今週のトライオン3は思った以上にスパロボしてましたね。
全国編入りました。
とりあえず本編で決勝トーナメントが始まったので進めたいと思います。
全日本ガンプラバトル選手権中高生の部。
県大会で振るいにかけられた一握りのファイターが参加する大会。その大会に出る事は一種の夢であり憧れでもある。なにせ全国有数のファイター達と戦える、それだけで出場する価値は十分にある。
俺達、チーム『イデガンジン』は選手権一回戦を勝利し、二回戦への切符を手に入れた。だが一回戦を突破したからといって油断はできない。同じブロックには、合宿に来ていた我梅学園のチームホワイトウルフと、ナガレのいる『大黒刃』がいる。
そのどちらもが一回戦を突破している所を見ると、二回戦でホワイトウルフVS大黒刃となり、その勝利チームが三回戦で俺達と当たる事になるだろう。
……それまでにアドヴァンスドブースターの調整を終わらせなければ……。二回戦には間に合わない……そこで負けたら終わりだろうが、負けないように頑張るしかないのが現状だな……。
しかし、しかしだ。
後輩二人と一緒に大会初日のバトルを見ていた最中、面白いガンプラでバトルしているチームがいた。
『トライオォーン!3ィィ―――!!』
大阪代表の天大寺学園。
ZZガンダムをベースにしたガンプラ、トライオン3を三人で操作しているチームである。ZZ特有の合体機能を利点とした合体機構と、腕を分離しての無線兵器。胸部からのビーム、まだ見極められる段階ではないが、『ガンプラ心形流』のガンプラに似ている。
「う、うわぁ……」
「ザンボット3?……トライダーG7?……まるっきりのスーパーロボットじゃないか……」
後輩二人が困惑の表情を浮かべてはいるが、俺としては感嘆の声しか出ない。
「………合体することで三体分の粒子を集約しているのか。デメリットをメリットに……」
「先輩……もっとツッコむところがありますよ……」
ツッコむ所?……腕を飛ばすならば何かしら装備させた方が強力になるかもしれないな。でもあの腕を伸ばす機構、戦闘中に腕がなくなるのはデメリットになるかもしれないが、それを考えても応用性は高い。
手放した武器を回収できるし、不意を突くこともできる。あのブロックでの決勝トーナメント出場は天王寺学園が有力かもしれないな……。
「要注意だな」
黒色のカラミティガンダムがトライオン3により両断され、バトルが終了する。今の所注意するべきチームは大黒刃、ホワイトウルフ、そして同じブロックのグラナダ学園。
あそこにはガンプラバトルヨーロッパジュニアチャンプが留学していると聞く。シード校だからバトルは明日になるが……一応見て置いて損はないだろう。
「それより二回戦の相手だな」
「岩手県代表の南原高校です。使用機体は……ガンダムmk2、支援機二機」
「チーム名は……うーん確か……『凶鳥の羽ばたき』……だっけ?」
試合を見た限り南原学園のチームの戦術は支援機によるヒット&アウェイ、主力のmk2による白兵戦。リーダー格の黒いmk2の背部にはシナンジュに酷似するスラスターが増設され、ガンプラの各部も重厚なものに改修されている。二機の支援機は、大幅な改修がされているだろうが、恐らくスーパーガンダム、MK2ディフェンサーの背部ユニット……Gディフェンサーの改修機だろう。
一機目は射撃に優れた改修が施されたタイプ。
二機目は装甲に優れたタイプ。
射撃タイプ機体は、見た通りの射撃特化。4門の砲口とミサイルを主武装とするサポート器。装甲主体の機体は……一応支援機と言えるのだが、見た目からして何かしらギミックが施されているのが丸分かりだ。なにしろ、並のMSと同じサイズに加えて、折りたたまれた腕や脚甲が見え隠れしている。
―――Gディフェンサーの改修機にガンダムMK2……恐らく局面に合わせて合体する仕様と見た。
「……コスモこれってヒュッケ―――」
「駄目だノリコ。それ以上いけない」
「ユッケ?」
「あ、なんでもありませんよ先輩!!」
……焼肉にでも行きたいのだろうか。大会が一段落したら、息抜きがてらに連れて行ってあげるというのもアリかもしれない。二人には何時も苦労を掛けているからな。苦労を掛けているという意味ではミサキもか?後輩たちのガンプラ作りを手伝ってもらってるし……。
「ま、とりあえず、次の試合も見ておこう」
次は長崎県の代表チームと岡山県代表のチームだったか。
「へへっやっぱ全国は面白ぇ奴らがいるな」
「血沸き肉躍るとはまさにこの事だな」
バカ共が騒いでいる光景を余所に、私は先程自分達と同じブロックで行われた試合を頭を抱えながらも思い出していた。
「カナコ、どーしたんだよ」
「何であんたらこの大会のおかしさが分からないの……」
他のブロックはギリギリガンプラバトルをしているだろう……大阪以外。チーム『イデガンジン』のイデオンとガンバスターのジェノサイドバトル。『凶鳥の羽ばたき』の言葉にできぬもどかしさ……皆、おかしい。あ、私のチームもおかしかったなー。
「次はホワイトウルフか……」
「明日はシード戦。二回戦まで一日の猶予がある。リーダーとしての意見を聞かせてくれ」
「……」
ホワイトウルフは技巧派チーム。
高機動ザク改の改修型を用いるチーム。サイコミュ、白兵戦、汎用性、安定性があるチーム。
「特にアンタたちに言う事はない。好きにやって……私が合わせる」
こいつらありえないほどしぶといから大抵の攻撃なら大丈夫だろう。その分搦め手に弱いけど、それはまあ私がサポートすれば済む話だし。
「好きにやってと言う事はマジでやっていいってことだよなァ」
「……相手は選手権連続出場の中堅チーム。下手な侮りは敗北に繋がるからね。ステージのある程度の破壊も……許可……する」
「……そんな苦渋の決断のように言われるとはな……」
だってお前等、一回やらかして店一時期出禁になってたじゃん。
「そういえば、レイの奴が戦う二回戦の相手」
「……ヒュッケバインだな?」
「バカかお前!!そういうことは口に出しちゃいけないんだよ!?」
それ色々な意味でヤバイから!!
選手権の一日目が無事終わりを迎えた……かに思えたのも束の間、一見、終わりに見えた一日目で、まさかまさかの予想外の事態が俺達に起こってしまった。
『選手権一日目が終了しました!ここで私、カミキ・ミライが二回戦へと進出を果たした選手に突撃インタビューを行いたいと思います!最初にインタビューするのは茨城県代表暮機坂学園のアンドウ・レイ君です!』
『……よろしくおねがいします』
突然、大会スタッフに連れて行かれ、テレビの前に立たされ、そのままインタビューされてしまったのだ。これで地元に帰りたくなくなってしまった。絶対これ後でネタにされるやつだ。
「先輩がテレビ出てる」
「できれば受けたくなかった……」
「いいじゃないですか。俺は遠慮しますけど」
現在、ホテルの一室にて三人で鑑賞してはいるが、正直言って俺はテレビを直視できない。
『見事一回戦を突破したチーム『イデガンジン』ですが、これからのバトルに関しての抱負等はありますか?』
『勝っても負けても悔いのない試合ができたらそれでいいと思っています』
「でもこの人本当に綺麗だよねー」
「開会式のインパクトはすごかったな……」
「あれれ?まさかコスモ、惚れちゃった?」
「ば、バカ言うな……」
テレビから視線を逸らし、作業机に向き直る。机の上には今日バトルで使ったジンクスⅣオリジンと、未完成のバックパック『アドヴァンスドブースター』が置いてある。
バックパックの方は、後少しの所で完成するのだが、とりあえず最初は一回戦のバトルで使用したジンクスの方を見て行こう。
「……明日はガンプラ学園対本牧学園のバトルか」
アドウ・サガ、キジマ・ウィルフリッド……そしてカリマ・ケイ。合宿でバトルしたファイター同士のバトル。どうなるか見物だな。合宿後調べてみれば、カリマ・ケイは本来はMA乗りという事が判明した。
MAは多くの粒子エネルギーと火力を有するものが多い。加えてカリマは、ガンプラ学園に対して並々ならぬ闘志を抱いているようだった。……何が何でも勝つ、そう言う気概すら感じられた。
「先輩、明日ミサキさんが来るんですよね?」
「ん?ああ、彼女の妹も来るらしいぞ」
なにやら旅行がてら大会終了時まで滞在するらしい。来年戦うかもしれない選手たちの戦いを見ることが目的らしいが、中々に度胸がある。なにせ姉妹二人だけで来るのだ。
「ガンプラ学園の試合が始まる前ぐらいに来るらしい」
「私、迎えに行きましょうか?」
「いや、俺が行こう。コスモとノリコは席を取っておいてくれ」
明日はバトルこそないが忙しくなりそうだ。
一応、今日は作業を早く切り上げて明日に備えて早く寝よう。
大会二日目。
今日はシード枠と残りの一回戦が行われる。
……というより既にもう行われているのだが、現在俺は会場近くの駅に待ちぼうけを食らっていた。
「……遅くないか……」
予定よりも30分くらい遅れてる。5分前に届いたメールには駅を乗り過ごしたとだけ書いてはあったが、どれくらい乗り過ごしたのだろうか。最悪、ノリコとコスモにバトルを撮影して貰わなければならない事態が起こってしまうぞコレ。
「お待たせー!」
大きなため息を吐くと同時に駅の出口を見ると、こちらに手を振りながら走り寄って来る一人の少女、申し訳なさそうに小走りで先頭を走る少女の後を追う少女がいた。
キリハラ姉妹だ。
「待った?」
「すごく」
「そこは待ってないって―――」
「………」
「……ごめん」
無言になった俺に何を思ったのか、顔を青くさせ謝ってくる。何で遅れたのかは聞かない、というよりその手提げから見える『ご当地限定長崎カラーHGアッガイ』を見ればなんとなく分かる。
「でもでも、レイ君の分も買っておいたよ!」
「……」
「姉さん、もう一回謝ろう?」
「いや、もういいよ。とにかく会場に行こう。多分、もう始まってる」
再度ため息をつきながらも二人をバスに乗る様に促す。時間的にガンプラ学園のバトルが始まる時間帯、まあすぐに終わらない限りは、ここからそう遠くないから大丈夫だろう。
「あ、そういえば紹介してなかったね。私の妹、ミサトだよ」
「大会以来ですね。キリハラ・ミサトです」
「冥・Oのサポートをしていたのは君だな」
バスに揺られながらも軽く自己紹介を済ませ、到着次第会場まで急ぐ。ガンプラ学園のバトルとも会って歓声がここまで聞こえてくる。
「うわぁすごい、写真撮っていい?」
「後にしろ!!」
能天気なんだかマイペースなんだか……周りを見て興味深そうにそわそわとしているミサキの背を推したミサトと共に観客席に飛びいるように入り込む。
全身を叩きつけるような歓声の中、俺達の目の前にガンプラ学園と本牧学園のバトルが映し出されたモニターが前面に広がった。
―――が、その内容は何処か違和感を感じさせるものだった。
まず最初にガンプラ学園側の機体が緑色のガンプラ一体に対して、相手側の本牧学園の機体はヴェイガンギアの改修機……。あの緑色のガンプラがアドウやキジマのガンプラでないのは明白。かといってあの二人が簡単にやられるようなファイターではないのは分かっている。
アドウとキジマとは別の三人目のファイター……そう判断し、モニターからバトルシステムの方へ目を向ける。見覚えのある銀髪の小柄な少女が視界に映りこむ。
「シア?……ああ……そういうことか……」
つまり彼女が『三人目』だったという事か。セカイ君のガンプラの修理を手伝った時、並のビルダーじゃあないとは思ってはいたが、まさかガンプラ学園の生徒だとは思わなかった。
彼女の操作している緑色のガンプラは、ヴェイガンギアから放たれた大量の追尾レーザーを全て回避している。巧い、一発の被弾もしていないところを見ると相当の腕があるな。
「粒子変容フィールドで相手の放ったレーザーに乗ったね」
「……うん、すごい丁寧に作られたガンプラ。水みたいに滑らかな粒子」
「GNドライブが見えるという事は00系列のガンプラ……サキブレ、か?」
「あー、顔が有って分からなかったけど、サキブレかぁ納得」
劇場版ガンダム00の最後に少しだけ出た機体、それがサキブレ。見た目がかなり酷似しているが……サキブレと確定するには情報が少ない。
まあそれよりバトルの方だ。傍から見ればMAとMSのバトル、粒子量に違いがあり過ぎる点から見てシアのMSの方が不利に見える。が、シアのガンプラはヴェイガンギアから放たれる攻撃をことごとく躱し、ビーム砲までもを粒子変容フィールドで防ぎきってしまった。
『――――――』
「?」
歓声にかき消されて聞こえなかったが、シアが何かを言った気がする。その言葉を聞いたカリマが激昂するように攻撃を繰り出そうとした瞬間に、シアのガンプラは容易くカリマのヴェイガンギアを戦闘不能に陥れてしまった。
「……綺麗な壊し方」
隣にいたミサトがそう呟く。彼女の言葉を聞いて改めてカリマのガンプラを見ると、ガンプラの関節部を綺麗に破壊して戦闘手段を奪っている事に気付く。
「私にはできないやり方だね」
「お前の場合は下手すれば粉々だろう……」
メイオウとか本気でやられるかと思ったからな?実際、後輩達がいなければ戦えなくなっていたし。まあ、良くも悪くも手加減をしないというのはミサキの良い所かもしれないが―――
「気に入らねぇな」
「!?」
すぐ隣からの声に驚きつつも顔を向けると、凄まじい形相で歯軋りをしながら腕を組んでいる男の姿が目に入る。というよりナガレだった。いつのまにそこに居た?あまりにも近すぎて後ずさりしてしまった……。
「な、ナガレか……驚かすな」
「上からお前の姿を見かけて来ただけだ」
「え、誰?レイ君の友達?」
不機嫌そうに会場を見つめるナガレに気付いたキリハラ姉妹が、俺の背から覗き込むようにナガレを見る。壁にされているような気分だが、彼女達はナガレとは初対面……とりあえずの紹介を済ますまで甘んじて受けるしかない。
「何が気に入らないんだ?」
「このバトルに決まってんだろうが」
「……ガンプラ学園から一人しかバトルに参加してないことに関係あるのか?」
何かしらの不備で一体しか出せなかった、という可能性もあるだろうが。そうだとするならば一旦試合を先延ばしにする筈。そうしないということは―――。
「キジマは任意で一体だけで戦わせたのさ。どういう理由か知らねぇが舐めてやがる」
「……意趣返し、か?」
「ああ?」
俺は合宿二日目に起こった事についてナガレに話した。内容としてはカリマ・ケイに練習台としてバトルを申し込まれた事と、それに対してどれだけキジマが憤りを抱いていたかを……。
その話を無言で聞いていたナガレはさらに歯軋りを強め、鬼のような形相を浮かべる。
「あのカリマっつー野郎が、キジマにとっての気に入らねぇ事をやらかしたのは分かるぜ?だがよぉ、わざわざ餓鬼みてぇな仕返しをする意味が分からねぇ。どちらにしろ気に入らねぇ。それもわざわざ妹で試そうとするなんざ……」
「……妹?」
「知らねぇのか?今戦っていたのは、キジマ・シア。キジマ・ウィルフリットの妹……らしい。俺も今日初めて見たが、名前が合っているという事は間違いではなさそうだ」
「意外……じゃあないな」
先程のバトルで実力は証明されている。……本当にキジマが意趣返しとしてこのバトルを行ったとしても、そもそもの原因はカリマにあるからキジマを責める理由は俺達にはない。
カリマにバトルを挑まれた時は、俺自身も憤りの気持ちを抱いてはいたが、それはメイジンが仲介したバトルによって清算された。
「―――そろそろ行く。これ以上ここに居っとカナコの奴が探しに来そうだからな」
「?……ああ、またな」
暫し無言で考え込んでいると、ナガレが不機嫌な顔を少し緩和させながら、上の観客席に上がる階段の方に歩いていく。
ナガレの姿が見えなくなると、俺の後ろに居たミサキが遠慮気味にこちらへ声を掛けてくる。
「あの人も大会出場者?」
「佐賀県代表チームのナガレ・リョウヤ。ミサキとは違った意味で怖いファイターだよ」
「へぇ……」
ミサキの目が細められる。好戦的なものを感じさせるその眼に彼女の後ろにいるミサトは「またか」と言わんばかりに額を抑えている。
「選手権出場者にバトルを挑みたいなら大会が終わった後にしてくれ……」
「ちゃんと分かってるよ」
「姉さん……」
「何でこんなに妹から信頼されてないんだろうね、私……」
そりゃあキョウスケとマサキの時の事を思い出せばそうなるわ。
「……後輩達を待たせているから行くぞ」
「はーい」
今日で全ての一回戦が終わる。
―――目的の試合も見た事だし、ノリコとコスモと合流して明日の為の準備でも……。
「レイ君、近くに模型店とかあるかな?」
「前から思ってたけど、お前結構いい性格してるよ」
「そ、そうかな?」
「今のは照れる所じゃないよ姉さん……」
色々苦労しているんだな、と少しばかりミサトに同情しつつ、こちらを見つけ手を振っている後輩達の居る方へ向かっていくのだった……。
「リュウト君、明日の相手」
「……強い、でも僕達なら……勝てる」
選手が泊まっているホテルの一室。
三人の男女がテレビの前で悩ましげに明日の二回戦に備えてのミーティングを始めていた。
一人は、優しげな風貌の少年。
一人は、やや釣り目の少女。
一人は、静かに目を瞑った少年。
彼等の前に置かれているテレビのモニターには一回戦、チーム『イデガンジン』の試合内容が映し出されていた、
「この相手に接近戦は危ないだろうね」
「え?でもそれじゃあ……」
「見た目に騙されちゃいけない。半端な覚悟で突っ込んだら間違いなく返り討ちになる……リオ、アオイ、君達は僕のサポートをお願い。絶対に一対一で戦おうとはしないで」
「分かった」
「……」
リオと呼ばれた少女とアオイと呼ばれた少年が頷いたのを見て満足そうに頷いた少年は、テーブルの上に置いてある3体のガンプラに視線を移し、そのうちの一体を手に取る。
「初めての全国、皆で勝利を勝ち取ろう!」
手に取ったガンプラは、ガンダムタイプ。
原典は機動戦士Zガンダムに登場するMS、ガンダムmk2。その改修型。全体的に大きな改修はされてないものの、元になったとされるmk2とは違う。背部に増設されたミサイルが内蔵されたスラスターユニット、腕部に装備され板状の武装。
その名は『ガンバインmk2』。
凶鳥を目指し作られた、ガンダムならざるガンダム。
そして、凶鳥を支える二つの翼、Gディフェンサーの改修機。
4つの砲台を取り付けられたGガンナー。
重厚な鎧とスラスターに包まれたGボクサー。
「凶鳥の羽ばたきは神にも届くことを明日、証明する!!」
岩手県代表、南原学園、チーム『凶鳥の羽ばたき』。
―――二つの翼を携えた凶鳥が牙を剥く。
感想欄で要望のあったヒュッケバインを出させてもらいました。
仕様はヒュッケバインmk2ではなく、mk3の方にしたいと思います。
加えてGディフェンサーの改修機として、AMガンナーとAMボクサーもあります。出した大きな理由としては、SRXが出せないならボクサーを出せばいいじゃないか、という天啓が降りたので、突発的に出しました。
名前の由来はガンダム+ヒュッケバインで単純にガンバインです。ダンバイン?ははは、何の事やら(メソラシー)
新しく出たキャラに関しては何も合宿に居ただけがメインキャラじゃなくてもいいかなーと思って試しに登場させました。
今日もう一話更新することができたら、更新したいと思います。