「よしバレットの能力を確認しようか」
草原の中でバレットを見ながら言う。
《解。個体名、バレ「はいそこまでだよ、相棒」
相棒が教えてくれそうだけど。
「ごめんね相棒、けどねこの話はバレットから聞きたいんだ、だから教えてくれる」
バレットの目線を合わせながら聞く
「バレットが進化したのは、知っているけどどんな事が出来るかは知らないから」
カァー!カーァ
【了解したぜ主!、俺の今の種族名は
カーカァー
【身体も大きくなり大体全長66cm体重が2kgて所だな】
ガァーッーァカァ
【身体を作り直した時に使われた細胞のお陰で、なろうと思えば最大2m程まで大きくなれる、馴染めば更にデカくなれそうだ】
カァッカーカァー
【現在の飛行速度は通常では、最大200km炎を使えば最大600km程になる、此方も成長途中だな】
カァガァーッ
【戦闘方法は基本的な、嘴での突きや爪を使った引っかきの他に炎を使った突撃や羽根飛ばしに調和の咆哮などが有る】
カァ
【これが俺の全てだ、分かったかな主よ】
思った以上に詳細な内容が返ってきた。
「聞いたのは私だけど詳しすぎじゃないか?」
カァーカー
【そりゃあ、相棒先輩に教えて貰っているからな】
ガァーッカァーァ
【匣の中で目が覚めた後、何も知らなければ主の力になれないと、色々な事を教えて貰いました】
カァー!!ガァーッ
【そうだ主よ!!、俺からも聞きたいことがある】
カーカァーカー
【俺が主と共に戦う力になる為の、あの姿を決めて欲しい、武具化の能力】
カァーカーァ!?
【
「安心してバレット、その姿はもう決めてるから」
落ち着かせるように。
「その姿の名は、
「バレット君を私の翼として共に生きて欲しい」
自分の想いを込めて伝える。
カァーー!!
【承知、我が命、我が翼、主の為に羽ばたかん!!】
「行くぞ、バレット!!」
バレットが炎を纏っいながら私の元に飛んでくる
《
炎を纏ったバレット私と一つになる
《
飛翔の翼は、先端に対になる橙色の宝石の装飾が付いている長い漆黒のマフラーだった。*1
「凄い、首に巻いているのに重さを感じないし少しも邪魔にならない」
「それに何だかマフラー全体に意識が行き渡るみたいだ」
【主、その感覚は間違ってませんよ俺もこの姿のお陰か主と直接会話が出来る】
「確かに鳴き声を聞かずに会話が出来る」
《告。マスターと個体名、バレットの細胞が共鳴し一つに成っています。》
相棒から想定外の話を聞いた。
「細胞が一つに」
《両者の体を構築する疑似細胞が同一のため共鳴し力が増幅しています。》
話を聞いて疑問が出来る
「相棒、いつの間に私の体は疑似細胞で出来ていたんだ」
《解。マスターに許可を頂いて猿武使用じの消耗を軽減する為に、疑似細胞を昨夜から体に馴染ませていました。》
「成る程まあ、少し驚いたけど特訓メニューは相棒に任せっきりだったししょうが無いかなぁ、でも今度からは私にも相談してね」
《宜しいのですか、私はマスターに直接お伝えしていません。》
「構わないよだって私はさ、強欲に貪欲に傲慢そして愛に生きなきゃ行けないしね〜それにさ相棒がそうしたって事は、必要だったんでしょう。なら良いよ」
そう言っていると。
【相棒先輩、俺にも特訓メニューを組んでください、俺はもっと強く成りたいんです】
「相棒、頼むよプランは有るんだろう」
バレットの強く成りたい願いは私にも分かるから。
《解。個体名、バレットの疑似細胞を本来の細胞であるグルメ細胞え入れ替えて行きます、全ての細胞をグルメ細胞にし猿武を習得してもらいます。》
《その状態で形態変化すれば相乗効果により今とは比べら物にならない程強くなれます。だったしその道のりは想像を絶する苦難を齎しますそれでも行いますが。》
相棒の何処か試すような物言いを、聞いても彼は進む。
【有り難え、その苦難の先に主の力に成れるならこの身如何様にも使って下だせぇ!?】
地獄絵の道だろうと己が信念を貫く為に。
「バレットの特訓メニューは決まったから、こっちの方を
飛翔の翼の具体的な能力を教えて貰って良いかな」
《了。飛翔の翼の能力は第1にマスターに飛行能力を授ける事です。》
《第2に具足として使用可能です、例えば攻撃を弾く盾として或いは鞭の用に叩く事も可能です。》
《第3に死ぬ気の炎を増幅する事が出来ます、先端に付いている装飾品はリングの役割を果たし炎を増幅します。》
《第4にオーラを流すと伸縮しますこれが、飛翔の翼の能力説明と成ります。》
「説明ありがとう相棒それじゃ能力実験と行こうか!、飛ぶよバレット飛翔の翼の制御を任せるよ」
【御意に、お任せを主よ!】
翼が自然に動き出す羽ばたく準備が終わり、草原を蹴って空へ飛び立った。
「分かる!、どう動かせば良いのかが手に取るように分かる」
不思議な事に、一度も飛んだことなど無いのに体の動かし方が理解出来る。
【今俺と主は細胞を通じて繋がっています、そこから俺の持っている経験が主の方に流れているのだと思います、ですがご安心を相棒先輩が管理しているでしょうから】
《告。個体名、バレットの推察どうり彼の持っている経験データを並列演算と予測演算を使用し管理しています。》
「二人とも、ありがとう暫くの間このまま飛んでいよう」
今はただ、自由に空を飛ぶ感覚に身を委ねた。
その後、暫くして正気に戻った私は草原に降りていった。
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「ご迷惑をおかけしました」
正気に戻った私は草原に降りから、二人に頭を下げていた
【問題ありませんよ主、こんな事俺が初めて飛んだ時に比べれば大したこと有りませんよ】
《告。此方も問題ありません、マスターを支えることが私の存在意義です。》
二人からの温かな言葉をうけ、申し訳なさそうに頭を上げる。
「では、仕切り直して他の能力試験を続けよう、そうだ戦闘時は《
【了解です主】
《告。了解しました、次は戦闘試験を開始します。》
《模擬戦の為に
召喚された白騎士が剣と盾を構えて近づいてくる。
「やるよ二人共、先ずはオーラを流して羽根を伸ばす」
飛翔の翼が数倍に伸び、大きく波打つ。
「そして、体を覆う用にドームを作る、耐久テストだ耐えられるかバレット!」
【任せて下さい、カッアー!】
構えた後に近づいて来た白騎士が剣を振るう、そのたびにガンッ!と言う音がするが衝撃は全く来ない、暫く続けた後に攻撃を終わらせドームを解く。
「コッチは問題ないが、バレットの方はどう」
【コッチも問題有りません主】
《告。白騎士の各種属性剣による攻撃を確認、先程の斬撃の威力はデータ上、下級悪魔クラスなら即死中級悪魔クラスを重傷化させる攻撃でした、この守りを突破するには最低でも上級悪魔クラスが必要です。》
相棒から頼もしい言葉を聞きホッとする。
「コレならバレットの負担を減らせるな、安心したよ」
【お任せ下さい、しかとお守りします】
《告。防御試験を終了し攻撃試験を開始します。》
離れた白騎士が盾を構えた。
「じゃあ攻撃だやるぞバレット、伸ばしたままの羽根を使って鞭の用に叩く!」
【承知、先端を丸めて炎を纏わせる!】
私が出した大雑把な指示をバレットが調整して放つ一撃。
白騎士が防御の為に構えた盾に翼が当たりドカッン!!と大きな音がし、散った炎と衝撃波が土煙を纏って私を通り過ぎる。
「ゲホゲホッビックリした!、凄い衝撃だったけどどうなった」
【まだ土煙で見えませんね】
《解。先程の一撃で白騎士が破壊されました、通常の一撃ならば耐えられますが炎を纏わせた為破壊力と速度が増大しました、先程の攻撃は下級悪魔クラスなら爆散し中級悪魔クラスならミンチになり上級悪魔クラスなら防御が可能です。》
「その悪魔のデータって聖剣リスタードのものかな」
《解。その通りです、聖剣の製造データと戦闘データを投影魔術を使用時に収集済みです、先程のダメージ計算はそのデータから算出しています。》
大戦時から今までの膨大な戦闘データなら信用出来るかな?
「相棒、提案何だけど今度の相手は、はぐれ悪魔にしたいから何体か探してもらっても良いかな?。それともう一つ仲間にしたい子がいるから隠密型の騎士を使って、生きのいい子を連れてきてくれるかな」
実戦経験と新しい仲間の両方を手に入れようか。
その後、夕飯の時間に成っていたので、形態変化を解除して家に帰った。
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数日がたち、私は
「それで、捕まえたって報告は聞いたけど」
《解。マスター要望の個体を捕獲しています、召喚して宜しいでしょうか。》
「良いよ出してくれ」
《了解しました、個体名、モンハナシャコの召喚を開始します》
そう私が仲間にしたい子は
私の足りない部分を支えてくれる頼れる存在だ、足元が光り水槽に入ったモンハナシャコが現れる。
「思った以上に大きいな、確か平均的な大きさは、13cm〜15cm前後、だったはずコレはどう見ても20cmを超えているよ」
《告。このサイズの個体を捜索していて、時間が掛かってしまいました。》
「ありがとう相棒、この子に思念伝達を使える?」
《了。対象の思考が薄い為、並列演算と予測演算を使い思考を増幅します…成功しました思念伝達を開始します。》
【了解ありがとう、さて聞こえているかな】
【………………………】
返事が無い。
【あれ?、繋がってるよな、相棒原因分かるか】
《解。思念伝達は問題なく繋がっています、単純に対象が話さないだけです。》
【マジか、ただ喋らないだけとは、ごめんね繋がっているなら返事をして下さい】
【……………………………………是】
【返事をしてくれてありがとう。さて繋がっている確認が出来ました!これから君に大切な事を聞きます、断っても君には何もしない。君には私を守る存在として共に戦って欲しい】
【…………………………………………了】
【提案を受けてくれてありがとう、君に名を与えるよ君の名はシェル、その名の通り私を守ってほしい】
【……承知……主】
どうやらシェルは寡黙な性格をしている様だ、そんな彼を空の匣に入れて再構築する
「相棒、シェルの体をお願い」
《了。個体名、シェルの肉体を分解し大空の炎に適合…成功しました次に疑似細胞を使用し肉体を再構築…成功しました、マスター再構築した肉体の再起動のため最大出力の炎を注入して下さい。》
2回目だからか作業がスムーズに終わり、炎の注入に入る、猿武を発動し、最大出力の炎を孔に叩き込む、今度は疲労感はあっても倒れる事は無い。
《告。個体名、シェルの再起動に成功しました。》
《個体名、シェルは
「お疲れ様相棒、シェルは体が馴染むまで暫くそっとしとくとして、はぐれ悪魔の件は別に急がなくて良いよ捕まえたとしても挑むのは5歳に成った後のつもりだし」
《了。はぐれ悪魔の捕獲には時間を掛けて行います。》
そう、今じゃ無い本格的な実戦戦闘はもう少し体が成長してからだ。
「じゃあ家に帰ろうか」
そう言って私は匣の世界から帰っていった。