あ、話をルナレイラお
ダイニングルームでリエル、エリゼッテ姉妹、エイルファちゃん、マイレィちゃんたちと昼食を食べながら、みんな、ルナレイラお
それは、ルナレイラお
ルファエル君とカリブとジオンは競争するみたいに早く食べ終わって、庭の方へ走って出て行った。キアラちゃんはモナさまのひざでスースー寝息を立てはじめている。
「みなさま... 昨夜のわたくしと魔王さまの事、とても気にしていらっしゃるようですけど...」
ルナレイラお
みんな固唾を飲んでルナレイラお
「ラーニアおばさまも、お母さまにご報告しなければならないので、お知りになりたいと思うのは当然と思いますけど...」
「うんうん、それで?」
リエルさんが、身を乗り出して促す。
「魔王さまは、とてもお優しくて...」
ゴクリ
誰かが、唾を飲みこむ音がした。
あ、私だった。
「寝室へ私を抱いたまま連れて行ってくださって...」
ゴクリ
誰かが、唾を飲みこむ音がした。
モナさまだった。
「ベッドに優しく横たえてくださって...」
ゴクリ
今度はお母さまだ。
「ドレスを脱がせてくださって...」
ゴクリ
これはリエルさん。
「うん、うん。それから?」
リエルさんが促す。
これからが、肝心のところだ。
私もお母さまもモナさまも、ビアも呼吸を止めてルナレイラお
息苦しいような数秒間が過ぎた。
プハ―――っ!
私があまりの期待感にたまらず息を吐き出すと、
ふ――――う!
ぷふ―――う!
お母さまとモナさまも息を吐きだし、
ひゅ――――う!
スハ――――っ!
エリゼッテちゃんとマイレィちゃんんが息を吐きだし、
ププ―――っ...
ビアがオナラを出した?
「ビ、ビア、レディが何を出しているの!」
思わず妹を叱りつけていた。
「アリシアちゃん、出もの腫ものところ選ばずって言うから、そう怒らないで」
エリゼッテちゃんが、私をなだめてくれる。
お母さまを見ると、我関知せずといった顔をしている。
「オナラはいいから、早く魔王さまがどうされたか言って!」
リエルさんが急かす。
「“お休み”っておっしゃって、部屋から出て行かれました」
「へ?」
「......?」
「...... え?」
「じゃ、じゃあ...... 何も?」
「ええ。それ以上は、何もありませんでしたわ」
そう言って、ルナレイラお
「ルナレイラちゃん、本当のこと言っていいのよ?あなたは、魔王さまの妻となることが決まっているのでから、婚前交渉があっても、別に問題は......」
「そうよ、ルナレイラちゃん。魔王さまが、あなたをとても気にいっていらっしゃることは昨日もよくわかったし」
「ラーニアおばさま、モナおばさま、寝室では本当に何もなかったんです。わたくしも、とうとうその日が来たって思いましたけど...... 正直言って、少し拍子抜け...... きゃっ、ああ、恥ずかしい!」
ルナレイラお
ふぅう!
ふう......
お母さまとモナさまが、小さくため息をつかれた。
昨日のダイニングルームの入口での出来事。
暖炉のある部屋での出来事。
そして、最後に魔王さまにお姫さま抱っこをされて
出て行ったのを考えれば
当然、起こるべきことが起こったと考えるのがふつうなのだ。
それが、“本当に何もなかった”と確言したのだ。
正直言って、お母さまもモナさまも少し落胆されたのだろう。
「あ、こちらにいらっしゃいましたか?」
そう言って現れたのは、
メエゲレスさんって言う名前だってリエルさんが言っていた人。
魔王城では、一般的なお知らせは、魔法陣を利用した『すぴーかー』とみんなが呼んでいる音声伝達装置
で城内に伝えられるけど、個人的なお知らせは、この白ヒゲの侍従さんが直々伝えに来るの。
“あ、さては、リエルさんが言っていたことだな?”
と思ったら、案の定だった。
「今晩、8時から、カリブさま、ジオンさま、キアラさまを除いた方たちは全員、魔王さまと入浴をいっしょにするようにとのお達しです」
ペコリとお辞儀をして侍従さんは去って行った。
唖然...
私もルナレイラお
しばらく声も出さずに、白ヒゲの侍従さんが去って行った方を見つめていた。
「魔王さまと... いっしょに入浴?」
「ど、どうしましょう?」
お母さまの言葉にモナさまが反応した。
二人とも当惑していた。
そりゃそうだよね?
ルナレイラお
それって、ただ、二人のハダカを見たいってだけじゃないの?
それに、私も魔王さまといっしょのお風呂なんて、超恥ずかしいんですけど?
「魔王さまのご命令は絶対ですって、アマンダさまがおっしゃっていましたわ......」
ルナレイラお
「こうなったら、
モナさま、やはり若いだけあって、自分のお身体に自信があるみたい。
魔王さまにハダカ見られても平気なのかな?
でも、お母さまだって、まだ30歳そこそこの女ざかりだから負けてはいないハズ。
「そうね。このぼーんとしたオッパ◯、たっぷり見せてあげましょう!」
「ええ?えええ――っ?お母さま、本気――っ?!」
一人狼狽していたのはビアだけだった。
「ね、わたしが言ったとおりでしょ?」
リエルさんが、私に片目をつぶった。
「ジオンとキアラは...」
「それは心配ないわ。魔王城には子どもの世話をする乳母さんがいるから」
モナさまの心配をリエルさんが即解決してくれる。
「魔王さまとハダカの対面になるんだから、みんな、ちゃんとおめかしして行くのよ!」
そう言ってリエルさんは出て行った。
「そっか。魔王さまにハダカを見せることになるんだ...」
ビアの言葉になぜか身体の血がいっぺんに熱くなった気がした。
カ――――…
いや、本当に体温上がっているよ、これ?
“えええ―――っ、ハダカ?裸?は・だ・か???”
それって...
私のオッパイとか
私のオシリとか
私の恥ずかしいところとか
私のシッポとか
みんな生で見られるってことでしょ?
いやいやいや、それはないでしょ?
“魔王さまのご命令は絶対です”
“魔王さまのご命令は絶対です...”
“魔王さまのご命令は絶対です...…”
ルナレイラお
私ひとりの我儘で、ゲネンドル一族に処罰が下るのなどというのは、絶対に避けなければならないし...
でも、お母さまとモナさまも、すでに決心されているみいたいだし。
「うふん。魔王さまをワタシのオッパイで悩殺しちゃうんだ!」
ビアが、私のより(わずかに)大きいオッパ◯を両手で抱えてうれしそうに言っている。
「たしかにビアちゃんのは大きいわね!」
「たしかに大きいわ。ワタシのより大きいことは確か!」
エイルファちゃんが、自分の胸を押さえて言う。
いや、エイルファちゃん、あなたエルフでしょ?
エルフで豊満オッパイって、それは空想の世界だけのことよ。