転生陰キャの冒険譚~3歳で村を追い出されるも保護者になった生体アンドロイドと生き…いつかは女性不信を克服する~ 作:クーニー
「昨夜で海上の施設はすべて
一掃終わりましたので移動に移りたいと思います」
「うん…」
なのはから報告を受けて
いよいよ…この島を離れる日がやってきたのだが
準備はどうするのだろう?
そもそも移動などはどうなるのか?
気になることが多いから確認してみる。
「準備の方は…まだなんだよね?
移動などはどうするの?」
俺がなのはに確認すると
彼女が丁寧に説明を開始してくれた。
「はい まず、移動ですが
この施設を5年かけて改造していました」
「ほえっ?」
改造ってなんだ?
5年かけて…色々作業ロボット動いていたのは
気づいていたが何をやっていたの?
「この建物にあるメインコンピューターは
もちろんですがトレーニングルームなども
手放したくないはずでしょう?」
「それは確かに…ずっとお世話になっているし
筋トレなどもそうだけど
メインコンピューターも色々頼っているし」
「わたしとしても…サプリメント剤や
調味料の作成なども含めて
メインコンピューターのサポートが
大助かりでしたので…これを手放すのは
おしいと思い…この施設まるごと
移動要塞化させることを選んだわけです」
「なるほど…そう言うことも出来たの?
この施設って…」
なんて言うか想像を遙かに斜め上を言っている。
確かにこの施設があると色々と楽だ。
寝泊まりにも困らないだろうし
どう考えても快適だ。
古代文明の施設とは言え現代文明より
遙か彼方の超科学文明だから
こんな施設に暮らしていたら
普通の生活には戻れない。
「はい 必要な資源などはあちこちから
かき集めてきていましたので」
「そうですね なのは先輩と手分けして
他の島々から集めていたり
海底にもいろんな鉱物資源がありましたから
それらも含めて集めてました」
なのはの言葉にメイも続けて説明をしてくれる。
「ふたりとも…ありがとう いつもお疲れ様」
「「いえいえ」」
「ということで…出発ならいつでも可能です」
「わかった…まかせることにする
ぼくは…そろそろデバイスで
武器設定とバトルジャケット設定を
行おうと思う…」
この孤島から離れて人郷に行くなら
武器も必要になるしバトルジャケットも
ある方がいいと思った。
なのはの場合は白いローブに杖になっているし
メイの方も赤いローブに杖という
バトルモードの服装がある。
二人とも基本的に後衛型の
戦闘スタイルになっているから
俺はやっぱり前衛型がいいのだろうか?
「一郎くんはどうする予定なのです?」
メイが興味津々で俺に聞いてくる。
「うん…なのはとメイが杖を持っているから
ぼくは前衛の方がいいかなと」
「そう言えばそうですよね
わたしもなのは先輩も基本的に遠距離から
超強力な魔法をぶっ放すスタイルですし」
「はい そうですね
近距離でも戦闘は可能ですが…基本は
ですが…一郎くんも基本的には
遠距離タイプでは?」
なのはが指摘してくる。
確かに光の玉を複数飛ばせるようになっているし
遠距離からの魔法を飛ばしてぶつける
このスタイルでの練習が多かった。
とは言え…接近戦もこなせないわけもないし
近距離で使える武器も用意したい。
「うん 基本的には二人と同じだけど
近距離戦闘もこなせるようにしておきたいから」
「「なるほど」」
「それで…どんなのを考えているの?」
メイが興味津々に俺をみて瞳を輝かせている。
「今設定するね」
「はいっ」
こうしてデバイスを起動させて設定をはじめる。