転生陰キャの冒険譚~3歳で村を追い出されるも保護者になった生体アンドロイドと生き…いつかは女性不信を克服する~   作:クーニー

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7話

彼女と二人で入浴をすませると施設内の一室に移動する。

お風呂の詳細を詳しく描かれなくて

残念がっている人もいるでしょうが

そこは察してほしい。

 

「一郎くん 誰に説明口調で話しているのです?」

 

「あ ううん 口に出ていた?」

 

「はい ぶつぶつと…」

 

「あはは…気にしないで」

 

「わかりました

 お風呂も上がったことですので

 食事にしますが…さすがに食料が

 この施設内に残っていないようです

 施設内のコンピューターにアクセスして

 各所の状態をチェックしてますが

 食料庫には何もありませんでした」

 

「仕方ないよ 何万年前の施設でしょ

 動力源やコンピューターが生きていること自体が

 不思議なレベルじゃない?」

 

普通に考えて…太古の昔の施設が生きていること自体

奇跡に近いと思う。

 

「確かにそうですね

 ということで…外で食料調達してきます」

 

「う うん

 ぼくは残っている方がいいよね?」

 

「はい 今日のところは大人しく待っててください」

 

「わかった

 それで…ここは…どこなの?」

 

昨日からずっと気になっていたことだが

俺はどこに飛ばされたのだろう?

この施設はどこにあるのか?

気になっていたので確認をしたところ

彼女が空中にウインドウを表示していき

この星の地図を画面いっぱいに表示してくれた。

空中に映像投影するなんて

何から何まで前世の世界よりも

遙か遠い文明が栄えていたんだなと

あらためて感じてしまうが

画面に表示されている世界地図を見ると

この場所があるのは赤く点滅している場所みたいだが

大陸から遠く離れていて

海の真ん中にぽつんと一つの島があるだけという

かたちだった。

 

「海の真ん中にある孤島?」

 

「そうなりますね

 ですので…科学が発展しなければ

 普通ならここには誰も訪れることはないと思います」

 

「どうして…ぼくだけ?」

 

そもそも村の近くに何で転移魔法陣があるの?

 

「うーん 推測になりますが

 一郎くんの遠い先祖が…この施設が作られた時代の

 施設の管理者にあたるということでしょうか?

 遺伝子情報でしか転移魔法陣は発動しませんので

 おそらくは?」

 

「そ、そうなんだ…

 あっ…転移魔法陣起動制御が出来るなら

 ここに転移するルートはすべてとじてほしい」

 

人と会いたくないし関わりたくもない。

下手に誰かが紛れ込んでくるのもめんどさい。

俺はそう思ったので彼女に頼んだ。

 

「かしこまりました」

 

俺の頼み事を受け取ると

彼女は瞳を閉じてメインコンピューターにアクセスしたようだ。

ほどなくして…ここに通じる転移魔法陣は

すべて遮断されたようだ。

 

「さて…周りが海ですので

 適当に海の幸を集めてきますが

 その前に…この姿だと不便ですので

 18歳モードへ変身しますね」

 

彼女はそう言うと胸のところに飾られている

紅玉に手を触れながら変身プロセスを発動した。

そのまんま…魔法少女変身シーンになっていて

これを間近にみることが出来るなんて

嬉しく思ってしまう。

2分足らずで18歳モードになった彼女を見送って

部屋に備えられている椅子に座って

大人しく待つことにした。

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