加速世界で空を飛ぶチタンの夢 作:黒雪姫のアバター、肌面積多すぎん?
ロータスの子が空白なのはそうなりますな。
ちなみにラケーテはオリジネーターではないよ
「さて、ゲーマーな我が友クロウ。君はたしか自分で開拓していくタイプのゲーマーだったよな」
緑色のメットを付けているクロウの顔には連結した剣を向ける僕が映っていた。
それに対して反射的に諸手をあげそうになったクロウはとりあえず頷く。
「じゃあ体に刻みつけるか」
「鬼教官!悪魔!!シロクマ!!」
「はっはー。まあ、ネタバレするとだね」
セオリー。ないんだなそれが。
やり直しの効かない対戦型アクションRPGがブレインバーストだ。
現赤の王であるレインは僕とは真逆に外装にのみレベルボーナスを注ぎ込み、レイカーも同様。
レベルアップして行き、戦いの中で加速世界の
「いちばんの近道は体験型コンテンツなんだよな」
「スカッシュの時もそうでしたね……」
「まずは僕の子として恥ずかしくないくらいに扱いてやろうではないか」
「……やはり鬼では?」
「大丈夫大丈夫……峰打ちだから」
「どっからどう見てもそれ両刃ですけど!?」
現実世界に戻り、ハルユキくんを褒め称える。
さすがは見込んだ男!というのはさておき。
「いやぁ、久々にハルユキくんとバッチバチにやったのは久々だったなぁ。ブレインバーストでもキレと反応速度は健在。あとは」
「強みを見つけるだけ、ですか」
「YES。君が戦ったアッシュローラーみたいに初期武器があるやつは分かりやすいけど僕らみたいなよくわかんない奴らはまずそれを自認するところからだ」
「……ありますかね。僕に」
「あるよ」
自論になるけどと付け足す。
サッさんからブレインバーストを受け取り、加速の世界に飛び入り。
お互いの思う果てを目指して進み出したあの日から様々なバーストリンカーとそのデュエルアバターを見てきた。
そのほとんどが個人の象徴ともいえる個性を持っていた。
「銀の烏。Silver Crow、君の力はまだ見つかってないだけだ。少なくとも原動力ぐるぐるパンチしかなかった僕よりマシ」
「あったなそんな時期も」
「ログはみせなくていいからナ〜」
僕の連結機構、サッさんの切断ボディ、鉛筆の剣、それらを活かせるようになってこそ一流のバーストリンカー……いや、ゲーマーというものだ。
感じた予感と気配。所謂同族認識はきっとハルユキくんも空へ、
いやまあ、Zゲームの好みから射撃主体になったらどうしようかと思ったが、赤系統の色が含まれてる訳じゃないから多分大丈夫。
「けど、加速世界での動かし方だいぶわかってきたろ?」
「それはもう」
「ならある意味でチュートリアルは終盤だ。目指せバイクマンだな」
既に観戦リストに登録済み。そして、アッシュ・ローラーはブースター装備のスカイ・レイカーの子。
鬼教官の弟子に我が友が勝って欲しいと願うのは妥当な親心とも言える。
「勝つために必要なことは現実での理解。そして、度胸だ。ブレインバーストはどうしてなかなか物理法則の再現に力を入れているからね」
「……非現実的なことしてるのにですか?」
「イグザクトリ。電気技は僕らのようなメタルカラーだと通電性がダメージの通りに関わるし、他の色でもキャラによって素材が有機質じゃなかったりもする。面倒なことにね」
チタン合金である僕の体なんかはそれが顕著に現れ、炎どころか熱耐性が凄まじく、なんといっても軽い。銀の比重が大抵10を超えるのにチタン合金は4前後。そりゃ飛ぶわ。という認識が僕には無意識にあるほどの軽さ。
アバターの素材の特異性だとレンのがやっぱり頭によぎるな。
「銀の特性を把握するためにすこしでも検索にかけて置くことをオススメするよ」
「何から何までありがとうございます。このご恩は……」
「いつも通り、ね?」
「はい!いつも通り10倍にして叩き込んでやります!!」
「よろしい。待ってるよクロウ」
分かれ道が来たことでハルユキくんと別れる。
いやー、持つべきは同じ趣味の後輩ですな。話が膨らむし良くも悪くもゲーム中は同等だ。
「……んでサッさんどったの」
そして、今度は三歩後ろを歩いていたサッさんに注意を向ける。
拗ねている……というか、嫉妬めいた感情が突き刺さるように感じた。
「いやなに。リュータンは私と話すよりアリタくんと話す方が楽しそうだなと思ってな」
「ふーむ……」
かつて、僕の親を全損させ、それが未だに癒えない傷になっている可愛らしい彼女。
黒い髪と白い雪のような肌のお姫様は拗らせ気味だ。
いやまあ、僕が平気で毎日1時間上で稼いだり死んだりしてる異常者だからかもしれないが。
「僕の永遠に居座って、常日頃一緒にいるのにまだ足りませんか」
相手は同性でしかも後輩だぞ。そんなのでいいのか生徒会副会長。
まあ、そんな彼女の女の子らしいところを独占できるのは嬉しいことではあるのだけど。
「足りない、な。そもそも二学期からアリタくんと遊んでばかりで私との付き合い薄いじゃないか」
「登下校同じな挙句に去年から同衾してるじゃん」
「足りん。今日は腕枕でもしてもらおうか」
「えー……あれ起きたら痺れがすごいし、サッさん起きるまで朝の準備できないじゃん」
そんなことを言いながらいつも使っている黒ケーブルにくすんだ銀の端子を互いのニューロリンカーに刺し込む。
慣れ親しんでしまったこの登下校のスタイルは、サッさんが意気消沈してしまった日から継続し、その有様をレンやレイカー、デンちゃんに見られてしまってもいる。
マセガキだのなんだの言われても仕方ないんじゃないかな。
『家の中でくらい。いいだろう?』
そういい微笑む顔は結局のところ僕の心にずっと居座る女の子の笑顔であり、その都度恋の賞味期限は更新され続けている。
『家の中ですまないこともあるじゃん。サッさん恋は盲目って感じのタイプだし』
『あっちに居すぎて変に年上ぶるリュータンよりマシだ』
『それはー……まあ、そうかも』
サッさんの反応は年相応かもしれないが、僕の対応に年相応さはあまりない。
肉体に対して魂が歳を取りすぎているという話かもしれない。
バーストリンカーはレベルが上であればあるほど浮世にいる体感時間の割合が少なくなるものだから仕方ないことではある。
だとしても、毎日1時間してたらそれだけで1週間の体感時間が半年を超えるわけで。
奇跡的に飽きてないだけかもしれないが、それは都度付き合ってくれる友達が多いだけという話になる。
『で、今日は誰と潜るんだ?』
『気になるならサッさんも来ればいいのに……』
『それはシアン・パイルの件が片付いてからだといっただろう』
『じゃあ彼ないし彼女の件が片付いたらあっちでデートか』
『……色気無さすぎないか?』
『いやいや、ロータスのボディは綺麗で鋭くもあり、女性的で普通に色気あると思いますヨ』
はぁ、とサッさんは溜息をつき。
「スケベめ」
と世の中の中学男子全員に当てはまるであろうことを言うのであった。
呆れたようなその顔、実に可愛らしい。
王はみんなそうだけど、現実ではちゃんと少年少女していていいよね。
あいつも熱血系でスポーツマンシップ盛りだくさんだったけど、それは竹の割った性格だったゆえに嫌悪を抱く子どもは少ないと言うだけだし。
……いや、白のあんちきしょうはそこに該当しないかもしれない。
僕の親が全損した事件の黒幕、サッさんにとって実妹で顔も知ってる。
僕の夢を気兼ねなく実現し、走り……いや翔び立つには
あいつの問題を解決してから、かなぁ……
「そんなスケベに腕枕を要望するサッさんもスケベでしょ。いえーい似た者カップル」
「……敵わないな」
「お、それは惚れてる弱みってやつ?」
「いや、相手にしても無駄という意味合いでだ」
「姫さんは手厳しいね」
「お前の手綱を握らなくてはいけないからな」
そんな軽口の応酬を繰り返し、僕らは手とコードで繋がりながら帰路に着くのだった。
食材の買い出しをしている最中にクロウがアッシュにリベンジマッチを挑み勝利したり、その起点は舌を巻くものがあったり。
いやぁ……今後の躍進が楽しみで仕方ないね!
オリ主リンドウくんの特異性?
毎日現実時間の1時間を無制限中立フィールドで過ごしている。
そのため、累計保有バーストポイントは凄まじく。
レベルアップ自体も全然可能。
が、ショップで大人買いしたり、つよつよエネミーのドロップ狙いで何回も死んだりしてる都合であまりにも無駄遣いが目立つ。
凡そ1ヶ月と10日間を誘った友達と過ごすことが多く、それ故に交友関係は広く深いことが多い。
東京から飛び出すことが多く、辺境遠征狩りも良くしている。
実はレベルアップボーナスで外装が選択肢に出たことがなく、Lv4になるまで親から貰った銃を愛用していた。
アクセル・ワールド 魅力的なキャラがたっくさんおりますが。筆者的には黒雪姫のヒーローとしてオリ主を設置しました。が、皆の意見聞こう
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ハーレムにしろしろ
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黒雪姫一筋で
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むしろハルユキとの友情師弟メイン