ダウナー系ギャルはVTuberになるらしい。   作:ババヤダ

3 / 3
第3話 VTuber、募集中?

アルバイトを探し始めて、そろそろ一時間。

 

「んー、いいのないなー」

 

 ベッドに寝転がったまま、スマホの画面を眺める。

 

 高校生歓迎の求人はそれなりにある。けれど、勤務時間が合わなかったり、家から遠かったりと、なかなか条件が噛み合わない。

 

 別に急いでいるわけでもないし、今日はこの辺でいいだろう。

 

「ちょっと休憩しよ」

 

 求人サイトを閉じ、動画サイトを開く。

 

 適当に画面をスクロールしていると、見覚えのある女の子が映ったサムネイルを見つけた。

 

「あれ、これ……」

 

 昼休みに男子が落としたスマホ。その画面に映っていた女の子だ。

 

 どうやら、今ちょうど生配信をしているらしい。

 

 何となく気になって、動画を開いてみた。

 

『ちょっと待って! 今の絶対避けたでしょ!』

 

 元気な声とともに、ゲームのキャラクターが倒れる。

 

『いやいや、今の当たってなくない!?』

 

 画面の端には、次々とコメントが流れていた。

 

『普通に直撃してて草』

 

『今日何回目?』

 

『惜しかったねー』

 

『最後だけ優しいのやめて! 余計つらいから!』

 

「へー、こんな感じなんだ」

 

 ゲーム実況自体は見たことがあるけれど、視聴者との掛け合いがなかなか面白い。

 

 ふと、配信画面に表示された数字が目に留まった。

 

「……二百人?」

 

 今、この配信を見ている人の数らしい。

 

 しかも、コメント欄は随分と賑やかだ。

 

 ゲームを操作しながら喋って、流れていくコメントまで拾っている。

 

「よくできるなー。結構忙しそう」

 

 しばらく眺めていると、女の子がふと思い出したように声を上げた。

 

『あ、そうそう! みんな、うちの事務所の3期生募集、もう見た?』

 

『見たー!』

 

『新人楽しみ』

 

『もう応募始まってるんだっけ?』

 

「……3期生?」

 

『そうそう、今オーディションやってるんだよね。応募したい人は公式サイト見てね!』

 

 コメント欄では、早くも先輩になる彼女をからかう声が飛び交っていた。

 

 どうやら、どこかの事務所に所属しているらしい。

 

「へー、こういうのって募集して入るんだ」

 

 何となく気になって、概要欄から公式サイトを開いてみる。

 

 所属タレントのイラストが並ぶページを少し下へ動かすと、目当ての文字が見つかった。

 

『第3期生オーディション開催中』

 

「お、あった」

 

 募集要項を確認していく。

 

 活動内容は、動画投稿や生配信を中心としたタレント活動。

 

 応募資格には、継続的に活動できることや、配信環境を用意できることなどが書かれている。

 

 未成年者は保護者の同意が必要らしい。

 

「へー、高校生でもいいんだ」

 

 普通のアルバイトとは違うし、応募したからといって採用されるわけでもない。

 

 それでも、さっきの配信は楽しそうだった。

 

「ま、応募するだけならタダだしね」

 

 そう決めて、応募フォームを開いた。

 

 名前や生年月日、連絡先などを順番に入力していく。

 

 活動経験は当然ながら未経験。

 

 VTuberを知ったきっかけにも、今日初めて配信を見たと正直に書いた。

 

 問題は、その次だった。

 

『自己PR動画を添付してください』

 

 その下には、補足が書かれている。

 

『実際に配信をしているつもりで、自由にお話しください。内容は問いません』

 

「……配信してるつもりで、かー」

 

 つまり、普段どんなふうに喋るのかを見たいということだろう。

 

 歌やゲームを披露するのもありかもしれないけれど、それなら普通に話してみるのが手っ取り早い。

 

「何話そっかな」

 

 少し考えて、前世で読んだ社会心理学の論文を思い出した。

 

 人が集団の中でどう判断し、どう行動するのか。

 

 昔から、そういう話は好きだった。

 

「んー、ネットの話なら分かりやすいかな」

 

 ベッドから起き上がり、髪を軽く整える。

 

 スマホを立てかけて、録画ボタンを押した。

 

「どうもー、黒瀬澪です。十六歳、高校一年生です」

 

 画面に向かって、軽く手を振る。

 

「んー、何話そっかな。あ、そうだ。今日はちょっと社会心理学の話でもしようかなーって思います」

 

 少し考えてから、続けた。

 

「例えばさ、ネットで誰かが炎上してるのを見たことってない? 芸能人の失言とか、誰かの不用意な投稿とか」

 

「そういうときって、最初から全員が怒ってたのかなーって、ちょっと思わない?」

 

 私は指を一本立てる。

 

「例えば、誰かが『あの店、接客最悪だった!』って投稿してたら、自分は行ったことがない店でも、ちょっと印象悪くなることってあるよね」

 

「でもさ、その店で実際に何があったのかって、私たちには分からないじゃん。店員の態度が本当に悪かったのかもしれないし、投稿した人にも何か事情があったのかもしれない」

 

 少しだけ首を傾げる。

 

「つまりさ、私たちが見てるのって、出来事そのものじゃなくて、誰かが伝えてくれた出来事だったりするんだよね」

 

「もちろん、だからって投稿が嘘だと決めつけるのも違うよ? ただ、知らないことがあるのに、全部分かった気になっちゃうのは、ちょっと怖いよねって話」

 

 私は軽く肩をすくめた。

 

「で、ここからが本題なんだけど」

 

「仮に、その人が本当に悪いことをしてたとするじゃん。証拠もあって、批判される理由もちゃんとある。つまり、批判してる人たちの言ってることは正論なわけ」

 

 少し間を置く。

 

「じゃあさ、その正論を言う人が百人、千人って増えていったら、どう思う?」

 

「一人が『それは間違ってる』って言う。別の人も同じことを言う。そのまた別の人も。言ってることは正しいんだよ? でも、同じ人に向かって千人が一斉にそれを言ったら、言われた方はどうなるんだろうね」

 

 私は少し身を乗り出した。

 

「例えばさ、学校で何か悪いことした子がいたとして、先生に注意されるのは分かるじゃん? でも、その子が廊下を歩くたびに、すれ違う生徒全員から同じことを言われたらどう?」

 

「一人ひとりは正しいこと言ってるつもりでも、千人から言われる方は、たまったもんじゃないよね」

 

 そこで、指を一本立てる。

 

「で、ここが面白いところなんだけどさ。言われた方は千人分の言葉を受け取るけど、言った方は自分の一言しか意識してなかったりするんだよね」

 

「自分だけが責めてるわけじゃないし、言ってることも間違ってない。だから、自分の言葉が相手にどれくらい負担をかけてるかって、案外気づきにくいんだと思う」

 

「社会心理学には、責任の分散っていう考え方があってね。簡単に言うと、大勢の中にいると、一人ひとりが自分の責任を小さく感じちゃうことがある、っていう話」

 

「もちろん、ネットの炎上が全部それで説明できるわけじゃないけどね」

 

 私は立てていた指を下ろした。

 

「でさ、こういう大勢の批判によって、誰かが仕事を失ったり、社会的な信用を失ったりすることがあるじゃん?」

 

「これって、いわゆる社会的制裁って呼ばれるものの一つなんだよね」

 

 少し間を置く。

 

「ただ、ここで考えてほしいのがさ。その制裁って、誰が決めたんだろうってこと」

 

「例えば、裁判だったら、法律に基づいて証拠を調べたり、本人の言い分を聞いたりして、処罰を決める仕組みがあるじゃん?」

 

「でも、ネットの炎上って、そういう手続きがあるわけじゃないよね。いろんな人がそれぞれの考えで批判して、その結果として社会的な不利益が生まれるわけ」

 

 私は軽く肩をすくめた。

 

「つまりさ、誰かが『この人にはこれだけの罰を与えよう』って決めたわけじゃないのに、結果的にその人の人生が大きく変わっちゃうことがあるんだよね」

 

「しかも、批判した人たちの一人ひとりは、別にそこまでの結果を望んでなかったかもしれない」

 

 少しだけ首を傾げる。

 

「でも、実際にそうなったとき、その結果について誰が責任を持つんだろうね?」

 

「一人ひとりは正しいことを言っただけ。自分の一言でそうなったわけじゃない。そう考える人もいると思う」

 

「だけど、その一言が何百、何千と集まった結果でもあるわけじゃん?」

 

 そこで、カメラをまっすぐ見つめた。

 

「じゃあ、ちょっと聞きたいんだけどさ」

 

「君は、それを正しい行いだと思う?」

 

 少しだけ間を空ける。

 

「その人が仕事を失って、居場所までなくしたとして。それって、本当に受けて当然の罰だと思う?」

 

「もちろん、何をしたかによると思うよ。許されないことだってあるだろうし、被害を受けた人が納得できないこともあるだろうから」

 

「でもさ、それを決めるのって、私たちなのかな?」

 

 私は小さく首を傾げた。

 

「少なくとも、事情を全部知ってるわけでもない私たちが、誰かの人生をどこまで変えていいのかって、ちょっと考えちゃうよね」

 

 少し笑って、肩をすくめる。

 

「で、最初の話に戻るんだけどさ」

 

「そもそも、その批判って何を見て始まったものだったんだろうね。切り取られた投稿かもしれないし、誰かの説明かもしれない」

 

「見えてる情報が全部とは限らないのに、みんなが怒ってるから自分も怒る。で、たとえ正しいことを言ってたとしても、それが何百、何千と集まれば、相手にとってはものすごい負担になる」

 

 私は指を二本立てた。

 

「だからさ、何かを批判するときって、二つくらい考えてもいいと思うんだよね」

 

「一つは、自分が知ってることって本当に全部なのか。もう一つは、自分の言葉を、相手はどんなふうに受け取るのか」

 

「別に、批判すること自体が悪いわけじゃないよ。間違ってることには、間違ってるって言っていいと思うし」

 

 私は軽く笑った。

 

「ただ、正しいことを言ってるのと、何を言ってもいいのは別じゃん?」

 

「正論って、正しいからこそ強いんだよね。だから、使い方くらいは考えたいなーって」

 

 少しだけ首を傾げる。

 

「まあ、要するに何が言いたいかっていうと、ネットって相手の顔が見えないじゃん。でも、見えないだけで、いないわけじゃないんだよね」

 

「……なんて。ちょっと真面目な話になっちゃったけど」

 

 私は小さく笑った。

 

「こういう、人がなんでそんな行動をするのかーって話が結構好きなんだよね。だから、もし配信することになったら、こういう心理学っぽい話をしたり、ゲームしたり、雑談したり。いろいろやってみたいなーって思ってます」

 

「そんな感じで、黒瀬澪でしたー。よろしくお願いしまーす」

 

 最後に軽く手を振って、録画を止めた。

 

「んー、まあ、こんなもんかな」

 

 動画を見返す。

 

 少し真面目な話になったけれど、普段から興味のあることを喋っただけだ。

 

 特に撮り直す理由もない。

 

「よし、これで」

 

 動画を添付し、入力内容を確認する。

 

 未成年者の応募には保護者の同意が必要なので、ママにも話しておかなければならない。

 

 それは明日にでも相談するとして、送信ボタンを押した。

 

『応募を受け付けました』

 

「おー、送れた」

 

 思ったよりあっさりしたものだった。

 

 もちろん、採用されるかどうかは分からない。

 

「ま、駄目だったら別のバイト探そ」

 

 そう呟いて、スマホを枕元に置いた。

 

     ◇

 

 翌日の昼休み。

 

 友達とお弁当を食べながら、昨日の配信を思い出していた。

 

 オーディションには応募したものの、VTuberについてはまだ知らないことが多い。

 

 少し調べてみたけれど、聞き慣れない言葉も結構あった。

 

 となれば、詳しい人に聞くのが一番だろう。

 

「餅は餅屋ってね」

 

「ん? 澪、なんか言った?」

 

「んー、ちょっとね」

 

 教室の奥へ目を向ける。

 

 昨日スマホを落とした男子たちが、何やら楽しそうに話していた。

 

「ちょっと聞きたいことあるから、行ってくるー」

 

「え、どこ?」

 

「あっち」

 

 軽く手を振って席を立つ。

 

「ねー、ちょっといい?」

 

「えっ、く、黒瀬さん?」

 

「昨日のことで聞きたいことあんだけど」

 

「き、昨日!?」

 

 スマホを落とした男子が、ぎょっとした顔をする。

 

「昨日見てた、あの女の子のこと。詳しい?」

 

「え? あ、VTuberの?」

 

「そうそう。それ」

 

「まあ、詳しい方だと思うけど……」

 

「じゃあさ、ちょっと教えてほしいんだけど」

 

 男子たちは顔を見合わせた。

 

「え、黒瀬さん、VTuberに興味あるの?」

 

「んー、ちょっとね。昨日初めて配信見たんだけどさ」

 

「えっ、見たの!?」

 

「見た見た。ゲームやってるやつ」

 

「あー! 昨日の配信か!」

 

 途端に、男子たちの表情が明るくなる。

 

「どうだった!? 面白かったでしょ!」

 

「ん、普通に面白かったよ。コメント読むの上手いね、あの子」

 

「そうなんだよ! リスナーとの掛け合いがめっちゃ面白くてさ!」

 

「あとゲーム下手なのもいいんだよな!」

 

「いや、下手っていうか、たまに変なミスするだけだから!」

 

「それを下手って言うんだろ!」

 

 何やら意見が分かれているらしい。

 

 私は少し笑いながら、話を聞いた。

 

「でさ、ああいうのって、みんな事務所に入ってるの?」

 

「いや、個人でやってる人もいるよ」

 

「そうそう。事務所所属と個人勢っていうのがあって――」

 

 そこからは、なかなかの勢いだった。

 

 事務所と個人活動の違いから、配信の仕組み、キャラクターの動かし方、人気の配信企画まで。

 

 聞いているうちに、話題が次々と増えていく。

 

「……待って、ちょっと情報量多くない?」

 

「あっ、ごめん!」

 

「いや、私が聞いたんじゃん。別に謝んなくていいって」

 

 そう言うと、男子は少し照れくさそうに笑った。

 

 知らない話も多かったけれど、おかげで昨日よりは随分と理解できた気がする。

 

「なるほどねー。ありがとー、助かったわ」

 

「え、あ、うん! また何かあったら聞いて!」

 

「ん、そんときはよろしくー」

 

 席に戻ると、友達がにやにやしながらこちらを見ていた。

 

「なに?」

 

「いやー、澪ってさ、ほんとオタクに優しいギャルだよね」

 

「またそれ?」

 

「だって、あいつらめっちゃ嬉しそうだったじゃん」

 

「んー、聞きたいことあったから聞いただけだけど」

 

「それが嬉しいんじゃない?」

 

「あー、そういうもん?」

 

「そういうもん!」

 

「ふーん。じゃ、よかったじゃん」

 

「軽っ!」

 

 思わず笑うと、友達もつられて笑い出した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ブルーアーカイブ ゲヘナ食堂いらっしゃいませ! 〜人型パンちゃんに転生した私、ゲヘナ給食部でパンちゃんたちを従えて無双…?〜(作者:Di Gi O)(原作:ブルーアーカイブ)

ブラック企業で過労死…でもなく。▼夜道で不幸にも暴走トラックに轢かれた…訳でもなく。▼大好きなパンケーキを自宅でたらふく食べていたら喉に詰まって窒息死したアホな現代女性。▼転生したのはキャラクターとシナリオが人気、しかし鬼畜な世界観が目立つ作品、ブルーアーカイブの世界だった。▼ただの生徒ではなく、牛牧ジュリの生み出す怪物『パンちゃん』の突然変異体、人型パンち…


総合評価:1299/評価:8.62/連載:14話/更新日時:2026年10月20日(火) 23:05 小説情報

ケロロ軍曹ぷらすいち! 空兵参上であります!(作者:性癖大爆発)(原作:ケロロ軍曹)

 ケロロ小隊、地球侵略に向けて勇猛邁進せよ!とケロン軍上層部からの命令を受けていたケロロ軍曹であったが、侵略直前になって小隊に一人追加で隊員を受け入れるハメになってしまう。▼ 機動歩兵ギロロ、突撃兵タママ、暗殺兵ゼロロ、通信参謀クルルに続くケロロ小隊の新メンバーは……空兵ナルル、パイロットであった。さらに彼女のお腹には隊長の証ケロンスター!?▼「どーいうこと…


総合評価:1874/評価:8.94/連載:11話/更新日時:2026年08月16日(日) 09:03 小説情報

TS転生したら小鳥遊ホシノだったので青春を………Q.誰?お前?A.エーテリアスです(作者:如月トッポ)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

ある日、少年だった人物は見知らぬところで目を覚ました、▼よく見てみるとなんとブルアカの小鳥遊ホシノに転生していた!?▼けれど、転生先はブルアカでは無いようで……▼色々ちぐはぐすぎるこの主人公はこの終末世界でどう生きるのか………


総合評価:3735/評価:7.73/連載:18話/更新日時:2026年09月23日(水) 22:46 小説情報

TSして魔法少女になったら頭が可笑しい奴しかいないんだが(作者:つる植物)(オリジナル:現代/戦記)

 TS転生した先は魔法少女が異形の魔物と戦う世界だった。▼ 孤児だった俺に魔法少女の適正があったので魔法少女になった。▼ しかもなんか魔物を適当に斬っていたらSクラスの1位になっちゃった。▼ 同期の2位は俺を殺しに掛かってくるし、他のSランク頭の可笑しい奴らばかり。▼ 一般人の俺は今日も魔物をたたっ斬るのであった。▼ 


総合評価:5258/評価:8.33/連載:20話/更新日時:2026年07月14日(火) 15:00 小説情報

TS転生特級術師 伏黒幸(作者:莠給)(原作:呪術廻戦)

呪い呪われカスばかりの世界で、才能だけは与えられたカスがそれなりに『適応』して生き残るお話。▼TS転生主人公ちゃんが馬鹿の術式を馬鹿の解釈して特級術師になり、しかし特に何かを為すつもりも無くダラダラと生きるお話です。スパイダーマンとか観てないタイプというよりは観た上で責任放棄するタイプ。▼小説投稿サイトとかで「低評価入れるのに感想も書けなくてなっさけなぁい♡…


総合評価:8330/評価:7.79/連載:20話/更新日時:2026年08月27日(木) 20:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>