(ま ちょっとプロローグが回りくどかった気もしますが、そこは気にしなーい)
(ガチャ
「…え?」
ドアを開けて入って来たものを凝視した。そこにはゲマトリアが3人…だが何故か筋肉ムッキムキの状態になっていた…?
黒服「フンムッッ!!」
黒服たちの服がマッスルポーズしたと同時に弾け飛ぶ
「…なにしてんの?」
黒服「先生…先生は大人ですから、我々の水着姿を見てもいやらしい気持ちになったり…しませんよね…?」クックック
ゴルコンダ & デカルコマニー「『まあそういうこったー!』どう言うこった?」
マエストロ「これは芸術なのですよ」
「…」ポチッ←机のボタンを押した
ガコンッ…と黒服たちの足元が無くなる
黒服「…ふ、やはり我々はこう言うさだあああぁぁぁーーー………←全員穴に落ちていく
「みんな……何も見なかった………そうだね?」
やれやれ、ほんの冗談だだったのですがね…
そういうこったーウンウン
これも…芸…術…
地に流離う逆しまの砂
ーー連邦捜査部シャーレ所属の先生…これが今の自分の身分である。
…有り体に言ってしまえば「部活」という項目に置かれるであろうそれは、所属、学籍を問わずキヴォトスの生徒たちであればその子達を部員という立ち位置に置かせる事ができると言うもの。少しだけ悪い言い方をすれば、一種の学園をまるまる手中にした様な形とも取れる物でもあり、制約なしに戦闘や活動を行使可能となるもので、一部を切り取って話すと物凄く物騒な部活だと思ってしまう…
そんな部活を設立したのがあの失踪してしまった連邦生徒会長と言うから驚きだ…しかも自分にそれを預ける形で…だ。
そして現在は、シャーレビル 中階層に位置するシャーレのオフィス ガラス窓に近い位置に白い横長の大きめな机に一つの椅子 その上にはパソコンが3台ほど並べられており 部屋の壁には書類を入れられる棚が置かれている 真ん中には来客用と言わんばかりのソファ 小さめの長机 しかしガラス張りの窓の外を見ればキヴォトス全体を見渡せるほどの絶景が広がっていた。
…ここが自分の仕事用のオフィスである。
現在はリンにこの部屋をあてがわれて使っているが、基本は書類整理の仕事となっており机には大量の書類が山積みにされて置いてある…やっぱり、この量は中々のものである。
一体全全体、どうしてこんなにも書類が山積みにされているのか…それは各学園から様々な要望や問題が届くからだ。
『せ…先生、もう3日も寝てないですよね…その、大丈夫なんですか?』
「なんだか、画面に青いお饅頭が見える。これ食べれるのかな…?」
『アロナはお饅頭ではありません!正気に戻って下さい!先生!!』
「…はっ!あ…アロナ…ごめん。危うくシッテムの箱事食べちゃう所だった…」
『…いくらアロナちゃんだとしても、この状況は手に負えません…』
「…なんて冗談だよ。驚いた?」
『先生…心臓に悪いのでそう言うのはやめて下さい…』
「ごめんごめん」
…とそんな何気ない会話をする日々、既にできる限りの準備は整えた。後は…
「そう言えば、アロナ…アビドスから…何か連絡とか来てないかな?」
『う〜ん…いえ特には今の所は…』ピョコン
『あ 噂をすればと言うやつですね!先生』
「うん、アロナ読み上げ頼めるかい?」
『分かりました!』
差出人: アビドス高等学校 対策委員会
先生、突然のお手紙失礼します。
アビドス高等学校1年のアヤネといいます。
先生のお噂は耳にしました。
現在、アビドスでは各地域からの不良生徒の襲撃に悩まされて困っています。
弾薬や物資も底をつき掛けており救援を要請したいと考えてご連絡させて頂きました。
勝手なお願いかとは思いますが、ご協力頂ければと思います。
『…との事ですが、どうされますか?先生』
「…当然、行こうか。アロナ」
『分かりました!』
『…それから以前の注意事項…覚えていらっしゃいますよね?』
アロナが不安な表情で疑問を呈する
「大丈夫だよ。アロナ、絶対に無茶はしないから」
『先生の大丈夫は、恐らくは大丈夫では無いので』
「そんな事ないさ」
とお互い苦笑した
それと、結局はあれからワカモは自分の銃を取りに来なかった。
なので、取り敢えずは小さな紙に「アビドスに旅に出ます」と書いて銃の横に置いておいた。
…まぁ、勝手に取っていくよね…多分
ーーそして自分はアビドスに向かう途中で、いつもの如く迷い地に伏せていた…
「ぬ…ぬかったわ…相変わらずアビドスは…ひろい…な…」
「このままだと…記憶のと同じになりそうだ…いやシロコを吸えない方が私には効くかも知れないが…」
「…まずい…意識が…」
その時 キキィー…と近くから自転車が止まる音がした
「その…大丈夫?…行き倒れとか?」
そう声をかけられて、何とかその声の主に顔を向ける
「…あ」
…と声が洩れる
「…ず…」
「…え?何?」
「…み…ず…」
「…ごめん、今水は切らしてるから…でもスポーツドリンクならあるから、飲んで…」バッ
少女が言い終わらないうちにそのボトルの口をつけて飲んでいた
「あ…それ…」
何故か少女は顔を赤らめたようにしてその様子を見ていた まぁ、砂漠は暑いからね
「ふうぅ〜…生き返ったよ。ありがとうシロコ」
「どういたしまして…ってあれ?」
少女は不思議そうな顔をしてこちらを見る
「どうして私の名前を知ってるの?」
あ…やってしまった。
「ええと…それは…」
「…ちょっとアビドスの学校に用事があって…」
「それ、うちの学校だけど…?」
少し警戒したような顔を向けてくる
「その…救援の要請を受け取ってね」
「その時に色々と調べてたから…さ」
ま 嘘なんですけどね…そんな理由を並べても納得しないだろうとは思ったが、何故かシロコは頷いて
「要請…なるほど、うん。そう言う理由なら納得した」
いや納得しないで、と少しその少女が心配になった
「だけど、このままじゃアビドスの学校には辿り着けそうにないから、おぶって行っては貰えないかな…?だめ?」
「…」
少し少女は考えて口を開く
「大丈夫…だけど、その…今私すごく汗を掻いてて匂いが…」
「大丈夫!むしろそれが良い!」
自分は立てた親指をシロコに向けながらそう言った
「…よく分からないけど問題ないなら別に良いよ」
と自転車に乗りながら背中を見せてくる…ので思いっきりシロコの背中にしがみついた
「…その臭くない…かな…?」
スーハー…と匂いを嗅ぎながら
「最高だよ。シロコ」
と返した。
ーーそして暫く自転車を二人乗りして漕いでもらっている時にシロコと雑談というか尋問みたいな会話をしていた。
「…本当はどうしてこんな所まで来たの?」
「気になるかい?」
「それは…まぁ、少し」
少女は少し不安なようだった 本当にこのままこの大人を連れて行っても良いのかどうか…と
「…あぁ、そうか自己紹介がまだだったね…」
私は…と続けようとした時だった
ブロロロロロロ…と言うバイクの音とともに
「ぉおーい、そこの自転車止まれー」
「止まらないと撃つぞー」
などと言う物騒な声が聞こえたので後ろを振り向いた
「え カン…ナ…?」
そう…見間違える筈がない その人物はヴァルキューレに身を置くカンナその人であった…
ーー尾刃(おがた)カンナ…ヴァルキューレ警察学校にいる彼女は、公安局と呼べる立場に就く人物である。身体能力も高いと評価されており、対テロ組織に位置付けされた任務などなど荒事専門の「それ」をこなす…その手のエキスパートである。
数々の任務をこなして行く上で「狂犬」の異名を手に入れた彼女は今日も今日とて平和を守る為に練り歩く…
だが、そんな彼女がなぜアビドスに…?
そう疑問に思い考えに耽っていると…シロコが語りかけてきた
「…これ止まった方が良いかな?」
「…うん、止まらない方が後が面倒くさくなるかもね…」
「分かった じゃあ」
と言って自転車を止めてカンナを待った
カンナもバイク止めて降りて怪訝そうな顔で歩いてきた
「私はヴァルキューレ警察学校の公安局に属する尾刃カンナだ」
「すまんな…急に呼び止めて」
「いえ、何か問題でも…?」
そう自分がカンナに聞き返す
「遠目から見て大人と分かったのはいいが、女子生徒におぶられている現場を見てしまったからな」
「…そうでなくても二人乗りは危ないからな…昨今は自転車のルールも厳しくなっていると思うが…知らないのか?」
…とカンナは目を細め、こちらを警戒するように見つめてくる
「…そんな訳で申し訳ないが何か貴方の「身分」を証明できるものを見せては貰えないだろうか」
とカンナは言う
「分かった そう言う事なら協力するよ。」
はい…とポケットからシャーレの身分証であるカードを提示した
「御協力感謝します…では……ん?」
そのカードを見たと同時に少しカンナが身動ぎした
「ま…まさか貴方は…!」
「うん シャーレの先生だよ」
カンナは絶句した ま 公安局の人物なら自分の事を知っていてもおかしくは無いしそうなるかもね
「そ…そうでしたか。貴方があの先生なのですね。」
「知ってるの?」
と驚いているカンナにシロコが尋ねる
「…むしろそちらの方が知っていると思ってたが?」
「行き倒れてたから、学校まで用があるらしくて…それで」
「なるほど…成る程?」
まぁ、カンナは色々あるのだろうというような顔をして取り敢えず納得したようだった
「その…知らなかったとはいえとんだご無礼…」
「カンナは悪くないよ。元はと言えば自分が誤解される事をしてるのが悪いんだから」
はぁ…と心なしか覇気のないため息混じりの返事が返ってくる
「そうですか…まぁ、そう仰るなら、ですが」
カンナは続ける
「事情があったとは言え、女子生徒におぶられるのは今回限りにして下さいね」
お願いします…とそう言って一礼した
「真面目だね…」
「これが信条なもので」
相変わらずだなぁと思いながら苦笑し それでいて先程から気になっている事を聞いてみた
「一応こっちもちょっと聞きたい事があるんだけどいいかな?」
「私に答えられる事であれば何でも」
「ありがとう…そのカンナはどうして「私服」でバイクに乗ってたの?」
「…今日は休暇で…その、少し見回りを…と」
「わざわざアビドスまで?」
「…」
少しのぎこちなさを覚えながらもやはりと言うか
「何かあったの?」
「いえ、休暇なの間違い無いのです。今回の職質のようなものも職業病みたいなものが作用してのもので」
「…」
「…」
数秒沈黙が続くなか自分から口を開いた
「うん…色々と言えない事もあるよね…ごめんね?変な質問をして」
「そんな…寧ろ謝るのは此方の方と言うか…すみません」
僅かにカンナの耳が垂れたように見えた
これ以上はあまり詮索するのは辞めて置こうと
「じゃあそろそろ私は行くよ。」
と背中を見せた時
「…あ 先生!」
そう言われて振り向くとカンナが気まずそうな顔をしながらも
「…カイザーの名の付くものにはご注意下さい。」
「え?」
どう言う事?と聞こうとするも
「…では」
と言ってバイクを走らせて行ってしまった…
「…先生…で、良いかな?」
「うん?」
「その…大丈夫?」
「うん 大丈夫だよ シロコ…行こうか。アビドス高等学校へ」
そうしてカンナの言った事に少しの違和感を抱きながらシロコと二人乗りで目的地である「アビドス高等学校」へと歩を進めたのであった
ふぅ…中々構成が難しくなってきました…
これ最後まで書けるんでしょうかね…何だか弱気になってしまっている…
だがやり遂げる!ここに誓おう!取り敢えずはエンディングまで頑張って書くと…!(`・ω・´)g
…では次回もお楽しみに