加速世界で空を飛ぶチタンの夢   作:黒雪姫のアバター、肌面積多すぎん?

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だいぶ前に1話だけ作ったやつのリメイクというか焼きなしというか

覚えてた人はお久しぶり

そうでない人は初めまして

今更ながらアクセル・ワールドだじぇ


WINGs:01 チタンの親と銀の子

無制限中立フィールド

荒廃した世界にも雪景色にもなる混沌とした何十倍にも加速した世界。

僕のアバターとそれが変形した心臓部とも言えるエンジン。

ガチャガチャと外装でデコレーションされたマシン。

それこそがこの常人が踏み入れない廃ゲーマ御用達のその世界において、無尽蔵に湧くオブジェクトやモンスターをミサイルやらなんやらをぶちまけながら常にゲージをチャージし飛び続ける。

ポイントもほとんど荒らし行為のようなもので稼ぐこともできるが……

まあ、やりすぎるとヘイト買いすぎて落とされるからあまりしない。

サッさんから貰ったこのゲームは僕を変えてくれた。主に惰性方面で。

目も悪くなったし、ニューロリンカーの補正とメガネ込でやっと常人レベルのカス。

その癖、ゴーグルをかけブロックのように組み合わせた愛機がのけたたましい音と振動に離れそうにない愛着を覚えていた。

人は僕のことを【制空権(エアコントローラー)】など言いたい放題にいっていた。

あとは……【廃課金主義(ローンサバイバー)】

 

 


 

学校において、僕は目論んでいることがある。

サッさんの復権とネガビュの再建。あとは……まあ、親になる感覚を味わってみたいというのもあるが……

 

「やあやあ、今日も来たねハルユキくん」

「……どうもリンドウさん」

 

可愛らしい子豚のアバターの彼ことハルユキくん。

VRスカッシュという本家のスカッシュより安全なそれを打ち込み、たまに他ゲーをやり暇を潰しながらくだらない話題に花を咲かせる友達かつ後輩……と僕は思ってる。

 

「昼食べれた?」

「いえ、まだです……」

「いかんなぁ。あのパリピくんさっさとBANしようか?」

「け、結構です!!リンドウさん、そういうと倫理観捨てますよね!?」

「えー……そりゃ、友達をいじめてるやつへの報復と社会経験のないガキは痛い目を見ないと分からないし?」

「……経験談ですよね?」

「それ、ナ」

 

僕のアバターは大柄なシロクマ。クマはいい。少なくとも一般人よりつよつよだ。

それに、黒1色アゲハ蝶な彼女と並ぶと少し対比構造になってる気がしなくもない。

 

「今日は何するつもりです?エアホッケー?三次元ビリヤード?それともまたスカッシュですか?」

「ふっふー。今日はだね。君を僕の友人と見込んで渡したいソフトがある……という宣告さ」

 

VR慣れしすぎていると言っても過言では無いハルユキくん。

それに内向的で……多分、僕と似たコンプレックスを抱いている。

そんな彼をあの世界に呼びつけたくなった。

 

「という訳で放課後、カフェに集合だ。ついでに宿題で分からないところがあったら教えよう」

「えっと、拒否権とか……」

「あったら君断るからない」

「で、ですよね……」

 

期待はしまくっている。卑屈な精神から裏打ちされてる他者への思いやりと

あとは……

楽しんでゲームをし、他者に被害を出すなら抱え込む性格のハルユキくんは

ゲーマー仲間として好ましい部類だ。

 

「ああ、そうそう。言っときたい言葉あるんだった……」

「なんです?」

「加速してぶっちぎろうぜ」

 


 

放課後、喫茶店で僕たちは向き合う。

方や度がきついメガネくんと方や丸っこい子。

互いに互いを認めてればいいんだけどなぁ

と思いつつよく使う直結コードを使う。

ニューロリンカーを介して行うゲームの対戦で頻繁に使うせいでそろそろ接続部が不安にもなるコードは昨日負けた方が出すという決まりだ。

 

「で、そのソフトってなんです?10年代のレトロゲーなら間に合ってますよ」

「大丈夫大丈夫。ちゃんとニューロリンカーのみ対応のゲームさ。もっとも、癖が強いしプレイするためのセットアップに時間がかかるがね」

 

そう、セットアップはまる一夜。

深層心理を刺激し剥き出しになったモノからアバターは生成される。

どこかにすっ飛んで全てを投げ出したい。

そんな漠然と胸の内に燻っていた願いが燃やされ、僕のアバターは作られた。

サッさんもデンちゃんもブーさん、あと鉛筆。

彼らも味わったことのあるアレらは……まあ、いいものじゃない。普通に怖いんだわアレ。レンレンのに関してはわかりやすいくらいだしな……

 

「これ入れたらまずはグローバル接続切って、明日学校に来るまでつけたらダメだから」

「……それはなぜ?」

「乱入されるから、だな。フリじゃないからな。本当に付けるなよ」




天河 竜胆《アマカワ リンドウ》/チタン・ロケット エアコンマン ティターン・ラケーテ
私立梅郷中学に通う優等生の皮をデコレーションして被り続けている生粋の廃課金系ゲーマー。
生徒会の書記でもあり、成績は予習復習を加速して行い。
それで空いた時間をゲームにつぎ込む頭のいいバカ。
レベル7でありながら、無制限中立フィールドのショップにおいて山のように強化外装を買い込んでいるため、実質的なレベルは8に届くほど。
レベルアップボーナスをコアブロックに当たる自身の変身状態性能向上に費やし、買い込んだ外装で飾り付けることにより戦闘機のような機能を再現している。
デュエルアバターは黒ずんだ銀のプロテクターをつけ、ゴーグルを備え持つ軍人のようなもの。固有能力は強化外装と己を組み合わせ自身と同じカラー属性を備えたマシンになること。ゲージ消費でブースターを吹かすことで飛翔することが可能。
学内アバターはシロクマがアルミ製のゴーグルをつけた簡素なもの。
リアルの身体は170超えの高身長。成長痛で加速してる時に地獄を見るせいでさっさとチビでもいいから終わってくんないかなと思っている。
親と黒雪姫にゲーム課金の一切を封じ込められている。

アクセル・ワールド 魅力的なキャラがたっくさんおりますが。筆者的には黒雪姫のヒーローとしてオリ主を設置しました。が、皆の意見聞こう

  • ハーレムにしろしろ
  • 黒雪姫一筋で
  • むしろハルユキとの友情師弟メイン
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