サブタイ考えてたら思いついた自由律俳句っぽいなにか 作:甘枝寒月
流れ星 願うことも無く 見送った
いきるかしぬか最悪の二択
税を取られ会社はあげたつもり我はもらわぬまま
サブカルチャー盛り上がる見る時間ないまま話題に遅れる
夏の暑さ冬の寒さ壁の向こうの御伽噺
友と粉物を囲む踊る削節交わされる言葉 友持たない身には夢語
朝露湛えた草木に触れ袖を濡らす
これまでを振り返りこれからを想像する進む気が失せる
休日の伴侶布団のぬくもりに袖引かれ
生きる理由を探して生きる
ケンカして別れる今生の別れと思わぬまま
おいで希望のかけらたち
金なし愛なしぼんやり眠る
思われてるまま思わせておけばいいとぼとぼ帰りながら吐き捨てる夜
朝出て夜帰り寝に帰る部屋寝て終わる休日
食べたくもない菓子つまみ肥える日々
悪いことをしなかったと胸を張るも当たり前のことらしい
人生の残りを考える苦しみか喜びかわからないまま
あのころはよかったそう思える日がなかった
より良い人と交流せよと金言を賜り友人がいない理由を知る
手料理を食べないままの一年
居ると居ないとで違いがあるかどうか
歴史の教科書を見て考える書かれてない人のことを考える
厳選を謳う高級チョコを見ながら買う安い無選別チョコ
学ばぬまま知る安売りの時間
血を絶やす末代である自負
廻る恩の終着点
軽口にはいれず噂話も届かず陰口だけがよく聞こえる
笑い声から透ける底意地の悪さ
まだ評価されてないだけいつかきっとと願いながら末期
待ち人来たらず冷飯の有飯
野狐禅悟りながら人生やりすごす
うまくいって尚しくじった夢を見る
好かれた時の振る舞いわからずまた嫌われる
当たり前の事が出来ぬ人間未満で御座います
迷い込んだ蝙蝠助ける地獄でよろしく
雪の夜一人歩く
烟る人とすれ違う懐かしいキャンプ思い出す
おしゃれな女性が横切ったじろじろと見る
1日歳を取るなにもない今日
声を出さぬ今日事足れり
花火街角に隠れてほとんど見えぬ
UFOツチノコ出世友人
私の願いはなんですか?
酒飲みがうらやましい眠れぬ夜
野良猫を見る幸福を願う
無沙汰の神社を通り過ぎる
星の無い空を見上げて帰る
生還を喜ばれる子供テレビで見る
赤子が泣いた子供が笑った私の可愛がってもらえる表情は
型を教える先生匙投げる生粋の形無しなり
踏みつぶされた一輪
鉢植を買う仏前に供える
真赤な花に蜜蜂が潜る
生きてていいですか死んでもいいですか
あなたはだあれわたしはだあれ知らない人ばかりの世界
髪を切る話題に上がらぬ
殺される覚悟生き延びる覚悟
神は見込んだ者に試練を与える しくじってばかりの人生
墓の横を通る田んぼで蛙鳴く
お願いがあります叶わないのは知っています
あはは見て見て恥さらし
天才。100点。優勝。
疎まれることに就いて天才肌
一生に一度のお願いだから必要としておくれ
指骨を鳴らしまた横になる
才覚も人格も記憶も何も取り替えてしまってやり直したい
自分の代わりに凡人が生きればどんなによかったろう
自発的に懲りる
待って呉れ俺は生きている
ねえ聞いて聞いて相手もおらず声にもならず