誰かの話し声がする、何が身体を揺らし眠りを妨げる、
目を開けてみると用事から帰ってきた両親の姿があった。
体を起こして座っていると、父と母が話し掛けてくる。
「目が覚めたかい響」
「今夜は響の好きなカレーよー」
なんてことのない日々、愛する家族が居る事に私は笑う。
「お帰りなさい、お父さんお母さん」
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次の日の朝、今日も休日なので微睡んでいると『挑戦者』から報告を受けたので、急いで思考加速を使用して聞いた。
《告。能力の最適化が終了しました。》
「お疲れ様、時間が掛かったみたいだけど大丈夫?」
情報系ユニークスキルの相棒が手間取るとは。
《解。一部能力の規格が異なっていたため、時間が掛かりましたが無事に終了しました。》
《それにより、『吸食能力』とのリンクが正常になり能力獲得時の通知の遅れが無くなり、効率化に成功したことでロスしていたエネルギーを回収し、他の能力に回せます。》
成る程いつ手に入れたのか分からない、能力が合ったのはそうゆう事か。
それにしても、コレだけでも凄いのにまだあるのか。
《次に、猿武使用時に体を満たす謎の細胞についてマスターの記憶からグルメ細胞と断定し疑似細胞を媒介に使用する事で負担を減らします。》
猿武を使った後やけに疲れるのは、グルメ細胞のせいかと納得した。
《次に、大空の炎の調和の能力を解析し
《匣の解析により空間干渉能力を獲得し、これにより転移能力も獲得しました。》
《投影魔術を『挑戦者』と常にリンクしより詳細な解析鑑定を行える用になりました。》
《融合・融合解除に大気中の魔力残滓などを余剰エネルギーと融合させ
《影分身の術は、生成した[吸食能力].[獣化].の二つを融合させます…成功しました。》
《攻撃能力
《告。能力の最適化情報は以上となります。》
『挑戦者』からの連絡が終わり疑問が出て来た。
「相棒、
「能力を創たときに、解析したんだろう。」
《解。白騎士召喚と黒騎士召喚を創り出したさいセイクリッド・ギアの解析鑑定を行いましたがその深層を解析出来ませんでした。》
「そっか、やっぱり聖書の神様はすごいんだなあ」
そんな事を考えていると
《告。ですが解析鑑定は並列演算で続けおり、まだ終わっていません。》
あ、はい何かすいません。
相棒は意外と負けず嫌いらしい。
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さて新たに習得、生成した能力の一覧はこちらです。
習得能力
骨格強化:骨が硬く靭やかになる。
毒耐性:毒に強くなる。
獣化:獣の特性を得る。
自然化:自然と一体になる。
空間干渉能力:空間を操作できる。
転移能力:転移能力を使用出来る。
生成能力
混沌結晶:大気中の様々な残滓を纏めた結晶体。
貪獣:エネルギーを消費して指定した場所に吸食能力と繋がった獣の顎を生み出す。
この中の骨格強化、毒耐性、獣化、の三つが獲得通知が無くていつ手に入れたのか分からない。
「なあ相棒この三つ能力いつ獲得したんだ?」
《解。影分身を使用した実験で、分身が食べた物から能力を得る事が出来るのか試していました。》
《実験は成功しましたが『吸食能力』とのリンクが正常で無く通知が無かった用です、申し訳ありません。》
「大丈夫だよ相棒、それよりもこっちの方が気になっているから、それでこの混沌結晶て何、ガチャ石てどういう事なんだ?」
《解。混沌結晶とは大気中の様々な残滓を纏めた結晶体で、食べたさい何の能力を得るか予測が困難です、なのでマスターの記憶からこれをガチャ石と命名するのが適切と判断しました。》
「了解、良く分かったよありがとう」
そう言って私は思考加速を解除した。
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その後は両親と朝食を食べて、仕事に行く父を見送り、母親と公園に行きイッセーとイリナと一緒に遊び楽しんだ後、家に帰ると堪え切れなくなった私は、影分身を使った後に。
「相棒、空間転移を頼む座標は修行に使用している洞窟で」
《了。転移を開始します。》
家の中から薄暗い洞窟の中に一瞬で景色が変わる、感動で震えながら。
「コレが転移、凄いこれで生身での修行が出来る!!」
喜んでいた。
興奮も冷めやらぬ中、周囲を良く見ると。
影分身達が『挑戦者』に与えられた特訓メニューを行なっていた。
影分身1号は洞窟の奥で、座禅を組んで自然界のオーラを感じ取りながら仙術修行に励んでいる。
「相棒、1号の調子はどう」
《解。能力『自然化』の獲得に伴い仙術を習得しつつあります。》
報告を聞き嬉しい気持ちになる。
「後は、2号と3号はどうかなっと」
2号と3号は、セイクリッド・ギアの聖剣創造、魔剣創造を使い様々な属性の剣を作っては白騎士と黒騎士に渡してその剣が折れるまで模擬戦を繰り返す。
うっわぁーエグイなこれは剣を作って模擬戦を繰り返す、しかも折れれば直ぐに次の剣を作って渡す折れなければ少しの間休むことが出来るけど、剣を使う相手に疲れが存在しない。
イヤな永久機関だ。
これはセイクリッド・ギアの練度上昇と持久力の上昇に良さそうだけど集中力や体力をアホみたいに使うな。
道理で2号と3号の影分身を解除したら気絶して眠るわけだ。
経験の共有でやっている事は知っていたけど改めて見るとヤバイ、震えて来る。
「さて、4号はどうしてるかなー」
精神衛生上的に悪そうな光景から目をそらし、4号を探す。
4号の役割は調和の炎を使用した隠蔽だ、『挑戦者』が結界を張ってくれているが、絶対では無いので調和の効果でこの洞窟一帯を自然に見せている。
「猿武を使用した死ぬ気の炎か、直ぐにガス欠になる筈だけど何でだ」
《解。猿武を使った死ぬ気の炎の使用は急速にマスターのオーラを消費します。》
《その原因はグルメ細胞が大量のオーラを消費するからです、なので疑似細胞を使用しオーラの消耗を抑えつつ分身体、2号と3号の補助をしている白騎士と黒騎士から余剰エネルギーを徴収しオーラに変換した後、分身体4号流しています。》
《白騎士と黒騎士には半永久機関の光力炉を搭載しています。》
相棒が恐ろしい事を話している。
《また、白騎士と黒騎士が破壊されても直ぐに次の騎士を召喚します。》
相棒がもっと恐ろしい事を言う。
修行場に来たのに、違う意味でお腹がいっぱいで帰りたくなる。
「実は、相棒に提案があるんだ。」
「この洞窟の地下に専用の訓練場を作りたいんだ、出来るかな。」
《解。能力、[空間干渉能力]、[転移能力]、[自然化]、[光力炉]、の四つを生成し、
《能力
「はい?え、何で、何で訓練場を作りたいと言ったら能力生成になるんだ?!」
驚愕している私に。
《解。マスターの安全を確保しつつ、周囲から完全に隔絶した空間を生成する為に必要でした。》
「完全に隔絶した空間て、何でそんな物を」
《解。マスターが言った絶対に生き抜くという願いを叶えるために、必要でした。》
「あぁ…そうか、私の願い何だ。」
納得する。
「イッセーに心を救われる前の私の願い何だ」
「うん、ありがとう
良く考えればこの能力は良いものだ、どこでも使える専用の場所があるのは、修行場にするも良し、避難所にするも良い、周りを気にせず能力を使える、良い事尽くめだ。
「じゃあ、使うね
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匣の中は、白い空間だった何も無いそんな場所。
《告。この空間内はエネルギー消費し自由に、創ることが出来ます。》
《そして、この空間内で生成した物を外の世界に持って行く事は出来ません、その様な制約で空間を強化しています。》
「了解、良く分かったよ、そう言えば相棒の良く言うエネルギーて何なんだ。」
《解。エネルギーとは、元々『吸食能力』に付随していた力です。》
《マスターは食べる事で能力を獲得します。その時に入ってきた能力という異物を純粋なエネルギーに変換しマスターに浸透し定着する事で身体能力の上昇や能力が獲得されます。》
《その、あらゆる物に変換可能な力の塊を、エネルギーと呼称しています。》
「成る程ねぇ、エネルギーてそういう意味何だ、それだと光力炉ってその変換能力が付いているってこと。」
《解。付いています。光力炉とは、属性変化を使い光を発生させ、その光を吸収変換しエネルギーにしています。》
答えを聞き、スッキリしていると。
《問。…マスターの記憶領域に観測不能の部分が有りますお聞かせ願ってもよしいでしょうか。》