昨日は話があまり長くなったので、全部書き切れないで眠っちゃった。
なので、今日は夕食の時に起こったことを全部書くつもり。
まったく、一昨日の夕食のあとの事は、今思い出しても顔が
美味しい夕食をたっぷり頂いて、それから暖炉がある素敵な部屋に移って、みんな、お酒とかお茶とかを頂きながらくつろいでおしゃべりなんかしていたんだけど、当然私はお酒は飲まないし、お腹いっぱいなのでお茶も飲まなかったんだけど...
それでも―
私は見ないようにしていたし、お母さまとモナさまたちも見て見ぬふりをされていたけれど、魔王さまって“好き放題”の事をやるのね?
魔王さまは、彼専用の大きな椅子にゆったりと座っていた。
そして片手にお酒のグラスを持って、ひざの上にルナレイラお
魔王さまは、ちびりちびりとお酒を飲みながら、短いドレスから出ているお
そして、何度も何度もお
「......ん? アリシア? そうか。わかった」
突然、魔王さまが、アマンダさまを見て私の名前を口にし、私の方を見たの。
何かアマンダさまが、魔王さまに耳打ちしたみたい。ほらっ、私ってフェリノディオ《ネコ人族》だから、よく聴こえるの。それに魔王さまの方に耳を向けていたから、よけいよく聴こえたのね。
“え、これって... ヤバくない?”
予知本能はないけど、全身に鳥肌が立ったのを感じたわ!
「アリシア、ここに来るがよい!」
「え?」
魔王さまの言われた意味が理解できなくて、訊き直したわ。
いや、正直言って、魔王とお
「アリシアさん、魔王さまのご命令は絶対よ!」
アマンダさまがギラっと睨んだ。
魔王さまの言われた言葉の意味が“即座”に理解できた(汗)。
「ひっ!今、行きますっ」
椅子からバネ仕掛けみたいに飛び上がって、魔王さまに駆け寄ったわ。
そばに行くと、魔王さまはいったんルナレイラお
そして、私を両腕で抱いた!
私は、大きな身体の魔王さまにすっぽりと抱え込まれてしまった感じになった。
幅広く分厚い胸、太くたくましい腕、それに何だかとてもいい香り...
正直言って、とても心地よさを感じて、つい目を瞑ってうっとりとしちゃったわ。
まるで、お父さまに抱かれているみたいだけど...
魔王さまは、お父さまじゃなく、れっきとした異性なのよね?
ぎゅうーって、少し抱擁に力が入って
私の胸が魔王さまのお腹のあたりに押しつけられて
しっかりとスキンシップをされました。
え、どこを触られたかって?
お、オ・シ・リ・よ! むにゅっと、発育具合を確かめるように揉まれたわ!
「ま、魔王さま...?」
彼の顔を見ようとしたけど、胸に押しつけられているので
見ることができなかった。
魔王さま、私のオシリの発育具合を確認したのに違いないわ。
果たして合格したのかしら?
次にシッポを握られた!
獣人族って、ほとんどみんなシッポがあるんだけど
私たち
オシリから60~80センチくらいのシッポが生えているの。
私のは60センチだから短い方。
魔王さまは、私のシッポの根元から先っぽまで
シュル――って
「ふにゃあん!」
まるでネコみたいな声出しちゃった(汗)。
シッポって、根元がかなり敏感なのよね...
すぐにそのあとで魔王さまは解放してくれ、玉座にふたたび座ったの。
そしてルナレイラお
彼の目は私を見て、それから空いている方のひざを見た。
“ひ、ひざの上に、座れってことなのね?”
今度は躊躇せずに、彼のひざの上に乙女のオシリを乗っけたわ。
アマンダさまが、キツい目で見ているのがわかっていたから。
ひざの上で考えたの。
先ほどアマンダさまが魔王さまに耳打ちしたのは、
私がちらっちらっと魔王さまを盗み見しているのに気づいたアマンダさまが、
アリシアも呼ばれてはいかがですか?とか言ったのだと。
そして今、魔王さまは二人の“手乗り文鳥”をひざに乗せて楽しんでいた!
私は口づけこそされなかったものの......
口づけはもっぱらルナレイラお
いや、この書き方はよくないわね。
ルナレイラお
魔王さまは、私のネコ耳を触った。
ま、まあ、
だから、私もお母さまもビアも、毎日髪や肌やツメの手入れを丁寧にするのと同じように、耳を手入れしているわ。お風呂に入れば、さわった時に耳の毛がふぁさふぁさで触り心地がいいように、香水入りの石鹸でていねいに洗ったあとで、柔らかいタオルでよく拭いて乾かしてからよくブラシを通すしね。
魔王さま、しばらく私のネコ耳を弄っていた。
耳も上手に弄られると、かなり気持ちイイ。
魔王さま、私の耳を手ですっぽり覆うようにして、
付け根を指で優しく揉んでくれたの。
思わずゴロゴロって喉を鳴らしちゃったわ。
ヤバっ!
こういう本能を刺激するようなことをされると、
種族の祖先の反応とかが出ちゃうのよね...
シッポ、お耳のあとは、今度は私の足に手を伸ばして
足を撫でられた!
魔王さまの手が、私の足を撫でるたびに
ゾワゾワって鳥肌が立った。
恥ずかしいところに限りなく近くまで来る魔王さまの指先......
死ぬほど恥ずかしかったけれど、ルナレイラお
私が魔王さまの手を払いのけたり、声を上げたりもしようものなら、
お父さまとお母さま、それにビアに何が起こるかわからない。
ゲネンドル一族のためにも我慢しなきゃ...
そう思って...
観念していたんだけど
ざわざわざわ...
全身の血が騒ぐような感じがした。
全身の血が沸騰して駆け巡り
全身がカッカと熱くなって来た。
思わず、魔王さまの手をしっかりと
握りしめていた。
ツメを出して
傷つけないように注意して。
「ふむ。やはり、もう少し肉づきがよくなってからの方がいいか...」
突然そう言うと、魔王さまは私をひざから下ろした。
「もういいから戻りなさい」
ほっ、ようやく解放してくれた。
“エタナールさま、ありがとうございます。
これからは、お祈りを欠かさないようにします!”
時々欠かせていたお祈りを欠かさずにすることを心に誓いながら、
急いでエイルファちゃんたちのいるところへ戻ったわ。
でも―
当然、ルナレイラお
魔王さまは、今度は両手が使えるので、右手であのルナレイラお
って、あのスリットはそのためだったのォ???
それまで見越して、あのドレスを選んだ人-
たぶんアマンダさまあたりでしょうけど、スゴイわ(汗)。
私はエイルファちゃんとマイレィちゃんとおしゃべりを再開しながら、
横目でしっかりと魔王さまとルナレイラお
もちろん、後学のためよ。今日はお
いや、きっと近い将来、私も同じようなコトをされること確実なんだから...
今日だって、キワドイところまで行っていたと言うことを、私は知っていた。
もし、ルナレイラお
魔王さまの手は、スリットの中に手首まで入っていて
ルナレイラお
“何っ、あの手の動かし方? 胸にある、女の子の秘密のスイッチをからかっているに違いないわ。
あのあたりって、ルナレイラお
魔王さま、女性が気持ちよくなるところを熟知している感じ。まあ、20人近くも奥さんがいれば、それも当然か。アマンダさまとかプリシルさまなんかも、魔王さまにゾッコン惚れこんでいるみたいだし......。
魔王さまのもう一方の手は、ルナレイラお
私が撫でられたのと同じみたいだけど――
いや、お
ルナレイラお
それに、お
お
あれって、何か変わったことを感じていたのかしら?
やっぱり、年が三つ違えば、いろいろと違うのね。
お母さまとモナさまの方を見たら、“見て見ぬふり”をされていたわ。
私は魔王からすぐに解放されてよかったけど、ルナレイラお
暖炉のあるその部屋には、結局夜の10時頃までいて
それから私たちは、魔王さまやみなさんに「お休みなさい」と就寝のあいさつをして部屋に引き上げたんだけど...
最後に見た時、ルナレイラお
私の視線に気づいたのか、お
だけど、お義姉さまの顔は、決して悲壮な顔じゃなかった。何だか、とても幸せそうな顔だった。
ふーん......
私たち女の子って、白馬に乗った王子さまに憧れていて、
私たちの心を愛の矢で貫いてくれる男を常に探しているんだけど
一方的に見初められ
一方的に婚約者にされ
一方的に魔王城に連れて来られ
一方的に口づけをされ
一方的に足やどこやらを触られても
その男を好きなることってあるのね。
女って本当に不思議。
あのルナレイラお
今夜、ルナレイラお
私は、お
あ~あ
羨ましい。
私も早く大人の階段を上りたいわ。
ってか、今日、危うく一気に上りかけたみたいだけど(汗)。
「ルナレイラちゃん... 良かったわね」
「はい。わたくしもそう思います、ラーニアさま」
お母さまとモナさまが微笑んでいた。
きっと、いっしょに魔王城に来ることが出来なかったマイテさまが、
「娘の事をよろしくお願いします」とか頼んだのでしょうね。
この場合、“よろしくお願いします”とは―魔王さまのご寵愛をしっかりと受けられるようにルナレイラお
でも、“出来のいい”ルナレイラお
これで、ヤーダマーの塔にいらっしゃるお父さまも、マイテさまも、私たちも安心して生きていけるわ。