが、ドルゴラモンは気にも留めず、その圧倒的な質量と突進力で強引に押し潰しにいく。

「あれ……【ブレイブメタル】じゃない、ただの突進ですよね?」

「当たり前だ。【ブレイブメタル】を本気で使っていたら、あいつらは一瞬で消滅しているよ。……先を急いでいるんだがな」

手元のデジヴァイスでデータを計測しながらショウが尋ねると、ヒョウガは眉間にシワを寄せながら答えた。

『グルォォーッ!!』

ドルゴラモンが雄叫びを上げながら強烈な拳でデスモン黒を殴り飛ばす!

ディージャンモンが間髪入れずに【咒煉衝刻】で縛り上げようと試みるが、ドルゴラモンの規格外の怪力によって一瞬で引きちぎられてしまう。

その隙を狙い、吹き飛ばされて距離を取ったデスモン黒が、己の持つ最大級の威力を誇る必殺技【エクスプロージョンアイ】を放った! 同時にディージャンモンも【渾沌亜空虚】を展開し、ドルゴラモンを暗黒の亜空間へ引き摺り込もうと試みる。

「舐めるな! 【ドルディーン】!!」

ドルゴラモンが咆哮とともに全身から凄まじい破壊の衝撃波を全方位へ放つ!

襲いかかる【エクスプロージョンアイ】は衝撃波によって一瞬でかき消され、そのまま巻き込まれたディージャンモンは耐えきれずにデジタマへと姿を変えた。

「止めだ!! 【ブレイブメタル】!!」

【ドルディーン】以上の高密度エネルギーを全身に纏い、超高速で突進!

残されたデスモン黒は咄嗟に【デスアロー】と【エクスプロージョンアイ】を同時に放って迎撃を試みるも、圧倒的なエネルギーの奔流にすべて押し流され、直撃を受けたデスモン黒もまたデジタマへと戻ったのだった。

『グオオォォーッ!!』

圧倒的な勝利の雄叫びを上げるドルゴラモン。転がったデジタマを素早く回収し、ヒョウガたちの元へと戻ってきた。

「ショウ、データの収集は完了したか?」

「お前なぁ……まあいい。ハルト君たちの後を追うぞ」

呆れるヒョウガとともにハルトたちの元へ駆け出そうとしたその時――ショウとヒョウガは同時に足を止め、上空の空間を鋭い眼光で睨みつけた。

「どうやら……あれだけで終わりってわけじゃなさそうだな」

ヒョウガが低く呟いた瞬間、空中に複数の禍々しい時空間ゲートが次々と開口!

そこから巨大な異形――数体の究極体デジモンたちが這い出てきた。

「シャンポンモン、ブラックセントガルゴモン、ジャンボガメモン、ニーズヘッグモン、カリスモン、レガレクスモン、キングエテモン、アルティメットブラキモン……一癖も二癖もある面倒なデジモンばかりですね……」

「そうだな。なら手分けしてさっさと片付けるぞ!!」

「了解!!」

ショウとヒョウガは即座にデジヴァイスを掲げ、怒濤の連続リアライズを開始した!

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