「永遠よ《
真紅の炎が燃やし尽くした。
リュウ達は過去にこれと似たようなモノを見た事があった。
【至れ!《
暗闇がひび割れ崩れてゆく。崩れて先に見えるのは万華鏡のような空間であり、見ているだけで気が狂いそうな光を発し続けている。しかし、そんなものが気にならないほどに強大な存在、竜がいた。いや、竜と形容していいものかも分からない何かだった。
【おお神よ!恐怖と苦痛に溢れた世界に救済を!】
あの悍ましい光景と今の光景が重なったような気がした。
「な、何だこれは!?なんなんだこれはぁ!?」
「《
「ふざけるな!こんな、こんな力人1人が持っていていいものではないだろう!」
巨漢が吠えるが子供はどこ吹く風のように無視する。
「フィールドセット《
「おい待て、何やってんだ!」
「ああもうクソこうなったらやるしかねぇ!フィールドセットォ!《トランプ
「「デュエル開始」!」
あの時と今を重ねてしまっていたリュウ達は咄嗟に動く事ができず棒立ちになってしまい、デュエルを開始させてしまった。
「くそっデュエルを宣言させちまった!」
「落ち着け、それは俺たちもだ。こうなってしまっては俺たちは何もできん」
ここではデュエル中あらゆる妨害を受けないという特性が付与される。そのせいで救えない命もあった。
「コイントスで先攻を決めるか?それとも「《
ーーーーーーー
フィールド
[効果]
・先行を得る
・種族 永炎のみをデッキに入れられる
・モンスターが破壊された時、自身のモンスターに焚火ポイントを1付与しても良い
ーーーーーーー
「僕が先攻になる」
「なぁ!?」
「珍しいの効果だ、
「きわっちーのやつは後攻だったけどな」
「解説してないで応援しなよ!頑張れー!」
「勝ってくださいね!」
「………うるせえぞテメェら!」
その声を聞いた巨漢が額に青筋を滲ませ、怒り新党といった顔で怒鳴りつける。そんな事どこ吹く風と子供がプレイする。
「
ーーーーーーー
永炎鳥 フェニックス・アイドロン
コスト∞ モンスター 種族 永炎・不死・ワールドコア
BP0
[効果]
・
・このモンスターはフィールドから離れない
・このモンスターは相手のカードの効果を受けない
・各ターンに一度だけ焚火ポイントを付与できる
・永炎鳥 炎・このモンスターに付与されている焚火ポイントが20未満の場合、行動不能を付与し、下記の効果が使用できない。
永・焚火ポイントが20以上付与されている時、??????になった場合?????にし、???????させる
・???、????????????????
・??????????????????????????????
ーーーーーーー
カードから神々しい炎出てきた永遠を象徴する鳥が降臨した。
先程とは打って変わって巨漢の顔に驚愕が染まる。リュウ達も目を見開く。
そしてそのまま子供の声が続く。
「そして燃え尽きろ」
その言葉と共に神々しい炎の鳥は灰になった。
「
「……はは、いいぜやってやんよ!エナジーをチャージ、1コス!《スペード
ーーーーーーー
スペード
コスト1 モンスター 種族 トランプ
BP 1
[効果]
・このカードはデッキに一枚しか入れられない
・
ーーーーーーー
スペードが全身に描かれた兵士が現れる。
「更に!呪文 《ワンペア》を発動!」
ーーーーーーー
ワンペア
コスト1 呪文 種族 トランプ
[効果]
・場にトランプカードが1枚だけの場合、山札から3枚表向きにし、その中から場にあるカードと同じ数字を持ったカードを召喚する
ーーーーーーー
「3枚表向きにする。………運が向いてきたな《ハート
ーーーーーーー
ハート
コスト1 モンスター 種族 トランプ
BP 0
[効果]
・このカードはデッキに1枚しか入れられない
・自身が受けるダメージを1軽減
・
ーーーーーーー
先ほどとは違い、ハートのマークが描かれた
「ターンエンドだ」
「シュン、あいつ結構やるぞ」
「ああ、あれを見て恐怖を感じていたようだったが、もう冷静さを取り戻している。中々の場数を踏んできているだろうな」
「「頑張れー!」」
「……ん?そういやドルガどこいった?」
さっきから姿が見えない相棒の姿にリュウが疑問を覚えた。
「ドロー、エナジーをチャージ、召喚《
ーーーーーーー
コスト1 モンスター 種族 永炎
BP0
[効果]
・任意のタイミングでこのモンスターを破壊しても良い
ーーーーーーー
「呪文《
ーーーーーーー
コスト1 呪文 種族 永炎
[効果]
・場に
ーーーーーーー
ーーーーーーー
コストなし モンスター 種族 永炎
BP0
[効果]
・このモンスターはアタック出来ない
・任意のタイミングでこのモンスターを破壊しても良い
ーーーーーーー
「トークンを破壊し、フェニックス・オリジンに焚火ポイントを付与、ターンエンド」
「……なるほど、つまり「大量のトークンを出して焚火ポイントを稼ぐデッキだな」」
「ライム読みはダメだろ!」
「別に良いじゃーん」
「ただ、必要なポイントが多いですね。しかも各ターンに一度だけって書いてありますし」
「つまりはハナと同じ、耐久一点突破型のデッキというわけだ」
リュウ達は聞こえないように2人から少し離れた場所で話していた。そこへ暗闇の中からデフォルメされた竜が現れた。
「おっドルガどこ行ってたんだ?」
「あの炎で燃やされてたんだよ。それよりもやべーぞあの鳥、我よりか弱いがもう1匹いたらきついぞ」
「………まじかよ」
ドルガは単独で世界を滅ぼす事が可能なモンスターの内の1体である。そのドルガがもう1匹いたらきついというのは相当である。
「皆、もっと警戒した方がいいかも」
「ああ」
「うん」
「はい」
ところ変わって巨漢のターン。
「ドローしてチャージ、《スペード
ーーーーーーー
スペード
コスト2 モンスター 種族 トランプ
BP3
[効果]
・このカードはデッキに1枚しか入れられない
・このモンスターは攻撃出来ない
・チェンジャー 攻撃のターゲットをこのモンスターにしても良い
・
ーーーーーーー
ーーーーーーー
シャッフル
コスト1 呪文 種族トランプ
[効果]
・手札を全て山札に戻し、同じ枚数ドローする
ーーーーーーー
(これは!?)
「………ターンエンドだ」
「アランの効果を発動、フェニックス・アイドロンにポイントを付与。僕のターン、ドロー、チャージ、《焚火人 アラン》を2体召喚し、呪文《
ーーーーーーー
コスト2 呪文 種族 永炎・儀式
[効果]
・このカードをフィールドに置く
・ターンエンド時、墓地へ行く
・このカードがフィールドから離れる時、代わりに自身のモンスターを破壊しても良い
・相手のターンエンド時、このカードがフィールドにあれば相手は自身のモンスターを破壊する
ーーーーーーー
(儀式カード!?このガキ珍しいカード持ってんな。)
「効果がきついからな、止めさせてもらうぜ。カウンターを発動、呪文 《八切り》を発動」
ーーーーーーー
八切り
コスト2 呪文 種族 トランプ
[効果]
・カウンター 相手のカードプレイ時に唱えても良い
・直前の効果を無効にする
ーーーーーーー
「……」
「……少しはリアクションを見せたらどうだ」
「アランを破壊してポイント付与、ターンエンド」
「はん、もたもたしてっと死んじまうぜ!ドロー!」
「あいつもう勝ち筋を!?」
「ハナ、身構えておけ」
「チャージして呪文 《スタンドバイ・トリック》を発動し、召喚!《クローバー
ーーーーーーー
スタンバイ・トリック
コスト3 呪文 種族 トランプ
[効果]
・山札を上からモンスターカードが出るまで捲る。出た場合、そのカード以外を山札に戻してシャッフルする。その後、そのカードを裏向きで山札の上に置く
ーーーーーーー
ーーーーーーー
クローバー
コスト1 モンスター 種族 トランプ
BP1
[効果]
・このカードはデッキに1枚しか入れられない
・登場時、他のモンスター1体のBPを1上昇させる
・
ーーーーーーー
ーーーーーーー
ダイヤ
コスト1 モンスター 種族 トランプ
BP2
[効果]
・このカードはデッキに1枚しか入れられない
・このモンスターは攻撃出来ない
・チェンジャー 攻撃のターゲットをこのモンスターにしても良い
・
ーーーーーーー
「俺は今、とんでもなく運がいい。だから、来い!俺の
1枚目……呪文
2枚目……呪文
3枚目……呪文
4枚目……来た!
「シャッフルして山札の上に置く!これで決着だ!呪文 《フォーカード》!
ーーーーーーー
フォーカード
コスト3 呪文 種族 トランプ
[効果]
・場に4枚の同じ数字のトランプカードと,それと違う数字を持ったトランプカード1枚がある場合,カードを1枚宣言し,山札の上を見る。それが宣言したカードと同じならば場に出す
ーーーーーーー
「俺が宣言するのは《
「シュン!」
「大丈夫だ。救出の準備はできてる」
テキストを読んで子供が負けると判断したリュウ達が救出の準備を進める。だが,ドルガだけは違和感を抱いていた。
(余りに上手くいきすぎている。運という点もあるだろうが、何故か違和感がある何だこれは?)
「喜怒哀楽全て吞め!《
ーーーーーーー
コスト7 モンスター 種族 トランプ・ワールドコア
BP0
[効果]
・このモンスターの攻撃先を変更できない
・このカードは呪文カードの効果を受けない
・登場時、自身のモンスターを好きな枚数下に敷いて良い。
・このカードの下に敷いてあるカードのBPの分このモンスターのBPを上昇させる
ーーーーーーー
巨漢のモンスターが合体してゆき、スペード、ダイヤ、ハート、クローバーが服全体に描かれ、喜んでいるような、怒っているような、悲しんでいるような、楽しんでいるような仮面をつけた1人のピエロとなる。
「俺のモンスターを全て下に敷き、BPの合計は10!そこから更に呪文 《ダブルダウン》で2倍の20だぁ!!」
ーーーーーーー
ダブルダウン
コスト2 呪文 種族 トランプ
[効果]
・ターン終了時まで、自身の全てのモンスターのBPを2倍する
・次の自分のターンを飛ばす
ーーーーーーー
「死ねクソガキ!アランをJOKERで攻撃だ!!」
JOKERがどこからともなく10本のナイフを取り出し、ジャグリングを始める。その数はだんだんと増えゆき、およそ2倍ーー20に達した時、全てのナイフが子供の頭上に転移した。アランは身を挺して子供を守ろうとするが、そのまま貫通し,あわや子供が串刺しになる時に
「プログラム1ープロテクト」
シュンによって防がれた。だが何故かナイフは子供に刃を向けたまま、ぎりぎりとシールドと拮抗している。リュウがナイフを握り、奪おうとするが
「おりゃ!むぐぐ、無理だ!ナイフ動かなねぇ!」
「大丈夫だ。あと15時間は維持できるし、そのうち攻撃完了の判定が出て攻撃がキャンセルされる」
(私のジャックで動かせるかな…?)
「15、16……!?待ってください!
「「「何!?」だと!?」だって!?」
全員が一瞬目線を逸らした。その一瞬で
「ゴフッ」
いつの間にか背後に移動していたJOKERによって胸が貫かれた。
いち早く察したのはシュンだった。
「プログラム3ーショック!」
JOKERが吹き飛ばされ、巨漢の元へ戻る。その間に子供は血溜まりを作るほどの血を流していた。いや
その血はあっという間に地面を血に沈めた。
「あのガキまだ何かするつもりか!?」
「え、これ、どうなって」
「くそっ!違和感は男の方じゃねぇ!ガキの方だったか!おい!こっち集まれ!」
ドルガが足を踏み抜くと、血が飛んでゆき空白地帯ができた。血もドラコの力で入ってこないようになっている。
「カウンター発動、コフッ、呪文《
ーーーーーーー
コスト10 呪文 種族 永炎
[効果]
・カウンター 相手のカードプレイ時に唱えても良い
・LPが0の場合、コストを無視して唱えて良い
・次の自分のターンまでモンスター1体の効果をなくす
・LPを1回復する
・次の自分のターン終了時、自分はゲームに負ける
ーーーーーーー
ーーーーーーー
コスト10 呪文 種族 永炎
[効果]
・カウンター 相手のカードプレイ時に唱えても良い
・この呪文のコストを無視して唱えても良い。そうしたら次のターン開始時、自身のモンスター1体を開始をLPを100払う
・自身のモンスター1体にチェンジャーを与える
・任意の枚数山札から墓地へ置いても良い。その数だけ焚火ポイントを付与する
ーーーーーーー
「……?さては焦ってカウンター全部使っちまったんだろ!何の意味もねぇじゃねえか!俺のJOKERは効果に選ばれねえし、何なら次のお前のターンで自爆しちまうぜ!」
「自爆か……プログラム2で治せるか……?」
「おいおいまじかよ、シュンが治せないのは想定外だぞ」
最悪シュンが治せるからとリラックスしていた面々だったが、シュンの一言で一気に緊張が走った。が、
「んなわけねえだろ」
「ドルガ?」
「あの鳥の持ち主だ。何かあるぞ」
「《
「せいぜいの反抗が済んだか?じゃあターンエンドだ」
その言葉と同時に子供の体が真っ赤に燃え上がる。
「シュン!急いで治しに行かねえとあいつが死んじまう!」
「………」
「シュン何やってんだ!早く行くぞ!」
「…リュウ、よく見ろ。あいつ
「は?」
リュウがそこを見ると、燃えているにも関わらず悲鳴どころか一歩も動かない子供の姿があった。巨漢も異常に気づき驚愕に染まっていた。そして
「条件は整った」
中から怪我一つない子供の姿が現れた。
「一体、何が起きて」
「《
ーーーーーーー
永炎鳥 フェニックス・アイドロン
コスト∞ モンスター 種族 永炎・不死・ワールドコア
BP0
[効果]
・
・このモンスターはフィールドから離れない
・このモンスターは相手のカードの効果を受けない
・各ターンに一度だけ焚火ポイントを付与できる
・永炎鳥 炎・このモンスターに付与されている焚火ポイントが20未満の場合、行動不能を付与し、下記の効果が使用できない。
永・焚火ポイントが20以上付与されている時、LPが0以下になった場合LPを10にし、行動不能を解除させる
・攻撃時、相手の場のカードを全て墓地へ置く
・このモンスターのBPを相手と自分のLPの合計分だけ上昇させる
ーーーーーーー
「再誕せよ《永炎鳥 フェニックス・アイドロン》」
灰となり、血に沈んでいた永炎鳥が血を蒸発させ浮かび上がる。
主人公の名前募集中です