都市生活日記 作:T(K)G
フィクサー生活日記:1ページ目
俺の名前はエドワード。
年齢は17歳。
ぴちぴちの9級フィクサーだ。
現在裏路地に住んでいる。
プロムン世界とかいうハードモードがしっぽ巻いて逃げ出すような世界に転生してしまった。
本来であれば17歳まで生きていることが奇跡だが、俺は幸運なことにF社の巣に転生した。
原作でも煙戦争の前から存続している長寿の会社。
少なくともリンバスカンパニーの10章までは存続しているはず...してるよね?実は裏でお陀仏していたとかないよね?
まあとにかくしばらくは安泰な翼で俺は生まれたというわけだ。
なんか親が会社の重役っぽいし、さらに安泰だな~と思ってた。
とか思っていたら煙戦争が起きてた。
都市を揺るがす超規模な戦争だが、正直俺はそこまで気にしていなかった。
俺が何かできるわけでもないし、F社は煙戦争後でも存続してるし。
戦争中ものほほんと暮らしていたわけだが...
戦争が終わった後、親が殺された。
父親がF社の理事をやってたんだが旧L社を支持していたらしく、新L社と契約したF社からすれば無能に見えたらしい。
降格とかもなく切り捨てられた、物理的にも。
今後の新L社との関係も考えてのことだろうけど、こちら側からすればたまったもんじゃない。
俺は子供だから殺されないな!ヨシ!なんて楽観的な考えを持つことを許されないのがこの都市である。
普通に暗殺者が送り込まれた。
5級職員であった母親が応戦したものの、結果は相打ち。
俺には親の遺産とか諸々を手に入れることになってしまった。
あの後も暗殺者が送り込まれてきたのでフィクサーを護衛に雇って別の翼の裏路地まで逃げてきた。
これでもう安心...とはならなかった。
持ち金はそこそこあるとはいえ、今後一生を暮らしていけるほどではない。
つまり何らかしらで稼がなければならない。
いまさら翼の職員になることはできないし、裏路地の組織に入るのも流れ者の自分には難しい。
もうフィクサーしかない!と思い立ったわけだ。
フィクサーであれば簡単になれるし、最悪暗殺者が殺しに来てもしがらみなく逃げることもできる
大金をはたいて強化施術を行ったり、工房の武器とか防具とかを買った。
よく考えれば、フィクサーは危険な仕事も多いし、逃げても一から信用を積み重ねなきゃならないし、もしかしてミスった?
そんなことを思った時には、俺はフィクサーになっていた。
なっちゃったからには、もう、ね?仕方ないよね?
そのせいで今残っているのは1000万眼。
今いる裏路地はそこまで物価が高くないから一年は生きていけるが、だからと言って一年間だらだらと過ごすわけにはいかない。
...正直に言うと、調子に乗って有名な工房の武器を買ったり、ヌウォーボ生地製のコートを買ったりしたからだけど...
ということで俺のフィクサー生活が始まった。
まだ依頼を受けてはいないが、今後この日記には受けた依頼について書いていこうと思う。
フィクサー生活日記:2ページ目
一件目:近所のおじさんの依頼
内容:ネズミの殺害
報酬:7万眼
備考:
さっそく依頼を受けたぞ!
ノリで初回依頼半額キャンペーンとかしてたけど、全然依頼が来なくてガン萎えしてたがやっと来たぞ!
依頼者は近所のおじさん。
ぼろぼろの服ではした金を持ってきたときは、依頼を受けるかどうか悩んだね。
でもめちゃくちゃ泣きながらお金を渡されたら話を聞かざる得ないで候。
依頼について話を聞くと、なんとおじさんの娘さんがネズミの浮浪者集団に殺されちゃったんだとか。
涙を流しながら、全財産だと言って14万眼を渡されたら、依頼を受けないなんてことはできないよね。
半額の7万眼を報酬として、依頼を受けたぞ!
ということでムク工房の刀とヌウォーボ生地製のコートで依頼をこなした。
所詮はネズミ程度というべきか、それとも俺の強化施術のおかげというべきか。
まあ、楽に依頼を遂行することができた。
ネズミたちの生首をおじさんに見せたら、泣きながらお礼を言われた。
ということで報酬金の7万眼をゲッチュ。
この報酬金は、今日の昼食にでも使おうかな。
フィクサー生活日記:5ページ目
6件目:近所の大家さんの依頼
内容:大家の周辺警護
報酬:50万眼
備考:
9級から7級に飛び級昇格した次の日に大家さんから依頼が来たぞ!
なんか部屋を貸している組織が家賃滞納しているとかで、そこに行くときの警護をヨロ!って感じの依頼だった!
大家さんがめちゃくちゃ不穏なことを言ってて気が気じゃなかったけど、特に問題もなく終わったぞ!
ちょっとその組織を壊滅させることになっちゃったけど、追加料金は取らずにサービスってことにしたぜ!
今後も依頼してね!大家のおじさん!