「.......カーラはグリッド086でお前を待っているらしい。」
「気が進まないが...行ってこい。」
うーん。実に、カーラらしい。
なんとなく結構な戦力を置いてそうな感じがする。
「カタパルトを起動するぞ。」
ドシュウ。
「仕事の時間だ、621。」
『ビジター!久しぶりだね。』
『アンタにはさんざん煮え湯を飲まされた物だ。』
『だが、私にもやらなくちゃいけない事がある。アンタの実力を見せてもらうよ!』
広域放送で話しかけてくる。
まだラミーの所すら行ってないけど?
『ほら。見て見な、お客さんだ。』
『アンタにはこいつらを撃退してもらうよ!』
見れば...ゴーストが5機いた。内2機がプラズマウィップを装備して、パルスシールド付だ。
さらにヴィーヴルが2機。
もちろん装備なんて持っているはずがないから、LOADER 4の初期装備のまんまだ。
『...ビジター。アセンブルはどうしたんだい?前回は全部持っていたじゃないか。』
『なんか消えた。』
『......あっはっはっは!本当かい?!...洒落にならないね。勝てるかい?』
『頑張る。』
『援軍は?』
『あるなら欲しい。』
『ラミーとトイボックスを置いておくよ。』
『奴らは多分、ザイレムの時の奴らだからね。』
『ボス、俺の活躍をしかと目に留めておいてくださいよォ!』
『...変わらないねぇ。』
『アンタにはやってもらわなきゃいけない事がある。』
『コーラルを焼くんだ。そうすれば、アンタの望みは叶う。』
『...』
『ボス、コーラルイッキできないのは困りますぜ!』
『ドラッグならなんでもいいんだろう?いくらでも用意するさ。』
『よぉし!報酬は弾んでくださいよォ!!』
『おっ、俺のマッドスタンプがーっ?!』
『...落ちたかい。健闘した方じゃないか?脱出レバーも引けてるようだし。』
生きてはいるようだ。プラズマ鞭持ちの一機を落とし、その後にレーザーライフル持ちに落とされたようだ。
まあ、確かに...健闘した方ではあるようだ。
『そうだ、ビジター...伝えておくが、企業はほとんど自ら動こうとしていない。精々がMT部隊だ。』
『特にAC部隊...レッドガンとヴェスパーはね。ヴェスパーの第二部隊は頑張ってるようだが、他の部隊が死に体のようだよ。』
『何しろ、技研都市の位置もコーラルの位置もわかってるんだからねえ。』
『封鎖機構の方にも記憶持ちがいるのか、アイスワームが既に起動してウォッチポイント・アルファはまだ近づけそうにない。』
『つまるところ、待つか何かしら行動を起こすか...』
『オーバードレールキャノンの在処を知っているのは、私とブルートゥーだけだ。癪だが、今はアイツに助けられてると言っても過言じゃない。』
『私達の準備が整うまで、アイツにはレールキャノンを隠し続けてもらう必要がある。』
『...』
『仕事をするのは変わらなそうだね、ビジター。』
『企業同士は結局バチバチだし、解放戦線は一部を除いて企業を敵視しているのは全く変わらない。』
『変わってるのは...主にレッドガン、そしてオーバーシアーだ。』
『オーバーシアーの存在を知っている奴がいる。その機体を送り込んでる奴だ。』
『アンタはその正体を知っているんだろう?あとでゆっくり聞かせてもらおうじゃないか。』
『機体の全滅を確認したよ。』
『企業の上層部も変わらない。アンタはこれから忙しくなるよ。』